終わらない不幸についての話

owaranai fukou ni tsuite no hanashi

終わらない不幸についての話
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神213
  • 萌×279
  • 萌42
  • 中立16
  • しゅみじゃない10

93

レビュー数
53
得点
1523
評価数
360件
平均
4.3 / 5
神率
59.2%
著者
 
媒体
コミック
出版社
海王社
シリーズ
GUSH COMICS ~ガッシュコミックス~(コミック・海王社)
発売日
価格
¥620(税抜)  ¥670(税込)
ISBN
9784796407694

あらすじ

彼の好みは、小さくて可愛らしい女の子。
彼より長身で男の自分は、何もかもが理想にはほど遠い──絶望的な恋だった。
中学の頃に密かに好きだった清竹と、予期せず合コンで再会した烏童。
昔と変わらず清竹はまっすぐで、すっかり遊び人になった自分はやっぱり彼に相応しくない。
けれど燻る想いに突き動かされ、烏童は清竹と強引に身体を重ね…。苦い片恋の行く先は──。
「誤算のハート」の短編も収録。

表題作終わらない不幸についての話

清竹 大学生
烏童 大学生

その他の収録作品

  • 誤算のハート
  • これからの幸せについての話
  • 「誤算のハート」ドラマCD収録レポ

評価・レビューする

レビュー投稿数53

今回は萌えきれませんでした

緒川先生の描くわがままで可愛い受けと包容力のある攻めが好きです。
今回はビジュアル的にもキャラクター的にも受けと攻めが逆な方が、個人的には好みでした。

受けが、仕方がないとはいえ、ひねくれていて素直じゃなくてマイナス思考で、素敵な外見なのに可愛いと思えず、勿体ないと思ってしまい入り込めませんでした。

ラブストーリーにしてはタイトルが不穏ですが、成る程これがハッピーエンドの証なのかと思いました。

誤算のハートが好きだったので、その後の二人がちょいちょい出てきて、今作の二人との対比にもなっていて良かったです。

0

ギャップで落ちました

遊び人で女の子にモテモテな烏童兄ですが、昔からずっと好きだった清竹が忘れられない!
清竹を想う烏童兄の健気な姿にギャップ萌えしました。

身長に囚われている烏童。身長が清竹よりも高いことで自分の気持ちをぶつけないように慎重に扱ってきたのに、再開した清竹は烏童よりも高くなっていた。そのことで気持ちが溢れた。
というところがなんとも言い表せない素敵なものでした。

ずっと好きだった相手に振り向いてもらえて嬉しい反面、清竹の普通の幸せを奪ってしまってるんだと自分に自信をなくしてしまう烏童。
なんだか健気で本当に良かったなと思います。

0

ストーリーよりもキャラクターに・・・

ストーリーはもう1~2話あって欲しかった。せっかくキャラクターが素敵なのでもう少し描いてほしかったな~。ボリュームの問題でそうせざるを得なかったのかもしれないですが・・・。清竹の表情や心理も、もっと感じたかった。
そういう意味でも、確かアワードではキャラクター部門で投票させていただいたと思います。
私の好きな「オシャレBL」でした。何度第3話の冒頭を眺めて浸ったことか。だらしない烏童(兄)もなにげにオシャレ。
ホクロが色っぽい美しいひと、烏童の不幸体質「終わらない不幸」。そして最後に静かに花開く「これからの幸せ」。
でも本当は冬に読むのがおススメなんですよね。私も季節が巡ってまた寒くなったら読み返そうと思います。
誤算のハートの番外編が読めたことは嬉しかった。三城くんも相変わらずカワイイ!

0

不器用で本当は純情な鳥童にやられた・・・

表紙に惹かれて購入。「誤算のハート」のスピンオフで中学時代から清竹(攻め)を想い続ける鳥童(受け)。2人が再会して~という不器用系ラブストーリー。

鳥童が清竹を8年も想い続けているんですがそこまで好きになったきっかけや清竹視点の描写が少なかったのと、ノンケの清竹が鳥童を好きになる展開が少し早かったかな~と。

誤算の~も読んだら良かったのかモヤモヤする部分もありましたが充分楽しめる作品でした。

鳥童が攻めかな?と思っていたら逆でした。
もう凄く可愛くて・・・鳥童が受けで良かったです!

鳥童が三城くん(鳥童弟の彼氏)に当たったり少し性格が悪かったりという所も人間らしくて感情移入でき、グッとくるシーンも多く涙が出そうでした。特に「この恋をお前が終わらせてくれ」のシーンは震えました。少女漫画の様な絵柄で表紙がオシャレな点も良かったです。

0

攻めがイマイチハマりませんでした。。

受けの鳥童はそれはもう病みに病んでてすごい可愛いです♡中学の時の恋をこじらせまくって大変なことに♡私は誤算のハート(鳥童弟が主人公・攻め)みたいに軽いストーリーが好みなので泣いたりはしませんでしたが、恋って美しいなって思いました。

ただ攻めの清竹くんのキャラはちょっと薄っぺらかったです。魅力的な人だってことは分かるけど、キャラとしては面白みに欠けます。ストーリーもほぼほぼ鳥童(受け)目線で進んでいくので、そこに入っていけなければハマらないと思います。鳥童はツンツン意地悪タチ専から一変して清竹に対しては途方もなく乙女でネコっていうギャップとかすごいキャラに深みがあるので、その分清竹の薄さが気になりました。。。

2

泣ける。

誤算のハートでおじゃま虫してた烏童兄の話です。
誤算のハートを読んでたので、正直抵抗がありました。
烏童弟と三城を見て「いいなぁ、俺もあんな風に愛されたいなぁ」と呟いていたのは“俺も恋がしたい”といった漠然とした願望だと思っていたのですが、違いましたね。“誰か”に愛されたいではなく“清竹”一人に愛されたい、だったんですね。
百戦錬磨でただのヤリ◯ンだと思っててすいませんっしたぁ!!
実際の烏童兄はものすごく健気でした。ま、かつては清竹のおじゃま虫もしてたわけですが。
部屋のインテリアのこだわりや、服のセンス、料理なんかも自分の本音を隠す鎧の様なものだったのかもしれませんね。「自分では終わらせられなかったこの恋をお前が終わらせてくれ」と清竹の服を掴んで泣くシーンは私ももらい泣きしましたわ。
清竹もとてもいい奴でした。

1

烏童兄がかわいすぎて泣いた!

『誤算のハート』で弟の彼氏を拉致ってしまう、遊び人で底意地が悪そうな烏童兄。周りをどこかバカにしてるというか恋愛も軽く楽しんでるタイプに見えて、じつは中学の頃から一途に片思いしていたなんて…

中学時代、背が低くてかわいい子がタイプの清竹に、背が高い烏童兄は気持ちを伝えるどころか、清竹から彼女(ほんとうは自分が立ちたい場所)を奪うことしかできなかった。
大学生になって再会、酔った清竹が寝ている間にカラダをつなげてしまう。
行動は自分勝手なままだけど、バスケをしてる清竹を見て涙がこぼれてしまったり、「自分では終わらせられなかった恋をおわらせてくれ」と清竹にすがりつきながら、でも手を離すことができない烏童兄はとにかく切なくて泣けました。
人の生死が関わる話でも、思い入れのある長編でもないのに、こんなに泣けるなんて自分でも意外です。

烏童兄弟カップルのほのぼのとした日常、短編でも良いからまた読めたら良いな。

1

ペシミスト主人公現る

受けの烏童兄のことを丸ごと愛せるかどうかがこの作品の評価を左右します。彼は『誤算のハート』の時のそつなくなんでもこなせますけど何か?みたいな態度から一転、片想い拗らせて支離滅裂な生き方をしております。ギャップ萌えがつまっています。言い方悪いですけど、こいつは犯し甲斐のある男です。深夜に『おいお前しっかりしろよ!』と突っ込みながら、途中泣きながら読破しました。まぁどう考えても不幸が終わらないのは…ねぇ…。自分のことで精一杯なのでしょう。

1

烏童の願望と現実

受けの烏童側からの気持ち、行動の描写が凄く良かった。
自分よりも20㎝も低い男に恋をし、
その相手の理想とはかけ離れている自分。
相手より背も小さくないし 女でもない。
何をどう頑張ってもどうにもならない。
せめて自分の方が大きいということで『もしかしたら』という可能性を望まないように抑える自分。
それでもやっぱり好きな人に恋人に出来るのは悲しく
彼を取られたくない一心で 女の子を奪う。

