人魚姫のハイヒール

ningyo no high heels

人魚姫のハイヒール
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神24
  • 萌×210
  • 萌12
  • 中立2
  • しゅみじゃない8

23

レビュー数
13
得点
198
評価数
56件
平均
3.7 / 5
神率
42.9%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
新書館
シリーズ
ディアプラス文庫(小説・新書館)
発売日
価格
¥620(税抜)  ¥670(税込)
ISBN
9784403524004

あらすじ

出来心でした女装を片思い相手の加賀谷に見られてしまった瀬戸。
女装趣味があると勘違いされ、しかも女装に協力的な彼に実は違うと言い出せず?

表題作人魚姫のハイヒール

加賀谷広郷、瀬戸の同期で片思いの相手・営業所属
瀬戸友哉、生真面目な帰国子女・経営企画室所属

その他の収録作品

  • 王子様のタキシード
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数13

女装もの好きにはおすすめ!

受けはノンケの攻めと友達でもいいからお近づきになりたいと思い積極的に行動して合コンにまで行きます!表紙の印象からおとなしい性格をイメージしていましたが、意外と男らしく努力家で良い意味で期待を裏切られました(*^_^*)
そんな彼が女装をすると絶世の美女に!!
挿絵もとても綺麗だし二人が女装を通して近づいていく姿も細かく書かれています。そしてなにより!!攻めのために興味のない女装にも努力を惜しまない受けが健気です。

ただ、やっていることはかなりぶっ飛んでいるのに妙に現実感がありイマイチ萌えきれませんでした...
私が女装ものが地雷だったというだけですが(笑)

0

真面目な頑張りやさんがとってもかわいい。

 とにもかくにも、健気で努力家でやれることは全部やる、という頑張り屋さんな受け様の瀬戸さんがとてもかわいく、愛おしかった作品でした。
 相手のことを思って身を引くって設定ならけっこう読んできたと思うんですけど、瀬戸さんみたいに相手を失わないよう頑張っちゃう、相手が喜んでくれるのなら頑張れちゃう、なんてポジティブな受け様、かわいくて私より全然女子力たけぇ。

 くっつくまでの本編もいいけど、欧州に転勤した後の2人のらぶらぶ続編がまたいい。
私の好きな攻め様視点だったんですもの。
加賀谷は現地の女性からももててたし、モトカノとかも出てきたけど、瀬戸さん以外には目に入ってないし、自分の為に頑張ってくれちゃう瀬戸さんがスゲー愛しいってオス感出しまくってたしね。
最後のエロは、ちょっと変態入ってた加賀谷だったけど、めっちゃエロくてそれもまたよし。
パンスト買いに行ったようだし、また瀬戸さんの美しい勝負姿を拝める日があるんでしょうね。

 この二人、いつまでも好き好きオーラ出しまくっていちゃいちゃしてるんだろうなぁ、と微笑ましく思いました。

2

肉食チャラ男攻め×天然健気美人馬鹿真面目受け

安西先生の本は、2冊目です。そういえばこの本、ちるちるのランキングで見たなーと思って買いました。
健気に同期のノンケのチャラ男である加賀谷を想う瀬戸。ひょんなことで女装男子だと勘違いされたことから、2人の交流が始まります。瀬戸は女装に全く興味がなく、加賀谷のためだけに努力します。
一方の加賀谷は、自分のために綺麗にしてくれている瀬戸に好意を抱き始めます。 そしてついに加賀谷は瀬戸のことを襲ってしまいます。
天然な瀬戸は加賀谷に好かれてることも知らずに、気持ち悪く思われたと勘違いします。彼の天然ネガティヴ思考には呆れます。自分の可愛さにも微塵も気づいていない。加賀谷はそんな彼に惚れたんでしょうね。
加賀谷の肉食ぶりのおかげで割と早い段階でくっつく2人。一冊の半分きたくらいで結ばれるって結構珍しい気もします。
個人的には、この2人のイチャラブが見たかったので嬉しいです。

瀬戸が女装したまま抱かれるシーンにはかなりグッときました。エロ倍増と言う感じで。加賀谷の攻めっぷりを見ると、かなりSですね。肉食でSって....瀬戸大変や...
天然な瀬戸がどこまでも可愛続きいです。ぜひいつまでも仲良くイチャコラしてて欲しいです。

2

努力家さん

サラリーマン同僚の片思いすれ違いもの。
ノンケを落とすには女装から?

