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ばらのアーチをくぐってきてね

bara no arch wo kuguttekitene

  • 同人
  • 電子書籍【PR】

表題作ばらのアーチをくぐってきてね

山田,27~28歳,社会人(工事屋さん)
鈴木千尋,18~19歳,高校3年生~大学生

その他の収録作品

  • 18と27の秋
  • 18と27の冬
  • 18と27の春
  • Canna vol.42より再録 少年と山田~少年じゃなくなっても~
  • 19と28の秋
  • あとがき

あらすじ

商業コミックス「山田と少年」番外編

付き合う二人の日々を一年にわたって、季節ごとにアルバムのように並べたイメージの本。

作品情報

作品名
ばらのアーチをくぐってきてね
著者
三田織 
媒体
漫画(コミック)
サークル
Origami<サークル>
ジャンル
オリジナル
発売日
4.7

(112)

(91)

萌々

(18)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
16
得点
536
評価数
112
平均
4.7 / 5
神率
81.3%

レビュー投稿数16

「山田と少年」番外編

三田織先生の大好きな作品『山田と少年』の番外編。

先生が「ふたりのアルバムをこそっとめくるように楽しんで頂けたらうれしいです」と書いて下さっているように、”本編のその後の二人”の姿がそっと覗ける内容となっています。

19歳と27歳の秋、冬、春…と、季節の移ろいと共にますます強くなっていく二人の関係・絆が穏やかに描かれたもの。

何か特別な事件が起こるわけではない。でも少しずつ良い意味で変わっていくこともあって…これからどんな大変なことがあろうとも、手に手を取って歩んでいける二人なんだな、と伝わってきて、胸がジーンとします。

年下の千尋に「エッチしたい」と言わせたがる山田の姿がなんだか可愛かった(*´艸`*)

29歳と37歳とか、39歳と47歳とか、もっとずっと年齢を重ねた二人も見たいなあと思ってしまう、幸福感あふれるお話でした✨

1

幸せをありがとうございます

作者さんの前書き通りに、2人のアルバムをこっそりめくるように読みました。
本編で心臓がヤバくなるほどキュンが連発していましたが、こちらもキュンに次ぐキュンで尊死する勢いでした。

千尋の受験で少し会わないようにしていた間もクリスマスにはどうしても会いたくなっちゃった2人とか、大学合格のお祝いは山田がいてくれればいいとか、私の涙腺には刺激が強すぎた。

山田と付き合ってる事を誰にも言えない千尋と、あっさり友人に話している山田。
うちに秘めがちな千尋を分かっていて、心配する様子がさすが大人でした。

お互いの愛が溢れていて、どこを切りとって幸せが滲み出てくる、そんな作品。
このアルバムはこれからもずっと続いて行くんだなぁと、胸が温かくなりました。

0

山田さんはロマンチスト

電子書籍「CannaComics」がキャンペーンをやっていて、偶然見つけたので購入。
同人誌で出た続編を、本編の出版社が電子書籍で出したりするなんて、今まで気が付かなかったけど、そんなこともあるのね。
本編が出たのがかなり前だから、本編の内容の方はだいぶ記憶が薄れてしまっていたけど、これはこれで、なかなか甘々でよかった。
高校生と社会人の、年の差のある二人の、穏やかに育まれる恋のお話。
バラのアーチに夢見られるような山田さんだから、こうやって二人は結び付いていられるのねって、納得。

0

電子書籍で買えます

同人誌の再録本が電子書籍で買えます。
知らない方がまぁまぁいらっしゃるようだ。
本編大人気の作品ですし、ページ数も52ページ(ひかりでは全ページ合計コレでした)とずっしり、イチャイチャシーンも含まれてるので読まない手はない。

本編終盤のあいだあいだの小話と、その後千尋の大学生編の小話。小話というには失礼な程重要な彼らの人生の分岐点ともいえる様子が描かれていて、かなり心に刺さる。人生を考え、共に生きる2人…
山田のものの考え方や人となりが、千尋にはぴったりだったということが分かります。甘やかされる部分と甘やかす部分のバランスがいいと、人生ってこんなにも楽で、支えられている安心感が持てるものなのね。
鼻歌を歌いながら、ばらのアーチをくぐりましょう。

「好きだ 好きだ 僕はこの人が大好きだ」これが読めただけで大満足よな。

1

尊いって、これだよね~

山田と少年の番外編です❗

もう本編の素晴らしさは、以前レビューした通りなんですが、こちらがまた良い❗

山田と千尋が、より仲良くラブに溢れているのです。
千尋が、大学受験する頃から始まります。
山田が、どんどん千尋を好きすぎちゃうんです。もちろん、千尋も同じ。

初めてのクリスマスは、別々な筈が山田が飲み会をわざわざ抜けて千尋に会いに来たり。
プレゼントがキスだとかさあ…
甘い。甘々過ぎますよ。

読んでて、にやけが過ぎる。

大学生に無事なった千尋。周りは合コンとか盛り上るなか、幼なじみにすら山田の事を言えない。
もともとゲイだけど、オープンにしたら友達はどうなるか、全く未知。
勇気出ないのわかる。
ただ山田は、さらりと友人に千尋と付き合っていることを伝えていました。
やっぱり、山田はかっこいい。優しくて、千尋を大事に思っていて。千尋が、どんどん満たされて可愛くなっているのです。

なんだかんだ、千尋も母にゲイであること山田の事を伝えていました。それも、山田の包容力有ってかなぁ。

なんだか、とても山田推しですけどね~

三田織先生も、巻末でおっしゃってましたがほんとにずっと山田と千尋が、一緒に過ごしてくれると良いなぁ。

ぜひ、本編の後に読んでいただきたいです❤️

2

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