視淫に溺れる

shiin ni oboreru

視淫に溺れる
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神5
  • 萌×213
  • 萌9
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
7
得点
105
評価数
28件
平均
3.8 / 5
神率
17.9%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
海王社
シリーズ
ガッシュ文庫(小説・海王社)
発売日
価格
¥657(税抜)  ¥710(税込)
ISBN
9784796408011

あらすじ

美貌の弁護士・篠束灯は視線を合わせることで
人の精神を操る力を持ち、一族には“天人"と崇められていた。
力のおかげもあり真実を見誤らない篠束は裁判で負け知らずだったが、
ヤクザとも見紛う粗暴な検事・西賀に不正を疑われ突っかかられるようになる。
力のことは一般人に知られてはならず、
邪魔に思った篠束は自分の身体を餌に西賀を貶め支配しようとした。
だが彼に力は効かず、荒々しく犯されてしまう。
以来、不本意にも淫らな関係を繰り返すことになり──。

表題作視淫に溺れる

西賀八邦,検事,36歳
篠束灯,人の精神を操る能力を持つ弁護士,29歳

その他の収録作品

  • あとがき 沙野風結子
  • あとがき 笠井あゆみ

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レビュー投稿数7

Tバックが似合う

弁護士の篠束は天人と呼ばれる特殊能力を使って弁護人や証人者から重要な証言を導きだします。
一方、検事の西賀は自分達が導きだせなかった重要な証言をとってくる篠束に疑問を抱きます。

篠束の正体を暴きたい西賀と、西賀の視野に入りコントロールしたいのに出来ない篠束。
お互いへの単純な関心から、徐々に肉体的関心に発展し溺れ行く様子がエロかったです。
篠束のTバックには笑えました。絵もしっかりTバックでした(笑)

話は篠束の天人の力だけで終わらず、思った以上に読み応えのある内容でした。
篠束、西賀、篠束の従兄たちと関係者の感情や肉体関係がもつれ、歪み、とにかく濃厚です。

0

内容もさることながらイラストが神!!

面白かったです!!
視線を合わせると人を意のままに出来る「天人」の能力を有する受けと、その能力が通じない攻め。
受けが性に奔放なのがあまり好みではなかったのですが、そんな能力を得てしまったら他人に対して無関心というか無感動にもなってしまいますよね。
後半は力を持つが故の孤独感がヒシヒシと伝わってきました。
対する攻めは一直線で力でゴリゴリいくタイプですが、反発から好きに変わって懐柔されてく様子が可愛かったです。
受けが攻めと出会ったことで、真っ当な道を進んでくれそうで安心しました。
相変わらず笠井さんのイラストが神がかってます。

0

静寂に轟く雨音

邸宅の雨は、この作品で印象的なシーンだと感じています。
彼らの心に、自身の想いが染み渡る、また互いの想いが共鳴する場面を印象付けられていると感じました。
このシーンは短いですが、回想として用いらていることから、印象に残るのかもしれません。

特殊能力者とその能力が効かない者、という馴染みのある設定のカップルではありますが、惹かれた背景も説明されていて、成る程という感じ。
ライバルの設定も面白く、伏線の回収も行われるので、これもまた成る程といった感じです。

長く引きずった過去は明確にはならないものの、愛のある終焉で、未来を共に歩んでいこうとする描写なので、これもまた好しといった感じです。

主人公の灯と、彼に仕える兄弟の関係は、最後まで騙された(勘違いしていた)のですがね。

1

サイキックファンタジー

他人の精神を操作する能力を持つ、弁護士の受け。能力を使って目撃者や被疑者の記憶を探るため、裁判は敵なしで百戦百勝だった。
その受けと裁判で闘い、煮え湯を飲まされている強面の検事・西賀(攻め)は、あまりの戦績の不自然さに受けの不正を疑い、絡んでくるようになる。しつこさに負けて交流を持ち、ある事情から攻めの精神を探ることになったが、なぜか攻めには能力が通じず、それどころか性交渉を持つ事態に。
身体を重ねるうちに互いに情が湧き、関係が深まっていくが、ある日受けがその能力を狙う人物の手に落ち…。


今現在ほかの方々のレビューが「萌」評価のみ7票で、一瞬ちょっと評価をかぶせたくなりました。(笑)
個人的には沙野さんの他の作品と比較して評価をつけるなら「萌」、客観的に評価をつけるなら「萌×2」かな、と思いました。

予想ではシリアスで耽美な話かと思っていたのですが、実際はケンカップルからバカップルへ、という感じの話でした。
弁護士と検事だし、敵同士だと期待して読んでいたら、すぐに仕事上でも肉体関係上でも馴れ合っちゃうので肩すかしを食らいます。お互いの身内には理解されない関係なの続きで、どちらかといえばロミジュリっぽい関係かも。
萌えどころは笠井あゆみさんの挿絵の麗しさ、受けの和装とTバック、強面の攻めのデレです。最初は武闘派検察官で受けを目の敵にしていた攻めだったのに、籠絡されてめろんめろんになっちゃうのが可愛かった。
逆に萌えないところは、受けが結構遊び人だったところかな? 能力と美貌を駆使して男女問わず落としまくりの百戦錬磨。ちょっとうーん…でした。

0

色々盛り沢山なストーリー

沙野さんに笠井さんの表紙。もう買わずにいられようか、ということで早々に予約していました。

表紙は甘々な空気が漂っていますし、沙野さんは受けを溺愛する攻めを書かれる作家さまなのでエロエロかつ甘々なお話かと思っていましたが、なかなかどうして、最後までどうなるのかハラハラしながら読んでしまいました。

視線を合わせることで相手の精神を操ることができるため一族の中でも「天人」と呼ばれ崇めまつられる弁護士の篠束。特殊な能力を持っていることで、精神的に疲弊し、甘えられる存在を欲している健気さん…、かと想像しつつ読んだのですが、彼はプライベートでも仕事の面でもその力をフルに活用し「王様」状態で過ごしています。麗しい美貌と彼の持つ能力を駆使し、あちこちでつまみ食いするロクデナシだったのは意外でした。

対して攻めは法廷で篠束にぺしゃんこにやっつけられてしまう検事の西賀。こちらは沙野さんらしい、ハイスペックで俺さまのように見えて、実は受け大好きなわんこちゃん系の攻めさんでした。

初めはどうしても裁判に勝てずその理由を探ろうと画策する西賀と、特殊能力を持ち飄々とした篠束の、検事vs弁護続き士、の様相を呈しているのですが、その裏で篠束を意のままに動かそうとする人物がいたり、篠束に仕える従兄弟であり職場の同僚でもある兄弟の問題があったり、どうなるのかとページを捲る手が止められませんでした。

ただ内容が盛りだくさん過ぎてしまって、読むのが疲れてしまったのも事実。それぞれはとても魅力的な展開なのに話が分散してしまっていてもったいない気がしました。2冊に分けたほうが良かったんじゃないかな。

個人的には篠束の従兄弟の兄弟のスピンオフを出してほしかった。お兄ちゃんのほうは弟に対して恋愛感情は持てない、と言い切ってしまっているのが残念だ…。

沙野さん作品の割に濡れ場はそう多くなく、またエロさもさほどない。どちらかというと愛のある行為というより性的欲求を満たすための行為が多く、そのためにそう感じたのかもしれません。ゆえに篠束と西賀の気持ちが通じ合った後の濡れ場はエロかった…。今まで能力を使い、人を意のままに動かしてきた篠束が、自分の気持ちをコントロールできずに感じてしまう姿が何ともエロかった。

あとやっぱり笠井さんは神だった。
すんごく綺麗。ひとを食ったような篠束の表情もすごく良かったし、和服姿の彼のエロさと言ったらなかった。

2

見どころは「視姦」シーン

人の精神を操ることのできる弁護士・篠束(受け)。
彼の能力に目をつけた検事の西賀(攻め)は、事件の目撃者を連れて度々彼のもとを訪れるようになり……

最初こそ敵対関係の二人ですが、冷戦状態も長くは続かず。
西賀を襲うつもりが逆にイかされた篠束は早い段階からデレ気味だし、西賀にいたっては篠束のことを同僚に惚気るほど彼に執心。
好きになった理由=操ることのできない唯一の男だから、という大変分かりやすい理由が最初から提示されるため、この二人のラブ展開にそれほど紆余曲折はありません。
かといってラブラブかというとそうでもなく。
篠束の能力を利用しようとする政治家とのバトルがメインとなるため、二人一緒のシーンは少なめ。
エロシーンも笠井さんの挿絵(特に西賀の裸体)はもの凄いですが、描写自体は沙野さん比で淡白です。
西賀の従兄の死の真相を二人で解き明かすシーンには愛を感じましたが、それまでの展開にはもっと理由付けや工夫が欲しかったです。

今回特筆すべきは、篠束の能力の設定&その描写。
「視淫」とのタイトル通り、瞳を通じ人の精神を「犯す」ことのできる能力。
篠束が別の能力続き者に精神を犯され洗脳されるシーンの描写は、強姦でもされているかのように鮮烈でした。
できれば、相当えげつない精神攻撃の応酬がなされたであろう最終バトルの様子も詳しく読みたかったです(このシーンは西賀視点のため、何が起こっているのか分からないのが残念)。

篠束のタラシぶりも見どころ。
事務所には彼の従兄弟二人が働いており、兄の方は篠束と身体の関係あり(しかも篠束攻め!?)。
生真面目そうな兄ですが、その身体は開発済らしく…そのものズバリのシーンはありませんが、篠束のセクハラ発言に恥じらう様が色っぽいです。
そんな二人の関係を知らない弟の片想いの行方も、本書の重要な要素の一つ。

