Loved Circus

loved circus

Loved Circus
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神39
  • 萌×228
  • 萌12
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

221

レビュー数
15
得点
345
評価数
81件
平均
4.3 / 5
神率
48.1%
著者
 
媒体
コミック
出版社
プランタン出版
シリーズ
Cannaコミックス(カンナコミックス・プランタン出版)
発売日
価格
¥690(税抜)  ¥745(税込)
ISBN
9784829685686

あらすじ

地味で平凡なサラリーマン・ケイは、全てを投げ打って惚れた風俗嬢を借金から救おうとするも、投資に失敗。
人生に絶望したまま自殺を図るが死にきれず、次に目を覚ますと、そこはゲイ向け風俗店〈サーカス〉の店内で……!?
ワケあり男4人がサーカスで共に暮らし、働き、それぞれの愛や生き方を見つけていく――
「どこでだってよき人生は送れるんだよ、心次第さ」
注目の新鋭・朝田ねむいの最新作!

表題作Loved Circus

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下:あとがき(描き下ろし)

評価・レビューする

レビュー投稿数15

愛に満ちた未来を

何故かエロエロな作品だと思い込んで手に取らずに居たのですが…早く読めば良かったです。淡々と静かで、深みのある人生ドラマでした。

うまい表現が見つからないのですが、フランス映画のようでした。喜怒哀楽でいうと「哀」に一番近いと思うのです。しかし決して悲しい作品ではありません。四人の関係は友情のようであり、団長の存在は保護者のようであり…一方ではただの仕事仲間のようでもあり、その距離感が非常に心地よかったです。ジョーのキャラクターと、ジョーとリンとの関係が大好きでした。描き下ろしもとても良かった。

主人公のケイは言ってしまえば巻き込まれた男ですが、自由です。対するシロは自分の好きな道を生きているのに、どこにも行けない。その対比が、読み進めるうちにとても胸に刺さりました。

物語はケイの視点で進みますが、主役はシロだと思います。彼が生きて、変わっていたことが本当に嬉しかった。明るくなくても、「哀」が多めでも、愛に満ちた未来を期待せずにはいられませんでした。

1

セリフが沁みる!

初読みの作家さんでした。
表紙が印象深くて購入を決めたのですが、期待以上に良かったです。
ただ、このコマが好きで印象に残ってる!!という絵は、正直あまりないんです・・・申し訳ないのですが。
だけど、物語に重みがあって、読み応えがありました。
あまり良い例えではないかもしれませんが、小説を読んだような感じです。物語に奥行き、深みがあるというか・・・絵よりも物語やセリフが印象に残る、そんな作品だと思います。

帯には、変態プレイ・3P・女装・・・などと書いてありますが、エロを期待して読む作品ではないです。
脇役たちや、ゲイ向け風俗店・サーカスを訪れる客ももっと掘り下げて!と思う方もいらっしゃると思います。想像力による脳内補完で満足できない方にも、物足りないかもしれません。
エロに頼らずに読ませる作品です。最近エロ過多に飽きてきた方には、是非オススメしたいです。

0

朝田ねむいワールドに引き込まれた

この作品大好きです!

朝田ねむいさんの作品は展開が早くて飽きない!というところだと思います。また絵も綺麗です。BL漫画?というくらいあまりエロく無いですが、人が恋をする感じや心の変化など上手に書いている感じがします。
またキャラクターも個性的で、作品の雰囲気は楽しい!という感じでしょうか。

エロ中心というよりは、お話の中で少しのスパイスとしてエロがあるといった感じなのでBL初心者にオススメするのにはちょうどいい作品だと思います

0

シロさんの幸せにじわりと涙が滲む。

circusという男娼館が舞台、ケイという人物が主役。
circusの住人が自殺から救ったケイ。そのケイ目線で始まる、脈々と続いていた非日常的とも思えるcircus住人のごく日常を切り取ったドラマ仕立てです。
でも収まるところは、それぞれの住人の人生。
面白かったです。
BL要素がないというレビューがあるかと思いますが、そうとも言えるし、いやいやぜんぜんアリですとも言える。
萌えがあるかというと、わたしはあったと思います。
面白い。そしてじんわりくる良い作品でした。
シロさん始め、みんなが幸せになっていてよかった。
涙が出そうだった。

