群青のすべて

gunjo no subete

群青のすべて
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神43
  • 萌×221
  • 萌11
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
13
得点
334
評価数
79件
平均
4.3 / 5
神率
54.4%
著者
 
媒体
コミック
出版社
一迅社
シリーズ
GATEAU ガトーコミックス(コミックス・一迅社)
発売日
価格
¥680(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784758074926

あらすじ

中1から高2までずっと同じクラスだった牧原快(まきはらかい)と水代漣(みずしろれん)。
でも高校生活最後の1年で別々のクラスへ。
変わりなく流れていく日常に、小さな波紋が生まれて…それはいつしか
隠していた気持ちを芽吹かせる。

言いたくて、言えなくて。
心のずっとずっと深いところにいた気持ちが出した答えは…

男子高校生の声にならない恋と青春の軌跡。

表題作群青のすべて

? 攻受不明/ 牧原 快
? 攻受不明/ 水代 漣

評価・レビューする

レビュー投稿数13

言いたくて、言えなくて。

同人誌はいつも並んで買っていた作家さんの、商業作品。
読み終わってしみじみと、「いいなぁ…この人の漫画好きだなぁ」と呟いてしまう作品でした。

「言いたくて、言えなくて。」って↑のあらすじにもありますが、主人公君の片思いがメイン。
高校生特有の、暗黙の了解でノリを合わせる文化が描かれています。だからこそ、言えない。このあたりの空気感の描き方・見せ方が本当にうまいなと思います。

また、片思いがメインではあるのですが、決して乙女ちっくではない。
「少女漫画を読みたいわけじゃないんだよ」という人にオススメ。いい意味で、高校生の男の子同士のお話、です。

ゆっくり進む展開に浸っていたら急展開したり、切なくなったり。最後まで飽きずに魅せてくれます。

1

二人の始まり。

エロ無くったっていいんです。仲がメッチャいいあの二人って、実は恋愛対象として好き合ってるんじゃないのー?って妄想からやおいは始まるんで。。。芽吹きの段階と申しましょうか。。二人がお互いを意識して、心の距離が近づいたり離れたり…。個人的にBL読んでて最もツボるのはこの「芽」の状態だったりするので、高校生ものとしては凄く爽やかなタイプで好きな作品の一つです。

中一から高二までずっと同じクラスだった快と漣。仲間内でBLごっこをせがまれるくらい仲のよい二人ですが、高三で初めて二人は別々のクラスになり、いつも隣にいるべき相手がいないことにふと淋しさを覚えるように…。

丁寧に、本当に丁寧に、相手への思いを確認していく過程が描かれています。なんかもう、なんであいつが大事でたまらないんだろうっていう戸惑いとか、だから今までの関係を壊したくないのに好きっていう思いを伝えずにはいられない若い熱さとか。まさに友情がカタチを変えようとする転換点がゆっくりと描かれているんですよね。

初めて読んだ時は迷わず神でした。そしてやっぱり何度読み返してもこの作品は静かに光を放っているように感じます。その続き後の二人をあえて描いて欲しくはないと思わせるほどカンペキに、二人にとっての青春の一時期でありかつ「すべて」が表現されている。エロいのもたまに欲するけど、こんなお話ももっと増えないかなーと密かに願っています。

2

青春ものとしては爽やか度高!けど…

友人から発展する類のBLについては、友人関係の域を超える瞬間に納得がいく構成があればあるほど共感して納得して入り込めるものです。とかなんとなく思って日々BLをあさっています。
アマゾンのアンリミテッドでこちらが該当作品だったので、前から表紙が好きだったこともあり読みました。
結論、あまりキュンキュンしなかったです…

先述の通り、友達関係の域を本当に超えているかどうか、超える時の流れが腑に落ちるかどうかを私としては重要視しているのですが、今作ではあまりそれが伝わってきませんでした。

「BL」ですので、もちろん「BL」してくれなければいけないですし、両想いになってほしいです。本作でも結果的に両想いのハッピーエンドになります。ですが、快くんと漣くんでは、その気持ちに差があるように思いました。
理由は漣くんです。快くんにほだされているだけに見えてしまいました。描写としては、高校受験ごろから漣くんも「快と一緒にいたい」という気持ちは無意識ながら持っていたようですが、快くんの恋心の自覚とはちょっと質が違う気がします。漣くんのそれは、快くんから告白されなければ親友に対する感情と言っ続きても説明がつくのでは…?
相手が気付いて、カミングアウトされて、はっきり告白されて、それでやっと相手を意識し始めています。その展開自体は別にいいのですが、漣くんのモノローグなどをみると、「自分も快のことが好きだった」ことに気付いたのではなく「快とずっと一緒にいたい」ということを初めてはっきりと自覚したことに過ぎないのではないかと。そこにBLという味付けをしたからBLとして結果的に成り立った作品、というように読めました。

