傘を持て

kasa wo mote

傘を持て
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神29
  • 萌×217
  • 萌9
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
8
得点
243
評価数
60件
平均
4.1 / 5
神率
48.3%
著者
 
媒体
コミック
出版社
竹書房
シリーズ
バンブーコミックス 麗人セレクション(コミック・竹書房)
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784801954632

あらすじ

ヤクザの組長の家に生まれたことに悩み、荒れていた高校時代。
そんな城田を救ったのは同じクラスの優等生・畑中のひと言だった。
その後、一流大学に進学した畑中と組に入った城田だったが、なぜか畑中は城田との関係を切ろうとはせず、キスを交換条件に仕事を手伝うように。
輝かしい未来が約束された男が、なぜ自分のような人間に固執するのか…。
しかも、大学を卒業した畑中は、城田を追って組に入り───…。

表題作傘を持て

畑中誠(インテリ・高→大→城田組)
城田景(城田組の息子)

同時収録作品傘を持てー陽炎編ー

鈴木(金本の子分)
金本(大平組の若頭)

同時収録作品真面目長屋

八神
組長の息子

その他の収録作品

  • 傘を持てー逃避行編ー
  • あとがき
  • カバー下漫画

評価・レビューする

レビュー投稿数8

静かに引き込まれる良作

久々に表紙買いしたコミックですが、良かった…!
静かな映画のような作品。
作品のトーンに引き込まれました。
静けさの中に熱がじわじわと広がる感じとでも言えばいいのか。
読んでいてとても心地よい温度感です。

ストーリーも良いのです。
ヤクザの息子と秀才の優等生。
クラスメイトだという以外にこれといった接点のなかった二人がある雨の日をきっかけに接点を持ち始めます。
〔城田〕はヤクザの息子に生まれるもクズにはなり切れず1人悩んでいる不器用な少年で、対する〔畑中〕はなんでも出来てしまう器用さが災いして「人生なんて壮大な演劇だ」と言い切る冷めた少年。
そんな正反対だけどどこか似ている10代の2人が交わす、子供じみた駆け落ちの約束。
物語はそこから15年という長いスパンで綴られます。

雨の中で見つけた城田は、畑中にとってきっと生まれて初めて感じた「熱」だったのだろうと思うのです。
何にでもなれたであろう未来には何の価値もなくて、城田のいる場所が自分の居る意味を見いだせる場所。
そんな畑中の心の中を知らない城田は「神が依怙贔屓して創ったような男がオレと同じ地獄を選ん続きでくれた」と思っているのですが、それを畑中は真っ向から否定するのです。
「世界のどこが天でどこが地かは知らないが、僕の世界はお前が居る場所だけだ」
畑中の中にあった熱の熱さに驚きました。
青臭いと笑う人も多いと思うけど、こういう熱さにどうしてもグッときます。

傘を持て。
「傘」って何をしてくれるものだろう?と考えて思い浮かんだのは、雨から身を守るという本来の役目の他に、顔を隠すものでもあるなと。
畑中が城田に渡した「傘」は畑中自身なんじゃないかな。
泣き顔を見られたくないなら傘で顔を隠せばいい。
泣きたい時は雨なんかで誤魔化さずにちゃんと泣ける場所を作れ。
僕が君の涙を隠す傘にも、雨から君を守る傘にもなってやる。
きっと畑中が城田にしてあげたかったのはそんな「単純」なこと。
「「単純」が「簡単」にできればきっと誰も泣いたりなんかしないよ」
本当にその通りだなぁ。

本編でキャラの立っていた脇役〔金本〕が主役の番外編「陽炎編」も良かったです。
短編と言わず、この2人もっと掘り下げて描いて欲しいなぁ!

