恋煩い

koiwazurai

恋煩い
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神21
  • 萌×222
  • 萌17
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
14
得点
245
評価数
63件
平均
3.9 / 5
神率
33.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
新書館
シリーズ
ディアプラス文庫(小説・新書館)
発売日
価格
¥640(税抜)  ¥691(税込)
ISBN
9784403523885

あらすじ

買収予定のぼろアパートに、偵察部屋を借りた槻島。壁に穴があることに気づき覗いてみたところ・・・?ツンデレ社長とアパート管理人の、運命を変える恋。

表題作恋煩い

永沼寛康,買収予定のボロアパート管理人,27歳
槻島敬也,大手不動産会社の子会社社長,29歳

その他の収録作品

  • 恋模様
  • あとがき

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レビュー投稿数14

壁穴から始まる

キュンキュンした切ない話でした。アパートの管理人×不動産再開発会社社長。アパートの土地を買上げたくて策略のひとつとしてアパートに部屋を借りた社長が隣に住む管理人の自慰を壁穴越しに見てしまったことから意識し始めた。攻め×攻め(元タチ)というわりに、ツンデレ気味で可愛い受けでした。受の槻島さんが悪人ぶっているけどいい人で、永沼さんに恋をしていく内にどんどん可愛くなっていっちゃう所がすごく良かった。攻の永沼さんも面倒見がよくて誠実な人。秘書の樫谷さんはとてもいい味だしてましたね。彼視点のペーパーも楽しめました。

1

攻×攻の攻防

「言ノ葉」シリーズの作家さん。くらいの認識で、
BLアワードにノミネートされているので読んでみました。

「ちるちる」さんのあらすじもろくに読まずに読み始めたのですが、
お話に引き込まれました。
中盤まで、受様が攻めるものとばかり思ってました。
いやぁ、受様本人もそう思ってたみたいですが。
攻様は意外にもに押しが強いです。おそるべし天然。

「さくら荘」というアパートにまつわる話なのですが、
伏線がいくつも張ってあって、最後にすべてがわかったとき、
槻島にぶわーっと感情移入してしまって‥。

「恋模様」
「恋煩い」後日談。
数ページ読んで‥吹きました。
多くは語れませんが、樫谷グッジョブです。
それにしても、槻島。
「恋煩い」でも思ったけど、早合点しすぎだから。
これで、よく社長やってられるもんだ。
まさに恋は盲目だね。

1

理想のツンデレ

砂原糖子先生と志水ゆき先生という、素敵なコンビの一冊。
なんとなく、真面目なお話かと思って読み始めたら。
とっても楽しいお話でした♪
口は悪いがやり手のイケメン社長と。
真面目で寡黙なアパートの年下大家さん。
体格は同等なんですが、中身がかなり凸凹な二人のお話です。


このお話は。
『恋煩い』は、槻島(イケメン社長)視点。
『恋模様』は、前半が永沼(アパート大家)視点、後半は槻島視点。
という、二つのお話にわかれていました。


大手不動産会社の社長の息子で、子会社の社長である槻島敬也(つきしまたかや)。
長身で甘いマスクのイケメンで、その事を自覚している行動言動です。
女性には色々懲りていて苦手なせいか、酷い言葉を吐き捨てたりします。
仕事では、土地の再開発事業を手掛けていて。
自社ビルから見下ろせる地域も、公園にして緑地化しようとしています。

その予定地で、唯一立ち退きを拒否しているボロアパート「さくら荘」。
このアパートの管理人は、槻島よりも二つ年下の永沼寛康(ながぬまひろやす)。
実は大家以外にも専門職で働く、勤勉で生真面目な男で続きす。

秘書の樫谷(かしたに)とのやり取りで、何故かさくら荘の空き部屋に住むことになった槻島。
ボロアパートの部屋には、壁に穴が空いたまま修理もされておらず。
隣に住む大家、永沼の生活を覗き見る事が出来る状態。
これは偵察だ、と心で言い訳しながら覗く穴の中の男は懐かしい人に似ていて…?


