火曜日はもう待たない

kayoubi wa mou matanai

火曜日はもう待たない
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神2
  • 萌×212
  • 萌5
  • 中立3
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
8
得点
76
評価数
25件
平均
3.3 / 5
神率
8%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
大誠社
シリーズ
LiLik文庫(リリ文庫・大誠社・ブライト出版)
発売日
価格
¥565(税抜)  ¥610(税込)
ISBN
9784865180503

あらすじ

それは戯れの会話――「もし金をやるといったらいくら欲しい?」
「一億円」だが、そう答える加藤の声は真剣で――彼は、なにを考えている?
ふたりの出会いは火曜日のバー。
加藤はあまり自分のことを語らない青年だったが、長門の誘いを嫌がる様子もなくホテルについてきた。
しかし真剣な交際を望むと、その美しい顔で、ただ火曜日に会うことだけを許した。
好意は感じるのに、まるで掴めない彼自身とその真意に、心を乱し続ける長門だったが…。

表題作火曜日はもう待たない

長門永人,ネット関係の会社経営
加藤,バーで出会った青年

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数8

攻め カッコいいー 男前!

他のお姉さまのご忠告に従い、あとがきは読まず、
いろんな情報をできるだけ排除して、読み始め。
表紙が黒っぽいから、どんな話なん とちょっとドキドキしてました。

火崎先生は、ごめんなさい、あんまり好きな先生じゃないんです。
でも、これは別!
面白かった!!!!!
えーどうなるのどうなるの と思ってるうちに、あっという間に終わってしまった。
幸せ感満点で終わったしー。

割合、特徴ある書きっぷりなので、
電子本サイトなどで確認いただいた方がよいかもしれないです。
攻めさんの、心情をモノローグとして、
会話の合間合間を埋めていってる感じ。
私は、攻めさんの男っぽい感じと、先生のもともとの文章から受ける印象と
今回の書き方がぴったんこ合ってる感じして、
いつもは苦手な先生の文章を、楽しく読めました~

攻めさん、惚れたらめっちゃ一本気。
ヘタレじゃない。紳士なところもあり、おしの強さもあり
優しさももちろんあり。
凄く好きなタイプでした!

あー楽しかった!
いや、そんな都合よくいかへんで という突っ込みどころは
多々あれど。
でも二人で幸続きせになってくれて嬉しいです!!!

0

もう一人欲しかった

1冊すべて表題作です。長門(攻め)の視点でストーリーは進みます。

長門はバーで加藤(受け)と知り合います。
口説いて、抱いて、加藤も自分に好意を抱いているはずなのに、会うのは火曜日だけ。名前も連絡先も教えてくれず…という話です。

特にここだ!という派手な展開は思いつきません。長門はずっと加藤についてあれこれ考えたり相談したりしています。加藤が明かさない理由だけをキーポイントに、1冊読ませてしまうのでスゴイと思います。

ただ、二人だけでは閉鎖的に感じたので、もう一人くらいアクの強いキャラが欲しかったです。友人の林原だとちょっと物足りず。松岡先生をイケメンにして、もっと早い段階から登場していても良かったかもと思いました。

おとなしい謎めいた受け、物慣れた攻め、イタイ展開のないハッピーエンドがお好きな方によろしいのではと思います。表紙イラストが作品の雰囲気を現しています。冒頭のカラーイラストも素敵でした。

0

加藤の謎だけが気になる話

これはレビューを書くのがとても難しい作品ですね。
加藤の謎が早々にわかってしまったら、途中で読むのを止めてしまったと思います。
長門や加藤という登場人物にこれといった魅力もなく(ああ、すみません…)、加藤の謎を知りたいが為に最後まで読み進めました。
作品の題材となったものはとても重いです。
でもそれがアッサリと通り過ぎて行ってしまう。
あまり重い作品にならないようにしたのでしょうが、そのせいか読み終わってもあまり心に残りませんでした。
小説の読後は余韻に浸る時間がとても楽しみなのですが…
電子書籍で挿絵なしだったのですが、挿絵があったらまた違う評価になったかもしれません。

0

萌えれない自分に涙

初読みの作家さまでしたが、yocoさんの表紙に釣られたのと、レビューが高評価ばかりだったので手に取ってみました。

こんな高評価ばかりのなか、ホント申し訳ない…。どうにもこうにもツボに入らなかった。

努力家で、自身の力でいろいろなものをつかみ取ってきたハイスペックの長門(攻め)。
「火曜日の夜だけ会う」というミステリアスで見目美しい加藤(受け)。

日常生活においても、加藤との駆け引きにおいても、大人な対応で、かと思えば仕事の面ではシビアな長門は非常にツボでしたし、名前も名乗ろうとしない加藤くんが隠そうとする謎が一体何なのか、話としてはとても引き込まれる。文章の組み立ても非常にお上手ですごく読みやすい。