気持ち、行動が凄い理解できて 切なくてとても良かった。

ただ、攻めの清竹側からのからの気持ち、行動がいまいち…。
背の低い可愛らしい女の子が好きなノーマルな男が
自分への一途な気持ちを知ったからといって
自分とほとんどかわらない身長の男に対して
友情以上な気持ちがそんなりすんなり生まれるものだろうか。
何度も何度も身体を重ねて もう性別の壁を越えちゃってる状態ならありかな、なんて思っちゃったりするけど。
そういう訳でもないし。
ちょっと簡単に清竹がほだされすぎたかな~と思っちゃいました。それくらいいい人設定だったけどね。

くっついても結局烏童はノンケの清竹続きとの関係がいつ壊れてもおかしくない。
そんな不安を抱えながら今の幸せを噛み締めるって言う描写もやっぱりいい!!
終わらない不幸=不安は伴うが清竹との生活が続いていく
烏童の願望とそれに伴う現実がリアルでいいな。

烏童側からの視点は神以外ない!!って感じですが、清竹側からの視点がちょっと好みに合わず…すみません。

0

作者さんの話では一番好きかもしれません。

作者さんの作品は結構読んできましたが、作画面は安定していて素晴らしいのですけれど、話の当たり外れが激しくてただそこまで大当たりはなかったのですが、今回は大当たりでした。
「誤算のハート」は読みましたが、お兄さんの記憶がないのですが(汗)読み返そうにも手元にもうないので、どんなキャラだったかしら?
本当、女子の扱い最低で弟の彼氏にまで八つ当たりするクズなお兄ちゃんですが、それなのにめちゃくちゃ可愛かったです。
こんな子が健気なんて反則ですよ(笑)

タイトルは、終わらない不幸=幸せな状態ってことなので、なんだかんだでまとまってよかったですね。一生そんな不幸のままでいるといいです(笑)
二組とも、お幸せに。

2

本当に感動。胸がしめつけられた作品。

誤算のハートではただのチャラい人かと思いきやこっちの内容みたらほんとにイメージ変わります!
不器用な烏童の兄!
皆さんが言うように誤算のハートよりも良いかもですね、、
清竹への想いを伝えるシーンは本当に涙がでました。
好きすぎる、でもどうしようもないという烏童の儚い想いがすごく伝わってきました。
緒川先生の作品はわりと淡白にスムーズな作品が多いような気がしますがこちらは胸がぎゅーっとしめつけられるような作品でした。
購入を迷っている人は是非購入してみるべきだと思います!

2

そこまで不幸でもないような…

緒川千世先生の作品の独特な世界観がクセになりますね。
誤算のハートのドラマCDが好きでピンオフのお兄ちゃんの話も気になったので買っちゃいました。ちょっと軽そうなノリで真剣に物語を語っているキャップが胸キュンです。が、どうしてもまた烏童(弟)×三木の方に目が行ってしまい、本編のカップルの話にあんまり集中できなかったです。
不幸というのがキーワードのようですが、そこまで不幸でもない気がするので少し物足りない気がします。
萌えるんですけど、みんなが「神」評価する気持ちがあまり理解できなかったです。

1

受け様が切なすぎて激しく萌えます!

誤算のハート未読でこちらを先読みました。それでも全然楽しめます。分かりにくいところなど一切ありません。なので、気になってる方はこちらから購入して、気に入ったら誤算のハート、という順番でも大丈夫だと思います。 とにかく受け様が健気なのです!すごくすごく好きな気持ちが溢れていて、でもそんな自分が気持ち悪くてカッコ悪いと思って攻め様から逃げ回る姿にめちゃくちゃ萌えました(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡
一つ残念なのが、攻め様が受け様のことを好きになる過程がイマイチ描かれていなかったことです。でも十分に楽しめました!オススメです((*´∀`*))

0

タイトルの意味。。。

『誤算のハート』のスピンオフー!!!
しかも主役はあの烏童兄!!!最高でした。。。

『誤算のハート』が大好きなので変に期待したらアレかな〜
と思っていたのですが、自分的には最高でした。。。笑
最初タイトルを見たときに切ない感じで終わるのかとちょっと不安になったのですが、、、とってもハッピーエンド(*´ω`*)
よかったよかった〜♡
烏童兄のあのちょっとややこしい感じと
それにまっすぐ向かっていく清竹。たまらなかったです。
『誤算のハート』で出てきた烏童兄はどう見ても攻めタイプだと思ったのに今回の作品をみたら
あらま〜ど〜見ても受け♡笑 それがまた良かったです

自分とは違い感情のまま行動できてキラキラしてる三城に意地悪なことをしてしまう烏童兄の気持ちもわからなくもないな〜と思ってしまいました。だって自分は清竹の理想とは正反対なのにって。でも気持ちも抑えらんなかったって。切なすぎます…

最終的にはグイグイくる清竹に追い詰められて
体育座りで『嫌です』って。。。可愛すぎるだろ。
タイトルも読み終わるころに意味を理解しました。そーゆう烏童兄のややこしい感続きじがなんか人間味溢れてて魅力的です。

もう何回も何回も読み返してますがそのたびにキュンキュンしすぎて悶え死にそうになってます。笑

2

不器用ですから!!!!

作者さんが描かれているマンガの中で私はこの作品が一番好きかもしれないです。
鳥童のアンニュイな髪型がなんとも言えずセクシーだなぁと感じました。
バイト先のバーの服装や、気合入れちゃった感、ちょっと髪の毛くくれる感じのあの髪型最高です。

不器用な鳥童の感情や行動にうるうるしてしまう個所が何箇所かありました。
読み始めの所で清竹が鳥童のこと本当に嫌いっぽく見えたので、告白されて、付き合うというはっきりとした約束もしなかったのに、学校で俺たち付き合ってるんだよなと、案外乗り気?!な感じでホッとしました。

鳥童が泣くシーンが何度も出てきて萌えでした。
気が強そうな人が涙するシーンってステキです!

誤算のハートは既読ですが、お兄さん(鳥童)が出てきた個所がすっぽり頭から抜けていたので誤算のハートを読み返してから読んだ方がよかったかもしれないですね(汗)

0

好きすぎて自分では終わらせられない

中学のバスケ部の同級生だった清竹と鳥童が、大学生になり合コンで再会。
鳥童は中学時代に片思いをしていた清竹を誰にも取られたくなくて、ひどいことをしてしまい二人の間にはわだかまりが。

再会した時も清竹は鳥童を避けていたが、酔った清竹が鳥童に介抱してもらったのをきっかけに、二人の関係が徐々に変化していきますが、鳥童はノンケの清竹に自分が受け入れてもらえるはずがないと自分から避けるようになってしまいます。

いくら避けても相手が好きすぎて自分からは終わらせられない鳥童の葛藤と涙が切なかったです。

0

惹きこまれます!

 緒川千世さんの作品で、私が特に惹かれるのが「泣き顔」です。泣きわめくとかではなく、静かで美しい泣き顔なんですよね。
絵もそうなんですがその泣き顔に行き着くまでの心情変化によって尚更美しいんです。

 今回の作品もやはり美しく心惹かれました。

 今回の主人公である鳥童兄の恋愛は切なくて見ていて胸がギュッとなります。
器用でチャラっとしているように見せかけて、本当は不器用で繊細な鳥童くんの心情がとにかく切ない。
「男だからこそ」があり、そこにグッとくるものがありました。

 『誤算のハート』を読んでいなくても、『終わらない不幸についての話』だけで読むことができます。
ぜひぜひこの作品を読んで、緒川千世さんの切なくも美しい世界観を感じてほしいです!!

2

会わなければ其れなりに

楽しく過ごして来た様で、実は何も変えられなかった忘れられない烏童兄の恋のお話でした。

8年経って清竹に再会した時の烏童兄の心中、モノローグで語られる清竹超かっこいい!の素直な感想に始まり、一途で女々しい兄満載です。
女々しいのに好きが止まらなくて襲ったり告ったり、素直になれなかったり、意地悪してみたり、足掻いてますから細かい所後はもう読んで欲しいです!
あと、
三城が
今は清竹の方がデカイね
って言うんですが、
身長だけじゃない感想なのかなと思う位、私は兄を受け入れ好きになって行く清竹が凄くいいと思いました。何度も読み返しましたが、その度に 烏童兄の彼氏かぁお前スゲェな と言ってやりたくなります。懐ろが深い男です。
更に、清竹サイドの心のお話があったら神でした。



1

涙したい人必見。

一言で、泣けます!
前作『誤差のハート』では結構嫌味な役どころ。どちらかと言うと傍若無人っぽい雰囲気が強めでした…が、今作ではまさかの展開!
「あんな風に愛されたいなぁ」はしっかり伏線でしたね。ただ、前作とのギャップが強すぎて、個人的には「キャラが定まってなかったのかな?」とちょっと疑問。
愛しているのに恐怖心から何もできない烏童兄。そんな烏童に苦しめられた過去を持ちながらも、彼に愛された清竹。悲観主義な烏童ですが、恋心が募って爆発するシーンも。そういう描写から、ずっと想っていたことの重みが伝わります!一途に愛してます。
ただ、清竹の心情がいまひとつ読み取れませんでした(私の読解力の問題かもしれませんが)。烏童にされたことに関して完全に吹っ切れた、という描写がないまま烏童を好きになってしまいますね。でも、そんな清竹が無限の器で抱きとめてくれているからこそという感じも。
二人ともある意味で純情にできています 笑
タイトルはバッドエンドを連想させますが、緒川先生らしい綺麗なハッピーエンドです!ハッピーエンド好きもおすすめの一作!

4

終わらない不幸とは。

初回封入ペーパーが欲しくて発売日から買ってたけど、時間がなくて最近やっと読みました!!
緒川先生の作る物語はラブコメもシリアスもエグいのも好きですが、これは”切ない”部類に入ると思います。最終的にハッピーエンドなんですけど、幸せなのにそこはかとなく切ない後味が残ってて読後の余韻に浸れました!あと、ナレーション部分の言葉遊びや使い回しが映画みたいで素敵でした……さすが緒川先生!
前作では、ただのヤリチンのチャラい男だった烏童兄。こんなに健気な一面を隠してたなんて!!清竹も言ってたけど、あのギャップはないよなぁ。あんなに一途な気持ちを寄せられたら落ちてしまうのも当たり前だ…
まぁ健気とはいえ烏童兄は世間一般的に見たら酷いやつだと思います。好きな男の彼女を奪い取る、自分が上手くいかないからって人に八つ当たりして傷つける。やってることは最低なんだけど、清竹がすごく真っ直ぐな性格なので、捻くれた烏童兄が逃げても逃げても追いかけ回します(笑)逃げきれなくなった烏童兄が素直に本音を晒すまで♡ラストは今作で泣いてばっかりだった烏童兄が幸せな涙を流せて本当に良かった。そして最後の最後まで読んだとこ続きろで”終わらない不幸についての話”の”終わらない不幸”の意味がわかって、胸がきゅ〜んとしました。切ないBL、きゅーんとくるBLが好きな方は是非〜♪

好きなシーン
*烏童兄のバイト先のバーに清竹が来ることになり、そわそわする烏童兄。
*その夜いい雰囲気になって、ホテルでそわそわと烏童兄を待つ清竹(でも…ホテルに来たのは…)
*三城(烏童弟の彼氏(受け))に八つ当たりしたのがバレて弟に殴られて半泣きな烏童兄。(ダメっぷりがかわいい)
*清竹から逃げるも風呂場に追い詰められ、ケリをつけるぞと清竹に言われて「いやです」って三角座りして顔隠す烏童兄(ここ本当にかわいい!)
この好きなシーンほとんどラスト付近だ(笑)前半にもあるんだけどキリがないのでやめときます(笑)

4

後でも先でも

誤算のハート未読のまま買ってしまいました。帯や本編にも書かれてある台詞にやられてしまったからです。
読んでから速やかに誤算~買いに行きましたが、先にこちらを読んでも全く支障ありません。
そんな感じできゅんどころの騒ぎではございませんでした。
この本単体で読むと、鳥童兄の脆さ、女々しさなどが際立ちますが、誤算でさらに補完することにより、鳥童兄のどうしようもなさがますます愛おしくなります。そしてそんな鳥童兄のどうしようもなさを真っ向からどの角度でも受け止める清竹すきだーー!
仄暗さを抱える兄が清竹のような裏表のない人に恋をするという点もたまりません。自分の目には映らない美しい世界を清竹を通して見れますように、なんて思ったのでした。

2

圧倒的緒川千世ワールド

泣きました。
緒川千世 先生の世界観というか作品の雰囲気は“静”というイメージで、今回もそのような感じでした。その静かな時の流れのなかで、主人公の烏童の心模様はけっして穏やかではありません。8年前に終わらせたかった恋.....隣にいれる嬉しさを感じると同時に好きな人の理想とかけ離れた自分への絶望に押しつぶされたあの恋...。その昔の想いびとに再会するのです。
一見、完璧で自信家な烏童。それはただの見せかけで本当はおそろしく悲観主義で自信が無いただの青年でした。好きで好きでしょうがない人への想いを自分にごまかすために繕った“好きな人の理想とは違う完璧な自分” しかし、 そんな張りぼては本当に好きな人の前ではすぐにくずされてしまいます....

いままで読んできたBL作品のなかでも3本の指に入るくらいの受けの病みっぷりでした。ヤンデレという訳じゃなくて、攻めの竹清にはけっして見せないけど心の中で依存してる感じ。共感はできないけどすごく理解はできます。烏童の心境を考え、感じる度に涙があふれてしかたありませんでした。

4

面白かったー

緒川千世さんは全作読んでますが、今回の本が個人的にはいちばんよかった。
『誤算のハート』の烏童くんのお兄ちゃんが今回の受けです。背も高く、金持ちでイケメンで、女の子にモテモテの遊び人。そんな彼が中学の頃から好きで好きでたまらないのが、背の小さいバスケ部仲間。受けくんはその小さい友人の隣に似合う、その友人よりもっと小さな可愛い女の子になりたかったのです。

誰もがうらやむ優れた容姿を持ちながら、好きになった人の恋愛対象には絶対になれない。そんな絶望から厭世的、露悪的に日々を送っています。
どうでもいい女の子をもてあそび、幸せなカップルに苛立ちのまま波風を立てる。
まあかわいそうとはいえ、他の人を傷つけてもいいって道理はないのですが、そこまでグダグダになるほど好きなんだねーと切なくなります。受けが泣くところでは一緒に泣いてしまいました。

ちょっと気になったところは、攻めと一瞬付き合っていたっぽいナツミちゃんの行方と、攻めの家に押しかけてきていた遊び相手の扱いでしょうか。
遊び相手には、受けか攻めが刺されるはず、と思ってドキドキしていました。

4

これわ☆

どっかで見たカップルがいるなと思ったら
誤算のハートのお二人でしたか( *´艸`)
とはいえ、誤算のハートがあんまり好みじゃなかったので
この作家さん据え置いていたわけですが。。。

さて、今回は素直になれないこじらせチャンが主人公ですね。
見目麗しく、身長も金もあって。
男も女も入れ食い。だけどほんとは・・・なところにノックアウトされてしまいましたwww
初恋のあの子の好みは小さくて髪の長い女。
自分とは正反対の相手。
8年の時を経て1センチ身長を追い越されて泣いてしまうあたり。
複雑な胸の内に思わず乗せられてしまいました。

相手がその気になったのに
相手の好きなタイプの女の子をホテルに派遣してみたり。
何につけてもかわいくて
キュン(´艸`*)
バカップル万歳☆お幸せに

3

拗らせ兄が可愛い

今回は烏堂兄のターン。
ドラマCDですごく気になって購入しました。
お兄さんに幸あれ...と思ってましたが幸せになってくれてよかった!

*終わらない不幸についての話
表題作です。
個人的には割と好きな作品。

まず、とにかく最初の2話は読んでいてかなり胸が痛みました。
ドラマCDで慣れているつもりだったのですが、それでも見ていて辛かったです。
烏堂兄の悲しそうな苦しそうな辛そうな笑顔を見るだけで泣けてきます。

そして、そこからの3話4話。
烏堂兄可愛い...!!とにかく可愛い!!
今まで拗らせてたぶんひねくれてるけど、清武の前となると些細なことで赤面。
本当に好きな人の前だと隠し切れない。
可愛すぎやしませんか!!

