国民的スターに恋してしまいました

kokuminteki star ni koishiteshimaimashita

国民的スターに恋してしまいました
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神20
  • 萌×234
  • 萌19
  • 中立12
  • しゅみじゃない6

50

レビュー数
17
得点
305
評価数
91件
平均
3.5 / 5
神率
22%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
新書館
シリーズ
ディアプラス文庫(小説・新書館)
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784403523960

あらすじ

国民的人気を博す若手俳優・真中旬の、ファンクラブ向けクルーズの添乗をすることになった葛生。同僚の興奮をよそに冷めた態度でいたのに、生身の彼の美しさに思わず目を奪われる。船上でもファン全員に心を配る旬の態度に好感度は急上昇。葛生自身もファンになりかけていた時、ある男性ファンが行き過ぎた行動を起こす。旬の危機を葛生が救ったことから、二人は急接近して? 添乗員×スターのシークレット・ラブ。

表題作国民的スターに恋してしまいました

葛生惇史,ツアー添乗員,27歳
真中旬,国民的スター,23歳

その他の収録作品

  • ハッピーエンドがお待ちかね
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数17

セリフ回しが上手いヽ(゚∀゚)ノ

さて、次は何を読もうかと思った時、以前ランキング上位にあっため電書で購入し、けれども未読だった本書を選びました。長いけど楽しそうなタイトルに惹かれて。にしてもタイトルだけで中身が想像できてしまいますね。上手いな(゚∀゚)

愉快でした♪しかも爆笑というのではなく、読んでる最中思わずクスッとくる面白さ。セリフ回しが特徴的で楽しかったです。一つのセリフの中に、「~だし」「~たり」「~けど」など何度も、いやこれでもかと続き最初は驚きました。でも終わるころにはそれが癖になり、思わず「うまいなぁ!病みつきになりそう!」とまで思うようになっていました。

学生時代、書く際の基本として「簡潔に句点をつけるように」と習いました。あまり長く書くとだらだらしたイメージになり読みにくい為です。けれどもそれは書くことに不慣れな一般の人向けのアドバイス。文章を生業とした方が書くと、こんなにもコメディタッチに、ユニークに、面白おかしく表現できるんだなと感心しました。

2章あり、1章目は攻め視点、2章目は受け視点で語られます。攻めはノンケで、受けはゲイです。そのため攻めが如何にして、女性ではなく、男性続きを好きになっていくのか、攻め視点のお陰で実にすんなりとその心の変化をうかがい知ることが出来ました。そして2章目以降は、自分的には嬉しい受け視点。ホントは受け視点の方が好きなので♪とくにネガティブ受けは私のツボです^m^

終始ニコニコ、クスクスしながら読んでおりましたが、受けが同僚の俳優に嫌がらせを受けるシーンは悲しくてほんのり涙ぐみました。どこの世界にもいるものですよね、ソリの合わない相手って。しかもこんなに頑張っている受けに、ネチネチとした低俗な嫌がらせを仕掛けてくる。人気のある受けに嫉妬しているのです。でもついに攻めが良い場面で登場し、その現場を押さえ、嫌な同僚を暴力ではなく言葉で打ち負かしてくれて、ホントスッキリしました。

あと、読んでいる最中「福山の義弟役」とか、(「家族になろうよ」ではなく→)「家族になったよ」など福山雅治さんを思わせるフレーズや、「サユリスト」などの名前が出て来て笑いを誘うシーンがあり受けました。最後になりますが、幸せ気分になれるこの作品を落ち込んだり元気のない方々に読んでほしいと思いました( ´∀`)bグッジョブ!

2

読んだら和むよ!