がしかし、長門がここまで加藤くんに固執する理由が全く理解できなかった。綺麗な容貌に、ミステリアスな秘密を秘めた男性。ほかにもそれらしい理由も書かれてもいる。遊びなれた長門が、ちょっと毛色の変わった(というと語弊もありますが)彼に引き込まれるのは分からなくもない。でも、そこまで彼に入れ込み、惚れた、その過程が全く分からなかった。

あれだけの大金を彼につぎ込むの続きも、それを受け入れる加藤くんや加藤くんの家族にも共感できない。普通は断るんじゃないかな…。だって『他人』だからね。

あともう一点。
加藤くんの「秘密」は、隠すほどのものじゃなくない?というか、きちんと長門に説明して理解してもらうことのほうが彼にとっては重要だと思うのだけれど…。と、思うのは私の職種によるためか。

皆さんからの評価は高いし、きっといい作品なのだと思うのですが、ごめんなさい。私にはいまいち合わないお話でした。



4

楽しかったー

ページをめくる手が止まらなくて、一気に読んで、
他にも色々と読みたい本があったのに、
翌日また同じくらいの時間をかけてじっくり再読してしまいました。
わたしにとっては、とても珍しいことです。

遊びなれているネット関係の会社社長のゲイ(攻め・表紙右)が、
バーで出会った青年(受け・表紙左)のミステリアスさにハマって…
というオール攻め視点のお話です。

一夜の相手を探しているゲイだろうと受けに声をかけたら、
そうじゃなくてノンケで、しかも童貞で、
だけどその日のうちにベッドを共にでき(擦りっこだけ)、
なのに付き合えると思ったら、下の名前も連絡先も教えてくれない。
その気があるなら同じバーでまた火曜の18時に…と、
あっさりと帰られてしまう。
その後も、受けは攻めに好意を持ってくれているようなのに、
プライベートには踏み込ませてくれず、
だからと言って男を手玉にとるようなタイプには思えなくて、
困惑しながらも、攻めはどっぷりと受けの魅力の虜に……


読者は攻めと一緒に、どうして…?という謎と共に、
ミステリアスで、か弱げながら芯の強い受けに続き惹かれていきます。

どこで受けの謎に気づくか…
それによって、楽しさが変わってくる本かもしれません。

わたしはすごーーく鈍いようで、
かなり後半にさしかかるまで分からなかったです (;^ω^)
キーになるある男性と、受けが道で言い争いをするシーン、
その少し前になってやっと受けの秘密が思い当りました。
その後は、
それまでの伏線と真実が、ぶわぁーー!!っと、
音を立てるように次々と明らかになって、
爽快感と共に、切なさと頼もしさとで胸が熱くなりました。
多分この本は、鈍い読者の方がより楽しめるのかもw

それから、キャラも魅力的でした、
わたしは特に攻めが好みだったなぁ。
会話の切り替えしの言葉が、さりげなくスマートでツボだったり、
受けの反応をよく観察して、気を利かせたり本音を読み取ろうとしたり。
そんな機転の利く理性的で大人な態度が格好よかったです。
だけど、その頭の切れる攻めが、
自分を晒してくれない受けを、暴こうと…するけどできない…!!
その時の攻めの思惑や混乱が細かく分かるのが、すごく面白かったな。

読み終わってみると、
受けが色白なことが強調されているのは不自然だと思ったし、
最後は、あんなにバタバタとハッピーエンドに持っていかないで、
明るい未来を余韻に残す感じの方が…とか、
色々と思う所もあったのですが、それを差し引いても、
神寄り!と思うくらい楽しめました☆☆☆

5

火曜日、という不思議

発売になってすぐ、このタイトルと表紙絵につられて買いました。
火曜日、というなんとも中途半端な曜日設定がすごく不思議で、そこが面白そうで。
表紙絵では、長門のなんとなく日本人離れしたような容姿が気になって。
火崎勇先生の本、たぶん初読みです。