恋心の自覚の描写ってきっと難しいところなんでしょうね。なんだかあまり萌えていない評価になってしまって…うーん期待していただけに残念です。作品全体のバランスはよかったです。高校生なのでキスまででもどっきどきだろうなあとか思うときゅんきゅんですし、さらにそこから先に進むにはきっとこの二人には少し時間が必要だろうなあと見守りたい気持ちで読了しました。
後味はとても爽やかで、快くんのキャラが割と男前だったのでそこでプラスの評価になりました。

3

そこにあるのは空

タイトルと表紙に惹かれて購入。
高校生の爽やかな青春ラブストーリーです。
葛藤や戸惑い、感情の変化が丁寧に描かれていて、どきどきして切なくてでも優しい二人の恋が本当にピュアで心が洗われました。
二人の頭上に広がる空もとても印象深くて「群青のすべて」というタイトルが本当にぴたりとハマっています。
攻も受も不明ですが、これはこれでありかなって思います。
むしろこの曖昧さがこの作品の良さで、みずみずしい恋に浸れる1冊です。

1

「清く正しい」ってまさにこの2人!

御曹司、超絶イケメン、ドS、スレスレ、トラウマあり・・・高校生でもクセのあるキャラ設定が珍しくないマンガの世界で、たまにこんなにも平凡でごくふつーの幸せな高校生のしかもハッピーエンドの話を読んだものだから、眩し過ぎて目がくらんじゃった♡

一緒にいるだけで空がいつもより青く見えたり、ふざけてやってたBLごっこが急に苦しく感じたり、土手でほんと聞いてられないくらい恥ずかしい告白しちゃったり。全部が透明感に溢れてキラキラしています。

いつもは社交的でコミュ力の高い快くんが、どちらかと言えば物静かで鈍感なレンくんのちょっとした言動に振り回されてドギマギしてるのがすごく可愛いです♡エロなし。ちゅーだけですので受・攻も分かりませんが、両想いになってから押されてるのはどちらかと言えば快くんの方です♪

2

「群青」であることの理由。

なんと素晴らしい青!青い春!青春!
でも、ただの爽やかな澄んだ青ではなく、タイトルが「群青」となっているところが深いです。実際、タイトルに惹かれて手に取りました。表紙も少し逆光になっていて、それがまた想像力を掻き立てる。

快と漣、友人たちも含めて、みんな普通の高校生。
普通の日常を過ごしていくなかで、クラス替えをきっかけに少しずつ変わっていく何かを感じて。
寝ている漣に快が告白してしまうところから、いつもの冗談だと勘違いした漣に乗って誤魔化し、その場を遣り過ごす流れは素晴らしかったです!描き方が!
きゅんきゅんしていたら、どきっとして、ほっとして。
遣り過ごして一人教室に残った快が緊張のあまり震えている場面は本当にこちらまで震えが伝わってきました。
そういう心情を漫画として表現する、魅せるのがとても上手な作家さんなんだなぁ、と感じました。
今作が初読みでしたが、購入して良かったです。

そんな日々が続く中、快が最初に心地好い誤魔化しの空気を切り裂きました。
夜の教室での遣り取りは本当に迫力があって、胸がぎゅぎゅっと締め付けられ、読みながら思わず息を詰めていまし続きた。
自分の中だけにはもう抑えきれなくなり、漣に気持ちをぶつけながらも、優しく接しようと努める快が健気で。
それでも、今すぐに今まで通りの接し方は出来ないとはっきり漣に告げ、告げられた漣は快のことや自分の気持ちに向き合って考え始める。
そして、友人との会話の中で少しずつ気付いていき……。

登場人物みんなが真摯で誠実で真っ直ぐで、好感が持てました。
漣の快にだけ向ける無自覚な甘え(我が儘)や快が自分の気持ちをひた隠しにしようとする辺りが「群青」というタイトルに通じるかと。
ストーリーとしてはよくある話かもしれませんが、何より描き方が素晴らしいので引き込まれます。
絵も大抵の方に受け入れられるのではないでしょうか。
付き合うようになったその後の二人をもっと読みたいです。