同期の加賀谷は、評判の据え膳は食う肉食系リア充男。
そんな加賀谷に入社以来片思いしていた瀬戸は、初めて一緒に参加した合コンで、加賀谷が女の子と二人で帰っていくのを見て、自分も女だったらと夢想しながら、酔った勢いで部屋で女装してみます。
翌朝、加賀谷に、うっかり女装姿を見られて、女装趣味だと誤解されてしまいます。
ここまでの導入部でもちらちら片鱗を覗かせていますが、この瀬戸が、片思いでウジウジしているおぼこかと思いきや、意外と何に対しても積極的な努力家さん。
自分は女装趣味じゃなくても、加賀谷が喜ぶならと、ハイヒールでの歩き方の練習にもがんばって取り組みます。
この瀬戸の、欲しい物のために積極的に努力するところと、恋愛に対して自信が無くて臆病なところのギャップが見所。
女装エチも色っぽいし、楽しく読めました。


0

雀影

セルフツッコミ
瀬戸の女装姿のイラストはホントに美人。
だけど、素の瀬戸のイラストは、私の脳内イメージとちょっと違っていて、そこがちょっと残念。

女装OK・健気受け好きにオススメ

表題作と続編の中編2作品です。

どちらの作品でもハイヒールが重要な小道具に使われているので、読後はタイトルを読んで内容がぱっと浮かぶので嬉しいなと思いました。

表題作は瀬戸(受け)が主人公。二人が恋人同士になるまでの話。
続編は加賀谷(攻め)が主人公。恋人になって異動後の話。
とバランスが良い1冊です。

瀬戸が加賀谷の前で女装する羽目になるのもスムーズな展開でしたし、続編終盤での密かな対抗心も可愛いかったです。女装の仕方も興味深かったです。

伊東先生のイラストは素敵で、特に「王子様のタキシード」扉絵はお気に入りです。カレンちゃんのイラストも欲しかったです!

ただ、皆さまがレビューされているように、加賀谷が瀬戸を好きになったポイントがよく分からなかったのがハマれなかった理由だと思います。それで後半の二人のラブっぷりの流れについていけなかった感じです。

そんな部分をスルーできる方、健気な女装受け、社会人カップルがお好きな方にはお勧めです。ちょっぴりは切なさもありますが、シリアスチックじゃないですし悪い人がいないので安心して読める作品です!

2

スーパーハイレベルな女装受け

ゲイのサラリーマン・瀬戸(受け)は、同期の加賀谷(攻め)に片想いしている。何とか言葉を交わしたくて加賀谷の参加する合コンに参加したが、加賀谷は女子を連れて早々に離脱してしまう。しょんぼり帰宅し、ふと出来心で以前かくし芸で披露した女装をしていたら、所用で訪れた加賀谷にその姿を見られてしまった。焦る瀬戸だったが、瀬戸に女装趣味があると勘違いした加賀谷は「女装を手伝う」と言い出して…。


ひたすらハイレベルな女装の受けと、イケメンでやたらモテモテのノンケ攻めの話です。
とにかく攻めがイケメンかつリア充で、この攻めが割と早い段階で受けに惹かれるのにちょっと納得いかない面はありましたが、基本的にすごく可愛くて微笑ましい話でした。
受けのキャラが個性的で面白かった。最初は好きな人に何もアクションを起こせない引っ込み思案系かと思っていたのですが、全然そんな感じじゃなく、妙なところでアグレッシブ。攻めの参加する合コンに参加するときのいきおいも面白いし、攻めの隣の席をキープするために密かに闘志を燃やしてるのもおかしい。基本的には真面目な努力家なのに、すごく天然。真剣に天然。
攻めが早めに受続きけに惹かれるのが納得いかないとは言いましたが、もっと時間があれば惹かれるのに不満はなかったです。女装の美しさが惹かれる最重要要素みたいだったけど、天然で可愛いところをもっとじっくり描写してくれたらよかったなと思います。読者だけにわかる形ではなく、攻めにわかる形で。