ところでこのコミック、畑中が城田の眼球を舐めるシーンがあるんです!
すっごいいい流れで舐めるのでめちゃくちゃ萌えました。
手舐め足舐めはメジャーだけど、眼球はなかなかお目にかからないのでとてもレアな1冊でした♡

3

詩雪

みみみ。さん

レビューを読ませていただいた気持ちを「ありがとう」のひとことに込めて(ほんとうはたくさんお伝えしたい気持ちがあるのですが)。本日私のところははちょうど雨なので、この本を再読しようかなって思っていたところです。いつもいろんなことを考えさせてくれるみみみ。さんレビュー。傘=畑中なんじゃないだろうか、私もそう考えながらこの本を読んでおりました。そして『傘を持て』の私の勝手な訳はいつのまにか「泣かないで」になってました。みみみ。さんはどんなふうに訳されているのかな。ふふ、とにかくありがとう!あ、お返事気になさらずね。

P.S.キーボードのEnterキーが壊れたらしくスクリーンキー出してまでコメントってどんだけお伝えしたいんだ、笑。

詩雪

後味の良い結末

タイトル、あらすじ、表紙。
これだけで勝手に盛り上がって読み始めたせいか、いつまでたっても立ち止まったままの関係に焦れったく感じてしまいます。
与えられた役を演じるだけと言い切るだけの二面性。畑中の底の知れない資質を感じては、ひねくれた思考回路の先にある単純なものが見えにくく時々BLなのを忘れそうになりました。
かと言って染まり切るわけでもない。
素の部分をちゃんと持っているのも垣間見れたりして、読みきった後に振り返ってみると静かに足掻いていたんだなと思うことが出来ます。
それなのに城田が繊細な割に単純で、そして鈍感。
この性格がぐっと堪えて受け止めてしまったのだろうと思いますが、描いていた青写真に辿り着くまで急かさずただ待っていた畑中。
分かりにくいなりにも15年もの間変わらずに持っていた純情が嬉しくなりました。

色々気になる部分には触れられなかったりと中途半端さも感じられますが、省かれがちな汚い部分が過ぎないくらいにきちんと描かれていて、特に金本の存在が、平坦なお話しの中でVシネらしい悪が悪を凌駕しようとして痛み分けの図にほくそ笑んでしまったり。
思っていたお続き話とは違っていましたが、全体的には好感の持てる作品でした。

3

噛めば噛むほど味が出る

極道モノなので、はっきりいって甘くはなかったです。
帯に“駆け落ちヤクザBL”とありました通り、駆け落ちがテーマの一冊です。
最初は「ナニコレ」と思いながら読んでいたのですが、中盤からグイグイ引き込まれました。優等生畑中は恐ろしい男ですね。頭がいいから、怒らせたら社会的に抹殺されたあげく、じわじわと拷問して遺体も完璧に処理して、完全犯罪とかやっちゃいそう。これは、あれだ。サイコパス。
さすがにそこまではないかな?

傘を持ての本編も良かったですが、陽炎編の方が好みです。本編にも登場した金本とその舎弟のはなしです。鈴木が畑中に嫉妬するシーンが、ヤクザなのに可愛いと思ってしまいました。顔はイケメンで、どちらかといえば優しそうな印象なのに、背中には彫り物があるところも私としてはツボでした。一方金本が何を考えているかは、最後まで分からなかったです。でも、なんだかんだで悪い人じゃないし、ほだされた形ではあるけれども、一緒に逃避行するくらいだから鈴木のことを憎からず思ってはいるんじゃないかな、と。

3

傘?サイコ?腑に落ちないかな~。

表紙の雰囲気にのまれ、ポチっとな。
偉そうに傘を差し出す畑中。
それを何か言いたげに流し目する城田。
二人の関係を写し出すその絵に息を飲み、
血まみれの金本を追いかけながら傘を差し出す鈴木。
その関係にゾクゾクし、ページを送りました。