出来る大人の男長門と、謎の美青年加藤。
まったく接点の無さそうな二人が、火曜日という平日真っ只中の夜。
なんとも変わった名前のバーで偶然知り合います。

このお話の一番引き込まれるところは、やはり加藤の謎めいた部分。
わざと秘密を持って誘うタイプなのかと思いきや、かなり恋愛に疎いオボコな面もあったりして。
なかなか面白いキャラクターでした。
対して、長門はもっと一癖も二癖もあるタイプかと思っていたら。
ずるい面もあるにはあるのだけれど、意外と真面目で紳士的だなぁと思いました。
長門の職場の人の方が、よほど一癖ある感じ。

謎だった理由は、段々わかってきます。
なんで色々秘密なの?なんで火曜日だけ?なんで長門と寝たの?など。
そっか~なるほど~、そういう理由かぁ、と納得して。
わかってしまうと、サラサラとお話続きが流れて終わってしまった印象。
もう一山何かが欲しかった気はしました。

気に入っているのは、加藤の意外と頑固な一面。
そういう性格になってしまった訳もあるのですが。
綺麗で静かで大人しいけれど、自分を曲げない頑なさを持っています。
自分をしっかり持っているキャラクターは好きです。
長門はとても器用に生きている人ですが、本気の恋愛では思いの外ダメ男になってしまうところが可愛かった。
会えなくなってからの行動とか、ちょっぴりストーカーちっくな面はとても面白かったです。
もう少し難しそうなタイプだと、もっと好みだったかも?

このお話は九月頃読んだのですが、今もとても印象に残っている部分が多かったので、今頃ですがレビューしてみました。

2

ミステリアスな受けがたまらんです。

タイトルの意味もオチも何となく一億円でわかってしまったのですが、真面目で誠実なタイプなのに何も明かさない受けに、遊び人の攻めと共にのめり込んでしまいました。
こういう清楚でミステリアスな受け、いいですね!初めて、万歳!
矢張り攻めと同じで、新雪に初めて足を下ろす快感はたまらないと思う訳です!
ちょっと気になったのは、何故に会社の人間じゃない人を苗字で呼び捨てにしているのか。社会人は友達以外ならば部下や同僚以外は苗字呼び捨てにしないですよねえ。名前がわからないとはいえ、これはないんじゃなかろうか。

最後はあらすじでも見ているみたいに、さらっと書かれておしまい。
味気ない気もしますが、幸せになってよかった、よかった。
後から別の本屋なら後日談のペーパーがつくと知りました。
ナンテコッタイ!(笑)

4

あとがきに要注意!

あとがきを読むとオチが分かってしまいますのでご注意を。
本編だけ読んでも何となく予測のつく話ではありますが、ネタバレなしで読んだ方が新鮮な驚きを味わえると思います。

あらすじ:
ネット関係の会社を経営する長門(攻め・「俺」)は、行きつけのバーで加藤(受け)という美青年と一夜を共にする。
加藤を気に入る長門だが、加藤は連絡先を明かさず、会いたければ火曜の夜に同じバーに来るよう告げ…‥

下の名前も職業も分からないミステリアス美人・加藤がとても魅力的。
真面目で素直で、長門に好意も抱いている様子なのに、プライベートな付き合いは頑なに拒否。
一体なぜ?彼は何者??
と、長門と一緒に夢中になってしまいます。

長門は、加藤の連絡先が知りたくて自社のHPに仕掛けを作る等、ちょっと加藤に懸想しすぎなところもありますが、基本的にとてもカッコいい大人の男性。
隙あらば口説きますが無理強いはせず、ベッドでも加藤が嫌がることはしない紳士的な人物です。
元々は貧乏で、なかなかの苦労人であることが窺われますが、そんな自身の青年時代を何でもないことのようにサラリと語っちゃうところが続き特にカッコいいなぁと思いました。

前述のように、加藤の秘密は読み進めるうちにある程度検討がつきます。
それでも、いざ真実が明かされてからの展開は大変胸に刺さりました。
秘密を一人抱え込んで生きてきた加藤の気持ちや、加藤の秘密を知った長門の覚悟と行動がとても切実に描かれているためだと思います。
特に、長門が加藤の気持ちを察した上で彼を激しく求めるシーンは、加藤への愛に溢れており感動的でした。

ストーリー自体は、謎が解けてしまうと至極シンプルなものと分かるのですが、見せ方とエピソード使いが上手く、引き込まれます。
長門の「君」が「お前」に変わる瞬間、
ベッドでの加藤の初々しい反応、
自宅でソワソワしながら加藤を待つ長門の姿など、すべてが恋のときめきに溢れており、ラブストーリーとしても素敵な話でした。

9

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