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表題作白雪王子

甲谷建巳,7人兄弟の四男,高校生~
一条太郎(タロ),職なし家なし借金あり,三十路過ぎ

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

路頭に迷っていた俺を拾ってくれたのは…年下の王子…さま!?

職なし、家なし、借金ありで路頭に迷っていた三十路のたろうは、公園で高校生の建巳に声をかけられ、家に招かれる。建巳には6人の個性豊かな兄弟がいて、たろうは彼らと同居することに!家事業務を引き受けたけれど、7人兄弟からエッチなイタズラを仕掛けられて…!?どん底生活からのシンデレラ・ストーリー!!

作品情報

作品名
白雪王子
著者
銀子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
アプレコミックス
発売日
ISBN
9784864422475
3.1

(16)

(1)

萌々

(5)

(7)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
48
評価数
16
平均
3.1 / 5
神率
6.3%

レビュー投稿数2

三十路男と7人の兄弟たち

家も職もなく、義母の作った借金の取り立てに追われて公園でホームレスになっていた太郎(受け)は、高校生の建巳(攻め)に拾われる。彼の家に招かれたら、そこには建巳を合わせて7人の兄弟が住んでいた。家でかくまわれながら、宿泊費代わりに家事を引き受けることになったが、三十路の太郎より年下の七兄弟たちは何かと太郎にちょっかいをかけてきて…。


三十路ホームレスの太郎ちゃんが、7人の兄弟にモテモテという話です。とは言えくっつくのは四男建巳とだけで、輪姦や3Pや8P(笑)展開になるわけではありません。
7人も兄弟が出てきたら描き分けできないんじゃないか、と最初は心配していましたが、それぞれちゃんと描き分けできてました。長男は警察官で穏やか天然タイプ、次男はイケズな策士タイプ、三男はチャラい美容師、五男が引きこもり…といった具合。七男だけが異様に存在感なかったですけど…。個人的には四男ではなく次男とくっついてほしかったですが、まあこれは好みの問題かな。
太郎ちゃんが異様にモテモテなのが疑問でしたが、まぁ楽しんで読めました。兄弟それぞれと太郎ちゃんの絡みが可愛かったり面白かったりで、飽きなかったです。

ただ、この本が、大まかに三つのパートに分かれていて、一部が受けがブラザーズに受け入れられて四男とくっつくまでの話、二部が受けの金持ちの肉親が現れてお家騒動に巻き込まれる話、三部が攻め・建巳の将来を危惧して受けが身を引こうとする話となっているのですが、それぞれの話が割と単発的で、無理やり作ったように感じられたのはちょっと残念でした。統一性がないというか、とってつけたように身内が現れ、とってつけたように受けが悩みだし…といったような感じ。
もうちょっとそれぞれのエピソードにつながりを待たせて欲しかった気はします。

とは言えドタバタファミリーコメディーっぽい雰囲気はとても楽しめた本でした。個人的にはオヤジ受けがそう好きじゃないので、太郎ちゃんがもうちょっと若ければ好みだったかな。まあ三十路だけど可愛い受けだったので、私のようにオヤジ受けはそれほど…という人にもあまり抵抗なく読めると思います。

4

ストーリーは薄め。絵は綺麗です。

もともと、電子書籍で1話だけ読んでいたのですが、絵がとても上手で面白かったのでコミックスを購入しました。

んと、7人兄弟(その中のひとりはほぼ出番がない)と三十路のおじさん(?)のコメディーみたいな感じですかね?
7人兄弟のひとりとあっさりくっついちゃうので「お、早いな。」なんて思っちゃいました笑

まぁ、もともとは1話目で完結だったらしいのでそこはしょうがないです。

ストーリー重視な方にはあまりおすすめしませんね。
ちょっと話がぶっ飛んだり、急に次の日になったり、所々に??ってなっちゃったりします。

シリアスなシーンが意外とあっさり終わっちゃったり、やっぱりどこかコメディーチックですね。

でも、絵は本当に綺麗です。
表紙と同じくらいなので中身と絵が違う!!には絶対なりません!!

今後の銀子さんの活躍に期待ですね!!

4

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