書店でたまたま見かけたので購入してみました。以前、ちるちるの記事でドラマCD化されてると知り、一目置いていた作品でした。
読んでみての感想は、ひたすら平和な可愛いお話で、とりあえず癒されます!!
受けの旬君は、国民的スターでありながら、謙虚で内気、ネガティヴ思考の持ち主で、世話の焼ける可愛い男の子です。彼がネガティヴスパイラルにはまると、話がべらぼうに長くなり、支離滅裂になります。彼の可愛さに、ハイジ先生の絵がとてもマッチしていて良かったです。彼の吸い込まれそうに輝くつぶらな瞳と、綺麗なお顔がイメージ通りでした。
一方、そんなヘタレなスターに惚れたのが葛生さんです。旬君の健気さに完全にノックアウトされてました。旬君のネガティヴ思考にもめげず、長い長い励ましの言葉をかけてあげる葛生さんに拍手を送りたいです。笑

今回のお話で、印象に残っているのは旬君のマネージャーの樫原さんです。厳しい母親みたいに口うるさく旬君にあたりますが、彼を大事に思っていることもわかるし、いざという時は気を利かせくれるとってもいいツンデレ保護者さんでした。笑

2

ひたすら平和で可愛いお話

CD化もされるということでもっとヒネリのある展開を想像していたのですが、ひたすら平和で可愛いお話でした。

受の国民的スターこと旬が誰かに似てる…と思ったら、小林典雅さんの「嘘と誤解は恋のせい」シリーズの主人公・結哉に似ていますね。見た目は子鹿のようで攻の葛生はすっかり骨抜きなのに、本人は脳内妄想たくましくネガティブ思考に陥りがちで、初心なのにエッチなことにも積極的なところとか特に。仕事には凛々しく取り組んでいて好感が持てました。さすがスターです。

表題作は葛生の視点、後日談は旬の視点で書かれています。攻視点で進むメロメロ甘々テイストな作品は貴重なので、CD化への期待も込めて★1つプラスです。

今作は小林典雅節も控え目で、BL初心者でも読みやすい作品だと思いました。たまにはこういう、悪意の介在しないキャンディーみたいなBLも良いですね。

3

ハイジさんのイラストが、嵌ってます。

なににびっくりしたかって!ハイジさん!!どうなさってたのですか、これまでっ・・・。もう漫画はお描きにならないのかな。寂しい。
勝手に驚いたけど、私が読んでいないだけで、イラストは続けていらっしゃるようですね。

いま日本にこんな国民的アイドルって、いないよね。あえて言うなら・・・いないよね。
キモいファンや嫌味なライバルや元カノが出てきたりしたので、もっと波乱があるかなとハラハラしたけど、ちょっと拍子抜けでした。
でも読後ほっこりするこういう優しいお話もたまにはいいですね~♡
典雅さんにしては、爆笑とまではいかなかったけども。

5

不評(?)注意

この方の作品を手に取らせていただいたのは今回が初めてでしたが、しばらく2度目はやってこないかと...思います。
読み始めてからしばらくは、ひたすら受けくんがいかにスターとして素晴らしいか、人目を引く見た目であるか、ファンがどれだけ熱狂的でかるかがつらつらとかかれており、何度も脳内で(もういいよー)と呟いてしまいました。
そして一番に気になったのが、節々で感じられる口の悪さです。口の悪さと言ってもあからさまな単語ではなく、性格が良いキャラクターと設定しているからこそ気になってしまう程度のものですが...そういう設定からしてわざと口を悪くするわけがないということから、多分作者さん自身にその理由があるのだと思ってしまいました。周りが見えなくなってしまうほどテンションの上がったファンに対しては、こと更にそれが際立っていました。
しかしこの作品の他の評価を拝見する限り、こんなことを思っているのは私くらいなようなので...あまり参考にしないほうが良いかもしれません。そしてこの作者さまがお好きな方の中には、これを読んで不快な思いになられた方もいらっしゃるかもしれません。深くお詫び致します。

5

ドラマチックさも壮大さもないけれど・・・

「あなたの好きな人について聞かせて」を読んで以来、久しぶりに小林先生作品を読みました。
「あなたの好きな~」は私の中でとても気に入った作品だったのですが、その後他の作品を読むタイミングがなかなか訪れなかったんです。

今作は、予想していたよりもさらっとしたお話で、気楽に楽しむことができました。
読む前は、スターと、一般人とのドラマチックで壮大なラブストーリーなのかな・・・とか勝手に想像していたのですが、受け様がもう素敵すぎるレベルのネガティブ内向的キャラな為、行動範囲が非常に狭くて、壮大なお話ではありませんでした。
でも、読後感も悪くなかったですし、まさにさらっと気楽に、時にツッコミを入れたり、台詞に笑ったりしつつ、一気に読む事が出来ました。

