パブリックスクール-檻の中の王-

public school ori no naka no ou

パブリックスクール-檻の中の王-
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神192
  • 萌×238
  • 萌7
  • 中立7
  • しゅみじゃない16

10

レビュー数
29
得点
1140
評価数
260件
平均
4.5 / 5
神率
73.8%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
徳間書店
シリーズ
キャラ文庫(小説・徳間書店)
発売日
価格
¥570(税抜)  
ISBN
9784199008160

あらすじ

唯一の肉親だった母を亡くし、天涯孤独になった礼を引き取ったのは、
父の実家のグラームズ家。なんとイギリスの名門貴族で、礼は全寮制
パブリックスクールに通うことに。けれど、そこには寮代表で監督生の
義兄・エドワードが学園に君臨していた! 引き取られたばかりの
幼い頃は可愛がってくれていたエドは、礼が入学した途端、なぜか冷たい。
「俺が卒業したら、おまえは日本に帰れ」と言い放ち!?

表題作パブリックスクール-檻の中の王-

エドワード•グラームズ イギリス貴族 学生 18歳
中原礼 日英混血 学生 16歳

評価・レビューする

レビュー投稿数29

卑屈も過ぎると傲慢に感じる

カバーイラストは素敵だし、英国のパブリックスクールが舞台だし、人気があるのはわかるけど、なんとなく危険な臭いを感じて後回しにしていたシリーズ。
この身分差とすれ違いの物語に登場する貴族の「檻の中の王」エドワードは、私の地雷の「傲慢で話を聞かない攻め」じゃなかったのはよかったんだけどね。
いろいろ状況の説明が、あくまでも主人公のレイが見たことに限られちゃうので、その辺が読んでいて結構ストレスだった。
レイは、幼い上に極限状態の時に刷り込みのように恋に落ちちゃって、そこから外界を一切見ることなしに、自分が愛することだけしか考えていない。
そしてその思いが届くように願っている反面、届くことなどあり得ないと思いこんでいる。
だからレイには、エドワードの行動が理不尽な仕打ちとしか見えなくて、よりいっそう卑屈になっていく。
なんていうか、エドワードが不憫で萌えられなかったわ。

3

次回に期待

優しかったエドが寮に入ってから冷たくなり…
でも垣間見える、レイへのいたわりがありいいですね。
ただ、実にわかりにくい。
エドの考えが全くわかりません。
エドには他にも相手がいるし。
これではレイがかわいそうで、かわいそうで。

ジョナスが戻ってきてから、レイも変わっていきホッとしました。
まあ、ジョナスとエドの事で悩むのはやはりかわいそうではあるのですが…

次巻へ続くのですが、最後にはもっとレイがエドの想いをわかって終わってほしかったかな?
レイはわからないまま終わってしまったのがなんとも寂しい。

1

ドSな王様 vs 穏やかな策士

購入から一週間が経ちますがもう何周してることやら……。
好きすぎて苦しい。
ジャケ買いした本にまさかこんなにハマるとは思いませんでした。

本屋さんで表紙のエドと目が合い一目惚れ。
着こなされたスーツに鋭い流し目、ホワイトブロンドの髪、エロティックに噛まれた手袋……と、しばらく見つめた後であらすじを読むとあまり読んだことがないジャンルでした。

既知のBLのイメージは「ダメダメ」言いつつ数ページ後には行為に至っているというものでしたが、
この小説はむしろ禁欲的と言ってもいいくらい描写が少ないです。

少年時代の穏やかな二人の関係はリーストン入学を機に一変。
エドは礼に「自分(エド)を含め他者との一切の関わり」を禁じます。

そんな礼の救いはストーリー中盤で登場するオーランド(オーリー)。
孤独な学生時代を送る礼の世界を広げるきっかけを作る人です。
拒絶と抑圧で礼を傷つけるエドに対し、
穏やかな態度と心に踏み込む言葉で礼を解放していくオーリーが対照的です。
終盤の二人の対決で、礼を掴みながら
「これに触れるな」
というエドに対し、オーリーの反論は……続き

「一人の人間を物扱い? そうやってずっと、恐怖で彼の意志を抑え込んできたわけだ。実にお貴族様らしい、傲慢なやり方だ。でもね、それを人は暴力と呼ぶんだよ!」

これぞ紳士!!
エドがどれだけ礼に圧力をかけてきたか分かるからこそこの一言は重い。
(風呂入ってる時に執拗にバスタブ蹴ったりするところとか見ちゃうとね、うん)

その後激情に任せてエドが礼を犯すところは、エドの雄々しさにドキドキしつつ切なくもあります。
礼への想いを素直に認められず、かといって手放すこともできずに揺らぐ18歳が唯一取れる策が
「強姦」
という最悪の結果だったわけで。

ただ、強姦の最中泣きじゃくる礼に「泣くな」と抱きしめながら囁くエドの姿に彼なりの不器用な気遣いが垣間見えて愛おしくも感じるのです。

礼以外に自分を深く愛してくれる人間がいないため愛情が裏返しになってしまう。
エドが知っているのはいかにして人の上に立つかだけ。
血統や人種、性別という障壁の前で悩み続けてきたエドの苦しみを読んでいて痛感させられました。
――だからって食堂で飯食ってる時に犯すのはさすがにやりすぎだと思うけどね。

