青春エレジーズ 1

seishun elegies

青春エレジーズ 1
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神2
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
17
評価数
4件
平均
4.3 / 5
神率
50%
著者
 
媒体
コミック
出版社
新潮社
シリーズ
BUNCH COMICS(コミック・新潮社)
発売日
価格
ISBN
9784107717962

あらすじ

県立玉光高校「スター部」入部条件は、ザンネンなこと!!
※ただしイケメンに限る

転校生の山田大介は、スターに憧れる高校1年生。
「転校デビュー」をもくろむ彼は、
キラキラ輝く高校生活をおくるために、何かカッコイイ部活を探していた。
そんな彼の目に留まったのは、校舎の片隅にある小部屋。
扉に「☆」マークの付いているその部屋の中には、4人の美形男子がいて…。
 コンプレックスにまみれた男子高校生(美形)たちが、
校舎の片隅でスターを目指す、泣き笑い学園コメディ☆

表題作青春エレジーズ 1

評価・レビューする

レビュー投稿数2

永井節、炸裂☆

非BL作品だったので読もうかどうしようか悩んだのですが、表紙を見て思わず購入。イケメン5人…かと思いきや一番左の黄色の髪の男子の表情とポージングにウケつつ買ってみました。

主要キャラの一人・山田くん。
高校デビューに失敗し「転校デビュー」をもくろむイケメンだが、内面は至って地味で超普通の彼。しかし「モテたい」「きらびやかな高校生活を送りたい」願望は激しく、そのため常にイケメンスマイルを浮かべ、素の自分とのギャップに苦しむ。

星野くん
イケメンで山田くんに薔薇王子と言わしめるきらびやかなオーラを持つ。だがしかし、実際は宇宙人との交流を図ってみたり、すもうのつっぱりを練習する変わり者。

月影くん
黙っていればクールなイケメン。しかし度を越したネガティブ思考および根暗な性格。

花園くん
女子と見紛う美少女顔にくわえスカートを穿いているため一見女子にしか見えない。しかし性格は非常に男前。

風祭くん
長身かつイケメンだが、家のしきたりにより常に鉄仮面をかぶっている。

この5人によるドタバタコメディです。
華やかな高校生活を送るため、山田くんがカッコ続きいい部活を捜し、行きついた先が「☆」のマークの付いた部室。
☆→スター→アイドル…
で、アイドルを目指す「アイドル部」かと思い見学してみると、実際はカオスなメンバーたちで…。

永井先生の描かれる、目の保養になるイケメンさんたちばかり(いや、そうでもない方々も出てきますが…)が出てくるのに、それでいて永井節炸裂のギャグも健在。この美しい絵柄に、永井さんらしいパンチの利いたギャグで抱腹絶倒…。助けて~~!と思うくらい爆笑してしまった。

それでいて、キャラたちの抱える精神的な問題もちらほらと見え隠れし、ただのギャグ漫画とは一線を画しています。「アイドルになる」という目標に向かって、これから彼らが繰り広げるのは自身の葛藤の克服であり、そして成長記録でもあるのかな、と。

『スメルズライクグリーンスピリット』もそうでしたが、決して軽くはない各々の葛藤や問題を抱えつつ、ギャグもあり、永井さんらしい1冊でした。

ボツになったという、もう一人のキャラのラフ画というのか設定案の「ボツネーム劇場」も書かれているのですが、これもまた面白い。虎太郎くん、どこかでゲスト出演してくれないかな、とか思いつつ。

永井先生の描かれる作品はBLであってもBLとはちょっと違うかなと思う作品も多いですし、非BLに分類されているほかの作品もにおい系と言ってもいいと思うし、BLと非BLの境がはっきりしない作風かなと思っているのですが、この作品は出てくる男子たちが「女子にモテたい」という願望を持っていることもあって、非BLの雰囲気が多く流れる作品だったと思います。
そういうこともあって「萌え」という点では微妙なのですが、でも一つの作品として読んだときは文句なく神作品でした。

永井さんファンならぜひ手に取ってほしい、そんな作品でした。続きが早く読みたいです。

3

イケメンで馬鹿バカしく笑いたい方に!

 ちるちるカレンダーによると、今日が永井三郎先生のお誕生日なんですね。おめでとうございます!12月9日に2巻が発売になるので『青春エレジーズ』をレビューします。

 永井先生のNOT BL作品ですが、永井先生の作品は基本的にどれもNOT BLなのだと思っています。ギャグがお得意の永井先生ですが『スメルズライクグリーンスピリット』で引出しの多さに驚き、美麗絵、崩壊ギャグ絵、ホラー絵、と多彩に描き分けるテクニックは素晴らしいです。
 『青春エレジーズ』は転校生の山田大介が転校デビューにかける青春を描いた物語です。シュールなギャグが満載でおなかがよじれるほど笑いました!薄暗い中学生活を送る山田が、高校デビューに張り切り過ぎて失敗して、転校デビューして「さわやかイケメン風味」な笑顔で自分を取り繕い、部活選びの最中、ある小部屋の『☆』のマークに禍々しいオーラを感じて立ち寄ると、そこはおかしな人たちの集まりで・・・。
 この部屋に集まる4人の1年生が全員イケメン!花園レイはイケメンと言うより可愛い女の子のようですが、「男だっつーのっ!」と口が悪く、なぜ女装しているのか気になります。花園が気続きを使う幼馴染の風祭シュンは背の高いイケメンですが、なぜか鉄仮面をかぶりカタコトしか話しません。花園と風祭の友情を超える関係が気になります。月影ハヤトは一見クールなイケメンですが、ネガティブで性格が悪く「暗黒王子」と山田にあだ名を付けられてむっつりと喜ぶような変人です。山田が『☆』の部屋に立ち入るきっかけになった星野スバルは、揺れる長髪の美系男子で「薔薇王子」と勝手に命名した山田ですが、中身は電波系の天然王子でした(笑)
 山田以外、みんなキラキラしたアイドルみたいな本名を持つ4人の紹介が1巻のほとんどですが、くるくる変わる表情を描き分けたテンポの良い展開と、シュールなギャグに「しょーもな!」と思いながら大爆笑です!とにかく笑いたい方にお勧めです。
 ☆⇒スター⇒アイドル、アイドル部?と勘違いした山田の提案で、発足した『スター部』。2巻は花園レイがなぜスカートを身にまとうようになったのか!?が明かされるようです。続きが待ち遠しいっ!
 評価は「萌え」の評価ではなく「笑い」の評価です。笑いだけなら本当は神にしたいぐらいなんですが、まだ序章なのでこれからに期待して萌2で!

4

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