エッチシーンの攻めの興奮っぷりには大いに萌えました。くっついてからの話もあったんですが、そちらのエッチも萌え萌えでした。
くっついてからといえば、受けのサプライズ女装のシーンにはドキドキワクワクしました。めっちゃ盛り上がって、そのシーンだけ10回くらい読み返してしまいました。どんだけレベル高いんだ受けの女装。なのに本人は自信なくてオドオドなのがまたいいんですよね。

萌えもエンターテイメント性もバッチリな、とても楽しめる作品でした。あとがきで作者さんが「大きな波乱もなくこれからずっとラブラブな2人」って書かれていて、それがとてもほんわかじんわりしました。

5

ため息が出る文章

今回のテーマのひとつは「女装」
それも、特別女装好きというわけではなかった主人公の友哉が
なりゆきの勘違いから始まってしまった加賀谷との関係。

はじめは「え~女装・・?」とあんまり期待していなかった
今回のお話ですが、読み始めると
なるほどそういうことね・・・という展開に。

毎回のことながら安西先生の言葉の選び方と
表現の仕方にただただ感心して
「ん~やっぱり好きだわ」と思ってしまいました。

好きなシーンはいろいろあるのですが
中でも一番好きなのは、書き下ろしの
2人が海外赴任先で一緒に暮らしはじめてからのHシーン。
加賀谷が「出していいか?中に」と聞いて
「出して」というやり取りのあと
加賀谷が友哉の中に射精するまでと、し終わってからの様子が
安西先生らしい言葉で綴られており、ため息が出ました。
特に終わった後
「単純な快感と、恋人が欲望を受け入れてくれた精神的な満足感で
加賀谷は大きく息を吐きだした」という一節。
「精神的な満足感」すごくよくわかります。
読みながら「うんうん」とうなずいてしまい
加賀谷の心の内がそのまま出ている続き文章に感動しました。
言葉だけで読み手がここまで想像できるなんて、やっぱりすごい。

女装というジャンルは正直好きではありませんが
やっぱり安西先生の文章は好きなので
ちょっと甘めに神評価付けさせていただきました。

3

すごくよかった!

小説は読み始めたばかりでまだまだお気に入りの本が少ない状況ですが、そんな中、美しいことに続く大好きな本の仲間入りです。

CD「好きで、好きで」が気に入ったので原作の小説を読んで、安西先生の文章に違和感を感じなかったので積んであった山から掘り起こして読んでみました。
あらすじで読みたくなることってあんまりないんですが、「たまたました女装を好きな人に見られて、気に入られて…」というあらすじにすごく惹かれて購入、期待を裏切らない切なくて甘いお話でした。

序盤の、同僚の女装にすごく積極的な攻めに違和感を感じないでもなかったですが、受けの女装姿がものすごい美人さんらしいので、彼女ができたみたいで楽しかったのかな~と。メイクしてあげたり、ヒールをプレゼントしたり。
しかしその女性扱いに不安を感じずにはいられない受けでしたが、それでも好きな人だから嬉しくて頑張る…。受け健気すぎる…。
幸せを感じつつやっぱり不安や切なさを抱えていたとき海外に行くことになり、想いを断とうとします。
そこから紆余曲折(攻めからのアタックとか)あり、2人で海外に行くことに。
書き下ろしの「王子様のタキ続きシード」では、その海外に行ってからの2人が攻め目線で書かれています。
受けがすごく健気で、かっこよくて、攻めも受け一筋なので、とても幸せな気持ちになりました。