結果、傘があまり効果的に使われていないような…
雨は凄く意味がありましたが、傘が…。
題名にもなっているくらいだから、もっと重要な役割を果たしてくれるのかと思ったけど…私には把握できませんでした。
雨が降れば涙を隠す。遠慮なく泣けるのだから雨よ降れ、と言う場面があったり。
傘いらないじゃん。。。
傘を持つ=涙を流せない=自分を出す場所がない
ということだから…
傘を持て=泣かずにすむ様な自分を出せる場所をつくれ
ってことかな。

重点が雨なのか傘なのか、いまいち効果的で無かったように思いました。読み取れってことかな…読み取れなかった。

インタビュー記事に『一目惚れした畑中が、その後「いかに城田を自分のものにするか」と言うことのみに優秀な頭脳を駆使し、人生を選択していく執着っプリ。サイコな畑中』とありましたが、
続きそんなにサイコでなかった気がする。

若頭の画策についても、頭のキレる畑中ならもっと警戒して、寧ろ若頭を潰すくらいできそうなのに…
そうなるとラストに繋がらないか…

など、様々な疑問点が頭をよぎってしまい、事前情報なしに読めば良かったかな~と。

しかしながら、駆け落ちするところからが凄い好きで、
逃亡先でのエピソードは萌えしかないし、
金本編では、金本のイカれっぷりが最高で、
楽しいことが大好きなイカれた金本にブレがなくて非常に楽しめました。

5

ヤクザづくしの1冊

ヤクザの組長の家に生まれた城田(受け)に唯一かまってくる優等生の畑中(攻め)。高校生のときに出会い、T大を出た後になぜか組に入ってきた畑中は、ヤクザの息子の城田よりヤクザらしく、城田の補佐を務めている。そんなある日、別の組の幹部と組んだ若頭にハメられたふたりは、かねてから約束していた海外へとともに逃げることになるが…。


作者さんもあとがきで「畑中が暴走した」とおっしゃっていましたが、攻めの畑中くんがすごかったです。高校生のときから、優等生の姿は演技だと言ってたのですが、シノギはすごいし顔色一つ変えずに暴力ふるうし、受けのためなら小指を落とすことにも一切躊躇しない。
キレッキレの頭脳と、恐怖心のなさが際立ってました。彼は受けがいたから受けのために力を注げたけど、受けがいなかったらサイコパスにでもなっていたんじゃないかな。
攻めに比べたら根性もスペックもイマイチの受けだけど、この攻めの手綱を握れるだけですごいと思います。

同時収録もヤクザもの。上記表題作カプを陥れた別の組の幹部・金本が主役のスピンオフです。金本が受け、昔金本が拾った子供が攻めという年下攻めです。
この続き金本のキャラもよかったな。自分が楽しむためなら、自分が惚れた相手だろうが他人だろうが、陥れるにやぶさかでないキャラ。でも懐に入れた相手のことは突き落としながらも守っちゃう。
表題作攻めが、まっとうに見えて壊れてるキャラなら、この金本さんは壊れてるようで根はまっとうなキャラなのかもしれません。

もう一作は、まったく別のヤクザもの。ヤクザものというか、隣に駆け落ちの男夫婦(ヤクザ)が引っ越してきたというフリーターくんの話です。
これも面白かった。ヤクザカプはBL関係だけど、フリーターくんはただ巻き込まれるだけでお相手なしでした。
たうみまゆさんの他のヤクザものマンガがあるらしいんですが、未読なので、それに出てくるカプなのかどうかとかは不明。今回の本が面白かったので、機会があれば別の本も読んでみたいと思います。

5

詩雪

はるぽんさん

お返事読んですぐ戻ってきました~(笑)!
私は『恋と罪悪』というコミックスのことだと思ってお話してますが、そちらは出版社も違って登場人物も今作のスピンオフじゃないんです…><。警察VSマフィア!です。表題作もよいんですが、心に響く作品集だと思ってます。ぜひはるぽんさんにも読んでいただきたいな。