……あなたはレイ様のことになるとどうしてそうダメ男に(ロー○リー風)。
注)この人はこの巻の時点では登場しません。

とにもかくにも片想いの少年「二人」と、彼らを取り巻く魅力的なキャラが描かれている
閉ざされた男子寮の世界。

お気になった方は覗いてみて下さい。

3

血の壁

英国の全寮制パブリックスクールを舞台にしたお話し。
評判通り面白くて一気に読んでしまいました。

12歳にして母親を亡くしたレイは天蓋孤独になりますが、親族だと名乗るクグラームズ家の人間が現れてイギリスで暮らすこととなります。
新しい家族に愛されることを期待していたレイを待っていたのは「貴族以外の血は穢れている」とののしられる差別といじめの日々。

レイは当初自分に優しく接してくれたエドに、すがるように執着していきます。
でもパブリックスクール進学後、エドの理不尽な命令にひたすら耐え、抑圧の生活を送るレイに対し、最初は若干イライラしました。
(純粋を超えて鈍感すぎる気が・・・)

一方のエドは何を考えているのかよく分かりません。
ひどい態度をとりながらも本当はレイを気に入っているのは感じるけど、レイへの執着が思った以上にすごくてびっくりでした。
でもその不器用さと弱さが好きです(笑)

後半、オーリーの登場でレイがかわり始めたあたりから、話がどんどん面白くなりました。
二人がどう変わっていくのか気になります。

3

男子寮ものは最高

お恥ずかしながら樋口先生初読み。
大好きなギムナジウムもので大興奮しながら読み進めました!
途中までエドの心情がわからなすぎて非常にもきもきさせられましたが、健気でかわいい礼のキャラクター性と淡々とした描写に助けられ、途中からは夢中になりました…!
この作品の世界観とyoco先生のイラストが実にマッチしていて、雰囲気を盛り上げているのも良かったです。
まだ2巻以降読めていないので、読むのが楽しみ。

2

イギリスに1ミリも魅力を感じない女子なんていない。

先生のおっしゃるとおりです。英国に魅力を感じない、興味が1ミリもない女子なんていないとおもいます。
はっきり言って、想像以上のお話でした・・・!!
個人的に大好きな設定が夢のように詰め込まれた世界観でした。
エド・・・!気高く、傲慢な、パブリックスクールの王。なのにどこか寂しげな美しい貴族・・・
最高です!!!!!!

礼にもエドにも感情移入しすぎて胸が何度締め付けられたことか・・・!
エドの言葉、仕草、ちょっと触れられた表現だけでこっちまでドキッとときめかされる。
yoco先生の美しい気品ある挿絵がまた、なんともいえない・・・!
読者を英国舞台に連れて行ってくれるような、パブリックスクールの世界にどっぷり入り込むことができました・・・!
すべてにおいて高評価です(泣)
そして最後の展開は個人的に意外で、予想外だったので、それもまた、夢中でページをめくらせていただきました。
進みたいけど、進みたくない・・・葛藤しながら読ませていただきました。
だって、これを読んでしまったらこれ以上の作品に巡り合えるのかな、満足出来なくなるのではないかなと、そんな気持ちがあった続きからです。
外国舞台ものは確かに想像しにくく、入り込みにくいものもありますが、この作品は読んでいて頭のなかでその情景が浮かぶというか・・・とにかく美しい作品でした。

ホントにこれ以上のものに今後出会えるのかな・・・と、それが心配。笑

4

主人公にイラっと...

BLアワード2016小説部門第1位、そしてあらすじを読んでイギリスのパブリックスクールものということで面白そうだな〜と思い購入し読みました。

...が、残念ながら私には合いませんでした。
「趣味じゃない」の一言です。


なんといっても主人公の礼に終始イライラさせられました。
「どうせ好きになってもらえない、けど...」とか「僕のことなんか嫌いなはずなのにどうして...?」みたいな(実際そんなことを礼が言ってたり思ってたりしていたかは別として)態度が、健気だなとか不憫だなーとかを通り越してイラっとしてしまいました。
だってエドはどう見たって礼のこと好きじゃんかよ。
だからそんな卑屈になるなよなと。
まあエドにあれだけ冷たくされたら卑屈にもなるかなとは思いましたが、
思いましたが!
そもそも何でエドに「日本に帰れ」「裏切らないでくれ」って言われた時点で帰らなかったんだよ。
帰っちゃったらお話にならないというのはわかりますが、あれだけ好きだ好きだ言ってた相手が遺産を譲ってくれてまで日本に帰れって言っているんだから、もうちょっと深刻に受け止めればいいのにさ。
続きれなのにギルの一言で勝手に学校に来られちゃ、そりゃあエドもお怒りですよ。
結局好きな相手がどれだけお願いしても、一緒にいたいからってギルの言うことを即座に信じてリーストンに行くと決めたのはあまりにも自分に都合が良過ぎるんではないの。
それでエドに冷たくされてもまあ自業自得ですよね。
そんでまた礼がひとりぼっちで可哀想な感じの描写がけっこうあった気がしたから余計にイライラしてしまいました。


割とボロクソ書きましたが、単純に主人公と作品全体の雰囲気を好きになれなかったから「趣味じゃない」評価にしました。
(本当は読んでいる最中にもっと色々な突っ込みドコロがあったのですが、書ききれないというか思い出せないほどあったのでまあいいかと)


アワード1位で神評価も多かったので期待が大きかった分、余計にがっかりしてしまいました。
が、まあそういうこともあるよねということで。

下巻も一緒に買いましたが、一緒に買っていなかったら読まなかったかも...