壮大なドラマや、超ロマンチックな映画みたいなラブストーリーを期待してしまうと拍子抜けですが、日常の延長・・・みたいなゆるさが好きな方は楽しめると思います。

寝る前に一気に読んだのですが、楽しくてからっとしたお話だったので、暗い気持ちにもならず、良い眠りにつくことが出来ました。

4

可愛いお話だけどあっさり

30歳まで恋愛禁止という契約を守って恋をしたことがない真中旬が、ツアー添乗員の葛生に一目惚れをしてしまうというお話。
恋をしたことがない分、発想も発言も初々しくてかわいらしい作品でした。

ただ、受け(スター)がネガティブ過ぎたかな・・・。
マイナス思考で誤解→すれ違い→仲直り
みたいな流れが繰り返されてちょっと内容が薄かったです。

とはいえ、典雅さんの言葉選び(遊び?!)には今回も笑わせて頂きました。
特にDVDのタイトルには噴出しそうになりました。
ほんと典雅節はツボにはまると大変です(笑)

2

あくまで個人的な好みの問題なのですが…

典雅先生の代表作といえる『嘘と誤解は恋のせい』のあたりは作家買いしていたのですが、ある時期からぱたりと読むのをやめてしまいました。

今作はなかなか評価も高く、ストーリーも面白そうなので、試しに購入。
う〜ん、ほんとに個人的感想なのですが、やはりひとつの文章が長い。セリフも長い。
加えて今回は受が超絶ネガティブなので、ひとつのセリフの中に「〜だし、〜だし、〜だし」「〜けど、〜けど」が連続するのがものすごく目について仕方がなかった。

セリフが説明的で長いのは典雅先生文章の特徴だと思っています。
それが美点で笑いをさそうためものだと思ってもちょーっと受け付けられないものがあるのですよね。
『嘘と誤解は〜』のときもそれは感じていたのですが、典雅先生の書くむっつり攻とピュア淫乱受のエロがとても素晴らしかったのでそれ程気にならず。
ですがスピンオフなどを読んでるうちに胃もたれを起こすといいますか、長く説明的なセリフに違和感を拭えなくなり読むのをやめたのですよね。
なので最近の他の作品がどんな感じなのかが気になるところ。

あと、受の人気スターのキャラのネガティブっぷりが続きあまりにも超越しててちょっと…。
前半の攻視点で見るぶんには可愛く思えていたのですが、後半の受視点ではあまりのマイナス思考にイラっとするときも有り…。
攻のように器がでかくないと受け入れられないなこりゃ。

お話の設定もいいし、エロはエロいし基本的には面白いと思うのですが、文章が個人的に合わないと再確認した作品でした。
キャラ設定は好みです!
むっつり攻も天然小悪魔受もそしてそのふたりが繰り広げるエロは最高!!

4

気楽に読める王道BL

漫画的で読みやすく、一気に読了。

お話は、二人がくっつくまでの攻め視点とくっついてからの受け視点の二つ。個人的にはくっつくまでは王道的展開過ぎて本当にさら〜っと読めすぎてしまったので、後半のお話の方が面白かったです。

後半のお話は、芸能人って大変なんだねってエピソード満載です。
忙しすぎて会えなかったり、会っても翌日に響くようなエッチは禁止だったり、そもそもエッチまでマネージャーに口出しされたりw
それでも二人で励むんですけどね。

受けの可愛さに唸る攻めが面白くて笑えます。
あとに残るものはないけれど、クスッと笑えて、よかったねって読み終えられる、肩に力を入れずに読める小説でした。寝る前なんかにいいかも。

2

楽しいキャラがいっぱい

書店で何気無く手にした新刊。
タイトルのインパクトと、佐倉ハイジ先生のイラストの可愛さが目を引きました。
小林典雅先生、もしかしたら今回が初読みかもしれない?
CDは聞いた事があると思います。
実は積み本も1~2冊あるかも…?