対する清武も素敵な好青年。
烏堂兄にいつだってド直球に向き合ってます。
拗らせて兄にはこれくらいド直球な方がいいのかも。
こちらも本当に些細なことで赤面するのでこれまた可愛い。
可愛い可愛い言ってますが本当に可愛い!!

ただ、2話の最後の台詞が私も告白?というか付き合いましょうの意味として読み取れなかったです。
何度続き読んでも、今は恋愛対象として見れないからとりあえずお友だち関係で、のように見えてしまいました。
私の読み取り力がないのかな?
あと、清武が付き合い始めてから急に恋人らしいことをし出します。
今まで恋愛感情をあまり持っていなかった人相手にそこまで急に寄れるものなのでしょうか?
烏堂兄に告白されるまで恋愛感情なかったのに、後日には自ら詰め寄る感じ...うーむ、そういうものなのでしょうか?
私にはよく分からなかったです。
でも、それを含めても萌×2。

全体を通してみると、私の中では上位に入るCPだったと思います。
ド直球攻め×拗らせ受け 俺得です。というか目覚めました。
正直、烏堂三城組より好きかもしれない(いや、烏堂三城組も好きなんですが)。

“世界よ みんな幸せであれ”
この台詞、私の中でかなりお気に入りの台詞になりました。
今まで他人の不幸ばかりを願ってた人がここまで変わるのかと。

*誤算のハート
安定の烏堂三城組。
お互いを好きすぎる(いい意味で)。
三城の黒髪が、私自身黒髪好きなのでおぉっ!!ってなりました。
いや、すぐに戻しちゃうんですが。
烏堂兄が謝る際に躊躇ってても清武に諭されてしょぼんとしながらも謝るところはやはり烏堂兄は可愛かった。

ところで、三城母はどうやって烏堂の番号を手に入れたのかという素朴な疑問があります。が、まぁ気にしない。

総括するとやはり烏堂兄が可愛かった。
私の好きなタイプの受けなんですかね?
とにかくみんな幸せになってよかったです;;

3

久しぶりの緒川さん読んでみましたが・・・

緒川千世さんの作品は何冊か既読済み。
攻めの事が好きで好きで忘れられず拗らせてる受け大好きなので、久しぶりに緒川さんの作品読んでみました。

攻めの清竹の事を好きで、だけど自分は男で背も低くないし可愛いくもないと初めから恋を諦めている受けの烏童。
この烏童の気持ちは良く伝わってきて受け入れてもらえて良かったと思えたし、タチ専門なのに攻めにだけ受けというのもとても好きなシチュなんですが、個人的にはそんなに萌えなかった。

攻めの清竹の気持ちがわからないんですよね。
中学の時に付き合ってた彼女を奪われて、それ以来恋が出来なくなっていたのに8年振りに合コンで再会して。
合コンで酔いつぶれて烏童に介抱される、介抱してもらったお礼に烏童の家に行く、バスケしてるのを観てるのに気付いて追いかけて、とこの程度の接点でどこで烏童の事を受け入れようと思うに至ったのか。

私にはよくわからなかった。

タイトルが重く切ない話を連想させるだけにあっさりくっついたなって感じもしたので、そこの部分もしっかり描写があるともっと話に入り込めたのかなと感じたので高評価の中、中立にさせていただきま続きした。

7

まさかの烏童兄・・・

当初、タイトルだけ目にした時には、読後感の悪いお話なのかなぁ・・・と正直警戒してしまい、食指が動きませんでした。(すっきりハッピーエンドが好きで、そうでないものは読んだ後に辛い気持ちになってしまうので・・・)

しかし、大好きな「誤算のハート」のスピンオフという事で、勇気を出して読んでみることにしたのです。

なんというか、凄くびっくりなお話でした。
というのも、あの、烏童兄が・・・
良い意味でイメージが180度変わったお話でした。
「誤算のハート」で、完全に嫌な人キャラだった兄が、こんな事を抱えていたんですね・・・
弟とは違い、とてももろくて不安定で繊細で・・・とても乙女な心を持っている兄がかわいくて愛おしく感じてきます。

ちゃんと不幸は終わり、泣いてしまうぐらいの幸せな結末が待っていて、本当に良かったです。

あと、「誤算のハート」CPの話も載っているのですが、個人的には黒髪にし、眼鏡をかけた三城がツボでした(すぐにまた髪色とか戻しちゃうんですけどね・・・)

私の中ですっかりイメージ一新の烏童兄、もう一度「誤算のハート」を、烏童兄に注目しながら読み返続きしてみようと思います。

3

お兄さん美人すぎ!可愛い!


買ってよかったですーー!

誤算のハートをすでに読んでいて、今回はお兄さんのお話という事で嬉々として買いました!
誤算のハートの時では、お兄さんはちょっとひねくれてて嫌な奴として登場していたのですが、終わらない不幸〜では本当に可愛いお兄さんでした!!

ストーリーも良かった!ハッピーエンドで泣けました!

ハッピーエンドであるという事は読む前から分かっていたのですが、タイトルが「終わらない不幸についての話」だったので暗いお話なのかな…、とちょっと心配していたのですが暗くはなかったですね。読む楽しさと、心地良い切なさを感じました。

「終わらない不幸についての話」という文章について、読む前は単に失恋ベースのお話なのだと感じていました。ですがいざ読んでみると、そこにはもう一つの意味が込められていたのだと私自身は感じました。本編の最終話の最後から3ページ目に書かれている文章です。それを読んだ直後に、この本のタイトルの見方が変わりました。ああ、そういうことなのね、と。


誤算のハートと揃えて、この本も部屋の本棚にずっと保管しておこうと思いました!
ほんとにお兄さ続きんの可愛さ物凄いからぜひ読んで欲しい一冊です!

2

黒髪に目の下のほくろ

『誤算のハート』ではかなり嫌なキャラだったお兄さん、ひねくれたのには訳があったのかー!
絵が好きで、黒髪に目の下のほくろが萌え萌えーなので、手に取りましたが当りでした!
なんとも色っぽい主人公で今までの悪行も許してしまいますね。

1

ネタバレあり

誤算のハートのスピンオフ!
実は誤算のハートは読んでから
売ってしまったのですが
これを気に買い直しました♪

個人的にはこちらのお兄ちゃんの
話の方がすきでした!
誤算のハートとはちがって
切ないお話しです。

あんなに強がりなお兄ちゃんが
ずっと好きだった人に想いを
告げられず辛そうに泣いたり
していてとてもよかった!

また攻めと受けが思っていたのと
逆だったのでそれも良かった!笑

ぜひ切ない系が好きなかたに
読んでほしいです♪

1

烏童兄の色っぽいこと

【誤算のハート】スピンオフの今作。ドラマCDでこの作品の存在を知ってからどれだけコミックが発売するのを待ち焦がれた事か!
他の姐さんがおっしゃってますが、ドラマCDだけでは解らなかった事がコミックを読んで解決する・・・。新しいかも!

脳内は、そりゃもう興津和幸さんで、もちろん再生されましたとも!!
早くこのドラマCD発売されないかなぁ~。

烏童兄の一途さと可愛さにやられましたね。
何なんだ!この可愛い生き物は!!
清竹の事、好き過ぎだろ。そこが良い。
【誤算のハート】の主人公の烏童弟の恋人、三城に意地悪言うとか拗らせてますね。

本編の【誤算のハート】のその後も見れて大満足の1冊です。

ちょっとだけネタバレすると、最後に烏童兄の「世界よ、みんな幸せであれ」にグッときました。
お兄ちゃんも幸せにね!!

1

泣いちゃいました

イラストが綺麗で表紙買いをさせていただきました。
最初はじれじれと、過去の話を盛り込みつつ、現在の関係性を丁寧に描かれていました。

脇で登場した、弟カップルがいて、そちらの作品も読みたいなと思ったら、この作品自体がスピンオフだったのでびっくりました(笑)

そちらも購入せねばっ!