篠束と西賀の情事、西賀の従兄の死の真相、政治家との戦い、篠束の従兄弟のわだかまり……と魅力的な要素は多いものの、詰め込みすぎたせいかどれも今ひとつ印象に残らず。

ガッシュ文庫の沙野さん作品は特殊設定ファンタジーが多いように思ますが、他のレーベルの作品に比べるとキャラや要素がとっ散らかって微妙なものが多い気がします(敵キャラのスピンオフを匂わせて終わる点も既視感…あ、今回は本当に出るようですが)。
笠井さんのあとがき絵には萌えましたが、それに比べると本編はやや物足りない印象でした。

4

ぐちゃぐちゃに…歪めて

↑の煽りの帯と、もう表紙がですね。
帯で隠す気など全くございません的な位置にある攻の右手付近にご注目してもらうとわかるのですが、受はTバック着用です!!色は純白!!
本文では色の描写はおそらくなかったと思いますが、笠井先生の粋な計らいで白Tバックとなったのでしょうか、黒Tバックより卑猥に感じますありがとうございます!
そして攻の右手薬指と小指は十中八九受の尻穴に入ってますよね!
はぁ〜表紙眺めてる時点でけっこうな満腹感が…

今回は検事×弁護士の特殊設定モノです。

視線を合わせることにより人の精神を操る力をもつ、法廷では負け知らずの美貌の弁護士•篠束灯(しのづかともる)。
彼に幾度となく煮え湯を飲まされてきた検事•西賀八邦(さいがやくに)。

灯は一族の“天人”と崇められるその能力を使い、事件の重要参考人の精神や記憶を引き出して裁判の切り札としてきましたが、西賀はそれを不審に疑いつきまとい、灯の力の真相をあばこうとします。
その最終手段として自分の隠された過去の記憶を操作させようとしますが、西賀には灯の力が効かないことが判明。
お互いの本性を暴こうとして、身続き体を重ねる流れに至ります。
その後も、灯は西賀の精神を操るため、西賀は灯に操られていると思い込み、身体の関係は続きます。

最初は敵対していたふたりが、身体を重ね、時間を共に過ごすようになり、だんだん見えてくるお互いの普段とは違う表情。

灯は幼い頃から“天人”の能力で、人の精神を操ってきた。
自分を取り囲む全てが、自分が操作したものなのかそうでないのか、『真実』が何なのか分からなくなりつつある灯にとって、力の影響が及ばない西賀は唯一の『真実』なのです。
全て自分の意思により思うままに事を進めてきた自分にとって西賀はイレギュラーな存在だけど、そこに惹かれていく灯。

灯に何らかの方法で操られて肉体関係に及んでいると思い込み、その身体に溺れながらも、灯の仕事ぶりや、高慢で上から人を見下す男が自分だけに見せる表情など、普段とは違う灯にどうしようもなくはまっていく西賀。

灯の能力を利用して自分の地位を築き上げようとする灯の遠縁であり一族の一人の衆議院議員•弥上によって、灯は一時操り人形となりますが、そこは西賀の愛の力で解決。
灯の従兄弟である景守と優の兄弟の関係も落ち着いたようになり、とりあえず一件落着。
西賀の抜け落ちた過去の記憶も最後の最後でまとめてあります。

ですが、沙野先生のこのテの作品はやはりイガみあったふたりが敵対しながらも肉欲に溺れて、徐々に惹かれつつある過程に興奮しますね。
終盤にかけては若干駆け足ぎみなところが今回もあったかな…

『真実』がなんなのか分からない灯と、『真実』を追い求めてきた西賀。互いの存在と“天人の力”に翻弄されながらも惹かれあうふたりが見つけ出した『真実』とはなんなのか…?というのがメインテーマなのでしょうか。

エロについては今回の見どころはやはり灯の白Tバックでしょうか!
しかも、表紙ではわかりにくいのですが、灯の普段着は着物です!和装エロです!!
法廷では冷たい表情で検事を負かす美しい弁護士の身を包む隙のないスーツの下に白Tバック!
自宅の屋敷では凛とした和服姿の下に白Tバック!
笠井先生の和装+白Tバックの挿絵はまさに眼福です!!
本編の挿絵の他に、ラストのサービスショットのおまけ挿絵がそりゃあもう格別でした!

プレイの内容に関しては特筆すべきエロはなかったのですが、作中でゴーヤがいきなり登場して、灯の事務所にあるゴーヤのグリーンカーテンの下で西賀が灯にフェラし始めたとき、思わずゴーヤを突っ込むゴーヤプレイを期待したのは否定できますまい…

今作のラスボス•弥上ですが、てっきり退治されてなりを潜めたように見られましたが、彼で執筆予定があるそうで。
弥上も、一族の能力に支配された悲しい人物なので、救ってくれる良い相手が出来るといいですね。
見た感じ攻臭が漂う男ですが、受でも全然いいですよ…

6

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