※ここからはネタバレ注意ですよ。


この話の中で、何が楽しいって槻島の性格です。
私には、最高に理想的なツンデレでした♪
身長180cmもある甘いマスクのイケメン社長なんですが。
兎に角、驚くほど口が悪い!
口が悪いのに、本人も自分の性格の悪さを自覚しているのに、何故か妙に可愛い。
子供相手に大人気ない発言するくせに、端々に良い人が見え隠れ。
ほんっと、不思議な人です。

そんなツンデレ社長槻島と、無表情だが優秀な秘書の樫谷(かしたに)のやり取りがとても面白いです。
知らぬ間に、槻島を掌で転がしています。
お釈迦様のような母のような不思議な秘書、樫谷。
こういう秘書さん、好きだわぁ♪

わかりにくいのは、永沼の気持ちです。
口とは裏腹に気持ちがダダ漏れの槻島とは、あまりにも正反対です。
寡黙だし、生真面目だし、槻島に対して取る態度をどう受けとったら良いのかわかりにくい。
しかしそれがわかった時が、やはり楽しいですね。

槻島の持っている写真とか、さくら荘との縁とか、高校の同級生(同窓会)などなど…。
様々な事、様々な人との関わりの中で、槻島がどういう人物なのか、周囲にどう思われているのかがわかってきます。
いや~槻島、めっちゃ好みのキャラでした♪

これだけでも神にしたいところなんですが。
一つだけ、個人的にすご~~~くがっかりした事がありました。

それは、槻島が最後まで受だった事です。
一つ目の『恋煩い』では相手がノンケだった訳ですし、わかるんですが。
『恋模様』では受になった事への強い抵抗があっただけに、かなりリバを期待してしまいました。
最後やっぱり受で終わってしまい、思わず「え~っそりゃないよ~☆」と声に出していました。
あ~っ、ホンとに残念☆
でも、そんな優しい、でも口の悪い槻島が大好きです♪

3

どちらが攻めるか?

シリアス‥‥かと思って読み始めていたのだけれど、
そこはかとなくコメディテイストで、志水さんの挿絵もよくあっていて
まとまりよく気持ち良く読める作品だった。

双方180cm越えの男同士、というのがいい。
ボロアパートの管理人で本職は料理人の永沼と
ワガママ毒舌な若き会社社長の槻島。


ボロアパート買収の為……に部屋を借りて
見つけた壁穴から覗いてしまった男の自慰。
というのは美味しいネタで、序盤からなかなか萌えるんだけれど
それは全体としてはあまり重要ではない感じ。

買収問題もあまり突っ込んでは描かれず
そういうシリアスさやシビアさよりも、
アパートの住人の人間模様や、槻島の心模様などが中心。

何と言っても、お金に権力美貌に頭脳となんでも持っていても
実は寂しい槻島が、穏やかでまっすぐな永島に惹かれていくに従って
傲慢不遜な鎧が破れて調子が狂っていく不器用な可愛さがいい。


常々、攻め受けが当たり前のように決まるのはなぜ?
話し合ったりジャンケンしたり、時に揉めたりしないのか?
と思っているのだけれど
槻島が主導権を握ろうと続きしてジタバタしているのが、また楽しい。

秘書の樫谷が、いい仕事をしてくれています。
BLには時々この手のスーパーな秘書や付き人が登場しますね?

7

めんどくさくてかわいい

 家庭環境のせいで、人の愛情というものが信じられず、というか信じたり求めたりするのが怖い受けの敬也。
読み始めてすぐは、強引で傲慢で口が悪くて抱きたい派だしで、ホントにこっちが受け??てな気持ちになりました。
 対する攻めは、真面目でまっすぐで人当たりのいい寛泰。
穏やかだけど男っぽくて、無理強いはしないけど折れない。

 読み進めるにつれ、敬也のすること言うことがいちいちかわいくて。
ヒールぶってるけど、中身は子供で。
めんどくさいけどかわいい。いや、めんどさくいとこがかわいいんだな。
ほぼ敬也視点だけど、この時寛泰は敬也の事かわいいなーって思ってんだろうなー、とにまにましながら読みました。

 淡白っぽい寛泰がえちシーンになったらまっすぐに情熱をぶつけてきて、こりゃーやられちゃうよなぁ、でした。
敬也視点なだけに、敬也が恋煩いでわたわたしてるところはたくさん見てきたけど、なかなか寛泰は見せてくれなくて。
 なので、落ち着いてて、あまり動揺を見せなかった寛泰が、敬也が女性をナンパしたのかとあわてて敬也のマンションに押しかけてくるシーンはとても好きです。

