この男が、愛しい人の生まれ変わり!?

色憑きの恋

irotsuki no koi

色憑きの恋
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
15
評価数
6件
平均
2.8 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA(アスキー・メディアワークス)
シリーズ
B-PRINCE文庫(小説・アスキー・メディアワークス)
発売日
価格
¥640(税抜)  ¥691(税込)
ISBN
9784048654807

あらすじ

代々続く骨董品屋の息子・正希が手に入れた櫛には、なんと昔の遊女の魂が宿っていた! 正希は彼女の生まれ変わりらしく、かつて結ばれなかった恋人を探し未練を果たしてほしいという。途方に暮れる正希は、仕事で出会った傲慢なイケメンセレブの紅林が、求めていた相手だと気づいてしまう。恋人達の望みを果たす方法がわからず悩む正希に、紅林は「セックスをすれば成仏できる」と言い!? さまよう前世の宿命が結ぶ転生ラブv

表題作色憑きの恋

紅林雨水,貿易会社社長,左之助の生まれ変り
五城正希,骨董屋の息子,遊女の生まれ変り,24歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

題名に納得

1冊丸ごと表題作です。
五城(受け)の目線で進んでいきます。

五城は骨董屋の祖父の手伝いをしています。蒔絵の櫛と、櫛と対になっている印籠を入手してから、お鶴と左乃介という恋人同士の夢を見るようになり、五城はその中でお鶴になっていました。お鶴に「印籠を左乃介に渡して」と頼まれますが、左乃介の行方は分かりません。
一年後、五城は引き取りの査定に出かけた先で紅林に会います。ホクロの位置から紅林が左乃介の生まれ変わりだと分かりますが、紅林は現実主義者で五城はなかな言い出せず…という話です。

元から霊感のある五城はもちろん、印籠を受け取ってからは紅林も、鶴と左乃介という前世の夢を見るようになります。
二人はそのリアリティのある夢に振り回されます。
思いを遂げさせたら見なくなるかも、とセックスの真似事をしようとしたり、寝る時間をずらしたり。その試行錯誤が面白いです。紅林を「全方向肉食」という表現にも笑いました。

二人の会話はほとんどが夢をどうするか、鶴と左乃介の話題でありますが、そんな中でも徐々に進展していく過程は楽しめました。

ただ、終盤で紅林がいつから五城を好き続きで、あの時はああであって…と一気に語って、五城と読者の疑問を解消させてしまうのは、ちょっと拍子抜けでした。語らずとも、五城は分からなくても読者には分かるように書いて欲しかったです。

セックスしないのに、鶴と左乃介が去ってしまうのも、なんだか良く分からず消化不良でした。

二人が勢いでセックスをしてしまい、鶴と左乃介が去った後で、疎遠になったけれどやっぱり好きで恋人同士になってもう一度セックスを、という流れの方がベタでしたが、ストーリー的には理解しやすくて良かったような気がしています。

イラストは、強引な年上攻めの紅林と、真面目で可愛い五城がよく表されていて素敵でした。ベッドを透かして、床から覗いたアングルを描いた、ベッドシーンのイラストは凝っているしエロいなぁと思いました。

0

前世の二人が前に出すぎ?

先月の新刊「リインカーネーション 胡蝶の恋」に引き続き、本作も生まれ変わりをテーマとしたお話。
今回は受けの前世が女性なので、ちょっどNLっぽい描写もあります。

あらすじ:
祖父の骨董屋を手伝う正希(受け)は、恋人と死に別れた遊女・お鶴の生まれ変わり。
ある日、仕事で出会った貿易会社社長・紅林(攻め)が彼女の探す恋人・左之助の生まれ変わりと判明し……

お鶴に同情し彼女に協力する正希は男前ですが、いかんせん前世が女性なので、そういうシーンでは女性に同化気味。
夢でお鶴として左之助に触れられたり、現実で紅林に抱かれたりするシーンでは女性的な感覚になっており、正直あまりBLを読んでいる気がしませんでした。

紅林は前世関係なく正希に惚れたようですが、ゲイでもないのに何故そんな簡単に?という無理やり感は拭えず。

クライマックスで正希が見る夢も、何かの伏線なのかと思いきや単にお鶴さんの恩返しだったようで、何の波乱もなく終わってしまったので拍子抜けしました。

あとがきで書かれていたような後日談のエピソードがあと一つ二つあれば、ただの転生モノに終わらず現世の二人の続き話がもっと膨らんだのではないかなと思います。

4

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