1

急展開に、萌えも急降下しましたが・・・

女装モノは、特に好きなシチュではないですが、嫌いではないです。
今回はある誤解から、「受けは女装好き!」と
攻めが思い込むところから始まるのですが、
途中、物語が急展開するまでは非常に萌えさせてもらいました。

◆◆◆

≪CP≫
優秀な会社員・加賀谷 × 女装して誤解された会社員・瀬戸

とある事情から、女装好きだと加賀谷(攻め)に
誤解されてしまった瀬戸(受け)。
しかし、加賀谷は莫迦にするでも周囲に吹聴するわけでもなく、
積極的に瀬戸の女装に協力します。
その内に、ゲイである瀬戸は加賀谷に惹かれていきます。
完璧に美しい女性に化ける瀬戸は、女装をするときだけにしか
興味を持ってもらえない加賀谷に悲しい片想いを始めて…?


物語は2章に分かれており、前半の章は瀬戸視点。
後半の章は加賀谷視点となります。
前半の章がメインのストーリーです。
冒頭、まず加賀谷の意図が分かりませんでした。
何故、瀬戸の女装に積極的に協力したのか?
その謎が解けないままではありますが、
美しい瀬戸に惹かれていく加賀谷は見ていて優越感を
覚えてしまいます続き
ストレートである加賀谷。
その加賀谷が瀬戸の美しい女装姿に見とれてしまうさまは、
胸がすく思いがすると同時に複雑にも思えます。
問題は、「素の瀬戸の事は好きではないのか?」ということです。
加賀谷に食事を誘われたら、「嬉しい!」と思う瀬戸に
畳み掛けるように「女装して来いよ」との意味合いの事を
悪気もなく言う加賀谷。
対する瀬戸は、
「女装しないと、加賀谷にとって自分は意味はない」と思い始めます。

悲しい片想いですね。
自分に興味を持ってもらえるのに、「女装した自分」しか
価値がないなんて…。
しかし、この展開は非常に萌えさせてもらいました。
女装した自分に見とれる加賀谷への優越感、それと同時に
素の自分に興味を持ってもらえない片想い。
それらが相まって、絶妙なバランスを保っていると感じました。

そんな時、加賀谷に結婚を考えている彼女がいるという噂が広がります。
そして、その彼女と思しき女性を紹介されようとしたとき、
瀬戸は哀しい想いと恥ずかしい想いと片想いと…
色々な思いを抱いて、その場から走って逃げだします。
そしてその誤解が取り去られた時、加賀谷の告白で両想いに。
一冊まるまるかけて、悲しい片想いが悶々と続くと思われた
私にとって、これは急展開!!
えええっ!? と、ビックリでした。
しかも、そのまま女装をしたままエッチ!
展開、はやっ!
「女装をしたままエッチしたい」というのが加賀谷の願望
だったのにも、萌えが一気に萎えてしまいました。
何故!?
素の瀬戸は好きじゃないの?
やっぱり、女装した瀬戸の事しか、愛せないんじゃないの?と
思ってしまいました。
そりゃあ、全裸になれば嫌でも男であることが分かるけどさ…。
うーむ…。
複雑なところです。



第2章は、海外赴任した瀬戸(受け)と加賀谷(攻め)のイチャラブ話。
ここは加賀谷視点なので、瀬戸の事がどれだけ好きで、
他の人にどれだけ興味を持たないかが存分に描かれていて、
序盤~中盤ごろにかけては、とても幸せな気分を味わえると思います。
しかし!
加賀谷にイラッとする場面も出てきます。
加賀谷は、「素の瀬戸の事が好き」ということで
2人のうちで納得の事実となっていました。
もう女装をしなくなっていた瀬戸と同棲をしていた2人は
勿論、エッチしてましたしね。

しかし…
加賀谷は実は心のうちで「瀬戸にもう一度女装してほしい」と
思っていたのです。
ですが、そんなことを言うと瀬戸が傷つくと思い、その想いは
封印していました。
この加賀谷の想いは、悲しかったですね…。
未練がましいっ!!
やっぱり、女装した瀬戸の方が好きだったの!?と
思ってしまいました。