続き 志水先生の挿絵がまたかっこいい攻×攻な2人でステキです。
でも読んだ後だと、どうしても敬也の方が色っぽくかわいく見えてしまいます。

4

槻島が好きだなぁ~

 表紙イラストにすごく惹かれたけど、私的に当たり外れのある作家さんなので出版社サイトで試し読みしてから購入し、ワクワクしながら初読みして何だか物足りなさを感じたので、翌日に再読。けれど感想は変わらずで、期待していたほどは愉しめなかった。
 攻×攻的な設定は大好きだし、容姿・社会的地位ともに最高ランクの槻島が、女性のことを悪し様にののしったり、偏見に満ちた評価を下しているさまは全く不愉快だと思わなかったし(むしろ同意した)、本心を隠して故意に露悪的な言動をとるところや、子供相手に本気になってる姿などは可愛く思えたし、恋愛に慣れているハズなのに永沼相手だとあたふたする様子は愉快だったし、上か下かに拘っているくせにグズグズになってくると拘りを捨ててるところは笑えたし・・・・設定や内容的に好みでない要素はひとつもなかった。
 でも、評価は萌。続けて2度読んだのに変わらない。私にとってはグッとくるものがなかった。これは、ひょっとするとレーベルのせいなのかも知れない?とか。砂原さん作品で一番好きなのは『ファンタスマゴリアの夜』で、次いで『イノセンス~幼馴染み~』。人気の高い『言ノ葉ノ花』などは続き何度読んでも可もなく不可もなくといった程度の感想しか持てずにいるから、レーベルの目指すものと、私の求めるものとがズレているせいで、設定もイラストも好みなのに思い切り愉しめなかったのかも?・・・だとすると惜しいな・・・

2

面と向かうと素直になれずツンデレ

ぼろアパートの買収のために、自らぼろアパートに部屋を借りた社長の槻島。
偵察目的だったはずが、部屋に開いた壁穴からアパート管理人である永沼の自慰行為を目撃。しかも、永沼がタイプだったために、ぼろアパートに足しげく通うはめに!

永沼のことで頭がいっぱいなのに、面と向かうと素直になれずツンデレっぷりを発揮する槻島が可愛いいです。
ただ、全体的に「きゅん」とくるものがなくちょっと物足りなかったです。

ちなみに最後の終わり方といい、社長秘書の存在が気になる(^^)

1

ベストバランス!

おもしろいけど読み終えてしまうといまひとつ記憶に残らない、私の中でそんな印象が強かった最近の砂原先生の作品ですが、これはよかったです。

CPのキャラがそれぞれ魅力的でした。
ひねくれた子供の槻島と、真面目で素直、大人な永沼。どちらがではなく、どちらもよくて、そう思える作品は読んでいて楽しいです。わくわくしながらあっという間に読み終えました。
物語は舞台になる古い木造アパートを、取り壊そうとする槻島と、それを拒む管理人の永沼、それぞれの思いをもとに進んでいきます。その思いが、単なるお金儲けでないところが、話しに深みを与えています。コミカルでありながらも、軽すぎなくてあたたかい感じがするのはそのためなのかな…と。

もともと砂原先生の書かれるエロシーン、さりげないのに色っぽくて好きなんですが、今回ぱっと見のイメージとは逆の攻め受け設定が、エロシーンのエロさを2倍増し(?)させていました。ふだん真面目な人が、いやらしくて嫉妬深かったりするの、大好きです。俺様な人が、いきなりかわいくなっちゃうのも…。

志水先生のイラストも、とってもよかったです。作品の雰囲気とぴったりでした続き
好みじゃない絵だと作品を読むのすら苦痛で、いっそ絵がなければと思ったりしてしまいますが、ぴったりくる絵だと、ものすごい相乗効果ですね。イラストは大事、あらためて思いました。
いろんな面でバランスのとれた作品、おすすめです。

4

見てはいけないものほど、見たくなる

もし、自分の部屋の壁に穴が開いてたら……?
まあ、不動産会社に腹を立てる人もいるかもしれませんが、
穴を覗いてみたくなりませんか?
人の家なんて覗いてはいけない…でもちょっとだけ見てみたい…
なんて好奇心にかられるのではないでしょうか?
主人公の槻島は、そんな好奇心に負け、壁の穴を覗いてしまった
人物です。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

《CP》
ボロアパートの実直な管理人 × アパート買収計画をすすめる社長

会社で街の再開発計画を進める槻島(受け)。
しかしボロアパートが買収できないことで計画は一向に
進んでいませんでした。
そこで槻島が「様子見」「偵察」という名目で、ボロアパートの一室を
借りてしまいます。
すると部屋の壁には穴が空いており、好奇心から槻島はついつい
穴を覗いてしまいます。
そこには自慰をする青年の姿が……。
翌日、それがボロアパートの管理人だと知ります。

槻島は自分自身には正直。そしてワガママ。周囲にはツンデレ。
だけどそこが見ていて痛快です。
自分の心には素直なくせに、まわりにはツンデレというのは、
続き見ていて可笑しいです♪