小林先生の文章って、なかなか独特な雰囲気の書き方で面白いですね。
ページ全体で見ると、すご~く文字が詰まっているみたいなのに。
文章としては、スラ~っと読めてしまう。
読むのが遅い私が、あっという間に読んでしまいました。
勿論、面白い内容だからでもありますが。

二人だけの会話が多いせいもあるかもしれませんが、会話文もわりと長くて。
だけどアッサリ読めちゃうんです。
面白かったのが、主人公二人どちらもなんですが、何かを説明する時。
○○だし、△△だし、◇◇だし、□□だし…。
みたいに、例え話が長く続く事。
台詞だけではなく、文章内もそんな感じ。
もしかして、この本だけの特徴なのかな?


お話は二話にわかれていました。
『国民的スターに恋してしまいました』
は葛生視点。
『ハッピーエンドがお待ちかね』
は旬視点続きでした。

国民的スターの真中旬(まなかしゅん)。
彼の台湾初ライブクルーズツアーの企画会社で働く葛生惇史(くずうあつし)は、ツアー添乗員としてツアーに同行します。
三泊四日の船上でファンのために身を粉にして働く旬の姿に、葛生は感動しまくり!
すっかりファンの一人となります。
船上最後の夜、ファンの一人であるツアー客の男が、不思議な行動をとっていて…?


旬の表の顔と裏の顔のギャップがとにかく面白いです!
ファンの前では、元気いっぱいのポジティブキャラなのに。
葛生やマネージャー達の前では、自分に自信の欠片もない、超ネガティブキャラ。
葛生もはじめて旬とまともに会話した時、かなり面食らっていました。
しかし全然憎めないくらい、様々な事にひたむきに頑張る努力家さんです。

しかも、葛生が終始ミーハーファン心理を発揮していて。
いちいち「あの真中旬が!」と内心感動しながら接するのがすごく面白い!
「俺だけに笑ってる」「真中旬とメルアド交換した」とかも勿論ですが。
ベッドでは、とにかくむっつりオヤジっぷり(旬と4つしか変わらないですが☆)全開なのが楽しかったです♪

旬は旬で、普段はヘタレなんですが。
いざエッチの事となると、意外に積極的~。
魔性の天然誘い受けです!
これにはやられました☆
正直、あまりにも唐突だったり、ありきたりなエロシーンだと読みとばしたくなる事が、たま~にあるんですが。
二話ともかなり楽しく読ませていただきました。

あと、マネージャーの樫原(かしはら)と付き人兼運転手の日暮(ひぐれ)が、まるでオトンとオカンみたいで良かったなぁ~。
旬と三人、トリオ漫才みたいで楽しいです♪
特に、マネージャー樫原の旬への嫌味な台詞はどれも楽しかったです。

先生のあとがきに、某有名漫画のキャラ、ア○ドレみたいな攻めが好き!というお話があり。
激しく共感いたしました。
縁の下の力持ちというか、大好きな相手のために尽くす包容力攻め。
良いですね~♪

個人的には、葛生がもう一癖ある位だとなお楽しかったかな?
葛生邸にはとんでもないアイテムが転がっていた、とかあるとなお良かったなぁ~。
実はちょっと期待していたので。
室内については、あっさりだったのがちっとだけ残念でした。

他にも、様々な癖の強いキャラが沢山出てきて、とにかく面白かったです。
楽しいお話をありがとうございました。

8

ネガティブだけど楽しい

雑誌で読んでましたが、続きが気になったので購入。
ただただ、楽しく読みました。

4

典雅節、炸裂☆

作家買いです。典雅さんの、「むっつり年上攻め×ネガティブ受け」って大好きなので、非常においしく読ませていただきました。内容はすでに書いてくださっているので感想を。

個人的に「キラッキラのオーラを身にまとった芸能人もの」ってあまり好きではないのです。なので「国民的スター」っていうのが、もしかしたらツボに入らないかもしれないななんて思いつつ読み始めたのですが、何ともまあ可愛らしい受けさんでした。
人気絶頂のアイドルなのに、自分に自信がなくネガティブな思考の旬くん。彼の、ネガティブで、グルグルした思考がもしかしたら苦手な方はいらっしゃるのかなとは思うのですが、個人的にはとてもツボ。何とも可愛らしいのです。