そんなとき、とある出来事から瀬戸が自ら女装。
加賀谷は自分の夢が実現し、目を見張ります。
そして、「着替えないで、そのままでいて」ときつく言って、
女装の瀬戸とエッチ。
結局、女装の瀬戸が好きなんじゃないかぁー!!!
と、思ってしまったラストでした。

◆◆◆

女装モノは嫌いではないですが、やっぱり最後には、
「素の君が好き」と心から言って欲しいです。
この本の場合、「女装した君が好き」という願望が、
攻めの心からにじみ出ていたので、かなり残念でした。

しかし、途中までは非常に萌えさせてもらったので、評価は「萌」で。

5

女装ネタの使い方

安西さんの今までの作品の、
甘くキュンと切ない感じが好きだったのだが、
この作品は正直好きになれなかった。
甘くキュンの持ち味はあり、受けのキャラは好みなのだけれど
女装を巡る展開に無理があるのと、
攻めのキャラに好感が持てないのが、理由だと思う。


仕事は優秀、努力家で、美形で性格もよい、スーパー受けの
健気な恋物語。

密かに同期のモテ男加賀谷を思っているゲイの瀬戸。
人にはバレないようにしながらも、同じ社宅に住んだり
偶然出会うように計算したり、隠れた積極性が面白いのだが、
ある日、うっかり女装趣味と勘違いされてしまう。

加賀谷はプラモデルの彩色を楽しむノリで瀬戸の女装を応援し
応援されている瀬戸はがんばって女装を繰り返す。
そのうちに作り出される美女・瀬戸子にふらりとくる加賀谷……


本当は女装趣味などないのに、加賀谷の為に女装を繰り返す瀬戸は
可愛かったけれど、加賀谷の心情は一体なんなのだろう?
単におもしろがっているだけ?それも好感が持てないが
それにしては、高いハイヒールをプレゼントしたり、
女装姿の美女を連れ回した続きいとかって、
何がしたいの君!?と感じてしまった。

後半は、まとまって、二人共が東欧に赴任してからの話。
同じアパートメントで暮らすハネムーン期なのだが
そこに、かつての彼女がやってくる。
決して浮気はしないという加賀谷なのだが、
相変わらず瀬戸の女装姿を思い浮かべていたりする……


文章は読みやすいし、受けのキャラは愛おしいし
面白いといえば面白いのだけれど、
もともと女装ネタにそれほど萌えがないせいか
この女装の使い方にも攻めにも好感が持てず、
お好きな方はいらっしゃるだろうなと思いながら
個人的には評価は「中立」です。

8

期待しすぎたかな

安西さん初読みなのですが、うーん、ちょっとノリが自分とは違うかなあという感じがしました。
受け視点なのですが、なんというかテンションが高いというか…
他の作品も読んでみないとわかりませんが、ちょっと軽いタッチで書かれる方なのかなあ。

**********************
受けの瀬戸は商事会社のエリート社員。
ゲイで、密かに加賀谷へ想いを寄せています。

攻めは瀬戸の同期で営業部の加賀谷。
女の子大好きな、軽いノリのモテ男。
**********************

加賀谷の参加するコンパに彼目当てで参加した瀬戸は、今まであまり親しくなれなかった加賀谷と急接近。
しかし加賀谷の早とちりで瀬戸=女装好きと認識されてしまい、なぜかそれを思いの外面白がった加賀谷に否定できないまま二人で瀬戸の変身を楽しむ仲となっていきます。

まず、加賀谷がなぜ瀬戸へ惹かれたかが良くわからない…
生粋の女好きの加賀谷なのに、綺麗というだけで瀬戸を好きになるってあるのかなあ。
ただたんに、お気に入りのオモチャを人に取られたくないってだけのように感じてしまいました。続き
プラモの色塗り好きだから、メイクを瀬戸へ施すのも楽しいとかね。
もちろん雑誌掲載ゆえのページ数制限の厳しさはあるでしょうが、かなりのモヤモヤさです。
そして受けの瀬戸の魅力も、わたしには伝わってきませんでした。
外見や努力家なところを作中で誉められていますが、それがイコール魅力に繋がっていなかったというか、完全にわたしは置いてけぼりくらっていました。
もちろんドカンと伝わった方もおられるでしょうから、これは好みや感じ方の違いで、わたしには合わなかったということだと思います。