1

タイトルが不幸そうでびびってたんですが

レビューを拝見してビックリ!「誤算のハート」のお兄ちゃんの話しなんですね!
読みたかったんです!
すぐに買いに行きました。
ちゃんとハッピーエンドだったし♪買ってよかったです。

2

ゲスの極みの恋

誤算のハートの頃から、このお兄ちゃんのお話読みたいなーって思っていたので待望の作品でした!
別に誤算のハートを読んでいなくてもわかる内容ですが、誤算のハートも知っているとさらに楽しめると思います(*˘︶˘*).。.:*♡

誤算のハートで、ミキちゃん拉致したり弟にチャチャを入れたりと自由な印象が強かった烏童兄!
誤算のハートのミキちゃんも女をとっかえ引っ変えするかなりの遊人でチャラ男だったのですが、この烏童兄はさらにひどい!
女の子も男の子もとっかえ引っ変えするわ、捨てた女の子が家に来ても冷たい態度で追い返すはと外道の極みのような性格。
でもそんな彼は、ただただ寂しがり屋で一途て健気なちょっと重い男!
好きな人のタイプは背の小さくて髪の長い女の子!自分は好きな人よりも背の高いどこから見ても男!好きな人の好みのタイプの真反対である自分が大嫌いで、それでもその人を諦められなくて、たりその結果として構築されたゲスの極みのような態度はただの見栄の塊です。好きな人の恋を祝福できなかった末に好きな人の恋を邪魔してしまったり、、とりあえず素直じゃない。

緒川千世さんの繊細な心理描続き写と綺麗な絵、そして性格の悪いチャラ男が実は健気で一途な恋を貫いているというギャップがとても美味しい作品です!

4

期待通りでした

緒川千世先生の作品は心理描写がすごく繊細で美しくて涙が出てしまいます。なんど読んでも泣ける作品だと私は思います。

2

こじらせ兄貴のギャップ最高!

誤算のハートでの印象はあんまり良くなかったお兄さん、めっっっちゃ可愛いかった〜!!普段のチャラすぎる生活と、一途に清竹を好きすぎてこじらせてるギャップがたまらない!想いをぶちまけて清竹に受け入れてもらえたのに散々逃げ回り、最終的にケリをつけるぞと言われ、膝を抱えて体育座りで「いやです」って…萌え死ぬ!

清竹も、最初は絆されすぎじゃないか?と思ったが、本当に誠実でかっこいい。風呂場の告白ゼリフはぐっときた。

弟×ミキカップルのナイスアシストに、こじらせ兄貴への愛が感じられて良い。当て馬のナツミちゃんまで図らずもアシストしていたな…。2人だけじゃあ絶対上手くいかなかっただろう。

その弟×ミキカップルも相変わらず、というかちゃんと前進してて嬉しかった。母すげえ(笑)

最初にタイトル見て、バトエンだったらどうしよ…と思っていたが、そーゆーことね!いいタイトルだ。

5

感情移入し過ぎました。。

烏童兄の気持ちがわかり過ぎて、ほんと切なくんてたまんなかったです。
烏童兄の心情が、過去に私が持った心情とすごく似ていて、烏童兄の気持ちに寄り添えば寄り添うほど、泣きたくなるほど切なくなりました。

好きな人が好きになった相手は、自分と全く正反対の人。

これ、結構キツイです。
烏童兄の場合、相手が同性ってことでハードルの高さは異性相手の何倍も高いんでしょうけど、好みって変わるものじゃないし、自分を殺してまで好きな人の好みに合わせる訳にもいかないし(ましてや背を小さくすることなんてできないし)、自分が相手の好みの範疇にないと気づくことは本当に辛くて苦しいものです。

強がって、平気なふりして、時には茶化して、でも実はすごく辛くて、泣きたくなるのを堪えて、どうにか誤魔化して生きて行く。

でも、やけっぱちであったとしても、抑えきれなくなった自分の気持ちを清竹にさらけ出せたことが、烏童兄の勝因ですよね。
素直になった烏童兄は本当に可愛い。
強がってても弱い部分が垣間見えて、それがすごくいじらしくて愛おしいです。
学生時代のカッコイイ烏童兄しか知らない清竹にとっては続き、衝撃であると同時に愛しさを感じるのも必然なように感じました。

付き合うことになった後も、素直に幸せを受け入れられない烏童兄のお蔭で紆余曲折あるんですが、清竹がどんどん烏童兄を好きになっていくのが手に取るようにわかるので、烏童兄の心穏やかな未来を信じずにはいられませんでした。
本当に良かったね、烏童兄。
清竹の前だけで見せる、照れたようななんとも言えない烏童兄の表情がたまらなく可愛い☆
清竹に叱られると素直に謝っちゃう烏童兄が本当に可愛い☆

好きな人がいると、不安は必然的につきまとうものです。
でも、そんな不安を感じる隙も与えられないくらいの大きな愛で清竹には烏童兄を包み込んでほしいな☆

私ももっと素直に自分の気持ちを出すことができていれば、少しは違った運命を歩むことができたのかな…。
でも私の代わりに烏童兄が幸せになってくれればそれで良いか、と思わせる素敵なお話でした。
読んで良かったです☆

9

とても良かった! ・・が、しかし・・

ドラマCD「誤算のハート」で、烏童兄の話は知っていました。
(ただし、収録の都合で?、途中まで)

ああ、なんて報われない一方通行過ぎる恋なのか…。
烏童兄の話は、CDで聴きながら胸をぎゅうっと
抑えこまれるような切なさを含む話だと思っていました。

しかし、コミックで見るとまた新たな発見がありますね。
CDだけでは、モヤモヤして解らなかったことが
パァッと明るくひらけたように理解できました。

   ◆◆   終わらない不幸についての話   ◆◆

純情一途な健気男(清竹) × チャラい性格でモテ男(烏童兄) 


8年ぶりに出会った受け(烏童兄)と攻め(清竹)。
中学生の部活では、同じバスケ部でした。
受けは8年間、ずっと会っていなかった攻めに再会。

ずっと報われない一方通行の恋をしていた受けは、
酔った勢いで、意識のない攻めをいいことに、
馬乗りになって、事を致してしまいます。

うーん、ここはね~~~……
8年間も会っていなかった相手に未だに恋してるっていうのが
どうにも嘘くさいんです。
CDを聴いた時はさらっと流れてそん続きなに気にならなかったのですが、
8年間も片恋? 会っていないのに? 
背が伸びたことも知らないで? 
攻めがカッコよく成長してるのも知らないで?
ここで「えええー…そんなのアリ?」と疑問。


物語は進み、ついに受け(烏童兄)は攻めに告白します。
しかし、受けは完全な一方通行だと十分知っていました。

「自分では終わらせられなかったこの恋を
 お前が終わらせてくれ」

このシーンはズガンと来ましたね。 
なんて切なく、苦しい台詞だ……。
まるで血を吐いているかのような遣る瀬無い言葉でした。

それにしてもホント攻めは残酷……
フるわけでもなく、受け入れるわけでもなく……

「誤算のハート」のCDでは、ここがラストだったので、
攻めに「どっちなのかハッキリしろ!」と言いたくなりました。


その後、約一ヶ月音信不通で、
「おれたち付き合ってるんだし」って攻めの台詞。
いやぁ、ないわー。コレはないっしょ。
攻めって莫迦なの? 阿呆なの? 
うがぁーー、もう納得いかない!!

そして、その後は……、ああ今度は受けが残酷!
受けが来るものばかりと思っていたホテル?の一室で
ソワソワしながら待っていたら、来たのは知らない女の子。
攻めが好きそうな小さくて髪が長くて背が低い可愛らしい……
ああ、残酷だ! 烏童兄! なんていう仕打ち! 酷すぎる!
でも、きっと攻めが待っている場所に行きたかったんだよね?
受けはきっと行きたかったはず。そう思うと切なくなります。


その後、エッチシーンが出てきます。
服のまま、シャワーを浴びてしまった受けが何とも色っぽい!
キスシーンも美しくて、胸にぐっとくるものがありました。
ああ、もうこれで二人の思いは通じあったと思ってもいいよね?
攻めはちょっとずつ好きになってくれているんだから、
受けもそれを信じて欲しい。

   ◆◆   誤算のハート番外編   ◆◆

三城(受け)のお母様登場で、ドタバタさせられてしまう
三城のお話。
うーん、誤算のハートの物語にそんな登場人物とかいらないー…
正直、萌えなかった話でした。

   ◆◆   これからの幸せについての話   ◆◆

描き下ろしのおまけマンガです。
烏童兄と、清竹のエッチシーンが出てくるのでこれは必見!
だんだん、体を重ねていく内に清竹にでも開発されたんですかね?
気持ち良い顔をしています。
うーん、嬉しい!

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

烏童兄が主人公のお話でした。
全体的に、切なくとても良い出来だと思ったのですが……

どうしても、「空白の8年間」が気になってしまうのです。
ホントに会ってもいない相手に8年間も
恋していたのかな……?
小首を傾げてしまいます。


萌×2を付けたかったのですが、
それをさっぴいて、萌でお願いします。

今後の2組のCPの未来に幸がありますように。

4

これこそ誤算!

緒川先生の作品が大好きで、
シリーズ前作の「誤算のハート」は私の中でかなり大ヒットしました!
そのときに鳥童のお兄さんがチラッとでてきましたが
そのときの印象は、すごく嫌なタイプ!でした
本当言って、すごく嫌いなタイプの人間で嫌だな〜と思っていたのですが
なんと続編でお兄さんメインカプ!と知ったとき
いくら好きな緒川先生の作品でも買わないだろうな…と思っていました。

ですが前評判、発売後のレビューなどを拝見してみると
なんとあのお兄さん受け?!と驚き
なんかかわいい、とかエロいとか聞いてしまい
気になって気になって本屋に行ってしまいました(笑)

結果…最高にかわいかったです(笑)!
エロかわいかったです!
やはり緒川先生の描く作品にハズレはありませんでした!

特に最後、三城に謝れと言われて
俺は間違ってない!
と言った鳥童に清竹がひとこと「鳥童」と言ったら
「ごめんなさい」と素直にあやまっちゃうかわいさ!

これこそ本当の誤算です!!

3

本当に面白かった

緒川千世先生の大ファンで今回も待っていました!
読んでみて本当に面白かった。
あらすじ書けないほど感動笑い涙。沢山の感情が溢れ出ました。
以降、あらすじです。↓
今回のお話は緒川千世先生の過去作【誤算のハート】のスピンオフ作品。
誤算のハートの主人公烏童のお兄さん
(烏童隆之)のお話です

過去、隆之は高校?(中学?)にこじらせた淡い片想いをしていた
その片想いの相手は清竹というイケメン。
その当時の清竹の彼女を奪いそのまま喧嘩し清竹とは疎遠になり連絡も取れなくなってしまった。
それから8年経ち飲み会で再会するがやはり清竹は昔のことを根に持っているようで冷たい態度を隆之に取る

飲み会終了後、清竹は酔いつぶれてしまい隆之が自分の車に乗せ介抱したあと寝ている清竹にキスし行為に及ぶ。
隆之はタチ専なのに泣きながら自分に清竹のイチモツを入れたのは自分に入れさせる程好きだったのか。と考えさせられました。

行為に及んでも清竹は起きることはなかった
その後清竹が目覚め帰っていった。

少したったあと隆之の家に清竹がやってきて
介抱してくれたことをキチンとお続き礼しにきて不慮の事故(笑)で隆之を押し倒す体型になってしまう。
何故か清竹は顔を赤くしすぐ退いた(可愛いヤツめ!)

それから結局隆之は泣きながら自分の思いを、昔の気持ちを清竹にすべてカミングアウト。
ここは本当に胸に刺さったシーンでした。

それからふたりは付き合いだすのですが、、、
以降、是非コミックを手に取って読んでみてください(笑)

うーん、なんというか烏童のお兄さんエロい。
イケメンなのに変な色気があって見てて楽しいです
本気で照れた所は私の心に一生残りそうです(笑)

そしてそして、この作品の最後らへんには
誤算のハートの番外編も収録されていました!
三城って余裕な顔してるくせに実はかなり純粋な心を持っているのでは?なんて思いました(笑)
(まあ、ただアホなだけかもしれない、、、)

とりあえず総評すると今回のお話は私的にはすごく面白かった。もしかしたら緒川先生の作品の中ではトップ3に入るほどです。
まだ読んでない方は是非、読んで欲しいと思います。
面白さは保証します!

5

色々びっくりしました☆

「誤算のハート」でもだいぶこじらせ感のあった烏童くんのお兄ちゃんのお話。内容はすでに書いてくださっているので感想を。ごめんなさい、ネタバレしてます。



えええ!?

これが読後の感想です☆
いい意味で、ですよ。もちろん。『あの』烏童兄ちゃんがこんなに可愛かったなんて…。やさぐれてたのは、こんなつらい恋をしてたから、だったんですねえ…。

飄々としてて、ハイスペックで、イケメンで。望むものは何でも手に入るのに、欲しいものたった一つが手に入らない。心も、身体も、どんなに傷ついても、痛くても。それでも忘れられないたった一つの気持ち。烏童兄ちゃんの切ない恋心にキュキュンとしました。

そして、兄ちゃんが受けだったなんて!おお、そうか、そっちかあ。とここでもびっくりしました。

ただ残念だったのは、清竹くんの気持ちの変遷がいまいち分からなかったこと。急展開した恋に、戸惑い逃げる兄ちゃんを必死で捕まえようとする清竹くんの男気に惚れ惚れしてしまったのですが、なぜ急に「恋人」になった気持ちでいるのか、それが分からなかったのが残念でした。

後半に「誤算のハート」の短編続きも収録されていますが、相変わらずの二人でした。大人な烏童くんに、マイペースな三城くん。
三城くんの黒髪に激萌え!茶髪に戻さなくてよかったのにな、と思ったりしました。
そして三城くんのカアチャン。ナイスです☆

皆さまも書いてらっしゃいますが、これで一段落ってちょっとさみしいですね。またどこかでこの2CPに会えたらいいな、と願っています。

5

限りなく神に近い萌×2

「誤算のハート」のスピンオフですが「誤算のハート」の内容をすっかり忘れていても十分楽しめました。

一途に好きすぎてこじらせて、歪みまくった行動。その行いの隙間からのぞかせる、恋心がたまんないです。めんどくさい人とそれを受け止める器の大きい子がたまんないです。

2

幸せについての話

よかったです。
私にとって今年一番の作品になるかもしれないです。それくらい好きです。

「誤算のハート」のスピンオフでありながら、作風はかなり違うと思います。
エロはそこそこありますが、エロよりもエロに至るまでの気持ちを味わう作品。「誤算のハート」のファンならもちろん、「誤算のハート」が趣味じゃなかった人でも楽しめると思います。
あと緒川先生の少し歪んだ世界観の作品が苦手な人にもおすすめ。
タイトルに不幸とあっても不幸の話ではありません。せつない恋にもがきながらも幸せをつかむハッピーエンド!幸せな気持ちになれますよ。

報われない恋のせつなさは地獄です。
嫌いになれるものなら嫌いになりたい、そう思えば思うほど深みにはまって…。
そんな恋に捕らえられて8年、もはや世界は真っ暗です。
人に意地悪してみたり、人の不幸がうれしかったりするのって、自分がその人に比べて不幸だと思っているからですよね。自分の幸せが全く見えなくなった烏童兄が投げやりになってしまう気持ち、理解できます。
そんな彼が少しずつ少しずつ幸せを受け入れて、ラストで「世界よ、みんな幸せであれ」ってつぶやく続きんです。その時の烏童兄の表情、涙に、すっかりもらい泣きしました。長い冬を越えた後の春の「泣きたくなるような幸せ」です。
それにしてもいい加減で何考えているかわからない烏童兄があんなに乙女でかわいい人だったなんて…でもだからこそいっそう傷つきやすく、恋が痛手になったんでしょうね。
これからは大好きな清竹と自然体で生きられるといいなって思います。烏童弟×三城みたいにいちゃいちゃ惚気まくって欲しいです。

本編の後に烏童弟×三城の短編が収録されています。烏童弟×三城CPは本編にもたびたび登場して、良い味を出してくれています。烏童弟の相変わらずのかっこよさに萌えました、大満足です。「誤算のハート」ファンにとってはうれしい限り。
ただし「誤算のハート」を全く読んでいないと、楽しめないかもしれないので、先に読んでおくことをおすすめします。

大学生ものということもあって地に足が着いたカップリングになったと、後書きで先生がおっしゃってました。「カーストヘヴン」みたいなアクの強い感じの作品も好きですが、こういう「地に足が着いた」雰囲気の作品も、描き続けていただけたいなーと思います。

誤算のハートシリーズは一段落してしまうのは、すごくさみしい。
その後の4人の続編、 切に希望します。













5

ほんと不器用でひねくれてて 健気な奴

※ネタバレしかないです

『誤算のハート』のスピンオフ作品になります。
わたしは『誤算の~』をさらっと一読しかしていなかったので、スピンオフと聞いて楽しめるかなと若干緊張していました。ところがどっこい。