16

『禁欲的で陰鬱で物悲しい』

冷酷で傲慢な英国貴族の次期当主 × 気弱で小心な日本人とのハーフの少年

名門貴族子弟の通う全寮制パブリックスクール・・・ というあらすじを見たらもう読みたくて読みたくて発売を待って買いました。
でもあまりに感動してそれをどう文章にしたらいいのかわからなくてレビューを書けませんでした。

作者がどれほどこのシチュエーションを愛し細やかに設定を作り上げたのかがうかがい知れる美しいな世界観です。
『禁欲的で陰鬱で物悲しい』イメージで描かれたということですが、初めから最後までそんな空気感があふれ読み始めたらすぐに捕らわれてしまいました。

シングルマザーだった母親が亡くなり父方の縁者に引き取られます。
そこで出会った次期当主と言う美しい年上の青年エドワードに出会います。
意地が悪く傲慢な態度だけれどだからこそたまに見せる優しさにキュンとなり、穏やかな時を共に過ごすうち密かに想いを寄せるようになります。
しかし、礼には愛する母との思い出以外辛いことだらけです。
貧しくとも人を愛し愛される喜びについて語る母に愛されて育った礼。
母親が小さい礼に『神様から与えられた指』と続き語る話が好きです。
誰かを幸せにできる力を指に宿して生まれてきたという話にほっこりしました。

訳あり転校生の登場で礼の学園生活に変化が起こります。
狭い世界の中で好きな人しか見ていない自分には見えていないことやわからないことがたくさんあることに気が付くわけです。
いじめっ子同級生のギルの言うとおり12歳から成長していないんですねレイちゃんは。
やっと一歩進めたかなと思ったらそれを疎ましく思うエドに気づかれ、甘くも痛いお仕置きとしつけが…。
全編の9割以上を読み進んで甘味もエロもゼロのビターなお話でこのまま下巻に続くのかと思わせたところで鬼畜な仕打ちのうちに終わりました。
いったいエドは礼をどうしたいんでしょうね。
かわいい礼を他人に見せたくない自分だけのもので居させたいから目立たせたくない、いろんな面で危険な学校に入れたくない、身内に利用されたくもない、みたいな感じはうっすらと分かるのですが、それにしては礼に対する態度は厳しいし冷酷過ぎ。傷つけることしかしてないのですから。
というところで下巻に続く、です。

3

少しネタバレ

上下巻、一緒に購入することをお勧めします。
上巻は辛すぎて辛すぎて…わなわなしてきますが、
しっかり読んでから下巻に続くと より感動出来ます。
私の中で樋口先生の作品は、登場人物達の想いが通じるまでは修行だと思っています 笑

ぜひ同時購入してから楽しんで下さい。

7

上巻をよんですぐ、下巻を買いに走りました笑

ノベルには手をだしていなかったのですが、この素晴らしいyoco先生の表紙にほだされて気がついたらレジに向かっていました
結果、本当に買ってよかったです!!
他の方のレビューにもありますが、前半はBL要素はあまりないです。主人公・レイの生い立ちやパブリックスクールでの生活がメインになっています。エロ要素は上下巻あわせてもそんなにいかも?
わたしは、レイが生贄としてイギリスに来た経緯や血縁関係などは全然気にならなかったです。むしろ、ナチュラルにそうなんだーって受け入れられました。
エドの一見冷たく見えるレイへの態度、それでも変わらないレイのエドへの愛に何度も胸しめつけられました。
ちょっとウルっときてしまったり、、。
なにより美形強引ツンツン系が大好きな私にはエドがドストライクでした。

そして、この終わり方、、、!!
そりゃぁ、下巻を買いますよ!!
私は読んで5分で、我慢できず下巻を買いに本屋に走りました。
手に取られた方は上下巻セットで買うことをオススメします。
下巻のエドがまた良いのですー*(^o^)
評価は限りなく神です!!
でも、ノベルを読んだのは初め続きてなので萌×2で


あー、でも、神評価にすぐ変えちゃうかもです笑



2

ネタバレなし、短的に

とにかく最高でした。
あまり外人に興味のない私でしたが、全寮制という設定もあり
ストンと物語に入り込むことが出来ました。
受の子の好き嫌いは分かれそうですが、攻めの子はなかなか良い攻めでした。
ちなみに私は受けの子はあまり好きではないですが、攻めがドストライクすぎて終始楽しかったです。

yocoさんの素敵な挿絵も物語に合っていて本当に良かったです。
買ってよかった。この一言に尽きます。

最後に【俺様自分勝手王様攻めが好きな方は買うべきです】

3

ちょっとネタバレ

yocoさんのイラストにつられて購入しました。
私はイラスト重視するので、内容、筆者の描写、雰囲気にぴったりでyocoさんしかいないなと思いました。

舞台がイギリスの寄宿学校のパブリックスクール。主人公は身寄りのない異国人。見ず知らずのイギリスの貴族に引き取られ、母の愛の言葉を信じている、という閉塞感のあるお話です。
私は受けがおバカさんだと可愛くて仕方ないので楽しく読めましたが、盲目的な愛に対する考え方は合わない方もいらっしゃるみたいです。ちょっとズレてます。いえ大分。

一巻の前半はただひたすら受けが可哀想で不憫で自己中
後半からちょっと反抗的になってやっとBLになります。
甘い小説が好きな方には向いていないと思います、王道的でもありません。
でもパブリックスクールのしきたりや閉塞感や貴族の傲慢さ、イギリスの自然や空気感が緻密に描写されていて私はそれだけでも満足でした。
高評価ではありますが合う合わないの激しい作品なのかな、とレビューを見て思いました。

4

評価が高いのも頷ける

特に何の情報もなしにKindleで購入。下巻がなぜ電子化してない!?とAmazon電子化リクエストを初めてしてしまった。年明け早々大変当たりを引いたことは間違いない。

3

胸を締め付けられます…

書店で表紙に一目惚れし、ちるちるでの圧倒的高評価に即買うことを決意いたしました!
エド(攻)は最初礼(受)に対してツンツンしますが私から見ると礼への愛を隠せてないなぁ笑。と思ってしまいました笑。その愛に気がつかない鈍感な礼も可愛いです♡
とある事がきっかけで礼はエドを裏切ってしまいエドを激怒させてしまいます。そこでエドは礼に誰とも話すなと約束させるのですが、ある時礼は約束を破ってしまいます。そのせいでまたエドを怒らせてしまい…(途中からは約束守る気ないでしょと思ってしまいましたが笑)
2人の気持ちがすれ違うのがとてももどかしいですが、登場人物一人一人の思いが私の心を鷲掴みにしました。みんなの思いが通じず、心が苦しかったですが、最後には急展開があり、続刊が気になってしかたありません!
小説を読んでモヤモヤドキドキするのが好きな方にはオススメです!逆に思いが中々通じなくてモヤモヤするのは嫌っ!っていう方は苦手かもしれません。
私は前者なのでとても楽しめました!読んで良かった!

4

貴族社会とは

総じてあちらこちらの評価がダントツだったので
思わず衝動的に購入してしまいました*。(*´Д`)。*°
ちょうど完結してるってのもいいタイミングかなと読み始め。
一冊読み終えてようやく中間地点ですな。

お話の舞台は学園がスタートだと思っていたのですが
受である礼の生い立ちを語るところからのスタート。
幼くして母をなくし、一人やってきた英国での~な流れ。
面白いかどうかでいえば面白いです。
ただ、受視点で話が展開していくのですが
受にまったく感情移入できないというのがどーなのよというところ。
悪い意味というのではないのですが、
受に感情移入ができない故に、攻であるエドにどんなひどい言葉を
ぶつけられても切なくならないという・・・。

ただ、このひどい言葉をぶつけ続けているエド。
こちらの心理状態に関してはすごく惹かれるといいましょうか
気になる展開が多かったかなと思います。
出会った時のエド。そして年月が過ぎ大人に近づいたエド。
貴族社会のルールだかなんだかに、自分を縛りすぎてるなーと
感じました。
それが明らかにされていくのかどうなのかという続きのが
後半ではありますが、結論はおそらくハッピーエンド。
そこにどうつながるのかを楽しみにしたいなと思いました。

2

自分を大切にして(;_;)

びっくりするほど合わなかったです…
読んでいてただ苦しく、狭い箱の中に入れられてひたすら罵声を浴びてる気分でした。
優しい人がいなさすぎな貴族社会が辛すぎる。
メインカプは、フラストレーションたまりすぎで暴力的な攻め(エド)と、優しさにしがみつく受け(礼)という風に見えてしまいました。

はじめは、母親の教え(人を愛するということ)に対する礼なりの解答を見つけていくお話なのかなと思いました。
しかし、明快なカタルシスもないし、礼がエドとの約束を破ったあたりから「私読み所がズレまくってるのかも」と気づきました。
たった一人慣れない土地でイジメに耐える精神と、それを凌駕するエドへの想いなどもよく分かりません。
もし私がこの環境にいたら望郷の想いしか募らないだろうなと思います。
人を愛することをうたった美しいお話なのかもしれませんが、その前に自分を大切にしてほしいです。

エドは、もうちょっとうまくやれないものかと読んでいる間中ずっと思ってました。
優しさや好きという気持ちがあるのは分かったけど、思いやりがなさすぎるし2人の世界だけの支配関係がDVにしか見えなくなって続きしまって。

設定や世界観は本当に好きで引き込まれたのですが、思ったよりヘビーでした。
あらすじと実際読んだ内容とのギャップがあるというか。
個人的に、”不幸”に操り人形にされている受けは地雷です。
貴族社会と礼のことが理解できなすぎて、今回はその匂いを感じてしまいました。
どうやら作家さん自体が合わないようなので、今作でリタイアします。

10

いい。

いや、いい…!!


い、いいですよね!イギリスとか寮監とか、しきたりとか、家族のしがらみとか。
そういう設定があって、それでいて健気な礼くん。
不器用なエドワード。

…ほんと、そこまでやる?!と突っ込みたくなるほど!

というか途中で出てくるシャワー室のシーンが絡みというよりホラーっぽくてすごく素敵です。

脳内で鮮やかな映像が。
なんとなくできることならば
映画とかゲームで、いろんな角度から楽しみたい!!
と思いました!!


最後まで性的な関係にはならないっ?!
それもアリか!
とソワソワして読みましたが、
(セクシーなお話は大好きです)

いや、……いいですね!!
これは後編は買わざるをえない!
小冊子も雑誌も買わざるをえないですよ!!