詩雪

はるぽんさん

こんにちは!
この一冊おもしろかったですよね。

>たうみまゆさんの他のヤクザものマンガがあるらしいんですが
↑について、短編集なのですがそちらもおすすめなのでぜひ~♪と思いコメさせていただきました。登場人物についてははるぽんさんネタバレされたくないかも…わからないので書かないでおきますね。

雨降って 地固まる

畑中(攻め)と城田(受け)の十五年に渡る 生きざまを描いた物語です。

高校時代の城田は、その生い立ち故に常に行き場のなさを抱え、いつも前を見て歩くような勇気など持てず、かといって他を遮断して殻に閉じこもる事もできない、いっぱいいっぱいの毎日を送っているようだった。

そして雨の日に立ちすくんで「秘密基地」で泣いているのだ。
それを畑中が偶然見てしまった事から この物語は始まる。

畑中が城田に「一目で恋におちていた」という描写はあるものの、お互いのどこに惹かれたとか、どう想っているかなどが それほど詳細に描かれている訳ではない。
時は淡々と過ぎ(ヤクザ世界の話なので、それに準ずるゴタゴタはあるものの)城田の側には、いつも畑中がいる。

神が「えこひいき」して創ったような畑中は城田の為だけに全てを捧げ、彼の必要不可欠の人間になるのだ。
一心同体とは、この二人のような事を言うのだと思った。

それまで あまり独占欲を見せなかった城田だが、目の前で畑中が他人に「ある言葉」を言われた時 とうとう彼の中で何かが崩壊してしまう。
そして「畑中は俺の物だ」と強烈に自覚し続き、主張するのだ。

「ヤクザ役」も限界だ…と、畑中に告げる城田。
心の支えにしていた高校時代の約束を、遂に実行する二人・・・

――「単純」が「簡単」にできれば
きっと誰も 泣いたりなんかしないよ

まるごとの城田を肯定するかの様な、なんて優しい言葉だろう。
畑中のこの言葉で、城田の十五年も報われたはずだ、きっと。

また一つ、素敵な作品に出会えたことに 感謝。


*追記*
ずっと考えてました。「傘を持て」のこと。
命令口調なのに、どこか懇願しているような忘れ難い タイトルの意味を。

「今は 雨の中でしか泣くことの出来ないお前だから、傘なんて何の役にも立たないだろう。
けれど、雨が降ったら 傘をさす。そんな当たり前の日常が、必ずやって来るから。
雨に紛れて泣く日々は、俺がきっと終わらせるから。
その日の為に、傘は持っとけ」

城田は知る由もない 畑中の胸中。
これが私的に、しっくりきた答えです。

9

傘を待て

泣いているんです。ずぶ濡れで雨の中ひとり―。
雨だから気づかれないようなものなのに、それを遠くから見て「涙だ」と気づくクラスメイト。恋の始まり。以降、雨が降るたびこの冒頭シーンが思い出され、これがラストまで効いています。

優等生を演じている者(畑中・表紙右)と、クズを演じきれない者(城田・左)。"ヤクザの息子"という仕事を継がなくてはならない城田は、自分のブレがちな心ではその役目が務まりそうにないと悩んでいる。でもそれを限界まで頑張って演じてみろと言う畑中。もし限界がきたらふたりでどこか遠くへ逃げようと、少しだけ笑って話した未来の駆け落ち話。このとき彼らはまだ高校生。

物語は20、30代の彼らがメインで、ここからが面白いところです。大学を卒業した畑中はインテリ新人として城田組に入ってくる、さてこの先どうなるか…。引っかけたり引っかかったりそうでもなかったり、頭の切れる男対決、これ楽しいなぁ。作者が小さい頃から任侠映画をたくさん見てこられた(お父様の影響)とあとがきにあり納得、映像を見ているような展開です。

なおこちらの本、たうみ作品の中ではエロ度が高め、シーンも長め続きだと思います。主要キャラの存在感もたっぷりでした。まるごと1カップルの一冊ではないのですが、駆け落ちヤクザたちの一冊として、それぞれテーマへのつなげ方も見どころだと思います。『陽炎編』へのリンクのし方、カバー下も最高でした。