対して攻めの葛生さん。
彼もとても好き。大人の包容力と誠実さが行動の端々に現れていてとてもカッコよかった。
それなのに『むっつり』で『絶倫』なんです。もう最高☆

ところどころで出てくる典雅さんらしいギャグも健在。
旬くんの切ない恋心と葛生さんの大人な対応に萌え、ギャグで爆笑。典雅さんらしい1冊だったと思います。

が、ごめんなさい、まったくもって好みの問題なの続きですがハイジさんの絵柄がちょっと苦手でした…。いや、別に嫌いじゃないんですよ、ハイジさん。でも、挿絵の背景が白すぎたり、あと、絵柄が可愛いので旬くんがちょっと女の子っぽく見えちゃったからかな、とか思ったりしました。

サクッと読めて楽しめる、非常に楽しい一冊でした。

11

笑顔で楽しもう、BL!

本を忘れて出かけ出先の本屋の新刊コーナーで購入。
気楽に楽しく読むには典雅さん外れないだろうし……、イヤでも、
電車で豪快に吹いたらどうしよう……と思いながら読んだのですが、
そこまでの破壊力はなく、ニヤニヤしながらサクサク読了。


旅行会社勤務の葛生×国民的スターの真中旬、
旬のファンサービスツアーの船旅に添乗したのをきっかけに知り合う。
この超人気アイドルスターが、その表面とは違って
めっちゃネガティブ。
で、彼のキラキラさに一発でやられちゃった年上の葛生が
慰めたり励ましたり甘やかしてメロメロ、
ついでに妄想が暴走〜って感じのお話。

例によって双方長台詞で喋り倒し、
本人達は大真面目っぽいのに、端から読んでいると超下らなくて
そこが笑えるところ。

攻めの葛生さんは、作者曰く「アンドレ攻め」とか。
うーむ、なるほど。
だけどね、私アンドレ好きじゃないのよね……(苦笑)
ということで、どっちも好感は持てるものの特に惹きつけられもせず、
まぁ、受けの旬くんも旬くんだから、
割れ鍋に綴じ蓋、お二人で楽しく仲良くやってて下さい。

続き人的には旬のマネージャーの樫原さんと運転手の日暮さんが
なかなか好きでした。
いや、スピンオフ的な好きじゃあありませんが(笑)
ついでに、出てくる番組のタイトルが面白くて
これまた好きでした。


ハイジさんの挿絵もよく合っていて満足して楽しく読了。
再読はないかなと思うけれど、番外編とかはホイホイされそう。

10

国民的スターはハイテンションネガティブ

国民的アイドル俳優のクルーズツアーに同乗することになった、添乗員の葛生(攻め)。顔と名前くらいしか知らなかったのに、生で見る国民的スター・真中旬(受け)はすさまじいオーラと美貌で、葛生は一目でファンになってしまう。クルーズ中、狂信的な男性ファンが起こした事件から助けたことにより旬から懐かれるが、人見知りでネガティブな素の旬に葛生はどんどん惹かれていき…。


男前なツアー添乗員と、国民的アイドル俳優というカップリングです。
本編は攻めの視点の作品ですが、後半の書き下ろしは受けの視点です。前半ではテンパりながらも割と普通だった受けは、視点キャラになるとかなりのネガティブスパイラルで、恋人同士になれてウキウキなときと、問題が発生してウジウジになるときのギャップが大きくて面白かったです。押しも押されもせぬスターなんですが、全然スターっぽくない庶民的な子でした。
攻めは一般人ですが、包容力があって、受けの恋人である幸せを惜しみもなく表に出すので、すごく好感の持てるキャラでした。仕事はできるし頭はいいし、受けに頭ポンポンしてあげたり、フォローしたり、スターである受けより人間的にハイレベ続きルかも、と思いました。

色々事件は起こるし、受けと攻めがすれ違ったりもするんですが、基本的にはイチャラブバカップルのほのぼのほんわかなコメディでした。楽しく読めました。

8

好きな人にはきっとたまらない!