2

予想外の面白さ

「兄の忠告」があまり好みじゃなかったのでナナメに見てたんですが、悔しいくらい面白かったです。ほかの方もレビューされているとおり、人間ドラマの部分が強く、そしてまた面白いんですよ…。残りページが少なくなるのがもったいなくて、もっと読んでいたい気分にさせられました。
まぁ一応読んでみるか、くらいで読んでいたのに本当にやられた。悔しい。負けた気分になってしまった。くそう。
ジャンク・無国籍な雰囲気と、現代のおとぎ話的人情とキャラ達。それを彩る怪しげな客とサーカスという舞台装置。それらがうまく融合されていて、「サーカス」というものの持つ独特な雰囲気に落ち着いている上に、人情話だから読後感までもよい。とても完成度の高い作品に仕上がっていると思います。
ただやはり、BLとしての萌えがあるかといわれると微妙なところ。BLじゃなくてもよかったんじゃないかな?と思わなくもない。なので星は4つ。
面白さはというと文句なく面白かったです。

0

漫画作品としての魅力、最高!

こんなBL本は初めて読みました…!

世界観、ストーリー、キャラクター
全てにおいて引き込まれていきます。

BL本というくくりで発売されていますが、これはBL本というよりは一つの漫画作品として面白いということを強く言いたいです。
読み終わったあと、まるで一つの濃厚な映画を見終わった気分になりました。
実際、実力派俳優さんが演じる実写映画を作って欲しいと感じました。

作品としては三谷幸喜の有頂天ホテルのような印象を受けます。キャラクター一人一人に焦点を当てストーリーが進んでいき、その一つ一つが実に面白く、マッチングします。
これを書かれた作家さんは一冊でこの濃密な内容をまとめ上げていることに驚きました。作家さん天才かと。

ここ最近普通のBLに飽きてしまったという方に大変お勧めします。
特に、アングラや不思議な世界観が好みな方は楽しめる作品となっているかと思います。
BL要素はかなり少なめかと思うので、普通のBL本としてではなく、漫画作品と意識して購入した方が良いかなと思いました。

ですが、作品としてかなり上質なものだったので、神の評価をさせていただ続ききました。本当に素晴らしい作品です。ぜひみなさんに読んでもらいたいです。


3

完成度高し!風俗と人間と

なにこれ、すごい!
BL度は高くないのだけど、グイグイ引き込まれます。

あ、BL度は高くないと言っても、舞台がゲイ向け風俗店だけあって、プレイ内容はわりとエグイです(あんまりはっきりは描いていないけど)。イメクラっぽい感じで、お客さんの思いに応えてあげてます。
あえていうと、3Pの時に、シロさんが主人公・ケイを導く感じとかは、ちょっとエロいかな。キュンキュンしました。

絵なんですが、私はすごく好きなタイプ。森脇真末味さんにちょっと似てる。あと、波津彬子さんの描く人物に似てるなーって思うカットもちらほら。偶然なのだろうけど、上手い人が描くと似るのかな。油絵とかデッサンとかをしっかり学んでいた感じの絵で、好みの人はすごい好きだと思う。

また、舞台となってる風俗店・サーカスですが、これがなんか無国籍な感じでいいんだ!
一応日本なのだろうけど、こんなタイプの店舗型風俗店って今、実際はないよね。少なくとも、新宿とかでは見たことない。
でも、リアリティが無い訳じゃなくて、登場する人物の、思いやりのある感じとか、ああいう職業についている人らしい優しさとかには、すごくリアリテ続きィがあって、夜の雰囲気とあいまって、異世界に引き込まれる感じ。

一冊丸々、サーカスの従業員たちの話で、読みごたえがあります。
これは、世の中全ての人におすすめできるなあ。

4

映画で見たいタイプ

これは、映画で見たいタイプの作品だった。
主人公を軸に、シロやジョー、リン、オーナー夫妻やクワィアの女の子達、そしてサーカスのお客達。
ストーリーの構成や、画面の作りそのものが、もう既に結構映画的にできあがっている感じ。
これを渋谷あたりのミニシアターのスクリーンの、ちょっと粗い感じの画で見たい。
ケイは林遣都か池松壮亮、ジョーが桐谷健太で、、、と妄想がどんどん広がる。
とまあ、そんな夢はおいといて、
落ち着くところにちゃんと落ち着くストーリー。
よかったです。

2

良かった!!

