しあわせのはなし

shiawase no hanashi

しあわせのはなし
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神4
  • 萌×25
  • 萌5
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
9
得点
58
評価数
19件
平均
3.3 / 5
神率
21.1%
著者
 
媒体
コミック
出版社
新書館
シリーズ
Dear+コミックス(コミック・新書館)
発売日
価格
¥600(税抜)  ¥648(税込)
ISBN
9784403665011

あらすじ

三十年生きて、そのうちの二十四年、人生の五分の四、片想いしている。
はじめての告白は、高校生のとき。
その後も二回失敗したが、俺はいつもしあわせだった。
佳久がずっと好きだ。
なのに、佳久を傷つけた。
体に残った傷痕は、どれだけ佳久を傷つけたかの証。
だって俺は、佳久の弟と関係を持ったんだから……。
ぜんぶ俺が悪い。
だから──今度は間違えない。

最高級のヘタレ、見参!
誰よりも純粋な想いを貫く男、環の純愛物語!!

表題作しあわせのはなし

九々生環,紳士服店の跡取り息子,30歳
有働佳久,ネクタイ専門店を営む家の長男,30歳

その他の収録作品

  • しあわせのはなし おまけ(描き下ろし)

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レビュー投稿数9

面倒くさい二人

「ねくたいや」のスピンオフ作品です。
「ねくたいや」の友久のセフレだった黒髪もじゃ頭が主人公です。
冒頭にちらりと説明文がありますが、友久やその彼氏がするっと登場しますので、個人的には単独より絶対前作を読んでいる方が良いと思います!

とにかく二人とも面倒くさいです。
両想いなんだけど、互いの言動でこじらせた感じがスゴイです。
すれ違いといえばすれ違いなのですが、押せば良いのか引けば良いのか一筋縄でいきません。
ゆっくりとセリフを読んでいけば納得できるのですが、とにかく面倒臭い性格だなぁって思いました。

その分、描き下ろしのおまけショート7ページではようやく甘い二人が見られて、ほっとしました。描き下ろしがなかったら物足りなかった気がします。

環は好きな人の弟と長年セフレだったという自分的には苦手な過去(というほど古くもないですが。)がありますが、可愛らしい絵柄でエグさが薄められていて読みやすかったです。佳久も他の人間と肉体関係がありましたし、そういうのが苦手な方にはダメかもなぁと思いました。

0

刃傷沙汰は流石に引いてしまいました。

まさか、歩田川さんの著作に中立をつけてしまう日が来るとは!
「ねくたいや」から歩田川さんにはまったクチで「ねくたいや」での環はあまり好きなキャラではなかったのですが、こういうスピンオフになると不得手だったキャラがよくなったりするではないですか、これもそのパターンでした。
環はいいんです。
歩田川さんの攻めキャラだなあという感じで。浮気はあかんですが!
しかし、まさか受けがダメだと思いませんでした。
刃傷沙汰は流石に引いてしまいました。
しかもかなり切りつけてる。
それでも好きってところが萌えなのかもしれませんが、私は受けの人間性にドン引いてしまったので。

次作に期待したいです。

1

じわじわと来る

過去の話は確かに浅はかで、イラっとしますがやっぱり24年も片想いって言うのが好きな設定です。

環がいかにヘタレかと佳久がこんこんと説教する場面があります。そこの最後の「俺にはいらいらする態度ばかりとってなんで友久にはさっさと手を出すんだ!」って、言う台詞がグッと来ました。そんなことに腹をたてるなら自分から素直になればいいのにーとも思いましたがそう言うことじゃないんですね。24年のあいだ片想いをして、24年のあいだいつもしあわせだったんですもんね。
地味目なお話だし、絵もそれほど色っぽくはないけれどじわじわといいわぁーと思える作品ですね。
ただ、たまに出てくる向こう側の黒い耳、これってなんですか?なんか意味があるのかなぁ、気になる。

2

24年間の片思い

環(攻め)は、小学校の入学式で出会ったときから佳久(受け)にずっと片思いしている。告白しては振られることを繰り返し、それでも受けを想っている。しかし攻めが受けの弟である友久に手を出したことにより激怒され、受けは家業を継ぐため修行で海外に行ってしまう。それから6年が経ち、受けが日本に帰ってくることになって…。


『ねくたいや』という作品のスピンオフです。
上記の攻めに手を出された受けの弟が主役の作品ですが、そちらは読んでいなくても理解できます。私個人は未読です。

歩田川さんの作風は独特です。読みにくい描き文字や吹き出し、飄々としたキャラクター。そしてそのキャラクターは描き文字でツッコミを入れまくっています。
まあお好きな方はお好きだと思います。