読んだ後にまだ続編があると思うと世界がすこし楽しみになりました。

3

受を好きになれるかどうかが重要

表紙と帯が非常に印象的。
最近、小説界ではひとり表紙流行してるんでしょうか?
絡み合ってカメラ目線されてるより、断然買いやすくて有難いです。
そしてパブリックスクールというタイトルホイホイ。

内容はどこかで読んだような話だなというのが第一印象。
不憫健気の受が英国貴族に引き取られ、パブリックスクールに入り、陰湿ないじめに遭う……。
読んでて正直辛すぎて、何とも言えないくらい苦しかったです。
苦しかったんですが、正直なところこの受、結構可愛げがないんですよ。
不憫健気の皮かぶってますが、割と融通が利かなくて自己中です。
私は受の不幸は蜜の味。不憫健気は痛い目見れば見るほど滾る性分なんですが、どうにもこの受にはあまり萌えなかったです。

というのも、発言や思考の端々から垣間見える押しつけがましさが鼻についてしまい、この子可愛げないな……となってしまったのです。
亡くなったママの言葉を大事にしているんですが、どうにもこのママの考え方自体があまり共感できず、そして受の【愛】の捉え方が利己的です。
愛してくれなくて良い、愛を返してもらえなくても愛してるから。
口で続きはそう言いながら、その実もの凄く相手に自分と同じかそれ以上の愛情を求めてるんです。
そんなに愛情押しつけたら、相手はいっぱいいっぱいになって押しつぶされちゃうよ、というくらい、自分の愛を押し売りしているのにどうにもイライラし、攻が気の毒に思える。
端から見たら攻が酷いことしてるようには見えるんですが、私にはこの受こそが攻に対して無神経かなという印象を抱きました。

そんなわけで、割と終盤まで受からにじみ出る「ぼくか弱いの……」みたいな性格にイライラしっぱなしだったんですが、攻の命令を無視して自分の世界を広げ始めたあたりから見方が変わってきました。
BLらしくなってきたというか、エンジン掛かってきましたね! という感じで。
攻の真意や事情はわからないのでヤキモキしますが、取りあえず攻が受に並々ならぬ執着を持ち、受の視野が広がることを極端に嫌うほど嫉妬深いというのはよく分かりました。
そのあたりは読んでて激しく萌える。

まだ前半で評価がどっちに転ぶか分からないのでアレですが、もの凄く盛り上がってきたところで次回へ!! となっているので、今から読まれる方は是非とも2冊揃えて挑んで下さい。
ここで終わると悶えます。

7

オフィーリアの流るるを。

作者さんは初読みです。
タイミングよく(?)別件でパブリックスクールがマイブームなのと、yocoさんの表紙があまりに素敵だったので購入。
本当、yocoさんの表紙は雰囲気ありますねえ。大好き!
内容は英国貴族に引き取られた日英混血の孤児の受けと家族や一族に愛されていない孤独な王様の攻め。
面白かったです!
初読み作家さんなのに、迷わず二巻まとめて買った自分GJ!
ハリポタ好きや英国パブリックスクール好きにはたまらないんじゃないでしょうか。
受けが優しくしてくれたという攻めの子供時代から考えても、攻めが受けが好きなのはだだ漏れなので、受けが不憫ですがさほど陰鬱な気分にはなりませんでした。虐めとか基本的には勘弁して欲しいですけれど。

何故か中途で日本に帰ることになっているので、最後の一年間の物語です。ここらがよくわからないんですが、エドがゲイ関係で問題を起こさないように礼が性欲処理の相手としてパブリックスクールに入れたんで、エドが卒業したらもう用済みっていう露骨な展開でしょうか?そんな簡単にパブリックスクールは入れるものじゃないと思うのですけれど。それに礼が相手だって分続きかった方が問題かと。

ずっとエドの言いつけを守って誰にもかかわらずに過ごしていた礼がオーランドと出会って変わります。
それからの礼の生活は一転します。
ここからが一番楽しかったです。こういう学生生活いいですよねえ。
礼がこういう生活をずっと放棄してたのが本当にもったいない!

エドを裏切り、自分の好きなように生きる道を選んだ礼(でも日本に帰るのは変わらないのは正直どうなのか)をブチ切れたエドが強姦して終わり。
最近BL小説でよくあるんですが、読み切り連作でないなら1、2とわかりやすく表記して欲しいなあ。
今回の私のケースは続きがあるのはわかっていたからいいですが、簡潔そていると思って発売直後に購入した方は続きが気になってしょうがないですよね。

作中に出てくるオフィーリアですが、多分ハムレットがエドでオフィーリアが礼なのでしょうけれど、このオフィーリアの流れ着く先は二巻で確かめたいと思います。

本当、まとめて購入してよかった。

1

胸キュン

当初あんまりチェックしてなかったのですが、ちるちるでの評価が高かったので気になって購入しました。
樋口先生はムシシリーズに半分ハマって。(好きなカップリングと全然ピンとこなかったカップリングがあります。1番好きなのは兜×篤郎)
パブリックスクールっていうシチュエーションにも個人的にはそこまで萌えを感じません。

…でも、面白かった!
いや。面白いと言うか、切なくて切なくて胸がキュンキュンしまくりでした。

受け様がかわいそうで。可愛くて。
攻め様も辛そうで、でも必死で王者然としてて。
思うようにいかないことばかりで、切な過ぎて読みながら悶えてました。

Hシーンは、攻め様の野獣っぷりがすごかった…。少なめですけど濃厚。

3

ハムレットはオフィーリアを愛していたか。

シェイクスピアを題材の一つに持ってくるとは、
また途方も無く大きな風呂敷を広げたなぁ……
そう思ったのは私だけでしょうか。

次期王になるはずだったハムレットと
次期当主になるはずのエドワード。

ハムレットを一心に愛した恋人のオフィーリアと
エドに一途な愛を捧げるレイ。

両者を近づけるものはあったのでしょうか。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

《CP》
学校の絶対的存在・エドワード × 愛の存在を信じる学生・レイ

舞台がイギリスと聞いただけで、心躍りました。
うおお、イギリス大好き!
しかも舞台がパブリックスクールだとぉー!?
おお、実に期待高まる設定!
それを裏切らない内容で、作品として満足しました♪