あらすじ、帯のキャッチコピーからしてこれ絶対自分の好きなやつだ!と少々期待し過ぎなくらいで手に取ったのですが、中身は裏切られることなく寧ろ期待以上でした。
2015年の締め括りにとても素敵な作品と出逢えました♪

ネオン煌めく華やかな色街の片隅で繰り広げられる訳あり男達の群像劇です。
「人」をしっかりと描ける作家様の群像劇モノってほんと面白い!
何度も読んでセリフの一つ一つまでをもじっくり噛み締めたくなるドラマが詰まっています。

「どこでだってよき人生は送れるんだよ、心次第さ」
そう言うのは〔シロ〕というキャラなんだけど、朝田さんの思いを最も代弁しているのであろう彼のセリフが最初から最後まで悉く心に残るのです。
かと言って、達観しているわけでは全くなく、彼自身も1冊の中で自分の愚かさに気付く。
間違いながら生きているすごく人間くさいキャラ。
だからこそ発言に重みが増す。
現実と一緒ですね。

主人公の〔ケイ〕もBLの主人公としては普通だし地味だし女目線で見ると「こいつバカだわ」って男の典型なんですけど、彼のバカ男ゆえの熱さとかピュアさはシロじゃないけど人を続きたらしこむ魅力がありました。
完ぺきな人間なんているわけないし、カッコいいだけでは魅力は感じない。
全てを投げ打てる人生、素晴らしいじゃないか。

このお話に出てくるキャラ達は、脇を固めるオーナーやその奥さん、店にやってくる客まで含めて、皆どこか愚かだけれどその分すごく魅力的でカッコいい人間ばかりで、彼等を通して、こういうキャラ達を描ける朝田さんの人となりにまで惹かれます。
彼等の物語を出来ることならもっと読みたい。

ラストシーンの続きが思い描けるかどうか
私の神評価の物差しってそこなのかもしれないと、この作品を読んで改めて思いました。
迷わず「神」を付けられる、どストライクに自分好みなお気に入りの1冊です!

5

噛めば噛むほど

ぜんぜん期待してなかったの!
「風俗」って言葉だけに踊らされての衝動買いだったわけですが
すごく良かった!
エロやラブというよりも、ストーリーで見せる。
あまっちょろい感じの話でもないのですが
すごく惹きつけられ一気に読み終えてしまいました。
何気にリンちゃんが女の子と結婚したのが微笑ましくてよかったかな。
男が好きで~ってわけじゃないもんね。そうだよね。
なにより最後にシロが幸せそうだったこと。
ジョーが尻に敷かれてかわいくなっちゃったこと。
すごく良かった。

個人的にはエロス込みで、もっとがっつり
キャラクターごとに掘り下げての話があっても嬉しかなとは思いました。
ちょろっとの説明をみただけでもおいしそうじゃないかっ!
妄想膨らむエピソードも多く、面白かったです。
読み終えてしまうのがもったいない。
そんな風に思える1冊でした。

6

エッチ描写不要のエロス

朝田さんの作品は初読みです。でも大当たりでした。
男娼館でのエロエロ話かと思いきや、女に騙され借金地獄で自殺を図ろうとしたケイと、ケイを助けたシロ、風俗店「サーカス」の従業員リンとジョー。
それぞれ訳ありの連中と、訳ありの客たち。
ほとんど直接的なエッチ描写はありませんが、十分エロかったし、萌えもたくさんありました。
特に、ケイとシロの二人の間に流れる微妙な気持ちの変化とか、惹かれあうフェロモン的なものが、セリフや描写で描かれなくても、物語が進む中で、ほんのわずかな一コマからも、色々と想像させられて、ものすごくエロスを感じました。
人物描写や世界観、作品から醸し出される雰囲気など、どこか萩尾望都先生の作風に似ている印象を受けて、かなり好みでした。
最近、エッチ描写ばかりのBLに食傷気味だったので、こういう作品こそ「まってました!」という感じです。
星5を付けたい所ですが、もっともっと読みたかった!という意味を込めてマイナス1です。
朝田さんの他の作品も読みたいと思います。

4

落とし所にうなりました。

朝田さんの初読みは、まだ多分何処にも収録されていないゲイの父親と息子の話でした。この時から感じていたけれど、少し彫りの深い絵柄に似合うアメリカ映画みたいな話を描かれる方だなあと、この話を読んでしみじみ思いました。
雑誌で連載一回目だけは読んだのですが、思った以上に深く沈み込むドロドロした沼の様な話でした。
多分、ハッピーエンドです。
状況は酷いと思うのですが、出てくる人たちがそれほど重い感じではないので(いや、団長さんは重いか)鬱々とはせずに読めました。
作中、リンとマリアさんがえらい格好いいです。特にマリアさん。あまりもごつくて男に見えるけど、女性でいいんですよね??
人生どん底な話ですが、何故か優しい話でした。

3

人間模様

こちらのBLニュースを拝見して気になったので手に取りました!
「サーカス」なんて、なんと気になる題名なのかとw

私的な妄想は、主人公のケイがいろんな客や同僚に
ニャンニャンいろんなプレイをされちゃうのかと思っていましたが(;´∀`)
実際、エッチ中心の話ばかりではなく
主人公を中心として、ゲイ向け風俗店の人間模様が描かれた作品でした

エログロエッチを求めている方は物足りなさを感じるかもしれませんが
大人な世界観や登場人物のバックグラウンドを求める方は
面白いと思います!

