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表題作うさぎ系男子の溺愛ルール

深見恭介,29歳,ビストロのシェフ
桃山由貴,23歳,町の図書館の司書

その他の収録作品

  • うさ日記
  • あとがき

あらすじ

寂しいのが嫌で皆と仲良くしたいからニコニコするだけなのに、ウサギっぽくて多情だなんて…。
美形なシェフ深見は由貴に厳しくて!?

【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。

作品情報

作品名
うさぎ系男子の溺愛ルール
著者
榛名悠 
イラスト
カワイチハル 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
ISBN
9784344836280
3.7

(21)

(6)

萌々

(5)

(9)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
78
評価数
21
平均
3.7 / 5
神率
28.6%

レビュー投稿数4

うさぎには弱いんです(*^^*)

子供の頃にうさぎを飼っていたので、うさぎが1番かわいいと思っているので、ウキウキと読みました。


受け様はニコニコ笑顔をモットーとしている図書館司書の由貴。

攻め様は、ビストロのシェフオーナーの恭介。

恭介の誤解から、最悪の出会いだった2人。
なので、次に会ったときはビクビクしてた由貴なのだけど、謝罪され、悪い人じゃない、と解ったらあっという間になついちゃう。
てか、速攻胃袋をつかまれちゃう。

恭介は、素直で感情表現が豊かで分かりやすい由貴に癒しの存在になっていく。

恭介が溺愛している相棒のうさぎのプウの様子がなかなかにかわいかったです。
『うたっち』とか『うさんぽ』とか、そんな造語もあるんですねぇ。

恭介にとって由貴が目を離せない大事な存在になっているのを、にまにまとしながら読みました。

恭介の元カノの存在で、由貴の心がざわついたりしたけれど、そこまでスレ違いとかにもならず、安心してハピエンまで読めました。

最後にうさぎのプウ視点のお話『うさ日記』なるものがあって、これまたかわいかったです。
ブチュとどうぞ!とか、桃色の気配とか、プウってば、気が利くじゃないの〜σ(≧ω≦*)



イラストはカワイチハル先生。
かわいらしいイラストと、お話の雰囲気がとっても合っていて嬉しかったです(≧▽≦)

1

もっとウサギ要素が欲しい

小さな町の図書館で司書として働く由貴(受け)は、愛らしい容姿と懐っこい性格で皆の人気者。
ある日、図書館を訪れたビストロのシェフ・深見(攻め)に「司書のフリした詐欺師」と罵られ…

寂しがりやで、悪気なく八方美人になりがちな由貴。
深見は、そんな由貴に弟が誑かされたと勘違いし、初対面の由貴に辛く当たります。
しかし後日、弟から話を聞いて誤解を解いてからは、大変面倒見の良い男前キャラに。

自宅で料理を振る舞ってくれたり、雨で風邪を引かないか心配(説教)したり……
言葉がきついので「溺愛」というほど甘やかしている感じはしませんが、深見の飼うウサギを交えてのほのぼのしたやり取りには癒やされました。

可愛いお話でしたが、あまり紆余曲折ない展開なので物足りなさも。
深見と瓜二つの弟は、ストーリー上もっと使いどころがあったんではないかと思います。
また、ウサギ要素がペットのウサギくらいしかない点もやや期待外れ。
由貴は確かに小動物系ですが、四六時中誰かを必要とするほどの寂しがりやではないし、単に深見の庇護欲をそそる対象であれば、別にハムスターでも子犬でも何でも良い気がしました。

本編よりも、巻末のうさ日記(ウサギから見た深見と由貴)の方が可愛くて好きだったかも?
悪くはないけど、ちょっと乗り切れないところもあるお話でした。

4

うさぎ男子と鬼王子

図書館司書の由貴(受け)は、ある日王子様のような外見の客に出会う。ポワポワで男子扱いされない自分とは違う、精悍な男前の美丈夫。その彼に、彼の弟との仲を誤解され、ひどいことを言われてしまう。ショックを受け、ふと立ち寄ったビストロで料理を食べながら泣き寝入ってしまった由貴だったが、そのビストロのオーナーシェフが自分を怒鳴りつけた男だったということが判明して…。


作中では「運命」の一言で片付けられていましたが、展開に偶然の要素が多すぎた印象。傷心の受けが偶然入った店が攻めの経営するビストロだったり、部屋がかなり確率の低い事故でちょうど住めなくなったり、困った客に言い寄られているところにタイミングよく攻めがかけつけたり、うさぎの散歩中に攻めの元カノと遭遇したり…。許容範囲をちょっと超えるレベルの偶然ラインナップでした。
あと、脇キャラが、その時々で役割を果たしたあとはおざなりな扱いな気がしました。特に受けのストーカー的な利用客は、その後一回くらいは出てこないと、そのストーカーに対してビクビク警戒している受けの描写があるぶん中途半端でした。それと攻めの弟くん。最後に攻めの口から動向は語られてたけど、本当に受けのことが好きだったのか、そうなら兄と受けがくっついちゃってどう思うのかなどを知りたかった。

攻めのペットのうさぎと絡めて、受けがうさぎ系だと描写されているのですが、確かにうさぎっぽいと思ったのはほわほわの髪型くらいでした。自分では寂しがりやで周りに人がいないとダメとか言ってるけど、早いうちにそうでもなくなるし、多情でもないし(八方美人と多情は違いますよね?)、「うさぎらしく性欲が旺盛?」と攻めにからかわれる割にはエロさも全然物足りなかった。

まあでも、可愛い話ではありました。番外編短編が収録されていて、攻めのペットのうさぎの視点なんですけど、「書いてみようとおモフ」にはつい吹いてしまいました。あとやたらうさぎが可愛くて、思わず飼いたくなってしまいました。

4

うさぎ可愛し

うさぎを飼ってる美形シェフ×うさぎ系司書。ちょっとツッコミ処はあるのですが、うさぎの可愛さですべて許されます。アパートが事故で住めなくなった司書をシェフが同居させてあげることから、2人の距離がぐっと近づきます。だんだん餌付けされていく司書が可愛いです。
途中でシェフの元カノが出てきて司書は自分がシェフに恋していることに気が付きます。でも恋愛初心者のため身を引くことしか思いつかないのです。せっかくうさぎとも仲良くなったのに。
最後にうさぎ視点のSSが収録されてますが、それもいいです。

3

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