作家買いです。
中身は題名の通り♪
ただ、恋をする順番が違います。
最初に恋したのが国民的スター(受け)の方です。
そして次に攻めのほうが受けに恋しちゃいます。

小林典雅さんらしい、明るくポップでコミカルな内容です。
大好きな佐倉ハイジさんの挿絵も楽しみでした。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

《CP》
ツアー会社社員・葛生 × 国民的スター・旬

2人の出会いは、旬(受け)のファンクラブ向けクルーズに
葛生(攻め)が急遽添乗員として、
豪華客船に乗り合わせるところからです。
スターである旬の生身の美しさに、圧倒される葛生。
あるトラブルが原因で、2人は友だちになることになります。
ある日、旬の家に泊まりに行った葛生は、
旬が実はゲイかもしれないことを知ってしまって……?
というのが、冒頭から中盤付近までの流れです。

国民的スターである旬が、完璧な表の顔とは反対に、
裏はネガティブでヘタレで甘えん坊なところの
ギャップがとても良いです。
やっぱりスターと言えど、人間なんだものなぁ…。
こういう面も描かれると、葛生でなくとも
続き
スターの秘密を知ってしまったみたいで嬉しくなります。

芸能事務所から、恋愛も結婚も禁止されている旬は、自分がゲイか、
まだ実はよく分かっていないトコロも、何とも初々しいです。
それなのに、葛生(攻め)をエッチに誘ってきて……。
うおおお、こんなことがあったら、普通大ファンとしては、
例え同性だとしても、断れねーだろ!!とか思っちゃいました。

最後の「あとがき」で知ったのですが、小林さんは旬を
「普段はシャイだけど、エッチの時は淫乱誘い受」というものを
書いたそうな。
私は、誘い受けは苦手なのですが、旬(受け)の普段の姿が
あまりにシャイでウブで可愛らしかったため、誘い受けってところに
気付きませんでした。
よく読んでみれば、そう取れなくもないかも……。
いやあ、でもこの旬のウブさは、天下無敵!
可愛すぎるっしょ!(><)


初めての2人のエッチは、旬のおずおずとした誘いから。
それにしても、葛生(攻め)があんなに絶倫だとは思わなかった!(笑)
一体、何回ヤってんだよ!
あーもう、なんて美味しいシチュエーション。
絶倫好きとしては、最高です!

そしてストーリーの途中での行き違いも、
お互いの認識不足ということで解決し、両想いになった2人。
旬も、ノンケの葛生と両想いになれて嬉しかっただろうけど、
葛生だって、国民的スターの恋人になれたわけですからね!
嬉しくないわけはないでしょう!!

ポジティブ攻めに、ネガティブ受け。
お似合いの2人なんじゃないですかねー♪ ニヤニヤ。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

「私もスターに恋しちゃってるんです!」的な人には、
夢を見させるような、堪らないストーリーだったのではないでしょうか。

始終、明るいノリで楽しく読ませてもらいました。
スターが恋人とは、ホント羨ましい限り!

8

典雅さんの年上の余裕のないムッツリは最高

典雅さんの新刊ー!しかも久々の年上攻め!待ってましたよ〜。
ディアプラのここのところの三冊は年下攻めで、典雅さんご自身もお好きだというひたすら優しいアンドレ攻め(後書きより)とはちょっと違っていたために、個人的に今回はかなりテンション上がりました。
他社さんから出された『嘘と誤解は恋のせい』の攻めと同じ属性ですので、そちらがお好きだった方には朗報ですよ。
視点は本編は攻め。SSは受けとなります。

**********************
攻めは旅行会社営業の葛生、27歳。
爽やかイケメンで、それなりにモテるノンケ。
本来芸能人など世界が違うと認識する常識人。

受けの旬は、最近では歌手業もこなす若手人気俳優、23歳。
最低30歳までは恋愛・結婚禁止の契約を結んでいて、実はかなりのネガティヴ思考。
**********************