最終的にはハッピーホモエンドで万歳!とすごい勢いでなるわけではなく
不幸や理不尽の中にも幸せがあるという感じでした

じっくり世界観を味わえるものだったと思います

3

エロ<<人間ドラマ

ゲイ向け風俗店<サーカス>を舞台とした群像劇風の作品。
どことなく昭和を思わせる、暗くレトロな雰囲気が魅力的です。

風俗嬢に騙され借金を抱えたサラリーマン・ケイ(表紙右)は、焼身自殺しようとしたところを助けられ、ゲイ向け風俗店<サーカス>で働くことに。

サーカスには様々な性癖の客が訪れ、それに対応する従業員たちもまた個性派揃い。
小柄で童顔ながらクールなリン、ガチムチ系で問題児のジョー、そして一番古株のシロ(表紙左)。

ケイも含め、従業員全員が客によりタチにもネコにもなるというリバ好きには堪らない設定。
メインカプは一応ケイとシロですが、一線は越えないため、攻め受けは最後までハッキリしません。

シロ+ケイ×オヤジの3Pなど、サーカスでのプレイはなかなか特殊で、客の人生を想像したくなるような描き方が上手いなと感じました。
ただ、そうしたシーン自体はかなりぼかしてあるのでエロさは今ひとつ。
エロより人間ドラマに重点が置かれている印象です。

一番印象に残ったのは、奔放で破天荒なジョーのエピソード。
バリタチっぽいジョーが客に組み敷かれている図に萌える続きし、しかも意識が飛ぶほど良かったなんて、ぜひそのシーンをノーカットで見たかったです…!
その客との後日談もいかにもジョーらしく、もっとこのカプの話が読みたくなりました。

しかし後半、ジョーが去ったあとの展開は少々強引に感じました。
いきなり店を閉めるみたいな雰囲気になっているし、シロとケイの恋模様にも今ひとつ感情移入できず。
恋模様というより人間愛?
何にせよ、直接の会話が少ない二人にそこまで強く想い合う理由を感じられませんでした。
ラストの再会シーンは良かっただけに、もっとケイの人間的魅力や、シロとのエピソードが描かれていれば感想もだいぶ違ったのになと思います。

とは言え、シリアスとコミカルさが同居した独創的な作風はとても素敵で、楽しく読めました。
ねむいさんの次回作も楽しみです。

11

怪しくも魅力的なサーカス!

読む前は、どん底サラリーマンのケイが特殊な世界で奮闘するお話なのかなと思ったのですが、どちらかというと”共に働く男たちと<サーカス>の物語”という印象を受けました。

おっとりとして心優しいオーナーの団長、気が強く粗暴で鷹揚なジョー、飄々としたようで実は純粋なリン、そして最古参でナンバー1のシロ。
登場人物達の選択によってサーカスは転機を迎え、それぞれの結末を迎えます。

そして謎めくシロの内面に触れていくことによって、サーカスとシロの関係性やケイがサーカスに選ばれた理由が明らかになっていきます。
シロが欲する物とケイの歩み寄り、そこが表紙に現れている気がしました。
こちらのインタビューで、メインカプはお店の人々×お客さん達とのことでしたが、シロとケイであるとも思います。(受け攻めは定まりません。)

お話の設定やキャラクター、お客さんとの絡みなど要所要所はとても面白かったのですが、個人的に主人公に魅力を感じませんでした。
地味で暗いケイの内面が分かりづらくて、感情移入したいのにできないもどかしさがありました。
マイノリティに目覚め肯定していくお話だと思ったので、続き最後までぎこちなく地味なままのケイにちょっとガッカリしてしまいました。
終盤でケイがサーカスに選ばれた理由が語られますが、あまり共感できず。

思った以上に作品のトーンが暗く感じましたが、コミカルな所はコミカルで明るいジョーやリンもとても魅力的でした。
しかしそれ以上に、シロという人物と怪しさ満点のお客たちの魅力が素晴らしくてそこは文句なく神です。
めくるめくサーカスの世界をもっと堪能したかった!
個人的に主人公に期待しすぎてガッカリしてしまったために萌評価になりました。

6

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