山神様のお嫁さま

yamagamisama no oyomesama

山神様のお嫁さま
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×24
  • 萌7
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

295

レビュー数
2
得点
42
評価数
12件
平均
3.5 / 5
神率
8.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
シリーズ
ルビー文庫(小説・角川書店)
発売日
価格
¥600(税抜)  ¥648(税込)
ISBN
9784041041840

あらすじ

山奥にある祖父母の家を訪れた穂高の所に、黒の和装の精悍な男が訪ねてくる。腹を空かせた様子の男におにぎりを振る舞おうとすると、いつの間にか男には黒い耳と尻尾が生えていた。思わずその耳を触ってしまうと、「何ちゅうことをしてくれたんや!」と男は突然狼狽して!?―曰く、彼は道中で倒れていた所を穂高が助けた狼・颯で、偶然にも山の神である彼の耳を触ってしまった穂高は、彼に嫁入りしなくてはいけないというのだが…!?動物たちも登場。もふもふ花嫁奇譚!

表題作山神様のお嫁さま

颯, 穂高の亡き祖父母が住んでいた里山の山神様
見崎穂高, 夏休みに故祖父母の家に来た大学1年生

その他の収録作品

  • 山神様の新婚生活
  • あとがき

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レビュー投稿数2

山神様と気立ての良い大学生の婚姻譚

久しぶりに亡き祖父母の家のある山を訪れた穂高(受け)は、山の祠で弱っていた大きな狼を助けた。その夜、穂高の元を長身の和服の男が訪ねてくる。お腹がすいているようだったので、食べさせてあげようと米を炊いていたら、目を離した隙に男の頭には獣耳が生えていた。まさか本物だとは思わずいたずら心で触ってみたら、その男・颯(攻め)は狼姿で助けてもらった山神で、耳を触られたからには自分と婚姻を結ばなければならないと言い出し…。


人狼タイプの山神様攻めと、素朴で気の優しい大学生の受けです。
こういう神様×人間のカップリングのBLって、受けが幼い頃に結婚の約束を交わした、などのような昔の因縁的な話が多いですが、この作品は現在の出来事だけで受け攻めが結ばれるので、リアルタイムで2人がくっつく経緯を読めて感情移入しやすかったです。攻めは山神様なので、よく遊びに来ていた受けのことは小さい頃から知っているのですが、その頃からの恋愛感情や執着はありません。あくまで大学生の受けと出会い、突発的な事故(うっかり耳を触っちゃった)が起こって、一から惹かれ合う感じです。
感情移入はしやすいけれど、幼い頃に結婚の続き約束をした云々の設定のBLと比べたらあっさりしている感はありました。あと今後の寿命の違いなどに触れられていないのはライトすぎる感じ。でも受けはいい子だし、攻めが受けに惹かれる過程に無理はありませんでした。

あとがきで作者さんが受けのことを「オカン」っておっしゃってますが、料理上手で働き者で、公平で欲はなく、人に優しく人ならぬ者にも優しい受けです。少々出来過ぎキャラですがとてもいい子です。せっかく料理上手なのに神様や眷属たちは白米のおむすび(具なし塩なし)が何より大好きという手のかからなさで、受けくんはちょっと宝の持ち腐れ…?
攻めの眷属たちもいい味出してました。猪やコウモリ、ムジナはともかく(←)、すずめの眷属がとても可愛かった。

エロはとてもよかった。無愛想タイプっぽい攻めの甘々さとムッツリさにかなり萌えました。

5

ポイントは雀

久我先生の初モフモフ、神様婚ファンタジーです。
定番というか、この頃、特によく見かけるような気がする、神様と婚姻系のお話ですが、さすが久我先生、登場するキャラがみんな善良です。
まず主人公の穂高が先祖や自然を素直に敬えるとってもいい子。
山神様も強い力は持っているけれど、その力におごり高ぶることなく、力があるからこそ公平であろうとする、本当の意味での山の守り神。
山神様の眷属の薫や太郎も善良で忠実、マメとクリの関西訛りのおしゃべりのかわいさに至っては、もう、完オチです。
一応、小悪党の狢も登場しますが、根っからの性悪で卑しい悪者というわけではありません。
「著者:久我有加&イラスト:金ひかる」私にとってはゴールデンタッグ。
オマケにかわいい雀の眷属まで活躍しちゃうとなれば、ここは奮発して「神」で。

3

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