めっっっっっちゃくちゃおもしろい!!!!
『誤算の~』の二人を知っていても、たとえ知らなくても、面白く読める作品でした。

中学の頃から一途に、かつひねくれながら、同級生の清竹に8年間も片思いを続ける烏童視点で物語は進みます。(なので清竹くんの気持ちの推移はあまりよく分からない)
この烏童くんが、ものすごくおしゃれでイケメンで、まさに「何の苦労もしてない」「何でも持って」そうな人生勝ち組みたいな人なんです。頭も家柄も容姿も良い!男も女も引っ掛け放題!
でも、本気の恋愛ではずっと負けっぱなし。
女の子にとってイケメンの烏童くんは、小さくてかわいい女の子がタイプな清竹くんにとっては恋愛対象「外」。報われない片想いに胸を焦がし続けながら、それでも諦めきれない恋を抱えて8年間を過ごします。

8年前の中学の頃、烏童くんは清竹くんから彼女を奪い絶縁状態になってしまいま続きす。そのことを自業自得だと自覚しながらも、好きだから清竹くんに彼女が出来ることに耐えられず、好きだから絶縁状態になっても諦めることが出来ず……と、とにかく、烏童くんは自分では諦められない・終わらせられない恋に振り回されます。
8年後再会してからも、烏童くんはずっと恋を「諦めること」を行動の指針として、決して幸せになりたいとは願わないんです。ただ臆病に、清竹くんが離れていく心の準備をするだけ……。体だけ奪ったりすることすら、気持ちが手に入らないのは分かっているから、という前置きを感じさせて切なさに拍車がかかります。こんなにかっこよくて何でもできそうなイケメンが、一番ほしいものに対しては怖がりというギャップにすこぶる萌えました……!

わたしがこの作品を読んで「最高に好き!」と思ったのは、烏童くんが迫ってくる清竹に対して

「信じない」

と拒絶するシーン。
好きになってもらえないとずっと思っていた清竹くんがやっと烏童くんに向き合ってくれたのに、それを「信じない」と完全拒否!
お互いに好き合って、そこでハッピーエンドにならないところが、この物語のリアルというか、共感できるところなんじゃないのかなと思います。

手に入ったら、いつかは失う日が来るんじゃないか、いつか気の迷いだったと気付く日が来るんじゃないか、そしたらまた自分だけが終わらない片想いの中に閉じ込められて苦しむだけなんじゃないか。余計に傷つくくらいなら最初から手に入らない方がマシ。……という思考回路なのかな、と。

「奇跡は起こらない」と諦めたり、「俺なんかがよがって気持ち悪い」と自己嫌悪したり、清竹くんの言う通り烏童くんは「自分の気持ちばっか」なんです。でも、怖いとか嫌われたくないとか、そういう気持ちでいっぱいいっぱいになってしまうのはすごく分かります……。怖さを乗り越えるためには、他者(清竹くん)と言葉と気持ちをやり取りするしかなくて。でも、烏童くんは傷つくのが怖くてコミュニケーションを取るのを拒絶していたんだと思います。どうでもいい人には勝気でいられるのに、清竹くんの前では小さくなって怯えるのは、やっぱり傷つきたくないからなんだろうなと。

「いつ捨てられてもいいように 捨てられた日を想像しては傷ついて そうやってこれからを過ごしていくんだろう」

付き合うようになってからも烏童くんの「不幸」は終わらないようです。でも、きっとこの「不幸」はいつもしあわせと隣り合わせなんですね。清竹くんが傍にいるからしあわせで、だから「不幸」でもある。
あとは、烏童くんが「不幸」が訪れる日なんて来ない、と清竹くんと自分を信じるしかないのだと思います。実際、不幸0・しあわせ100みたいな内訳にはなり得ないからこそ、しあわせでありたいと願えるのかもしれないです。
巻末のその後のお話で、烏童くんが心から幸せそうに笑えていて、こんな日をこれからもずっと積み重ねて、「不幸」が頭を過ることがないくらいしあわせに満ちた生活であってほしいなと思います。烏童くんにはめちゃくちゃしあわせになってほしい……!!

好きになってほしいけどフラれる日が怖いから好きにならなくていい。でも恋しいから好きになってほしい。でもやっぱりいい。だけど、嫌いにはならないで。
……と、とにかくひねくれてて面倒くさくて、でも誰より清竹くんのことを一途に愛していて、烏童くん最高にかわいい人でした!そんな烏童くんに出会えた感謝を込めて神評価です。

6

泣きぼくろ、エロい

誤算のハートに登場した、意地悪な烏童兄のお話です。
この、烏童兄編の存在はドラマCD誤算のハートで知って、思わず密林へ雑誌のバックナンバー狩りに行った程の作品なのですが、この度ようやく完結してコミックスにまとまりまして、当然、予約していたわけですが。
このお兄ちゃんが、実に、実に、良い!
自分は決して背が低くて髪の長いかわいい女の子になれないことで、人生を投げやりに生きている。
恵まれた容姿だの家柄だの、どんなに周りが羨むような物を持っていても、自分が本当に欲しい物は、それじゃ手に入らない。
自分の不幸には終わりがないと思っていたのに、、、。

泣きぼくろ、エロい。

この作品、あらためてドラマCDになるようだけど、誤算~の方に収録済みの分はどうするのかしら?
例えダブってもちゃんと最初から収録するよね。

2

終わらない恋の話をしよう

『誤算のハート』のスピンオフ。
中学時代から足掛け8年もの間、
清竹への叶わぬ想いをこじらせ続けた男・鳥童(兄)の
終わらない恋の物語です。

大学生の鳥童は、お金も美貌も持ち合わせていおり
性格は気取り屋で自信家な上に横柄ときている。
そんな彼が一途に同じ男を好きだという設定に
萌えを感じないということがあるでしょうか―いいえ、ありません!

髪の長い可愛い女の子を見るたびに
自分はああいうふうに可愛くなれないことや
鏡を見るたびに、自分が男であることに
静かに絶望している鳥童にまずはグッときました。

又、自分の恋がうまくいかないからといって
誰かに攻撃的になったり、他人の不幸を願う様子は、
度量の狭いいやらしい男に思えるのだけど
同時に切ないくらいの痛々しさも伝わってきて、
どうしようもなく鳥童という男に惹きつけらてしまいました。

お酒の力を借りることなく、清竹に抱かれた後の鳥童のモノローグ
(セックスシーンもすごく萌えます。鳥童、可愛い♡)、
そして涙と共に世界のみんなへの幸せを願うラストは
彼らしい不器用な繊細さに溢れていて、続きとても素晴らしかった。

相手を本気で好きだからこそ感じる不安という名の不幸。
それは裏を返せば、今、清竹と一緒にいることが、彼を好きでいることが
とても幸せだという証なんですよね。

描き下ろしの『これからの幸せについての話』は
ただのイチャラブなのですが(笑)、
清竹の鳥童への想いが伝わってきて、こちらもすごく良かった。
彼となら、きっと鳥童は幸せでいられる、
そんな確信がじわりと込み上げてくるお話でした。

同時収録の、鳥童(弟)と三城の短編も必見。
わちゃわちゃとしたオモシロ展開なんだけど
兄CPと比べると、ふたりの想いは揺るぎない感じで、
これにあてられた兄が
三城のほっぺをつねりたくなる気持ちはよく分かります(笑)
(兄の三城に対する扱いがどんどん酷くなっていますね☆)

緒川さんのあとがきによると
このシリーズは、こちらで一段落とのこと。
個人的に今作の鳥童兄CPがとても気に入ったので
またいつの日か、
終わらない彼らの恋の話を読んでみたいと思いました♪

11

そのいじらしさが堪らない

「誤算のハート」のCDを既に聴いて、
烏童兄と清竹の話を知っていても十二分に楽しめる1冊でした。
CDに収録されている部分は、この本の半分弱くらいです。

わたしはCDを先に聴いていたので、
遊び人の攻めキャラに見えた烏童兄が、まさかの健気受け!なのは、
知りつつ読んだのですが、それでも、
実際に絵で描かれると改めてグッとくるものがありました。

