• 紙書籍【PR】

表題作インクルージョン―饒舌な指先

秀島照英
早坂未紘

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

痴漢によく遭う末紘だが、男好きでは絶対ない!なのに宝飾デザイナーの照映に色色されても、ナゼか凄く感じちゃって…。 ☆雑誌小説ラキア2002年夏号プチエピソード掲載

作品情報

作品名
インクルージョン―饒舌な指先
著者
崎谷はるひ 
イラスト
新田祐克 
媒体
小説
出版社
ハイランド
レーベル
Laqia super extra novels
シリーズ
しなやかな熱情
発売日
ISBN
9784894861510
3.6

(3)

(1)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
11
評価数
3
平均
3.6 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数1

方言受

男が好きなわけではないのになぜかよく電車で痴漢にあう大学生、未紘。
ある日ついに耐えかねて痴漢を撃退!しようと行動に出たのはいいけれど、相手はまったく関係ない宝飾デザイナーの照映だった。
商売道具の右手に怪我をさせてしまった未紘は、罪滅ぼしに照映の職場でアルバイトを始める。最初怖い人だと思った照映はぶっきらぼうだけど意外に優しくて……

主人公の未紘は九州出身の方言キャラです。
昔は方言キャラが主役だと、なんかそれに気を取られてしまって苦手だった記憶があるけれど、今回は割と平気でした。
少しおばかだけどまっすぐな未紘はかわいい。
対する照英は強面だけど優しい人で、最後付近はものすごいバカっぷるっぷりを見せつけてくれた。
なんだお前ら!!
末永くお幸せに。

脇キャラの久遠さん(男)が好きでした。
見た目は美人さんで飄々としてて、実は気性が荒くて強いというときめきです。久遠さんの話が読みたい。

しかし新田さんのイラストはなぜか”本物!”って気がします。
エロシーンの受の股関節の開き具合に心意気を見たような気分に。
よくBLの挿絵にある「身体の構造上その体位は不可能だ」ないちゃ絵を見る度によく違和感を感じていたので、なんだかちょっとだけ胸がすっとしました(笑)

2

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP