ショートケーキの苺にはさわらないで

shortcake no ichigo niwa sawaranaide

ショートケーキの苺にはさわらないで
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神24
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

46

レビュー数
3
得点
130
評価数
29件
平均
4.6 / 5
神率
82.8%
著者
イラスト
作品演出・監督
阿部信行
脚本
桑田瑞紀
原画・イラスト
草間さかえ
オリジナル媒体
小説
CD発売会社
Atis collection
収録時間
157 分
枚数
2 枚
ふろく
フリートーク
別ディスクであり
発売日

あらすじ

アンドロイドが普及し、人に代わって戦争すらしてくれる時代。
大学生の南里輝(なんり てる)は、
自分だけを愛してくれるセックス用アンドロイド、
通称「裏ドール」を伴侶にすることを夢見ていた。
その資金を貯めるため裏方バイトをしていた風俗店に、
ある日とびきり美しい裏ドールが売られてくる。
悲しげな姿を見かねた南里は、つい貯金をはたいて「彼」を買い取ってしまった。
シンと名づけられた彼はドールゆえの一途でけなげな愛を南里に注ぐが――。

表題作 ショートケーキの苺にはさわらないで

南里輝 → 野島裕史

シン → 武内健

その他キャラ
阿部[羽多野渉]

評価・レビューする

レビュー投稿数3

原作未読なら内容を知らないまま聴いて、驚いて感動してほしい。

原作未読、しかし凪良ゆうさんなので内容は信頼。
近未来設定のドールもの。

セックス用の裏ドールの美しさや一途にマスターに尽くす姿に魅了された大学生×武内さんの鉄板!健気な美人受け。

前のマスターに酷い扱いを受けていたドールを引き取り、あたたかな交流を通して、
最初は怯えていた子がだんだんと回復していき、二人は結ばれる…という王道、
では終わらないストーリーに引き込まれる。

原作未読なら、そのままネタバレせずに聴いてほしい。

武内さんの細く物憂げな声がイイ。通常シーンでもとても色っぽい。

外でキスするシーンで、周囲の冷やかす声は要る?
原作通りだとは思うけど、水を差す。
まあ、もう一度したときに声はなかったので許す。

帰宅後、初めてのえっち。悲壮感漂うBGMが謎。
武内さんがいつも通り色気だだ漏れ。

しかし。このまま純情大学生とドールの慎ましいながらもラブラブな同棲生活…
とはいかず、戦争が激化。
戦地に送り込まれるドールに受けちゃんが選ばれてしまう!二人は逃避行を決意!
なんという悲恋。なんというメロドラマw
突っ込みどころ続きも多い。
家に侵入されすぎ&ドールは出てきすぎ。

そして時は流れ4年後。
村上の語るシンの記憶のところで涙…。
こういう場合、普通に再会するものだと思っていた。
だからKISMOを起動させるシーンは切なさよりグロテスクを感じるほど、シンは人だった。
これは球のロボット。
あまりにかけ離れていて、つらい。
ここにシンが生きていると…思うの…?
起動からずっと泣いているけどここで号泣。
悲しい。

更に時は流れ37歳。
丸いロボットと暮らして13年。
これが完全に寄り添い合う恋人。
愛が尊いとしか言えない…。

ここにきて揺さぶりをかけてくる展開。
シンを人の身体に移せることになる。
武内さんの声で台詞がリフレインされ、18年前の約束を、また…と感動した直後、
攻めが車にはねられる。まじかよ…。呆然…。

目覚めて、武内さんの声、
続く野島さんの声が「俺のマスターですか?」と言ったとき、血の気が引いた。
近未来SFというよりホラーかと…。
そんなことって…。
しかも死んで2年後なの…なんてこと…。

完全に記憶を取り戻している人型になったシンがショートケーキを持ってくる、
今度は輝がタイトルを呟く…あのときの丸のように。
更に「おかえりなさい」
何度でも出会うね…。
魂の邂逅としか言いようがないわ…。
すごい…。泣く…。