狭い車内の中、
180センチもある大きな身体で痛みを堪えながら後ろをほぐして、
身体を折り曲げて清竹の上に乗っかる…
不自由な動きしかできなかっただろう、その一方的なカーセックスは、
素直になれない烏童兄の清竹への想い、そのものに見えました。
貫くような激しい痛みを感じてるはずなのに、
烏童兄の顔には満足気な笑み…その表情がすごく、いじらしい。

素直になれない臆病者で、
会えばキツイ態度をとってしまうひねくれ者でもあって、
他人の幸せを妬んでしまう…、そんな烏童兄が、
清竹のまっすぐさが眩しくて、自己嫌悪に陥いりまくりながらも、
それでも清竹に愛されるという奇跡を求め続けてしまう…
その姿が切なく続きて、愛おしくて、堪らなかったな。
烏童兄の流す涙は、
素直に言葉にできない清竹への想いが溢れ出ているかのようで、
すごく胸に響いてきました。

バスケのボールを、
願をかけるようにゴールに投げるシーンもよかった。
恋の奇跡はひとりでは起こせないんですよね。
清竹の何気ない言動や笑顔が、
これからも何度も烏童兄に幸せを降らせて、いつかそれが積もって、
不安を感じずに烏童兄が笑える…そんな奇跡が起きますように。

誤算のハートの烏童弟CPの方も、
前はただただ好きで好きで身体を繋げて~~という感じだったけれど、
今回は衝動的にではなくて、ずっと一緒にいる将来を見据えて…
というところがとても好きでした。
彼氏と親がグルっていいな、とっても微笑ましい。

兄弟同士でグループ交際のようになっているのも、
兄が反面教師になったのかな?と思うような烏童兄と弟の性格の違いも、
それでいて、意外と正直な気持ちを漏らして頼ってるのも、
すごくツボにはまりました。

緒川千世さんの本で今のところ一番好み、CDも早く聴きたいです。

9

あの鳥童兄の意外なギャップ萌え

絵柄が超絶好みの緒川先生の作品で楽しみにしておりました。
特に誤算のハートは攻めの鳥童のエロカッコよさにメロメロでした。
そんな鳥童兄がメインの今作ですが、鳥童兄がまさかの受けで、どひゃーー!!っとなりました。
先にレビュー読まずにいて良かった。。
ギャップ萌えというか、遊び人で完璧を装っているけど、実は健気で一途なとこがある兄にほだされる気持ちもよく分かりました。
ただタイトルで言うほどの不幸でもないよなーというか、魅力的で良いものいっぱい持ってるし、そこまで屈折しなくても。。と思いました。
友人も昔彼女を取られてあんなに辛辣だったのにすぐ懐きすぎというか。。
やはり弟カップルと比べると、萌えとか嫉妬メラメラなドキドキ感が少し物足りなかったです。

4

烏童お兄ちゃんがこんなに可愛かったなんて!

前作「誤算のハート」では男女問わず遊んでいて本気の恋をした事がなさそうで、でも心の底では愛されたい気持ちが滲んでいたお兄ちゃん。 スピンオフが出ると聞いて攻のようだけど実は受だろうなぁと思っていたので受で嬉しかったです。

中学時代に清竹の事が好きで、清竹の彼女を奪ってしまってから疎遠になっていたのに大学の飲み会で再会します。酔ってしまった清竹を介抱しながら上に乗っかったのにはビックリしましたが、すごく痛いのに平気なフリをして何も覚えてない清竹に接しているのが健気で…お兄ちゃん可愛い!
もう恋を終わらせないと…と思いながら清竹がバスケをしているのを見て泣いちゃったお兄ちゃんも私まで泣きそうになりました。
理由がわからないながらに追いかけてくれる清竹も男前でした。
その後、やっと想いを伝える時もお兄ちゃんぼろぼろ泣いているし今までさんざん遊んできたみたいなのに本気で好きな相手にはこんなに健気でいじらしいなんて清竹の気持ちが少しずつお兄ちゃんと同じくらいになっていくのも納得です。

お付き合いするようになってからもいつか来る(と思っている)終わりの事を考えたり、小さくも可続き愛くも女の子でもない自分を見てマイナス思考になっているお兄ちゃんですが清竹も言ってますが本当に可愛いです! 何度もしつこくてごめんなさい。

泣きすぎる男の子が苦手な方もいらっしゃると思いますが、そんなに気にならず可愛いなぁと思いながら読みました。
書き下ろしでは受ける側に慣れてきてとてもエロい表情を見せていて清竹も嬉しそうでした。「幸せ」を受け入れられるようになったのを見て安心しました。
切なさもあり甘さもありとても面白かったです。皆さんにもぜひ読んで頂きたいです!

4

久々に見た優良ギャップ萌え

『誤算のハート』でバリバリのスーパー攻め臭を漂わせていた烏童兄のスピンオフ。
まさかの兄貴受けに大歓喜です。

中学のとき同じバスケ部だった烏童兄と清竹。
当時、烏童兄が清竹の彼女を奪ったという過去があり、そんな2人が合コンで再会しますが険悪な空気が流れます。
と思ったら、酔いつぶれた清竹を介抱して自分の車に乗せた烏童兄が、清武に乗っかっちゃった!!!

実は烏童兄はずっと清武が好きで、
でも清竹に対する自分にコンプレックスをもってて、清竹の好みの女の子と比べちゃったりして、本気の恋には超ネガティブなんです。

清竹が他の誰かと幸せになんて耐えられないから彼の恋人を奪ったり、清竹の恋を応援したくても無理だったひねくれ者の烏童兄。
この叶うはずがない恋、自分では終わらせられなかった恋に終止符を打とうと、清武に突き放してくれと泣いて縋ります。

この兄貴、イケメンで背も高く男女問わずモテてなに不自由ない男なんですが、自分の好きな男に対してだけは健気でいじらしくて泣き虫で可愛いとんでもないギャップの持ち主だったのです…!

烏童兄の告白に清武は、「好きかは分から続きないけど今ほっとくわけにはいかない」的な返答をします。
烏童兄にとっては残酷で生殺しな答えですが、清武的にはふたりは付き合っているつもりだったんですね。
根っこが真面目でまっすぐな清武のストレートな言動に、烏童兄は照れたりうろたえたりとまたまた可愛い一面。
距離を近づけてこようとする清武に対し、臆病さが勝って遠ざかろうとする烏童兄。
烏童兄は自虐的とも思えるやり方で清竹から逃げます。好きなのに素直になれない、上手くいくはずないのに諦められない。ひたすらぐるぐるしてます。

最終的には男前な清武が、逃げる烏童兄をつかまえて包み込んで、
同量の想いではないけど、少しずつ好きになってるから待ってろ、と離れようとする烏童兄を繋ぎとめます。
ノンケの男のこういう発言、すごく真実味があっていいと思います。そしてしっかり烏童に欲情するし、烏童の身体に興奮もしてる。
欲情する清竹の股間を見て
「勃ってるよお〜〜〜」
と顔を覆って暗に喜ぶ烏童兄がいじらしい。
このあたりの風呂場でのふたりのやりとりが最高に萌えます。エロシーンも烏童兄が可愛すぎる。
タチ専の烏童兄が、好きな男のためになら顔を羞恥に染めながら自分で後ろを慣らし、そしてそれを凝視する清竹。
やっぱり痛がるけど、一生懸命清竹を受け入れようとする烏童兄が最高。
描き下ろしでは、ちゃんと感じてきているようでよかったです。
やっぱ受の
痛い→がんばる→だんだん感じてくる→きもちよくて乱れる
という段階を踏むのイイですね!
最初からアンアン感じるのも全然イイですけどね!

烏童弟カップルとちょこっとリンクしたお話も1本入ってましたが、何よりも、本気の恋に臆病な烏童兄の想像以上のギャップに萌えた一冊でした。
ちなみにアテクシ的烏童兄萌えリアクションは、
○自分たちを恋人同士として考えてた清竹に、冷静な素振りをしながら内心どんな顔すればいいんだと、嬉し恥ずかしな烏童兄
○ぐるぐる考えて逃げまくってるところを清竹につかまえられ迫られたときの体育座りの烏童兄。
デカいイケメンモテ男が、縮こまって体育座りで「いやです」って…みじめかわいすぎんだろ
○やっぱ「勃ってるよお〜〜〜」のシーンは禿げ萌え!

周囲の人間にはあんだけ余裕たっぷりの兄が見せた、あるひとりの男に対してだけのひねくれたネガティブな一面。不器用で計算されていないギャップとデレが最高でした!

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