特典

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中村明日美子デビュー15周年記念小冊子

nakamura asumiko debut15shunen kinen shousasshi

商品説明

中村明日美子先生デビュー15周年記念小冊子
雁須磨子先生と榎田尤利先生をゲストに迎えて豪華小冊子。
お互いの考えたキャラ設定で作品を執筆するスペシャル企画で原案キャラクターシートとおめでとうコメント、15年の活動年表付き。

作品情報

作品名
中村明日美子デビュー15周年記念小冊子
著者
中村明日美子  榎田尤利  雁須磨子 
イラスト
中村明日美子 
媒体
特典
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
BE×BOY GOLD 2015年10月号付録
5

(2)

(2)

萌々

(0)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
10
評価数
2
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

お題の出し方の違いが面白い

どなたかが作品掲載依頼をしてくださったようですね。楽しみにしていたのですが、誰のレビューも上がってこないので、本誌の方に小冊子のレビューをしてしまいましたが、こちらに移動するわけにもいかないので、あちらでは触れなかった2つの作品と、メッセージページなどをレビューしてみようと思います。
(*本誌でレビューしたもう2作品も加えての総合での評価です。)

 明日美子先生とゲスト作家様のコラボ企画。
雁須磨子先生へのお題は、三白眼の坊主のUPと全体像。坊主のかっこうであればなんでも、作務衣でもいいです。と添えられていて、ケモ耳の妖はUPと全体像、後ろ姿か描かれていて、私には文字が判読不可能なんですが、「・・・・後ろは割れてる、そこからしっぽ」と着ている上着の後ろの裾が別れていて、しっぽが出ている絵になっています。長髪で前髪は目が隠れていています。明日美子先生のお題は見た目のみで、年齢も性格もどんな人物かも一切書かれていません。これだけで雁須磨子先生が描いたのは『のの様』というお話で、封印され100年と更に25年の眠りについたのの様が目覚めると、そこには村の日照りを改善するために、のの様のいけにえになろうとする娘とそれを止めるお坊様がいて「心根の優しい坊主など大好物じゃ」といわれて頂かれてしまいます。軽くてチャラいのの様と寡黙な坊主、流されてはいけないとお札や御経で身を守りますが、のの様の魅力には勝てず・・・。二人はそれから60余年を一緒に暮らしました。というおとぎ話です。坊主の道生が受けですよ!坊主受け、大変よろしいと思います!

 雁須磨子先生から明日美子先生へのお題は、廃業寸前のアイドル俳優とマネージャー。それぞれのキャラのUPと上半身と全身、名前(兼人と成実)年齢(21歳と34歳)身長(172と180)、性格や人物像、二人の関係性まで書かれていています。設定に縛られる分、ありきたりな展開になってしまった気がします。
 カリスマ子役だった兼人は落ち目の俳優で、このところ「やめたい」が口癖です。そんな彼をいつも励ます成実は元アイドルで、その頃みたいに歌って踊って励ましていると、過去の栄光にすがる自分がかっこわるい「やめたい」と急に静かになる兼人。「かっこいいよ。ケンちゃんはかっこいい、世界一」と真顔で言い、それまでドタバタしていた二人が静かに見つめ合う表情は、真剣で愛情に溢れていてきゅんとします!不意にちゅっとキスをして成実を慌てさせる兼人。「こないだごめんな。今日はやさしくするから」と成実を押し倒します。そしてまたいつもの夫婦漫才みたいな日常が始まります。

 榎田先生から明日美子先生へのメッセージ。ムチャブリな設定に明日美子ちゃんたらドS!と思ったけど、結局楽しく書けたということ、自分も同じ15周年だと言うことが書かれていました。
 雁須磨子先生からのメッセージは、お題のラフを見た瞬間の楽しかった気持ち、ここまで黒目の小さい受を描いたのが初めてだったこと、耳っ子が受でもよかったと思ったことが書かれていました。
 明日美子先生のメッセージは、このコラボ企画が先生の発案だったこと、お二人の作品はまだ読まれていないこと、そしてみんなへの感謝で締めくくられていました。

3

この作品が収納されている本棚

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