ようやくお前が弱さを、涙を零せる。
だから雨が降るといい…そう思うのに。
泣かないでくれ、僕がお前を助けるから、お前を守るよ。
それまではどうか、雨が降りそうならば傘を持っていってくれ。

こんな感じだったのだろうか...と、勝手に思った畑中の心です。尽くしていながら俺について来いというような、でも相手を尊重し信じている。そんな畑中の心を追いかけるのにハマって読み終えました。やはり、この方の描くものが私はとても好きなんだなぁ。

14

みみみ。

詩雪さん〜!コメントありがとうございました!
読み終わったあとちるちるに皆さんのレビュー読みに来て、詩雪さんの解釈になるほどなぁととても興味深く読ませてもらってたので、そんな詩雪さんからコメントが来てて嬉しかったです。
スクリーンキー出してまで!恐縮です(≧∇≦)

『傘を持て』
私はもうそのままストレートに、
傘=雨の日に必要な物
雨=状況が良くない
と解釈していて、
このお話はその言葉の奥にある畑中の想いが次第に熱を帯びたものに変化していくのを読み取るのが醍醐味なのかななんて思っています。
「雨が降れば傘をさす」のが当然の畑中にとって、城田の生き方はきっと信じられないくらい不器用に映った。だから最初は単なるアドバイス程度。
でも城田は「傘」が何の役に立つかさえも知らなかった。城田には「傘を貸す」だけじゃダメなんだと悟る。
そしてラストの「降らないよきっと」は、「僕がいるから君の上にもう雨は降らないよ」
こんな風に読み取っています。
(なんか長くなっちゃった。言葉にするのが下手くそなので、ちゃんと上手く伝えられてるかな?σ^_^;)

たうみまゆさん今回が初読みで、他も読んでみたくなったので、詩雪さんがはるぽんさんに紹介されている作品を次読んでみようとこっそり思っていたのでした。

はるぽん

ソッコーお教えいただいてありがとうございます!
そうだったのですね。マフィアと警察…面白そう。
ぜひまた買ってみます。
たうみまゆさんは、以前落語のやつだけ読んだことがあります。そちらも面白かった覚えがあるので、楽しみです。

はるぽん

ありがとうございます!
ヤクザもの、面白いのですねー。それはますます買わねば。
スピンオフなのかなぁ。だといいな。すごくキャラが立った駆け落ちカプでしたよね。
あ、ちなみに私、ネタバレOKタイプです。オチとかわかっていても、都合よく忘れて新鮮な気持ちで読める便利な特技を持ってます。(笑)

読後感のいいヤクザもの

『このよのはじまりこのよのおわり』ですっかり魅せられた
たうみまゆさんのヤクザもの。
まずはこれも表紙が素敵、タイトルもいい。

出会いは高校時代、優等生のクラス委員・畑中と組長の息子・城田。
高校卒業後、経営学部に進んだ畑中は城田を助け、
その後なんと城田組に入り、主従関係になる……

10年愛、というか高校時代から執着し続ける畑中。
頭脳明晰、冷静冷酷な畑中は、ひたすらに城田の為に尽くす。
そんな彼をカタギに戻そうとする、ヤクザに向かないヤクザの息子城田。
畑中が他人に嵌められたとなると、切れる城田。
そんな唯一無二の関係がすごくいい。

そんな二人の行き着く先は……
出会いの頃からの約束の逃避行。

後半はスピンオフ、彼らの運命の転機に大きく関わった
敵対する組の金本と、その舎弟の話。
&本編のプロトタイプとして書かれたらしい話。

カバー下には、2カップルの後日談が描かれ
なんだかんだいって平和に過ごしているらしい様子にクスッと和む。

個人的には絵が微妙かなぁと思わなくはないのだけれど
関係の描写に萌える、独特の味わいと切なさ続き
読後感のいい、ヤクザ物でした。

10

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