『真中旬と行く台湾クルーズツアー』なるファンとの船旅の主任添乗員として同行することとなった葛生。
ピンチヒッターとして搭乗することとなった葛生ですが、キラキラした瞳と笑顔、そしてファンへの誠意ある旬の対応にすっ続きかり虜に。
そして旬もまた、葛生に一目惚れしていて…

やー、ムッツリスケベの攻めは典雅さんのお得意とするところですが、今回も随所にそれがちりばめられております。
特に視点が攻めなのでよけい彼の心中がだだ漏れで、笑える。
ただ本編は雑誌掲載のため、とにかくトントントントンと話が進んで参ります。
旬の天然な誘い受けっぷりに、鉄の意志で我慢していた葛生の理性が決壊し寝てしまうのはけっこうはやめなので。

後半のSSは旬が視点なので、けっこうなネガティヴっぷりです。
これは本編でも垣間見れというか書かれてましたが、なにせその時は視点が葛生なのでそんなところまで可愛かったりするんですよね。
なので旬のグルグルが本格的に書かれるのはこちらから。
そのことについては後書きにも触れられているのですが、わたし自身はあまり気にならなかったですね。
典雅さんの受けには時々ありますし、それに面倒くさいけれど旬は一所懸命で嫌な子ではないので。

典雅さんの凄いところは、例えば良く美形に形容される単語(アーモンド型の瞳とか)を登場させずとも表現することが出来る語彙の多さや、それをこちらへ印象づけられる力強さ。
とにかくその辺りの独自性は圧巻で毎回楽しみにしていますし、多分そのせいで典雅さんの作品は個性的で面白いのだと思います。
前にも書きましたが、頭の中を見てみたいくらいの才能ですね。
そしてエロもやってることは他のBLと同じなのですが、攻めが良く喋るし欲望が垂れ流しなのでガツガツ感が堪りませんね(笑
こういうところも大好きです。
このテンションを保って書かれるのは大変かとは思いますが、これからもこういう作品が読みたいですね。

14

Hの時限定 むっつり絶倫攻×淫乱誘い受

作家買いしています。今作も楽しみにしていました!
攻め視点の本編と受け視点の続編との2編です。

国民的スターである旬の、ファンクラブクルーズの添乗をすることになった葛生は、間近に見た彼の美しさに見とれてしまいます。
旬のことは知っていたものの、船上でのファンへの接し方、仕事の取り組み方に、葛生はファンになってしまいます。
目的地に到着する前の晩、葛生は旬の危機を救います。

旬は見た目王子様で、生まれながらのスターという感じなのですが、本当は超がつくネガティブで、時々プチうつの波がやってきては、膝を抱えてしまうのです。(結構うっとうしい(笑)
危機を救った晩も膝を抱えてしまった旬に、葛生が話を聞いて慰めて、頭をポンポンしてあげます。

旬は友達になってほしいと葛生に頼み、それが社交辞令だと思っていた葛生の予想に反して、2人は友達付き合いを始めるのです。

もっぱら旬の家を訪問して、話をしたり、映画を見たりしていたのですが、ある日、葛生は旬が持っていたゲイポルノのDVDを見てしまいます。「ゲイかもしれない」「好きなひとがいる」と泣いて動揺する旬に偏見はないと伝え続きようと一緒にそのビデオを見るのです。
このシーンですが笑えました。DVDのタイトル「アナルと雪の女王」ですよ?!
そしてだんだん高まっていく空気にドキドキします。

葛生はイケメンで優しくて穏やかで、ここぞというときは戦える男。かっこいい。旬は自分に自信がなくてネガティブだけど、一生懸命仕事をして、とってもいい子。
葛生が旬に癒されて、旬が葛生に受け入れられて、とてもいいカップルでした。
そしてレビュータイトルにあるように、Hの時はむっつり絶倫攻めと淫乱誘い受けになるのです。たまりません!

そして、今作も典雅節冴えております。随所に笑いがあります。
キュンときて、胸が痛くて、笑えて、甘くて、あっという間に読み終えました。楽しかったです!

佐倉ハイジさんの可愛いイラストも本作にとても合っていたように思います。
余談ですが、コミックでよくあるアレに白線って小説の挿絵で初めて見ました。

14

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