ボロアパートの管理人・永沼(攻め)に心躍るような高揚感を覚える槻島。
うあー、ワガママ坊っちゃんが、無愛想男に惚れてしまうのかっ!?
ドキドキしながら、2人の恋模様を見続けました。

モーションをかけるのは槻島(受け)の方から。
しかし「遊びでそんなことはしない」と
突慳貪に返されてしまいます。
2回目の誘いも槻島から。永沼(攻め)も流されてフェラと手コキ。
ふたりとも色っぽくて、目が離せませんでした。

その時、槻島はやっと永沼への恋心を自覚します。
ここは嬉しかったですね。
暖かい気持ちになったというわけではなく、
「ざまぁみろ」みたいな気分で痛快でした(笑)

そして、永沼がボロアパートを大切にしている理由が判明します。
入院している元の持ち主・祖母のためでした。
病院へのお見舞いのシーンは、永沼の複雑な哀しさに
触れたような場面でした。

それからなんと!!
3回目のお誘いがあるのですが……、、、なんと永沼(攻め)から!
「俺とはセックスしたくありませんか」
とか!
えええええ!
永沼って、ゲイでもバイでもないって、自分で言ってたのに!
しかし、上は槻島も永沼もどちらも譲りません。
身長182センチと、180センチですからね。
槻島もタチをしたかったようです。
うおおお、攻め × 攻め !!!><
……が、最後は槻島が折れました(笑)

槻島は永沼の求めに陥落しました。
それでも、ちょこちょこエッチの最中に抵抗する様が
可愛く見えてしまいました。
濃厚なエッチシーンでした★

その後も隙をうかがってはマウントポジションをとる
前段階の準備として、槻島は永沼より車道側を歩いたりと
「次のエッチの機会があったら、自分がタチ!!」ということを
アピールします。
あああ、こういうのを無駄な足掻きっていうんでしょうかね。
可愛くしか見えませんっ♪

最後のエッチシーンも濃厚でした。
それに合わせ、志水ゆきさんのイラストも素晴らしいんです!
うぉぉ、エロい!
しかもエッチの最中に、実は永沼が壁の部屋の穴を覗き返して、
槻島の自慰を見ていたことを告白します。
ぷぷぷ……やっぱりやったことはやり返されるんだよ!
ざまぁみろー!
恥ずかしがれ、槻島っ!!

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

永沼(攻め)は、槻島(受け)を「可愛い」と連呼しますが、
ホントその通りです。
槻島は可愛いです。
これからも2人はボロアパートで、ずっと暮らしていくのでしょう。

痛快劇、楽しませてもらいました。

3

182センチ×180センチ

アパートの管理人×会社社長、年下攻め。
立ち退かせたいボロアパートの一室を、偵察のため借りた不動産会社の社長受け。部屋の壁に穴が空いていたのでなんとなく覗いたところ、隣に住む管理人の男が自慰に励んでいた。バイである受けは、初恋の相手に似た風貌の男に興味と奇妙な劣情を抱くようになり…という展開です。

壁穴覗きもの…AVか! と思いつつ読んでいたのですが、あんまり壁穴はメインじゃなかったです。露悪的で世を拗ねて、全方位に向かってツンツントゲトゲしている受けが、なぜか攻めに対しては調子が狂ってしまい、一所懸命悪役になりきろうとするんだけどダメダメでキィィーッ!ってかんじの描写がメインです。
攻めが異様に懐が深いので、受けがいくら悪ぶっても「うんうん」ってかんじで、受けはひたすら空回りです。憎めなくて可愛い受けなので、ついつい受けの味方をしながら読んでしまい、ちょっとは攻めがやっつけられてくれたらいいのに、とか思っちゃいました。
結局本編では攻めはやっつけられてはくれませんでしたが、くっついたあとの続編で、受けが女性をお持ち帰りしたと思って焦る攻め、の姿を見たときはちょっとうれしか続きったです。

タチしかやったことのなかった受けが、抱かれる立場に甘んじるところに、受けの想いが現れてて非常に萌えました。
でも、読んでたら、君は受けだよ、と思っちゃう。(笑)

8

胸がほんわか

久々に、受け攻め両方が好きな作品に出会いました。
アパートを買収しようと目論む社長・槻島とアパートの管理人・永沼。
あらすじを見た限りでは社長が攻め要因かと思っていたのですが、まさかの裏切り。
けれどその裏切りがとてもベストな方に働き、よりこのお話が大好きになりました。

横柄で口が悪い槻島だけど、嫌いになれない。
それは槻島の弱さや優しさが要所にあらわれているから。
『敬也 3ヵ月』と記された一枚の写真。
アパートを買収しようと躍起になっている理由。
色んなところにある、槻島を形成していった要因。
人を信じることに対する怯えや、それでもどこか情に厚い槻島が、どうしようもなく愛しい。
一方永沼は、安定の実直さで好感度は抜群。そこに決して淡泊ではない雄の部分を見せられてはもうハマるしかない。

『恋模様』でのすれ違いや嫉妬、案外言葉攻めとかしてくる永沼にとっても楽しませてもらいました。
そしてこれまた志水先生のイラストがハマっている!