この作品は、受けがデレるまでの展開がキツイのですが、そちらはリアルタイムではなくほぼ伝聞で説明されます。『ねくたいや』のほうにその描写があるのかどうかはわかりませんが、浮気があったり(一応理由はあります)刃傷沙汰があったりするのでかなりヘビー。なのにキャラクターはみんな飄々としてる。
個人的には、刃傷沙汰まで起こしといて続き割とあっさり流されているのがちょっと受け付けませんでした。攻めの身体は受けが激怒して切り刻んだ傷あとだらけです。それを受けが悔やんでるような描写はあるけど、普通に警察沙汰じゃないの…? と思ってしまう。そんな傷をつけた受けと、大事な後継ぎである攻めをくっつけようとしてる攻め宅の従業員とかも、あまり理解できなかった。いくら攻めが受けを好きだと知っていても、私なら送り出したり焚き付けたりしない。

2

過ぎたるは及ばざるがごとし、かな。

「ねくたいや」の続編。
有働三兄弟の長男の話。
「ねくたいや」の方の細かい内容を結構忘れていて、
環の傷のエピソードが???
環と友久の関係も???
更に三男・春の存在も???
ま、そんな些末なことはおいといて(いいのか?些末レベルじゃないだろ!と、頭の中で声がするが)
めんどくさいツンと、めんどくさいヘタレのすれ違い愛が、めでたく結ばれる、しあわせのお話だ。
内容も普通にじれったい恋のお話だし、絵も普通に読みやすくてきれいな、Dear+に普通に掲載されるようなBLマンガとしてはおしゃれでいい作品だと思う。
ただ、環のあまりといえばあんまりなヘタレさ加減がちょっと私の好みからはアレだったんで、だいぶ中立よりの萌1つって感じかな。

2

よく考えると弟と攻め腹立つわあ!

買わなければよかったとは思わない。読んでよかった。
だけどなんだかモヤモヤする。

前作の「ねくたいや」を読んでないのですが、
攻めが弟と寝ていたのが受けにバレたというあらすじを見てそういうの大好きなので買いました。

弟がなんか精神的に病んでたんでしょうかね?(読んでないからわからないけど前作)悪い男に引っかかるなら自分の方がまだいいんじゃないかということで寝たそうですが、受けのその時の気持ちを考えたらやっぱり攻めも弟も最低です。
バレなければいいと思っている時点で気持ちを疑います。
どっちも受けの気持ちを考えてないと思ってイライラしました!
もう終わったことだと片付いているけれど、ほんと許せない!
しかもバレて、受けがイタリアに行ってからも、
弟にちゃんとした彼氏ができるまでその関係続けてたって、
何考えてんだよ!それでずっと好きだったって!?はあ?
好きなら受けの気持ちを一番に考えろ!
とか思ってしまいました...

それが前提に頭にあるし、攻めは煮え切らないし、
(でも、ヘタレのくせになんだかたまに仕草とかかっこいい)
読んでる最中モヤモヤモ続きヤモヤ...


周りも協力しすぎ!もっと攻めが自分の力で何とかしてほしかった。

でも、不思議と読んでよかったという気持ちになる。
ほんと不思議...


5

ホントにめんどくせぇ…

大前提として一言。
同じ版元さんから出た前作の様な
読み易さを期待してはいけません。
歩田川節フルスロットルな作品ですので
その辺も計算に入れて読まないと
要らんところで疲弊します。
それでもじっくり腰を据えて
読みたいとおっしゃるもの好きな方は…
ようこそ、魅惑の歩田川ワールドへ。

歩田川節フルスロットルと申し上げましたが、
それでも初心者向けにほんの少し
手加減はされております。
この方もシリアスと脱力、二つの絵柄を
作中で巧みに使い分けて世界観を
掘り下げられているのですが、
脱力の方の絵柄が若干多めに設定されて
いる感じが致します。
で、その作用で少し楽に飲み込める感じに
なっている様です。
専門職話と区分されるのでしょうが、
その辺は通り一遍の知識があれば
おおむね掴み易い筈です。
慣れれば癖になる味わいと愚考しますので
存分にご堪能を。

4

お家のためにのすれ違い恋愛の最骨頂と思う!!

「ねくたいや」のスピンオフです。
主人公は長男佳久と環になりますが、この二人は「ねくたいや」に出てくるエピソードがとても重要なので、読まなくてもわかりますが、読んでからの方が断然佳久の怒りが分かると思います。

読了感としてはよかったぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~!!!
これから幸せにラブラブするんだよ!!!あと5年じゃなくていいんだよ!!!!!と幸せいっぱいでした。
環のへたれすぎ具合にイライライライラすることは確かなんですが、「恋する相手」も、「家族」も「家業・仕事」も大事な結果、どれも大切にした結果「恋する相手との恋愛」を取れなかった二人。24年間の両片想い。とりあえずよかったね!!!!です!
濡れ場は確かに少ないのですが、佳久の気持ちを考えるとなんてしあわせなんでしょう~~~~(号泣)

