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極道とスーツと、罪深き永遠の愛

gokudou to suit to tsumibukaki eien no ai

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表題作極道とスーツと、罪深き永遠の愛

芦澤祐介,ヤクザの若頭
榎田弘哉,テーラー店主

同時収録作品確かな幸せ

木崎 元芦澤のボディガード
諏訪拓也、元芦澤の弁護士

あらすじ

シチリア拉致事件からひと月、ようやく平和な日常を取り戻した仕立屋・榎田だったが、
そんな折、イタリアスーツに身を包んだ一人の男が店に…。
死の匂いを漂わせるその男こそ、榎田の恋人・芦澤の最大の敵であるベリッシモ――組長の隠し子だ。
ベリッシモは大胆にも組長の孫娘・優花に接触、軟禁中の諏訪を解放するよう働きかける。
目的は勿論、死んだと思われている木崎の炙り出しだ。芦澤と榎田に未曽有の危機が迫る!
“極道スーツ"シリーズついに完結! !

作品情報

作品名
極道とスーツと、罪深き永遠の愛
著者
中原一也 
イラスト
小山田あみ 
媒体
小説
出版社
三交社
レーベル
ラルーナ文庫
シリーズ
極道はスーツがお好き
発売日
ISBN
9784879198808
4.4

(25)

(19)

萌々

(3)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
3
得点
110
評価数
25
平均
4.4 / 5
神率
76%

レビュー投稿数3

二人の愛は永遠でした

終わってしまいました(涙)
いつか終わりが来るとは思っていましたが
読了後はしばし茫然でした。


相も変わらず二人はエロいです。
芦澤さんのやりたい放題です。
ついにリムジンもご購入です、それもベッド付き天井鏡付きです♡
そういえば隠しカメラも付いてましたね。

で、今回は組長の血筋であるベリッシモが日本進出の足場掛かり
にすべく組の乗っ取りと殺されたドミニクの復讐?をするために
二人の前に現れます。

そこからはここが日本とは思えないほどの戦闘が始まります。
マシンガンは当たり前プライベートジェットも飛んじゃいます!
チーム芦澤は今回も素晴らしい戦いっぷりですし榎田も銃を打ちます。
ナント榎田は最後の最後で拉致され再びシチリアへ。
いやぁ。ホントに息もつかせぬ展開です。
そんな戦闘中にもかかわらず芦澤×榎田は愛を確かめ合います。
(今回は防弾チョッキ付けたままのプレイです)

最後はベリッシモの挑戦も退け無事帰国し、
晴れて芦澤は組長になります。
時を同じくしたこの日、大下さんがテーラーを退職し
榎田と二人ささやかな慰労会をしています。
これで芦澤×榎田に穏やかな幸せな時間が来るハズ…。

最後は震えの来るようなエンディングでした。

中原先生、本当に長い間極道スーツシリーズ
ありがとうございました。
挿絵の小山田先生も数々のエロい二人をありがとうございました。

7

エンタメ上等!ドンパチ上等!

ああついに!大好きな大好きな極道スーツシリーズ、完結です!
ますます絆を深めていく芦澤x榎田のラブラブCP。ラブが深すぎてここのところ死亡フラグすら立つほどでしたが、今作はスケールが凄い。
敵は日伊ハーフのマフィア、ベリッシモ。(小山田あみさんの素晴らしいイラストにより、超美男子として血肉を得ている!)
芦澤と榎田の逢瀬は超豪華改造リムジン(天井は鏡張り、特大ベッド備え付け)。あ、お約束の尿道遊びあり〼。
ベリッシモと芦澤の全面戦争に(いつものように)巻き込まれる榎田は、都内で拉致られ気がついたら無人島(多分日本国内)、その後一人人質になった榎田が連れ去られた先はシチリア(!)
ベリッシモ陣営の軍用機仕様のヘリやら、芦澤側のプライベートジェットやら、これでもか!と畳み掛けてくるスピード感。
ん〜、なんともスケールが大きい。そしてド派手。まるでジェットコースターみたいな、アメリカのアクション映画を見ているみたいな。
そして最後の最後までハラハラがあります。ラスト、本当にこの二人の物語、完結したんだなぁとしみじみ感じました。中原一也先生、ありがとう。
お疲れ様でした。

「確かな幸せ」
サイボーグ木崎x美人弁護士諏訪の行方。
こちらのCPは、今までホントに暗い展開ながら逆に「しあわせフラグ」が立っていたと思うんです。可哀想すぎて「幸せになって!」と読者が懇願してしまうような。はい、読者の期待は裏切られません。この二人には泣かされます。芦澤x榎田のHに負けず劣らずのアツいH、ありがとうございました。(この二人は器具やおもちゃは一切なし!ガチンコHだ!)

10

最終巻。長かった。

ついにこのロングシリーズもこれで完結。
小さいが落ち着いた仕立て屋と極道の秘めた愛で始まった、その密やかな感じがよかったのだが、前作ではついに日本を飛び出し、なんだか長期化するとネタ大変だよね、という印象がぬぐえず、ついに今作は読むのが億劫なくらい萌えのない展開に。。。(私的に)

相変わらず固く結ばれた二人ですが、木崎×諏訪の方もハピエンにすべく展開に無理がみられたあたりからのれなくなった。

メインカプには特にピンチはなく、サスペンスになっている。芦澤の敵の攻撃を防いで仕事も恋も丸く収まる、という展開は前作と同じ。加えて、離ればなれだった木崎カプの方も、再開後別世界で生きるという結末に。

文章も、急いで書かれたのか説明調が多く、いつもの中原さんでなかったような。ちなみにこちらは移籍しての完結だったようですね。

2

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