コミック・オペラ 富士見二丁目交響楽団シリーズ 外伝

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コミック・オペラ 富士見二丁目交響楽団シリーズ 外伝
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神2
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  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
25
評価数
7件
平均
3.6 / 5
神率
28.6%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
シリーズ
ルビー文庫(小説・角川書店)
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784041041857

あらすじ

いつものフジミのメンバーで新年会が催される。圭の不在をチャンスとばかりに、いつもは聞けないよもやま話に花が咲いて…? その他、圭の実家訪問編、可愛い隣人編など盛り沢山の大好評アンコール外伝集第8弾。

表題作コミック・オペラ 富士見二丁目交響楽団シリーズ 外伝

桐ノ院圭 指揮者
守村悠季 バイオリニスト

同時収録作品宴席ニ景〜初会〜

桐ノ院圭
守村悠季

同時収録作品宴席ニ景〜おなじみ〜

桐ノ院圭
守村悠季

同時収録作品咲く日まで

桐ノ院圭
守村悠季 39歳

評価・レビューする

レビュー投稿数3

どこで終わるんだろう?このシリーズ

外伝といいながら、すっかり続編絶賛継続中な感じの
富士見シリーズだが、今回は本当に外伝っぽい中編が3つ。

前巻までの桐オケ話から離れ、
五十嵐くん、川島さん、春山さんを招いての新年会を軸にした話が
桐ノ院視点と春山さん視点で二つ。
五十嵐くん、まさかのDT?!そして彼の恋は?

もう一編『咲く日まで』は、いきなり時間が8年飛んで
40歳手前になった悠季が、隣家に越してきた4歳児を弟子にする話。

この時点でさらりと書かれている様子から、桐オケは順調、
小夜子さんにはお子さんがいて!貞光っちゃんは海外在住のソリストらしい。
そして、この夏長い時を経て悠季の姉との和解が訪れる。

私は、桐ノ院のおじいさまと伊沢さんの関係が好きなのだけれど、
新年会話で出てきた二人は90近くと70代……
この8年後の時点ではどうなっているのだろう……

群像劇として魅力的なフジミだが、チョロッと見せられた未来図
(とはいえ、まだリアル現在よりは過去)までの皆のあれこれを
知りたいような、まぁ、そこはいいかなと思うような。

私は悠季の語りにイラッとすることが多続きいのだけれど、
今回はあまり前景に出なかったせいか、心穏やかに読了。
一方の桐ノ院の語りは、なんだか理屈っぽさと蘊蓄語りが増して
個人的には結構おかしく読めるのだけれど、面倒くさいとも言える?

Hシーンはあまりなく、イチャイチャしたり酔っ払って甘えたり
この二人のHは、個人的には時々辟易致しますので、
そういう意味でも読みやすい一冊でごさいましたが、
音楽話としてもBLとしても、ちょっと違うかも……と思わなくはない。

2

ちょっと時間が進みました

ある意味、外伝らしい外伝。
この前の巻までは、外伝といいつつも桐オケの設立準備とか、本編をたっぷり引きずってというか、本編の落とし前に追われて、まあ、ほぼ本編の続きみたいなエピソードの方が多かったけど、一応桐オケの方も形が整ったと言うことで、圭のお祖父様の話とイガちゃんの恋愛問題など外伝らしいエピソードが2編、そして、時間を一気に進めて、小さなお弟子さんが登場しました。

この作品のように、現代日本が舞台で、作品内時間や発行期間が長くなると、その作品内のどこかの時間でそのお話自体を完了させるか、作品内の時間をどこかで現在時間に合致させるか、選択するタイミングがあると思うのですが、どうなんでしょう。
私としてはもう悠季と圭の「外伝」シリーズは終わりにして、本編シリーズの始めから合冊新装版を出すか、富士見二丁目を舞台にした続きがこの先書かれるなら、それこそ壽人君を主人公にした2016年現在からの「新」富士見二丁目シリーズになって欲しいと思うのですが。

1

雀影

セルフツッコミ
現在時間にお話を合わせるとすると、震災に関するエピソードはどうしても避けて通れないでしょう。
春抱きのように、真っ向から作品に取り込んでその先を書き続けるのもいいけれど、この富士見シリーズで今からそれを読むのはちょっとつらいと感じてしまう。
もし富士見二丁目を舞台にした現在時間の話が書かれるならば、いっその事、その辺の時間はまるっと飛ばして、新たな主人公で新たなシリーズで読みたいのですよ。

今更ながら外伝集とは

外伝集も早、8巻目。
やっぱり気になって買ってしまうこのシリーズ(笑)
前巻では本編の続きの様な様相でしたが、
今巻では今迄の続きではなく、日常の短編が3作入っております。

悠季が大学を辞めて、忙しいクリスマスシーズンのリサイクルを終えて一息ついた時に、新年会をフジミ時代からのメンバーである五十嵐・川島・春山で悠季と圭の自宅で行う事になりましたが、あいにく圭はオケの寄附金の為の接待に…
その接待の相手が圭の祖父の古い知人である事から、祖父の顔を見がてら成城の家に行き…というお話です。

二話目は、新年会での春山さん目線でのお話です。
気の置けない昔なじみのメンバーでの新年会の中、接待から帰って来た圭はかなりの酔った状態で、皆んなの前にもかかわらず悠季に甘えた態度で、他のメンバーは喜び…
と言うお話ですが、この中で五十嵐くんがDTという事が判明しました(笑)
彼の歳にしてDTとは…しかも春山さんに結婚を前提にお付き合いを申し込むなんて…
なんだかな〜感が半端無い(笑)
まぁ外伝としての一冊なので五十嵐くんの結婚問題を書かれてもいいのですが、五十嵐くんのあまりに続きも身近のお手軽感がイマイチ。
しかも春山さんの妹とデートしてたりしてましたよね?私的にありえなさすぎて、五十嵐くんには一生DTのまま音楽に邁進して貰えたらいいなと(笑)

「咲く日まで」は悠季が39歳の時のお話で
コンサートツアーで家を暫く空けて帰って来た日、窓を開けてバイオリンのメンテナンスをしていた悠季に、窓枠にぶら下がり声を掛けてきたのが、いつの間にか裏隣に越して来た家の次男、ヤンチャで猪突猛進な男の子、壽人4歳が悠季と出逢ってどうバイオリンと成長していくか?というお話でした。

外伝集と言う事もあるのでしょうか、話があっちこっち飛んでひと息に何年後の話になってるし、前回までの桐オケの話も軽くすっ飛ばし気味の説明で終わりでなんだかモヤモヤ。
あまりにも、脈絡なくぽんぽんと話が飛び過ぎても時間の理解についていきにくいし、もっと掘り下げて読みたい部分がおざなりになってたら少々悲しいかな…

壽人の話ももっと読みたいし、桐オケの話ももっと詳しく読みたいし。
もう、本編や外伝やらの括り無しで書けるとこまで行って欲しいシリーズではあるのですが(笑)

個人的には、五十嵐くんの結婚問題より壽人と悠季と圭の話を続けてくれる事を希望します。

1

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