6

碧蓮

ローズリリィ様

初めまして。コメントありがとうございます!
皆様が素晴らしいレビューをお書きになっている中、私のようなレビュー初心者のレビューが受け入れていただけるのかどうか、とても緊張しながら投稿しました。
レビュータイトルについてのお言葉、ありがとうございます。
私自身が作品タイトルに惹かれての購入だったので、「群青」という言葉をどうしても入れたくて。
少しでもお役に立てたなら嬉しく思います♪
是非、楽しんでください(*^-^*)

roseーlily

碧蓮さま

はじめまして。
レビュータイトルが印象的で、目にとまりまして。
この本を買い忘れていた事に気付きました。
今日帰りにあわてて買いに行き、無事ゲットいましました。
ありがとうございますm(__)m
感謝感謝です♪

ローズリリィでした。

爽やかに切ない

とんでもなく甘酸っぱいです。
キュンキュンして、息継ぎがうまくできません。

物語は同級生、しかも高2まで5年間同じクラスのふたりが6年目に初めて違うクラスになってしまうところからの始まりです。
今までとは少しずつ違ってくる生活、そしてレンに彼女が出来てしまう…
このときのカイのメール内容と本人の感情の違いにはもう、切なくてせつなくて泣けました。

そしてやっぱりレンのあの一言でまた涙腺は崩壊しました。

ありがちといったらありがちなストーリーをこんなにも切なく、印象深く描いてくださったのと、下校中の空の綺麗さや季節感が爽やかに伝わってきたので、迷わず神にさせていただきました!

次回作も楽しみにしています!

3

高校生、いいなあ…!

初めてレビューします。

高校生の恋の甘酸っぱさを詰め込みました!という感じ作品でした。
好きだけど言えない、でもふとした瞬間にあふれそうになって苦しくてぐるぐる悩んでしまう……王道ですが、キュンキュンします!
相手が気を許してくれたり自分を優先してくれることへの優越感というか、複雑だけど嬉しい気持ちが伝わってきて、もどかしいです。
気の合う友人といるときの空気感を描くのがすごく上手い作家さんですね。友人たちも魅力的。男子高校生ものでは、この方の作品が一番好きです。
随所で描かれている色々な空がきれいです。

両思いになってからが短いですが、快くんと漣くんのBLごっこで糖分を補給できました笑



4

エロなしが好きな方に超オススメ

高校3年生になり、中1からずっと同じクラスだったレンとクラスが離れたカイ。カイはずっとレンが好きだったけど、親友関係を壊したくなくてずっと想いを隠していた。なのにクラスが分かれて、レンに自分の知らない交友関係ができ、気持ちが揺さぶられる。
ある日の放課後、教室の席で寝ていたレンを見つけ、独り言のように思わず告白する。寝ていると思ったのにそれを聞かれてしまい、ごまかすカイだったが、それから2人の関係がわずかに揺らぎはじめる。

小さい頃からずっと一緒にいた男の子たちが、長い時間をかけて結ばれるまでの話です。
1冊まるまるこの2人の話で、とても読み応えがありました。少しずつ少しずつ変化していく2人の感情がとても自然でした。エッチはなしです。エッチがないのは全然かまわないのですが、どちらが受けで攻めかは知りたかったな。

イラストもとても美しいです。表紙の青い夏の空が印象的でした。

3

すっごくよかった//////

恋と青春の軌跡ですか・・・
本当にめちゃくちゃ詰まってます!!!!

読み終えるのがもったいなくて数ページめくって戻ってニヤニヤを何回繰り返したことか・・・

ストーリーもよくまとまっています。伏線の張り方も回収も素晴らしいとしか言えません。
まだ2作目ですが、学生の青春系を極めていらっしゃいますね・・・前作、今作ともに大好きです。
ああ思い出すだけでキュンキュンします。

ストーリーは1冊丸まる両思いになるまでの過程で、これから・・・!ってところで終わっていますが、すごく丁寧に描かれていてドキドキしたり、苦しくなったり、お互いの事真剣に考えてみたり・・・その過程に萌えます。

もちろんラストが一番萌えます!!!

彼いわく、死ぬほど恥ずかしいこと言いますからみなさんも是非確認して聞いてあげて下さい(笑)

こんなキラキラな男子高生いたらいいなぁ・・・と妄想してしまいます・・・

2

王道な幼なじみBL

う~ん、いい意味でじれったい!笑

好きで好きでどうしようもない。
気持ちを言ってしまいたい。
でもこの距離を失いたくない。
この気持ちに気付かれたくない。
 
当たり前だと思ってた距離は、当たり前なんかじゃなかった。
俺が何もしなくても一緒にいられたのは、あいつが隣にいてくれたから。

幼なじみモノの話だとどこかで見たことあるような台詞や展開かもしれないけど、それを一冊まるごと使ってとっても丁寧に描写して見事王道幼なじみBLに仕上げています。
キスやエロシーンを挟むことで、初めて幼なじみを男として意識する、といった俗物的なテンプレはなく、二人の気持ちがどう動いていくのか、それによってどう関係が変化するのか、について焦点をあてているので、とっても王道な幼なじみの恋愛を楽しめました。

また、読み終わると「群青のすべて」というタイトルにストーリーの全てが詰まっていて、良いタイトルだなぁ、と思いました。

3

爽やかな青春!