少し長めにBGMを流して終わるのもいいですね。
たまにこういうCDに出会うからBLCDはやめられない。
滅茶苦茶よかった。
この二転三転する展開は2枚組だわ。

ただBLCDとしては、絡みは前半の1回のみ。
そこから怒濤の展開だけど、色っぽいシーンはない。
途中、戦争や人としての形をなくしたり、重苦しい。
武内さんも出てこなくなる。

しかし。
野島さんのモノローグで進行、攻め→受けの惜しみ無い愛情がずっと溢れているし、
ドール側からも一途な愛。
そこが揺らがないので、強い絆を感じられるし、絡みはなくても私は満足度が高かった。

何より話の展開が面白い。
聴いていてどんどん目が冴えてくる。

巻末フリトは野島武内羽多野。
大作、いい話、泣けるという感想に続いて羽多野さんの役の話w

タイトルやジャケ絵から受ける印象と内容がかけ離れている。
これだけネタバレしておいて恐縮ですが、
原作未読ならいっそ内容を知らないまま聴いて、私のように驚いて感動してほしい。

2

号泣しすぎて次の日、顔が大変なことになりました。

二枚組みだったので、時間のとれる夜に聴いたら大変なことになりました。

シンがとても美しい見た目をしているというのが分かる武内さんの美声で、武内さんもシンにすごく寄せた役作りをされており、シンを武内さんが演じずして誰が出来様かというほどでした。

野島さんも、14歳の輝・大学生の南里氏・大学を卒業し、社会人になった南里・KISMOと暮らす37歳になった南里・そして最後のシンのマスター、ナンリとこの時代と年齢の移り変わる一人の男を見事に表現されていました。
「≠ノットイコール」でも感じたのですが、野島さんはこういった一人の人間の長い人生を演じるのは本当に上手い。もの凄く当り役だと思いました。

もうね、序盤のシンが南里に引き取られて、儚いのに健気で美人で癒されていたのですが、途中から戦争の影がチラつき始めて二人は幸せなんだけど不穏な空気が漂い始める幸せなのに素直に喜べない癒されない何ともいえない私の感情の持て余し感ですよ!

そして戦争真っ只中で、南里を背負って病院へ向かう時のシンの独白。
涙腺決壊しました。
ボロ泣き。
少し前の列車のリョウくんとのあの束の間の穏続きやかなシーンが幸せだっただけに、そこが脳内に思い浮かんできて、こんなささやかな幸せで良かったのにと思わずにはいられませんでした。
一瞬のキスの後、リョウくんのツッコミにとぼけるシンがなんと綺麗だったことか。可愛いのですが、その時これからの行く末を思うとすごく美しく感じたのです。

そしてもう一つボロボロに泣いてしまったのが、村上がスクラップにされる直前にシンから聞いたところです。
「最後のマスターと過ごした時間、自分はとても幸せだった」という言葉を村上は南里に伝えたのです。
ああ、最後の最後までシンは南里との幸せな思い出を胸に抱いてスクラップにされたんだなと。

大昔、『忠犬○チ公』を映画館で見たのですが、○チは最後の死ぬ間際に夢を見るんです。自分を大切にしてくれたご主人様との楽しかった日々の幸せな夢を見るんです。
ご主人様はもう迎えには来られないのですが、ハ○は幸せだったのです。幸せな思い出があるから。
幸せな思い出を夢見て逝くのです。

