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好きな人のために頑張りました
表題作と、両片思いをこじらせた再会モノが収録された１冊です。
表題作は、６歳年上の大好きな幼なじみのために、中身も外見も超イケメンになって戻って来た高校生の亜理人が愛されようと頑張る求愛（！？）モノです。
子供の頃はぽっちゃりだったのに、６年間で見事に変身してます。イケメンなのはもちろん、性格も弱きを助け強きをくじくだし、料理も上手だし、題名通りのハイスペックさとワンコのような一途さに、ほだされないはずがない！と納得です。
お相手の光太は新米教師なんだけど、天然で鈍感なところが可愛くて、生徒からも人気があって。
お互いに、お互いの人気ぶりにヤキモキしてるのが可愛かったです。
葛藤があまりなく、トントンとまとまったのが物足りない感じもしたけど、亜理人の一途さと初々しい２人が可愛いお話でした。
ピュアな一途さがいい
「ハイスペックな僕を捧ぐ」5割
「触れるまであと一歩」 5割
【ハイスペックな僕を捧ぐ】
生徒×先生
ぽっちゃりで冴えなかった子がハイスペックな高校生になって受けの前に現れた！
小さい頃から一途に思っていた攻めに絆されていく受け。
執着はそれほど感じられず、どちらかというとピュア。
年下ならではの必死さが可愛いらしい一冊でした。
【触れるまであと一歩】
医者×患者
入院してきたのが過去に好きだった人。
最初はどっちが攻めか受けか分かりませんでした…。
受けの訳アリを二人で解決していく姿は良かったです。
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