前作「ナンバーコール」が個人的にとても好きだったので、今回の表紙を見たときに迷わずに購入しました。

表紙から帯からも伝わってくる爽やかさは、期待を裏切らない内容でした!
両思いになるまでじっくり時間をかけてるので、切なくてじれったい。
でも男子高校生のわちゃわちゃした日常もとてもかわいらしく描かれていると思います。

個人的にお互いに想いを伝える前にキスとかしてしまっていたら、そこそこの評価だったかもしれません。
ですが、伝えられない・触れられないを最後の最後まで。
相手を想うって本当はこうなんじゃないでしょうか!
胸がきゅーっとなるような青春です。

BL初心者や、エロなしをお探しの方にお勧めです!

4

青春の甘酸っぱさ

表紙が男子高校生好きにはたまらんですね!
飲みかけのジュースを腕掴んで横から一口(^//^)妄想広がる

そんな廊下の一コマに突き抜ける青空。
【今がずっと続けばいい、と思った】
男子高校生の言えない気持ちを詰め込みました。
1冊まるごと、ありのままの青春です。(帯より)

中身はタイトルと表紙と帯が物語ってます。
コレにキュンときたら読んでみる価値ありです(^ ^)

隣にいるのが当たり前になってる友達に恋をしてしまった男子高校生のドキドキや好きな人のそばにいる息苦しさや震えが伝わって、最近エロやtnkでしかBLを読めていなかった邪な心が浄化されるような爽やかな作品でした。
エロい性春送ってる男子高校生もいいけど、爽やかに青春してる男子高校生もいいですね。どちらも癒されますな+゚。*(*´∀`*)*。゚+


ーーー(以下ネタバレ注意です)ーーー


中1〜高2までずっと同じクラス、3年で初めて離れた快(カイ)と漣(レン)
ずっと隣にいるのが当たり前の毎日の中で、カイはレンに恋してることに気付きます。気付いたところでどうしようもなく、恋心には蓋続きをして友人を続ける日々。
でも何気なく触れる瞬間や無防備な姿に時折気持ちの蓋が外れ、少し顔を出してしまう恋心を押さえつけるカイを見てるとキュンキュンします!

放課後の教室 寝てるレンを見て、1度だけ言わせてと気持ちを呟くのですが
レンは起きていてーーー。
何とか取り繕ったもののレンのいなくなった後に手足が震えてへたり込むカイの心臓のバクバクが読み手にも伝わってきて息苦しかった〜!

3年でクラスが離れテリトリーも変わっていた上に、放課後の一件で少しづつ少しづつギクシャクし始めた2人でしたが、ある日 レンから「彼女が出来た」と報告が…(つД`)ノ 前々から覚悟してたカイは普通にお祝いの言葉を返すのですが、
笑顔の絵文字の裏ではスマホをポトリと落とし

「ごめんな」「全然」「笑えねぇ」

この独白 涙腺崩壊しますヽ(;◇;)ノ
カイの顔は映ってないのにカイの息苦しさはガンガン流れ込んでくるー(泣)

しんどさピークと見せかけてもう一波乱。カイが必死になって隠してる気持ちにレンは勘づきつつあって、カイはそれを知ってしまいます。

「俺の反応見て楽しかった?」
「もう必要以上 関わんねえから」「ごめんな」

涙腺崩壊Part2きちゃいますヽ(;▽;)ノ
息苦しいし心臓痛いし、男子高校生の青さにキュンキュンするし。
泣いていいのか萌えていいのか。(ガッツリ萌えましたけど)

この後が青春の甘酸っぱさに当てられ、小っ恥ずかしさイッパイになってギャーっ(///Д///)ギャーっ(///Д///)ギャーっ(///Д///)なのですが、是非読んでみて2人の行く末を確認してくださいw
もうね、ホント甘酸っぱくて甘酸っぱくて、青春が遥か昔に終わった者には眩し過ぎた・・・+゚。*(*´∀`*)*。゚+


6

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