雑誌掲載時もコミックスになってからも、環を何度ドツキまわしたくなったことか!春くん(三男)と悠さん(環の会社の職人さん)が殴ってくれたので「そうだよね!!殴るよこの最高級ヘタレ!!」とガッツポーズ(笑)
このお話、基本的には環ベースで進みます。
でもさ、これ佳久ベースで考えるとすっ続きげぇ泣けてくるんですよ!
↓以下超ネタバレ

小学校の入学式から家族ぐるみで仲良しで、
・佳久は、環とずっと一緒にいて、いつから好きなのか分からないぐらいずっと好き
・環が自分のことを好きなことに気づいたが、長男同士のお互いの家業から、2人がくっつくと「自分の家(ネクタイ作成業)にも環の家(オーダースーツ制作販売業)にもどれだけ悲しむ人がいるんだろう」と思いいたり、好きだと告げなかった。
・高校時代環に告白されるが上記理由で断る。
※(20歳ごろ、環はゲイに悩んでいた友久(次男)と互いに恋愛感情抜きで肉体関係開始)
・大学卒業時環から再度告白を受け、「35歳までならつきあってもいい、跡取りだから35歳になったら家を守るために結婚する。それでもいいならつきやってやる」とものすごい譲歩したのに「そんなの嫌だ」と環に怒られる。
・そこまで譲歩したのに自分には手を出してこない。でも、友久と肉体関係があると発覚。
そりゃ斬りつけるくらい辛くて悔しくてイタリアに逃げるよ・・・(泣)
・24歳イタリアへ留学、環から35歳まででいいからと3回目の告白を受けるが、何度告白してきても、肝心なところで強引にくるでもなく逃げる環に断ってもイタリアまで強引に来るか賭けた。
・6年間環は来なかった。イタリアで適当に気を紛らわすために他の男と付き合っても環が好きだった。
んですよ!?佳久かわいそう!!!!!!!!!(号泣)

一方、悠さん(環の家の職人さん)、とってもいい人で環を子供のように思ってくれてる人が「体外受精でもいいから跡取りが欲しい」のが本心だ。とはっきり告げるシーン。これはぐっときました。
「ずっと見てきた環の佳久に対する想いを否定する気はない」でもずっと守ってきたこの会社を環の子供に継がせたい・・・。泣ける。
そして佳久の「ごめんなさい」・・・・くぅぅぅぅぅぅぅぅ泣ける!!!
本当に「お家のためにのすれ違い恋愛の最骨頂!!!」と思う!!

4

攻め:ヘタレすぎる甲斐性なし!

「ねくたいや」のスピンオフ作品。
そちらを先に読んでから、この本を手に取ることをお薦めします。

「ねくたいや」の受けの友久の幼なじみで、
友久とカラダの関係を持っていながら、
ずっとずっと友久の兄のことが好きだった…という環が、
長年の片想いを実らせるお話、環×佳久(友久の兄)です。

「ねくたいや」を読んだ時には、
環の話をスピンオフで是非読みたい!と思っていたのですが、
実際に読んでみると、あまりに環がヘタレでイライラしました~~

受けに断られたらすぐに身を引いちゃうし、
(それでいて、弟と関係を持っちゃってるし)
だけどずっと好きで、ストーカーっぽい行動はするし、
会えた時は「話がしたい」「話がしたい」って、
そんなに話たいなら、その場を作ってもらうのを待つんじゃなくて、
嫌がられてもそこで話し始めなよーー!!
男が強引にいかないのは、優しさじゃなくて、弱さ&逃げ道なんじゃ?
今回はそれをすごく感じた本でした… (-_-;)


お話の流れは「ねくたいや」のその後。
イタリアに6年間行っていた受けの佳久が日本に帰ってきて、
空港続きまで攻めの環が迎えに行くところから始まります。
相変わらずつれない佳久、
品評会があるから台湾に飛ぶと、すぐに行ってしまいますが、
「…けっこう喋ったな」と環は満足気…おい~~!

その後も、佳久の弟たちや、環の家の仕立職人の悠さんから、
やんや言われたり、叱咤激励されたり、過去の回想をしながら、
環と佳久の関係性とそれぞれの本音が分かってきて、
環の体にある包丁での切り傷も詳細が明らかになって……


お互いに、やりがいと責任と愛情を感じている家業を継ぐ立場、
迷いや葛藤があるのはしょうがないけど、
ずいぶん遠回りしちゃったね…
でも、最後にふたりが行き着いた結論はすごくよかったな。

いつも強気に環をあしらっていた佳久の、
環への秘めていた恋心が見えるところはすごくキュンとしたし、
「しあわせ」なふたりを見れてじんわりもしたけど、
いかんせん、そこに行き着くまでがイライラさせられすぎたので、
萌え×2まではいかず…です。

あ、エッチシーンは一応ありますが、ものすごく薄めでした。
描き下ろしでは、エッチじゃなく姫だっこが見られましたよ~

6

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