He is beautifulシリーズ完結!!

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表題作He is beautiful. 2

黒木美佳 モデル兼俳優
香椎啓 デザイナー兼社長

あらすじ

ファッションブランドのデザイナー兼社長を勤めるミチは、8年前同じ専門学校に通っていた、モデルで俳優のヨシカと再会する。
キスをされたりスキンシップ過多なヨシカに戸惑いながらも、仕事もプライベートもヨシカとの時間は心地よく、充実していた。
そんなある日、ミチはヨシカのこれまでの行動がミチへの恋愛感情によるものだと知って…!?

作品情報

作品名
He is beautiful. 2
著者
天禅桃子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
He is beautiful.
発売日
ISBN
9784813031109
4.3

(147)

(73)

萌々

(53)

(19)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
18
得点
634
評価数
147
平均
4.3 / 5
神率
49.7%

レビュー投稿数18

美しい結末です。

分厚くて幸せでした。
表紙がスタイリッシュで素敵です。
続刊なんでストーリーは割愛します
人生の大事な分岐を自分への恋愛感情で決められそうになってる事に気づいてしまったミチがヨシカの事を考えて距離を置く事を決める→自分の感情もやっと自覚するっていう流れがもう美しくて美しくて!!
好きだと言われてる事は嫌なわけじゃないんだけど全ての選択肢の先に自分がいるかどうかを見てるって言うのは好かれてる側からは結構辛いですよね…
その経緯を経ての大団円なんで読みがい凄くあります。

あと必見は描き下ろしですね!ヨシカさんのエロいことエロいこと(笑)!!犬みたいなのに役に入り込むとあんなエロいなら1度で2度美味しい恋人ですよね!!

6

どういう意味での評価か悩みましたが・・・

1巻を読んでからずっと2巻が出るのを心待ちにしていました。実際2月下旬から3月上旬は自分が個人的に漫画など読んでいる場合ではなかったにも関わらず、色々かなぐり捨てて読みました(笑)天禅先生が「通算20冊目の単行本で初の続巻」と1巻のあとがきで書いていらっしゃったのでそれもあって待ち遠しかったです。
ものすごく心を揺さぶられるわけでもなく、丸ごと持って行かれるわけでもないんですが、個人的に「少女漫画的」喜びを久々に感じられた作品だったので、少し悩んだのですが今回1~2巻の総合評価としてこの評価にさせていただきました。
悪者があまりいない上に、登場人物みんなとてもいい人達でわかりあっていて、そういう意味で大きなドラマはないんですがストレスもない。もう少し具体的にお洋服のことや他の人物にスポットが当たっても良かったなと思いましたが、個人的には名越さんがイイ仕事をしてくれたのでOKです。
ヨシカの行動はほとんどが無意識下のもので、それを最終的にミチがカウンセリング?にも近い方法で自覚させたのは少し驚いたけど、ストレスのない結論付けで納得できましたし、ミチって大人で男前だなと改めて感じました。
そしてやっぱり最後のロンドンデートとか、間のジャケット・イン・キス(?)とか・・・とにかくふたりに少女漫画的喜びをいただきました。
気が狂いそうな現実から逃避させてくれた意味でも、いい歳した大人を乙女の心にしてくれたという意味でもシンプルに素敵な作品だったと思います。

6

会話で納得できる展開と、見惚れる絵!

モデルだけでなく演技の評価も高いヨシカ、事務所も役者業で推していこうとしているのに、ヨシカ本人はミチを何より優先してしまう。このままではヨシカのためにならないと判断したミチはヨシカと離れることを選ぶ。
ヨシカとミチは会うこともなくなったけど、ヨシカは相変わらずミチが作った洋服を大事に着てるし、ミチは生地からヨシカを意識して洋服を作る。
こんなに想い合ってる二人の道が重なって欲しいと願いながら読んだ二巻でした。

「離れてみたけど好きだった―」なハッピーエンドはありがちだけど、ミチしか見てなかったヨシカに何が大事か気付いてもらおうと言葉を駆使するミチ、気持ちがこもった会話で展開していくストーリーは説得力がありました。とっても幸せな気分にさせてくれるラストです!

役がのりうつってしまったヨシカが、ON/OFFスイッチを切り替えてもらうためにミチを訪ねてくる番外編。OFFはヘタレっぽいヨシカなのに、ミチをとって食いそうな役に憑依されていて、その勢いでいたしてるHが素敵でした!

第9章の扉絵はらせん階段を上がっていくミチ。四角いらせん階段にはシンプルだけどプラスアルファなデザインがあって、この絵がとにかく好き!続きが気になるのに扉絵に見とれてしまってページをすぐに進めることができませんでした。
ミチは服飾デザイナーで作中には洋服が出てきますが、これも天禅先生がデザインされているんですよね。天禅先生はデザイン畑の方なのかな?
こんな素敵な絵で、おもしろいストーリーを描く天禅先生の作品を読めることが幸せ。

5

読み応えたっぷり!!

初っ端からミチの狡さにコンチクショー!!ってなりました。
今は恋愛面で好きではないけど、ミチの中で重大人物になってるから手離したくないって!
それに対して、「今まで通りキスする」って態度を変えないヨシカは強い!!

ヨシカが静かに確実に押して押して、ミチはペース崩しまくって、好き?いやでも仕事や相手の立場が…ってグダグダ、
最終的には好きが溢れてミチから気持ちを伝えて関係をステップアップさせてく展開が男前に描かれててツボでした。

お互いの才能に惚れ込んで高めあってく関係って良い!
盲目的だったヨシカを諭すミチも、その言葉で気づいて成長してくヨシカも良い!!
一緒に歩めるって良いですね。

えっちではミチの可愛い面がたくさん見れたのも
ヨシカが憑依型俳優なのもあって、いろんな面が見れるたのも満足!!
振り回され応えるミチがたいそう可愛くて悶えました!!

静かに着実に距離が詰まってくのがとてもとても良く、マイペースの質は違えど、自分の信じた道には真っ直ぐなところも刺さりました。
天禅先生の作品って、丁寧で沁みます。

1

モダモダな本編とエロエロな書き下ろし

He is beautiful. 2巻にして完結巻です。
前巻にてヨシカ(攻め)に告白されたミチ(受け)の返事から2巻は始まります。

ヨシカのことは好きだけれど、ヨシカの俳優としての道を塞ぎたくないミチ。なのにヨシカはミチを中心に自分の将来を決めようとしてしまう。それが怖くてヨシカを突き放してしまいます。
モデルとしてのヨシカが欲しいのに、そしていくらでもモデルとしてのヨシカを好きに利用できる立場なのに、それをしないミチ。もうモダモダしてしまいます。ヨシカが「俳優の仕事が好きな自分」を自覚できたらすぐにでもくっつくことができるのに。

そのあたりがすごくじれったく、萌えない期間が長かったので、もうちょっと早くデレてくれたらよかったな、とは思います。あるいはじれったい期間に何らかの萌えがあればよかったな、とか。
でもそのじれったい期間をどかーんとうっちゃってくれるラブパートでした。ページ数は短かったけど、密度は濃かった。ヨシカがすごい汗だとか、その汗がミチにかかるだとか、そういう萌えツボな描写にたぎりました。
あと、書き下ろしの『switch』もすごくよかった。俳優の仕事で役に入り込みすぎちゃって元に戻れないヨシカの話で、まるで二重人格のようにワイルドセクシーなヨシカが見られます。お風呂場エッチです。本編で焦れ焦れさせられたぶんを取り戻すような、鼻血モノのエロでした。

7

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