11

結局は女装男子じゃなくて、女装男子好き

安西リカさんのお話はどれも好みでいつも新刊が出る度、読むのをワクワクしています。
ただ、今回は女装がキーアイテムみたいで(事前のあらすじを読んで…)
個人的に、ガチな女装には少々萌下がりするので、どうだかな〜感があったのですが、
瀬戸(受)は加賀谷(攻)に受け入れられたい一心の行動で、女装が自らの性癖というわけではないのでまだマシでしたが、
加賀谷がどうも違和感ありで、あれだけ肉食系であったにもかかわらず、いくら女装姿の瀬戸が美女だったとしても自慢したいが為に連れ立って飲みに行ったり、ルブタンの10センチヒールを買って男にプレゼント?
ありえない…
面白がって瀬戸に化粧したり、までは理解出来ても、8万円以上もするヒールを同僚の、しかも男にプレゼントとなったら現実的ではなくなってしまいました。
そもそも男の人サイズのルブタンがあるのか…
できれば特定のブランドを名指しにせずに、ヒールの描写だけの方がよかったかな…
いくら瀬戸の真面目さで練習したといっても、ルブタンの10センチヒールを本当に履いて外出できるのだろうかとか、余計な事ばかりに気になりいつものように物語に入り込続きむのが難しい…
しかも女装した瀬戸の事を瀬戸子と呼んだり、女装した瀬戸とのHに異常に興奮したりと、加賀谷のキャラクターが残念で…

後半の「王子様のタキシード」では加賀谷目線で、瀬戸の心情を思い遣った行動や、本当は瀬戸の女装姿が忘れられなくても瀬戸自身が好きで、誤解させたくないし、傷つけたくない。
いくらモテても浮気心は少しも起きないという点はいいのですが、やっぱり何かにつけ瀬戸の女装姿を思い出したり、興奮していたりと、とにかく結局最後まで女装姿の瀬戸が好きな加賀谷の事が好きになれなかったです(笑)

それと余計な事ですが、口絵はルブタンのヒールらしき絵なのに、表紙はなぜサンダルのヒールなのでしょうか?(笑)
結構最後まで、黒でソールが赤の10センチヒールにこだわっていたのに…

5

受けが最後まで女装してます。

瀬戸が健気すぎて…。

同じ会社にいながら、あまり接する機会のない加賀谷に想いを寄せる瀬戸は、自宅で女装した姿を彼に見られてしまう。
瀬戸が女装をしたのは趣味だからじゃなく、女になれば加賀谷に惚れてもらえるかもしれない、と思った為だった。
だが女装趣味がある、と勘違いした加賀谷はノリノリで瀬戸に化粧を施す。元カノの化粧品や服、挙句の果て瀬戸にルブタンの靴までプレゼントする。
加賀谷はゲイではないし、女性にモテるのを嫌という程分かっている瀬戸は、それでも加賀谷と一緒にいたいという思いから女装を続ける。
マンションのエレベーターで、加賀谷にキスされたのをきっかけに二人の関係が変わってくる。

私が女装モノにあまり萌えないせいかもしれませんが、加賀谷が瀬戸に惹かれ始めたきっかけが“女装”というのに引っかかりました。
化粧をしていない姿の方が好き、と言いながら女装してからのHの方が盛り上がってるし、“同性とのセックスがこんなにいいものと思わなかった”って加賀谷が言っているのにモヤっとしました。

穿った見方をしてしまえば、加賀谷が瀬戸に惹かれたのは、『人間性<エロ』に見え続きなくはない気がします。
完全に私の勝手な思い込みですが。

5

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