脇キャラ樫谷さん。謎だらけ。この人、逆らってはいけない匂いがします。笑
あぁ、本当に『なんでも知っておきたい質』なんだ続きなぁ…。
最後のオチに笑わせてもらいました。

4

悪ぶる受けが憎めない

ほんの一部を除き、全編受け視点です。
受けが悪ぶってるのですが、それが全然キマってないし、横柄だし、憎めなくて可愛いんですよ。
二歳下の攻めがかっこいい!
受けがやることなすこと面白くて、私は笑いながら読みました。
笑ったシーンとして以下に。
槻島(受)が電柱の陰に隠れて、永沼(攻)にバレてないと思いきや声をかけられたり。永沼と一緒に歩道を歩いてるとき、男らしさを誇示するためにわざわざ車道側を歩いたり。他、会話でも槻島が悪ぶって背伸びしてるので、面白くて笑いました。永沼は動揺しないぶん、余裕の男らしさがありました。
そしてそして、あの悪ぶってる槻島が受けだと思って読み進めていたら、え?攻めなの?!でもやはりセオリーどおりの攻め受けなので、安心しました。
本作は、悪のつもりで背伸びして、中学生と口喧嘩をする29歳の社長が、慣れたフリして初心な恋をするかわいいお話です。
私は全体的に、コミカルに読みました。

6

壁穴からのぞくやつ

雑誌で一読してますが、楽しく読みました。

壁穴から隣の部屋の住人のオナニーを覗いている割には、変態なお話ではありません。先生のお話の中では、ちょうど中間な感じ。すごくシリアスではないし、ぶっ飛んだ設定でもない。

主人公は尊大な態度を取っている風ではあるけれど、根からの嫌な人ではないので、読んでいて不快になることはありませんでした。この人、攻なの? でもなんだか可愛いし受かな? と思ったらやっぱり受でした。最初は攻×攻っぽくも見えるんですが、徐々にそうでもないなーと。地味な感じの大家さんは、芯がしっかりしてて男らしくも見えてくるし。

いざベッドに入れば、社長はすごく可愛かったです。

個人的には秘書さんがなかなかいいキャラで、三人での絡みを読んでみたかったなーと思いました。槻島さんが二人に可愛い可愛いとからかわれるのが見たかったなー。

楽しく一気に読みましたが、キュンとなるとことか切なくなるところとかはほとんどなかったです。

そろそろ、ぶっ飛んだ設定のお話も読んでみたいなーと期待しています。

5

長身イケメン同士のほのぼのラブ

大手不動産会社の跡取りで、今は子会社で街の再開発プランニングやリノベーション事業を手がける槻島(受け・29歳)。
立ち退きに応じないボロアパートに住人として潜入するが、壁の穴から、隣の部屋に住む管理人・永沼(攻め・27歳)の自慰を目撃してしまい……

槻島は、俺様で女嫌いで口が悪い、あまり良い性格とはいえない主人公。
しかし、アパートが火事になったら率先して消火活動を行う等、根はそんなに悪い人ではありません。
自身をゲイだと認められない拘りや、自分を捨てた母親に対する想いなど、知れば知るほど不器用で可愛い人物だということが伝わってきます。

永沼は、本職は料亭の板前で、非常にお人好しで温厚な人物。
年上で自分とそう身長も変わらない槻島を「可愛い」「抱きたい」と思える彼は、ちょっと天然だけど抱擁力のある男前だと思います。

長身イケメン同士の二人ですが、Hシーンは意外と甘々。
普段カッコいい槻島が、絡みとなると結構受け受けしく派手に喘ぐのが、良くも悪くも意外でした。

また、槻島の仕事描写より、アパートでの生活や住人たちとの交流に重きが置かれていたので、槻島(開続き発)側の主張があまり伝わってこないのが若干物足りなく思えました。
まぁ、槻島がアパートを潰したがっていた理由も、実はかなり個人的な感情によるものなので、大した主張はしようがなかったのでしょうが……

個人的にはちょっと平和すぎて物足りなさもありましたが、ほのぼの系ご近所ラブストーリーとしては、キャラも立っており良く出来た作品だと思います。

14

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