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表題作甘淫 ~蜜雨に打たれて~

晴文(義父)、綱紀(晴文の弟)
志貴(大学生)

あらすじ

幼い頃に覚え立ての自慰を見られて以来、義父の晴文を意識している内向的な大学生の志貴。持て余した熱を叔父の綱紀に散らしてもらい、叶わぬ恋心を抑えつけていた。しかし危うい均衡は、志貴が思わず晴文への気持ちを口にした時から崩れ始める。「お前は俺という男を知らない」。優しい親の顔から、嫉妬深い男としての顔を見せた晴文は、所構わず志貴を求めてくるように。箍を外した義父と叔父によって暴かれていく欲望。背徳感は甘美な蜜となり、志貴の身体は翻弄されていく…。

作品情報

作品名
甘淫 ~蜜雨に打たれて~
著者
西野花 
イラスト
笠井あゆみ 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
ISBN
9784041035474
3.7

(61)

(14)

萌々

(24)

(16)

中立

(6)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
13
得点
220
評価数
61
平均
3.7 / 5
神率
23%

レビュー投稿数13

エロかった(安心)

安心しました。西野先生といえばハード系のレーベルの常連。ルビー?と思ってたのですが表紙を見て『これは大丈夫かも』と読んでみたら…

安心の西野先生でした(笑)中盤に差し掛かるまえからほぼやりっぱなし。エロいんだけど恥じらいも有り。
毎回じゃないけど義父の弟も参戦してきて偶に3Pに。さすがに毎回3Pじゃ食傷気味になりそうだったんで適度な頻度で満足です。
いやらしい潮吹きもあって、帯のスゴい台詞はウソじゃなかったです。

西野先生のハードめの話が好きなので大変満足してます。

5

甘々でエロエロなお話でした

西野さんに笠井さんの挿絵。表紙やあらすじを確認する前に予約してました。ルビー文庫(エロいイメージがない)から発売されるということでどんな内容になるのかなと思ってましたが、やっぱり西野さん、エロくて甘々なお話でした。

内容をざっくりと。スミマセン、ネタバレしてます。



志貴が9才の時に母親の再婚により新しい父親になった晴文。ある夜、偶然覗き見てしまった両親の行為によって、父親である晴文に対する恋慕の気持ちに気づいてしまった志貴。父親であると同時に、母親の「夫」である晴文に対する想いに懺悔の気持ちを感じつつも、それでも断ち切れない彼への想い。
そんな志貴の気持ちを理解したうえで、身体だけの関係(といってもtnkを触るだけ)を持ち、鬱屈とした感情を発散させてくれるのが晴文の弟・綱紀で。そんな不安定な関係を続けてきた三人ですが、ある日志貴が晴文に想いを告げてしまったことでバランスが崩れ始め…。

というお話でした。

さすが西野さんというべきか、何ともまあエロかった…!
晴文と志貴はお互いを想いつつも不道徳感を常に感じています。
晴文は「息子」であることに対して。
志貴は母親の夫であり、父親である、ということに対して。

がしかし、実は…、というところが非常に良かった。初めは晴文が大人の分別で理性を抑えていたのかと思いきや、実はかなり執着した想いを持っていて、あちこちに手をまわしていたのが非常にツボでした。

綱紀との関係も良かった。普通(といっていいのか)は、受けが二人の攻めに愛されて、攻め二人を同じくらい愛していて、というパターンが一般的かと思うのですが、綱紀は「恋愛感情」という点では蚊帳の外にいます。気持ちの上では晴文と志貴がしっかり結ばれていて、綱紀はそこに入ることはない。もちろん綱紀は志貴を可愛いと思っているし、志貴の方も綱紀のことを晴文のことを想う気持ちとは別で、きちんと愛情を持ってはいるのですが。
ただ、セックスの時だけ綱紀が混ざる時がある、っていうのがちょっと変わってて面白いなと思いました。

ただ、志貴の一人目の父親(本当のお父さん、ってことだよね…?)との関係とか、志貴が無意識に振りまく魔性の魅力に憑りつかれたモブキャラとかが、もう少し話に出てくると話になお一層深みが出たんじゃないのかな、と思ったりもしました。

あと笠井さんの表紙や挿し絵。今回も神でした。何ともまあ美しいこと。文章にあった、淫猥な絵柄で作品をより一層素敵なものにしています。
でもねえ、表紙がエロすぎやしませんか、とも思うのです。リアル書店では買いづらいよ…。そして帯の煽りがまたエロい。
表紙がエロい方が売り上げが伸びるんでしょうかね?個人的にはもう少し抑え目にした方が良いんじゃないのかなと思うのですが。

甘々でエロエロなお話を読みたい方にピッタリの、そんなお話でした。

10

安心してください。エロいです(笑)

西野先生初のルビー文庫さんの本です。
西野先生といえばエロに定評のある方なので、ルビー文庫?と思いつつ手に取りましたが、安心してください。エロいです(笑)
あとがきにも「西野先生の作風で、ルビーのテイストも気にしないで」との依頼だったと書いてありました。
最近、刊行されている大人のルビー文庫の中は他にも何冊か読みましたが、中でもばっちりエロかったと思います。

内容的には義理の親子が求め合う感じで、一応近親相姦ものですが受け様と攻め様は血は繋がってません。(プレイの一環として参加してくる攻め様の弟(攻め)と攻め様はガチ兄弟なので、ある意味ガチ近親相姦?)

受け様の志貴は子供の頃から義理の父親である攻め様に憧れていて。
攻め様の晴文も、志貴の事が可愛くて仕方なくて。
最初は一応親子だし…っていうためらいがありますが、相思相愛な二人は一度一線を越えてしまってからやりまくりです。
200ページちょっとの本の、50ページ目位で一線を越えて、あとはずっとやりまくり(笑)

攻め様の弟、綱紀は最初は見守りポジにいますが、2人が一線を越えた後は参戦してきます。(協力したんだから、ご褒美ちょうだい的な軽い感じで)
綱紀のノリが軽いので、3Pで2輪刺しとかありますが、あくまで志貴と晴文が求め合う話しという印象です。

9

結局ドエムだからしかたないな

いい歳したオッサンが、若い子に興奮して
絶倫よろしくやってる姿は至極そそります(´艸`*)ぐふw
笠井センセのイラストがえぐいぐらいエロくて良かったです。
なんだろうね、におい立つ肉感といいますか。
結合具合がエロくて好きだw

お話はといいますと、
母が連れてきた新しい父。
雄の香りが強い男。10歳になった息子は母と父の営みを
偶然盗み見てしまうわけですが、母に乗っかってハァハァしてる
父に思わず興奮。母に自分を重ねてさらに興奮。
あれよあれよ~な展開ですな。
性の発散と称して、うら若い受のチン子をなめまくっとる叔父もどーよw
と思わなくもないのですが(爆死

お話の展開としては、相変わらずかなーというところ。
プレイ内容も相変わらず量も質もたっぷりでおなか一杯です。
近親相姦という禁忌的なところがミソなのでしょうが
正直な話、今更血のつながりがないとわかった地点で
あんまり禁忌を感じないのは私だけだろうか。

ただ、笠井センセのイラストと合わせて読むと
エロスが際立って極上の一冊でした。
ちゃんとストーリー読みたい方にはお勧めしませんが
エロい展開のみ期待して読むには良作だと思うのです。

7

安定のエロエロ!

良いtnkでした!!!小説だけど!!!挿絵がすばらしくって!!!!!!
トーン使いが艶かしくて艶かしくて、ビックリした!!!バキバキ筋ありタイプではないのは、電子(シーモア)だから消されているのか、元から艶々勝負なのかは不明ですが、ビックリした!!何よりアングルが良い!!股下から結合部を覗く!!拘束目隠し!!どひゃーです。このレーベルは最後に挿絵がまとめられたギャラリータイプなので、あとから挿し絵を拝みながらお話の余韻に浸れるのも良い!

肝心のお話は恋焦がれていた義父にひたすら開発されちゃう背徳感とエロエロ感満載!!ずっと親身になってくれた叔父も混じったりするもんだから大変な展開でした…叔父さんのスパイスも良い。どっエロいけど、切なさもあって…苦し~エロい~の応酬がすごい!!西野先生と笠井先生のタッグ最強です!!

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