還らずの夏

kaerazu no natsu

還らずの夏
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神15
  • 萌×212
  • 萌1
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

226

レビュー数
5
得点
128
評価数
31件
平均
4.2 / 5
神率
48.4%
著者
 
媒体
コミック
出版社
三交社
シリーズ
Charles Comics(シャルルコミックス・メディアソフト/三交社)
発売日
価格
¥650(税抜)  
ISBN
9784879194916

あらすじ

愛してるから、さようなら。
オメガバース作品を含む珠玉の短編集
コミックス創刊第1弾!
初版限定描き下ろしペーパー付! !

「高校出たらさ、二人で暮らさね?」
陽(はる)と奈津(なつ)は物心つく前から、何をするにもどこへ行くにも二人一緒だった。
ずっと、こんな日々が続くと信じていたのにーー
君がいない夏がくる

表題作還らずの夏

田富奈津(なつ) 17歳
若草陽(はる) 19歳

同時収録作品『不機嫌なつぼみ』『咲き初めの焦燥』

貢川優馬 サラリーマン α
忍野環 同期 β(仮)

同時収録作品、いちばんしあわせ

双葉伊智 使用人
結 御曹司

その他の収録作品

  • All things I know.

評価・レビューする

レビュー投稿数5

少し悲しくて、少し病んでて、だけど粒揃いの作品集

思わぬ当たり作品でした。
暮田マキネさん初読みです。
表紙に惹かれて買いました。

これ、いつも面白いテーマでアンソロを出されているシャルルコミックスの第1弾コミックなのですね。
各話の初出は以下の通りです。

「還らずの夏」…涙BL
「不機嫌なつぼみ」…発情BL
「咲き初めの焦燥」…オメガバース×BL
「いちばんしあわせ」…心中BL
「All things I know」…縛×BL

このそれぞれのお題を念頭において読むと、お題に対する上手さが際立ちます。
アンソロの中で読んでたらどれも強く印象に残ったと思う。
そして何より、この作家様は言葉の選び方がところどころですごく詩的というか…ドキッとさせられるものが潜んでいます。
読み終わった後に単語が意味を持って頭に残るというか。
「永遠の不在」なんて、もうこの言葉だけ見ても泣けてきちゃうよ。。
あとがきに書かれている「救われないことが救い」という言葉も深いなぁと思いました。

“縛”のテーマで描かれた「All things I know」は、ギミックが面白い。
日本語で書かれているモノローグを追続きって読んだ場合と、英訳されたモノローグを追って読んだ場合とでは、そこに描かれている愛の種類が変わるようになっています。
思わずおおっと思った1編でした。

少し悲しくて、少し病んでて、読む人は少し選んでしまうかもしれないけど粒揃いの作品集です。

0

切ない…。

オメガバースのストーリー以外はどれも切なく少し病んでいる様に思います。
表題作の『還らずの夏』
二人が泣きながら「ごめん」とお互いに謝るシーンは、こっちまで胸が痛くなりました。悲しいけれど、前へ進むにはそれしか方法がないんだなぁ、と。

短編集なのであらすじは省きますが、息子と義父のストーリーはちょっともやもやしました。まず、母親がアレですが、真も父親の代わりと知りながら義父(しかもビッチ気味)を抱くのは結構爛れてますね。

2

全部面白かったよ!

面白かった!短編が何話か収録されていたが全部面白かった!
1話目、切ない 死んだ彼氏が可哀想だけど生きてる人が大事になるのは仕方がないのかな?
2話目と3話目は繋がってて、3話目の最後のコマが笑えた 。
4話目、少し私には理解し難くラストは結局どうなってしまったのでしょうか?
5話目、息子は養父自身が好きでだが、養父は息子を通して息子の本当の父親が好き、何か可哀想だけど一応ハッピーエンドになるのかな?
巻末の書き下ろしも短かったけど面白かったです!表紙をめくって見比べると左の男の子がいないのと、右の男の子の表情が寂しいのが印象的でした。

3

号泣

短編集です。
表題作は、アンソロ『涙BL』に収録されていた作品だそうです。
いや、もう、号泣ですよ…。途中うるっと、そしてラストの攻めの涙を見て号泣。
これに関しては、核心的なネタバレになってしまうので、あらすじは書くのを控えます。BLを数多く読んでいたら、たまにこういう作品に当たるのですが、油断していたからちょっとキました。『涙BL』未読でこれが初見だったので、泣ける作品ばかり集めたアンソロジーにこの作品が入っているのを読んだ、というのとは違い、心の準備が足りていなかった。


他短編が3点。うち印象深かったものを。
『不機嫌なつぼみ』『咲き初めの焦燥』
オメガバースです。オメガバースにしては衝撃的な展開も、かわいそうな展開もない、可愛くて切なくてエロキュンな話でした。
同期で入社したαのエリートと、βの地味な社員。α攻めはβが好きでまとわりついてくるんだけど、βはそれをやや邪険にしています。でもお互いに、誰か別の社員に相手のことを悪く言われたらかばうという萌える間柄です。
あるときαである攻めに縁談が持ち上がります。それにショックを受けたβの身体にある変化が、と続きいう展開。

絵が綺麗で、和風のすっきりした顔立ちのキャラが多いです。普段は淡々としている、楚々とした風情の受けが乱れるところがすごくエロス。αなのにワンコな攻めも可愛いけど、受けがすごく可愛くて愛おしかった。ラストのオチにも笑いました。妹さん…。(笑)


あとは主従の話、義理の親子の話が入っていました。
評価としては表題作とオメガバースが神、あとが萌×2というかんじです。

6

切れ長伏し目が色っぽい

テーマアンソロジー収録の短編を集めた本。
「涙」「心中」「縛」が単独、そして「発情」と「オメガバース」が連作。
全体的に切ない系なのは、作者さんの絵柄や作風が地味目というか、とにかくみんな、伏し目がちだからかな。
その意味では、切れ長で伏し目がちな目元に萌を感じるって方には、超オススメ。
真っ直ぐな睫毛とか、星の入っていない小さめの黒目とか、目の下の隈とか、お顔の表情メインのエロが実に色っぽい。
オメガバース設定連作以外は、短いだけにちょっと物足りないところもあるけれど、適度にエロ切なくて、掘り出し物でした。


5

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