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表題作愛と叱咤があり余る

宮瀬聡太、クラブの顧客でイケメンな御曹司.24歳
天根知尋、特殊嗜好の会員制クラブのNO1.26歳

その他の収録作品

  • 愛の家庭訪問
  • あとがき

あらすじ

知尋は今まで彼氏ができたことがない。そんな彼が勤めるちょっと変わった風俗店に客として来たのは理想の男性で──。

作品情報

作品名
愛と叱咤があり余る
著者
髙月まつり 
イラスト
こうじま奈月 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784775525043
3.5

(2)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
7
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

萌えはないけどニヤニヤしてしまう作品

26年間処女で童貞の知尋(受け)は、いつか理想の相手と結ばれるのを夢見るゲイ。その知尋が働く店は、客の悩み事や愚痴を聞き、ストレスを癒す風俗店だ。お触りオーケーのスタッフもいるが、知尋は鉄壁のお堅さと叱咤激励スパルタ接客でナンバーワンの座を守り続けている。
ある日、新規の客が知尋を指名してくる。その客・聡太(攻め)は、ちょっとバカだが絶世の美貌の御曹司だった。聡太のあまりの美貌と可愛らしさに、全力で落として自分の童貞か処女を捧げよう、と心に決めた知尋だったが…。


外見はクールで、時には厳しく、時には優しく客をメロメロにさせている受けなのに、内面のテンションの高さが面白かった。処女童貞で、早く理想の相手に捧げたい、捧げたい、捧げたい! と悶え切ってるキャラです。でも指名客や同僚たちからは絶大な人気。
攻めは不労所得で一生食べていける、大企業の御曹司。絶世の美形ですが、少々甘えたでちょっとアホ。お坊ちゃんならではの、人に言ったら「金持ちの嫌味」みたいに取られてしまう悩み事を抱えていて、それを受けに聞いてもらいたくて客としてやってきました。

受けは客商売として許されないくらいのレベルの口の悪さだし、あまりお利口さんでもないのでそう好きにはなれませんでした。そして攻めは、アホだし甘えただし、こちらも萌えるキャラではありませんでした。

でもお話はなかなか面白かったです。読んだことのないような設定と、処女童貞なのにエロエロな受けのキャラクター、受けのモテっぷり、何もかもがおかしい。キュンとか萌えはないのですが、読んでいて楽しめる作品でした。
評価としては萌×2を付けましたが、これは萌々という意味ではなく、5段階中の2番目、という意味合いでの評価です。

2

あれ?

はじめ手を握られただけのはずが、リスナー同士の雑談でキスされたになってました。途中で設定変えて修正忘れでしょうか。
キスされたっけ?と思わず前ページに戻って確認してしまいました。
高月さんらしい独特の作風でした。
人によって合うあわないが別れる作家さんだとおもいます。
テンション高めな作風がすきなひとにはいいかと。

1

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