監督生であり、寮代表。
絶対的君主であるエドワード。
そのエドに幼いころから、恋をするレイ。
同じパブリックスクールであるリーストンに入学します。
レイは分かっていました。
エドに対する自分の存在意義。
エドに抱かれる為だけの生け贄だと……。
でも、そんな献身的なレイをも、エドは固く拒絶します。
そんなエドの続き相手は、いつも遊びで抱くパブリックスクールの
美形な男子だけ…。

第一巻である今作のエドの印象は最悪><
レイに執着し、行動を制限するばかりの支配者。
樋口さんらしい下衆な印象の攻めです。
でも、所々に少し優しさらしきものをみせるエド。
その優しさに、少しだけ期待をしてしまいます。

エドにレイを幸せにして欲しい! 優しくして欲しい!
そう願わずに入られません。
うおお、エドぉぉぉ!
レイを泣かさないでくれー! 傷つけないでくれー! 
お願いだから!!


レイは母親に大事に育てられ、愛という意味について語られ、
ずっとそれを純粋に信じています。
「伝わらない愛もいつかは通じるのよ」
そしてエドに対してもいつか愛は伝わると信じ、愛の告白までします。
しかし、それも拒絶され……。
くっそぉー、エドの野郎ぉぉぉ!!

レイは、パブリックスクール内でたったひとり孤立した生活を
過ごしますが、声をかけてきた人懐っこい生徒・オーランドによって
世界が広がっていきます。
今まで知らなかった外の世界に目を向けるようになります。

しかし、それがエドの執着心を更に煽り立てます。
ついにそれがレイの
「さよなら、僕はきみを愛するのはやめる」
という一言で、堰が決壊したかのように怒り狂い、
ついにレイを陵辱します。
ずっとエドに抱かれることを望んでいたとはいえ、
訳が分からず、ただ涙をこぼすレイ。
陵辱は朝方まで続いて……。

レイとエドの「初めて」がこれなんて酷すぎます。
いや、ある程度予測できたこととはいえ、読んでいるこちらが
辛かったです。
言葉には出さずとも、エドにとってきっとレイは、最愛の人……。
だからこそ、束縛し支配し…それしか愛する術を知らなかったのだと
思います。
そして、大事にしたいがために
「レイは生け贄」と周囲に言われながらも
抱くことすら、我慢して…。

エドのレイへの陵辱は禁欲的な背徳感が加わって、
読んでいて辛いと思うのに、非情に萌えた場面でもありました。
朝方まで…というのは若い証拠であると同時に執着の証。
うう、凄いよエド。
ここまでレイに執着していたなんて。
でもその中に、一滴の思いやりの愛が見えたら、
レイはどれだけ嬉しかっただろう…。
それを考えると切なかったです。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

ミレーの描いた、死んでしまったオフィーリアの絵画。
世界的に有名な水面に浮かぶ美しいオフィーリアの遺体を
レイはどのように見ていたのでしょうか。

ハムレットの物語の中では、オフィーリアは単に「死んだ」との
言葉しかなく、オフィーリアが本当に花を詰んでいて足を滑らせたのか、
ハムレットの言葉に絶望し、川に身を投げたのか描かれていません。
ミレーの描いた美しいオフィーリアの遺体。
レイはオフィーリアを自分に投影しなかったのでしょうか。

ハムレットは、最後、一族全てが死んでしまうという悲劇で
幕を閉じます。
シェイクスピアの四代悲劇の中でも一番有名な物語。

エドワードもその一族も、そしてレイも…その愛のすべてが、
滅んでしまうのでしょうか…?

彼らのハッピーエンドを願わずにはいられません。

3

愛がないようで愛にあふれている関係

樋口美沙緒先生買いで、電子書籍で手にとりました!
電子書籍だと挿絵がないのでなんとも悲しいですが・・・
表紙絵だけで妄想するしかありません(;´∀`)

発売から少し後に読んだんですが・・・すみません
これは早めに読んでよけばよかった・・・と後悔するぐらい
面白かった!
内容は先の見えない関係に泣くばかりですがw

今回はお互いの関係が変化しこれからってところで終わっていて
時間がすごい楽しみです!

攻め様は自分の立場と受け様への思いに悩み
受け様はかなわぬ思いに攻め様やまわりからのひどい扱いと
読んでいるこちらは楽しめる作品ですが、涙涙です

受け様の健気すぎる行動に胸が苦しくなるぐらいです

1

大満足の一冊。

雰囲気的には、同じく樋口先生著の「愛の蜜に酔え!」を思わせるような内容でした。
身分違いで引き離される2人。昔は優しかったのに突然冷たく当たってくる攻め。それでも健気に攻めを思い続ける受け。
どっかで見たな…と思いつつ、この作品の方が満足度は高かったです。
虫の擬人化じゃない分現実味があったのも理由の一つですが、それ以上に、話の深みが違います。

元々、攻め←←←受けの作品って苦手なんですよね。
特に、健気で無垢ゆえに思い込みが強くて、周りへの迷惑も考えず愛に突っ走るような受けってすごく苦手。
この作品の受けはまさにそういう感じなんですけど、不思議なくらい面白く読めました。
一見受けの一方通行な愛に見えて、実はそれ以上に攻めの方が受けに執着しているっていうのが、行動や発言の節々から垣間見えたからでしょうね。
実は限りなく攻め→→→受けなんだな、ということがよく分かりました。
だからこそ、すれ違うばかりの2人に切なさがこみ上げてきます。
すれ違いが嫌いな腐女子なんているんですかね?!
あまりにも不憫で可哀想で、幾度も涙がこみ上げてきました。