当時より今まで、映画館であんなに周りに迷惑かけてると分かっているのに号泣を止められなかった作品はありません。

当時のその時の思いが重なり、次の日仕事があるというのに大号泣。
シンは幸せだったんだな、だからスクラップになるのも取り乱さずに逝けたんだなと感じました。

次の日、私の顔は(特に目)はパンパンでした…。
お酒を飲んだ次の日以上にパンパンでした。
また聴き返す時は注意しなければと思った次第です。

6

可愛さと切なさと残酷さを音声化

原作既読。
小説読了時は、全体的に気に入ったのですが、
物語に暗い影を落とす戦争とその記述が
どうしても引っかかり、原作は辛口評価の「中立」。

しかし、シンの可愛さがどのように表現されているかが気になり、
購入を決意。
長い長い愛の物語として音声化されていました。

◆◆◆

≪CP≫
ゲイでオタクの大学生・南里輝 × 一途で健気な裏ドール・シン

バイト先のピンクサロンで、驚くほど美しい裏ドールが売られてきて、
南里はバイト代をはたいて、その憐れな裏ドールを買ってしまいます。
シンと名付けられたドールは、マスターである南里を一途に愛します。
裏ドールは、セックスでマスターを満足させることが本来の目的。
しかし、童貞の南里はなかなかそこに踏み出すことができません。
そんなとき、ずっと続いていた戦争が激化していき、
平穏な生活を送っていた南里と真の運命も巻き込んでいって……?


まず南里役の野島裕史さん。
ピッタリでした。
普通でどこにでもいる大学生。
ゲイでオタクだけど、引っ込み思案なわけではなく、あくまで「普通」。
シンが家に続きやってきて、喜んでいる様子や、
ショートケーキの苺の事を教えている野島さんの声はとても優しくて、
「ああ、この人ならシンを幸せにしてやれるんだろうなぁ」という
雰囲気がにじみ出ています。
優しいだけでなく、シンに対して夢中であることも
声から察することができます。

戦闘用アンドロイドとして、
シンが戦地に行ってしまうことをどうしても止めることができない場面の
切ないモノローグは必聴です。
キスモとの可愛い会話も是非聴いてほしいです。


次にシン役の武内健さん。
うーん、脚本のせいもあるかもしれませんが、
「とびきり美しい裏ドール」ということが、
やはり声からは読み取れませんでした。
オドオドと怯えた小鹿……のような感じとでも云えばいいのでしょうか。
ここは「とにかくシンは凄く綺麗なの!」と説明で切り抜けるしか
仕方ないのかな…と思いました。

南里を一途に愛するさまは切ないです。
戦争が激化したとき、マスターの南里に迷惑をかけまいと、
戦争に徴兵される覚悟をするシンは痛ましいです。
「一緒にいつか誰も知らない遠い場所で暮らしたい」と
熱でぼうっとなった南里に語りかけるシンの声は、
非常に悲しさを孕んでいるように聴こえました。


そして、阿部ちん役の羽多野渉さん。
普段なら、2枚目役を演じているであろう羽多野さんが、
なんと3枚目の濃いオタクキャラということで心配していましたが、
充分にキャラを演じきってくれたと思います。
ピッタリだったかと云われると、もうちょい自然に演じられたら
良かったなぁという感想を持ってしまいますが、
阿部ちん自体が大げさなキャラなので、
羽多野さんをもってしても、この辺りが限界だったのかも?
後半、全く出番がなかったのが、残念でなりません。


ラスト、この話はあまりにもご都合主義な設定に終わるのですが、
やはりなるべくして南里は死んで、ドールとして生き返り、
不老不死になったのではなかろうか、と。
やっぱりシンを残して死ぬというのは、あんまりですからね。

◆◆◆

特典のフリートークで、あろうことか羽多野さんが
「時間がない」とのことで、途中退場されてしまいます。
何でも、次の仕事があるのだとか…。
私でなくても、聴いている皆、ここは呆気にとられたと思います。
何のために、公式通販にしたと思ってるんだー!!
特典のフリートークCDが欲しかったからじゃないか!

最後の最後に、この消化不良感…。
声優さんのスケジュール管理、ちゃんとしてー!

これ、作品なんですけど?
一生残るんですけど?
と、叫びたくなっちゃいました。はぁ…。

フリト好きな私としては「萌々」から星ひとつ下げて「萌」で><

6

あやちゅけ

ミミックSANさん

コメント、ありがとうございます。
他の請求書と勘違いしていたようです。紛らわしい表現をお詫びします。
本文も訂正いたします。ご指摘いただき、良い勉強となりました。

ミミックSAN

公式通販ってAtisだと思うんですけど、今時珍しく送料無料ですよ!?
なぜ「わざわざ高い送料払って」と書かれているのでしょうか??

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