嘘つきと弱虫

usotsuki to yowamushi

嘘つきと弱虫
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神3
  • 萌×28
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
57
評価数
15件
平均
3.9 / 5
神率
20%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
新書館
シリーズ
ディアプラス文庫(小説・新書館)
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784403523892

あらすじ

地図マニアで人付き合いの苦手な音也は、以前ひどい振り方をしてしまった親友の麦人に四年ぶりに再会し・・・?優しい嘘つきとがんばり屋の弱虫の恋!

表題作嘘つきと弱虫

矢野麦人・駅メロ作曲家
小暮音也・地図会社社員

評価・レビューする

レビュー投稿数4

いい意味で裏切られました。

この作家さんの作品は何冊か読んだ事があるんですが、その時はわりと硬派でエロも少なめな物でした。
今回も可愛らしい感じの表紙やタイトルから、ピュアな物を想像してたら、いい意味で裏切られました。
エロが濃厚です。コスプレまであって、エロエロです。受けが真面目でピュアなので、余計エロが際だちます。まさか、この表紙やあらすじから、こんな濃厚なのが出て来ると思ってなかったので、びっくりしました。(褒めてます!)

そして、健気でヘタレ気味な攻めと思っていたら、攻め視点の書き下ろしで結構な腹黒だったことにも二度びっくりです。
最初の受け視点の話では、純粋な好青年にしか見えないんですね。もう一度読み直すと、ん?!と腹黒さの片鱗に気付くんですが。

そんな腹黒い一見好青年の攻めと真面目で不器用だけど純粋な受けが、誤解ですれ違って別々になるものの、偶然再会して…というお話です。

珍しい職業の仕事内容が分かるので面白いという事と、主役の二人以外にも全く空気を読まない同僚等、登場人物もそれぞれ個性が強く魅力的です。

そして、二人の気持ちが通じ合ってからの甘々が大変楽しめました。
続きコスプレ衣装が攻めの部屋にあった事で、一悶着ありますが、それも深刻なすれ違いではないので安心して読んでいられます。これの誤解が解ける所なんかは完全にバカップルで、もう勝手にやっててよって感じです。その後のコスプレHは非常に萌えます!

とにかく意外性があり、楽しい作品でした。

2

ライトに楽しく読了。

着メロ制作会社勤務・麦人×地図制作会社勤務・音也。
大学時代のタイミングの悪い告白で4年間音信普通だった二人が
再会して……という話。
久我さんらしく関西出身関西弁なんですが、現在二人は東京在住。

マニアックな職業設定がうまく生かされていて、
(ほんと、これは結構興味深かった!世の中色々な職業があるね。)
地味な日常系を一味違うものにしている。
天然で鈍感でピュアな音也も、一途なんだけれど実は腹黒な変態な麦人も
どちらもいい感じで可愛かった。

内容はほのぼのしながら繊細な心情が織り込まれて
きゅんとしながらも微笑ましい話なのだけれど、
まとまってからはなんだか笑いの質が変質……かな?
コミカルというかトンチキっぽく……(笑)

ま、それも含めて楽しい一冊でした。

私は木下さんは好きな作家さんなのですが、
でも、この挿絵はイマイチピンとこなかったかな……
合わないというより、最近の木下さんの時にラフな感じが前面に出ていて
素敵な絵!と思えなかったのが残念。

2

腹黒×天然

駅メロ作成会社社員×地図製作会社社員。

大学時代に親友だった攻めと、4年ぶりに再会した社会人の受け。大学生の頃に告白されたものの、そのときちょうど精神的に参っていたタイミングだったせいで必要以上にきつい言葉で罵り、そのまま疎遠になっていた。再会した攻めは、もう自分には彼氏がいるから仲直りしようと言ってきて、受けもそれを了承し再び友達付き合いが始まる。しかし、行方不明だった受けの弟が見つかったのを機に、その関係が揺らぎ始め…。

地味な設定に地味な主人公、という話ですが、何よりエッチシーンが萌えました。友人関係が長く、くっつくまでが長い小説に怒涛のエッチシーンがあるとめっちゃ萌えます。攻めに余裕がないとなお萌えます。
通常パートは正直萌えなかったというか、受けくんの弟は別にどうでもいいんじゃい、みたいな感じで読んでました。ちょうどいいところで受けと攻めとのあいだを邪魔する役割のキャラで、そのくせ最後にはあっさり引くので、好感を抱けない上に都合のいいキャラってイメージでした。
でもそのイライラも、怒涛のエッチで帳消しです。攻めの、遊び人だった過去が想像もつかないくらいの余裕の続きなさが、そんなに受けを好きだったんだねと思えてキュンキュンしました。いいエッチシーンでした。

イラストは…ファンのかたには大変申し訳ないのですが、私木下さんの挿絵が個人的に苦手でして…。
私の目には、可愛いキャラが可愛く見えず、かっこいいキャラがかっこよく見えないのです。絵師さんが好みの方だったら神だったかなぁ…。

3

地味な流れだけどしずかに波乱万丈

二篇で受け視点、攻め視点と両方あります。
ふたりとも関西弁で話しますが、東京にいます。
あまあまで一見地味だけど、むっつりエロエロでした。せつない心理描写中心ですが、その想いが互いに貫通したときに、エロが決壊するラブラブです。攻めが受けを愛するあまりに抱きたい、という心理描写がストレートに表されています。
麦人(攻)は容姿端麗だが目立ちすぎない設定で、日常感があります。
音也(受)は地味で人見知り、だが頑固なところがあります。
久我さんがあとがきで書かれてるとおり、一見普通の恋愛なのですが、音也の過去がなにげに凄まじいものがありました。弟のトランスジェンダーと、親友だった麦人に恋心を告白されたのが一気にやってきたものだから自分の中で大混乱。
音也が親友からの告白にどうすればいいのかわからず、しかも唐突なので「変態!」と罵りふってしまったことがしこりになっています。
いっぽう麦人は、両想いになってからも音也にふられたときに言われた「変態!」の一言がなにかとブレーキになり、下手な嘘をついて余計に面倒なことを引き起こしてしまいます。
音也の弟と、その弟の仲間が男前でした。
続き過去に麦人が遊んでいた設定はありますが、安定したラブラブをホッとした気持ちで楽しめる明るい作品でした。

5

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