エロは最後の最後続きまでありませんが、むしろそれが良かった。
あんまりアッサリそういう展開になっていたら、これだけの深みは出なかったでしょう。
あれだけ溜めて、溜めて、最後の最後でぶち切れて…という展開がとても自然で、無理がなく、共感できました。
冒頭にも言ったように、とてもリアリティのある作品なんですよね。
しかも、全女子の憧れの英国貴族。
描写がどこもかしこも御洒落で煌びやかで、それでいて陰鬱とした雰囲気もあって、これが面白くないわけがないというか。

もうすぐ後編が出るということで、心待ちにしています。
エドとレイの今後がとても楽しみ。

6

囀る愛の行方

”パブリックスクール”という題材と
yocoさんのイラストに誘われて手に取った一冊。
閉塞的で、官能的な香りのするコスモ、
英国の伝統ある全寮制男子校というだけで食指が動きますが
読後の感想としては、すごく面白かった!です!

礼の日本での母親との愛情に満ちた日々とその喪失、
父親(名家の貴族)の出生地イギリスでの孤独、
そんな中で出会った義兄ー
高慢で皮肉屋、けれど気高い孤高の王さま―エドへの思慕、
そして入学したパブリックスクールでの彼への絶対的服従...
文体は、海外の翻訳作品を読んでいるような感覚ですが、
物語の閉鎖的な雰囲気にぴったり合っていて
ひたすら没頭して読み進めることができます。

高慢なエドへの健気で一途な想いを見せる礼が、
中盤になって変わり者のオーランドとの出会いと交流により
葛藤しながらも、エドの言いなりのままでいることに反旗を翻し
少しずつ成長・変化していく様子がとても良かったです。

そしてそのことで後戻りできないすれ違いが生まれ、
礼の行動にショックと怒りを隠しきれないエドに萌えました!
エドの欲情により、読み続き手の高揚が最高潮のまま次巻へ続いており、
続きが気になって仕方ありません...!

マザーグース、シェイクスピア、オフィーリアを描いたミレイなど
イギリスならではの文学・芸術要素が組み込まれているのも
今作を楽める見どころのひとつ。

殊に、オフィーリアは礼自身の象徴として描かれており
オフィーリアのハムレットへの愛の行方の解釈がそのまま、
今後の礼とエドの関係性に繋がっていくように思われます。
樋口さんご自身が出した彼らの愛の行方の答えを
胸を高鳴らせながら待ちたいと思います。(既に待ちきれませんが...!)

7

2巻が本当に楽しみです

攻めのエドワードは、礼に対して、学校で空気になれ!一人でいろ!とにかく目立つな!と命令する「王様」です。その命令の理由はまだ明言されていないのですが、それが礼を守ることにつながっているとエドは信じているのだろうなーとなんとなく読み取れます。
受けの礼は、エドに嫌われないように上記の約束(命令)を守り、エドを愛することに人生を捧げているような少年です。
礼は、礼の世界の中にはエドしかいないと思い込んでいたために、エドに嫌われることはそのまま世界の終わりでした。たしかに、12歳で見知らぬ土地で味方もいない中暮らさなければならないという過酷な状況下で、心の支えを必要としたのは当然です。ですが、礼はエドの望むように振る舞うことで、礼自身を「エドがいないと何もできない無力な子供」のままにしてしまっていたのです…。
エドは礼をいつまでも、混血で全面的に立場が弱く、それゆえに守られる対象のままにしておきたかったのだろうと思います。でも、礼は16歳で、自分の足で歩くことができます。エドの命令に逆らうことになっても、礼は自分の決めた道を歩くことができる、とようやく気づくのです。そして、出自に基づく続き「支配する側」「支配される側」の構造が壊され、二人は初めて個と個で向き合い始める……のだろうと、わたしは信じてます。
1巻は、礼が淋しさからエドに依存していることを自覚し、かつ自立したいという気持ちを持ち始めるお話でした。
どうしてエドはストレートに礼を大事にできないのでしょう。エドなりの葛藤があるのだと思いますが…これから礼とちゃんと会話してくれますように…。エドの葛藤は2巻で描かれるところだと思うのでドキドキしながら待とうと思います。

6

不憫すぎる受けに泣けました。。

パブリックスクール、禁欲的で心惹かれずにはいられない設定です。
ただ、後半までエロは全くなく、ただただ受けが可哀想で泣けてきます。
不憫受けは数あれど、これされたら結構しんどいだろーなー。。
傷に塩を塗り込められるが如く攻めに冷たくされています。
天涯孤独で、誰も頼る人がいなくて、唯一好きになった攻めにも誰とも話すなと言われてずっと一人きりで。。
攻めがあまりに非道に感じました。
確かに執着心とか所有欲から来る行動なのかもしれませんが、それにしても受けが可哀想で、もー好きでいるのやめちゃえばいーじゃん!!と何度も思いました。
さすがに傲慢すぎるのでは?!
その理由はまだ明らかにされてないので、色々あるんだとは思いますが、相当な理由がないと納得出来ませんね。。
最後の方で今まで全く手を出さなかった受けに手を出して、エロ三昧になったのもどういう心境の変化なんでしょうか。。
続き物だと知らなくて、ここからどう終わるのか?!と心配してました。
やや唐突に感じましたが、とにかく続きが気になるので、続編を待ちます!!

4

パブリックスクール!

作家様×作画様買いです!

パブリックスクールが舞台のこの作品。受けの礼の生い立ちから、イギリスに行くまでの経緯。攻様のエドワードとの馴れ初め(?)が緻密に描かれていて入りやすかったです。

もうエドワードも礼もお互いがお互いを大事だけど不器用で上手くいかないところがじれったいです!!

エドワードは体裁があるからと礼に周りと話さないようにとか、お風呂に入るときは脱衣所で脱がない様になど言いますが裏を返せば周りに礼を奪われたくない(見られたくない)独占欲丸出しの執着攻様でした!

続きものなので一気読みされたい方は来月まで我慢です!!(笑´∀`)

言葉や態度の端々に見え隠れする執着心にドキドキしました!

6

続きが気になる1冊。


私は元々、yocoさんのイラストがとても好きだった為、この本を購入しました。

最近は、BL漫画ばかり読んでいたので、大丈夫かなー?っと思っていたのですが……。

見事に買ったその日に読み終わってしまいました。
この本は2巻目が来月(11月)に出るのですが、とても続きが気になります。

礼が、パブリックスクールに入る前の話もきちんと書いてありますし、心理描写がとてもわかりやすいです。

そして、yocoさんの美しすぎるイラストがこの本に合っていて引き込まれる作品です。

続き物なので2冊目が出た時に1冊目と一緒に買うのをおすすめします。

続きが気になってウズウズしちゃいますので……。

8

美麗なイラストとストーリー

この作品、設定が盛りだくさんで説明が難しいのですが、パブリックスクール、両片思い、すれ違い、身分差ラブが好きなら読んで損はないと思います~
巻数表記はありませんが続き物の一巻にあたります。表紙は攻めのイギリス貴族であるエドワード。

物語の冒頭は全寮制のパブリックスクールに通う礼(16歳)と義兄であるエドワード(18歳)の歪んだやりとりから始まります。
学内では人当たりもよく人気者、カースト頂点に君臨するエドワードは義弟の礼にだけすごく厳しく当たり、学内では誰とも話すな、人の目に触れるような場所に行くな、などと無茶な制約を強いります。そして礼はどれだけ冷たく厳しくされても、エドワードが好きなのでその言葉を受け入れて学校生活を送っています。
前半は現在と過去の回想をいったりきたりという構成なので読んでいる内に、エドワードが礼に対してなぜそんな態度をとるのか、礼がなぜエドワードの一方的な命令を聞いているのか、そして彼を好きになったのかなどの理由が分かっていきます。

冒頭から引き込まれて読みました。
礼は幼い頃から、自分が向ける愛や他者からの愛、伝わらない愛についての意味を続きずっと考えている子どもです。
誰かを愛することを心の支えにしているので、母親を亡くして幼い頃に優しくしてくれた唯一とも言える存在のエドワードを愛したいと思い、16歳になっても盲目的で献身的な愛情を向けています。
一方エドワードは家族からの愛情は存在しないものと考えていて、自分の家系での立場や今後の社会的な立場を理解し、理解しすぎているからなのかすごく窮屈に生きているように見えました。
そこにわんこのように自分に愛情や好意を真っ直ぐ向けて来る礼が現れて、救われている部分もあったのかと思いますが、自分が守れる範囲にいてくれない礼に怒り、冷たくしているのかなと感じます。

エドワードはパブリックスクールを檻の中と表しますが、その表現をする場面がすごく孤独で切ないです。
檻の中の王とはまさにエドワードを表す言葉なのだと思います。

そして物語が進むにつれてエドワードと自分だけの閉鎖的な世界でしか物事を見ることができない子どもだった礼が変化していきます。
世界がどんどん広がって周りに居場所が出来て、精神的にも成長していく様子は見ていて応援したくなりました。
そんな礼にエドワードは焦りと嫉妬、独占欲を分かりやすく滲ませていきます。
エドワードは礼への感情に自覚はあるけどその気持ちを認めていないふしがあるので傲慢さが目立ちます。
第三者目線で話をしてくれるナイス脇キャラのオーランドと親戚でもあるギルの言葉から、礼を守ろうとピリピリしているのだなと分かりますが、後半は色々拗れてエドワードが礼に手を出してしまいます。

エドワードと礼の最初のセックスは無理矢理です。でも礼がエドワードを好きで半分許しちゃっているように見えるのと、エドワードの礼に対する独占欲が強姦に行き着くまでに他のキャラ、本人からの言及で分かっているのでそんなに痛くないです。
むしろ礼は翻弄されて聞いてないけどエドワードが礼に対して本音を漏らしている場面もあるので、甘さすら感じます。

ただ最後のエドワードは大事にしていた礼に手を出して我慢というタカが外れてしまったからなのか、ハーフタイム休暇中の寮に2人っきりになった途端、膝の上に礼を乗せてごはん食べさせようとするし、色んな場所で自分を忘れることがないようにヤリまくる宣言もでるしで少し心配になりました笑
最中の礼に言う言葉のほとんどが辛辣で礼は傷ついてるのですが、行動が礼に対する執着と愛情からなのが見えているので、なんか読者としてはエドワードのタカの外れ具合に笑えばいいのか執着っぷりに萌えればいいのかよく分からない…という状況で続編に続きます。

世界観もキャラクターも脇役含めてすごく魅力的で素敵なので神評価ですが、最後のエロに色んなものを持って行かれたのが少しだけ惜しいかなと思います。
でも続編刊行の決まっている一冊目なので綺麗にまとめるよりはこういう終わり方もありかな?
伏線もまだ色々あるし、礼の成長と2人の関係性の変化の続きはすごく気になるので、来月に出る予定の続編も楽しみにしています。

28

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