甘えたがりなネコなのに。

amaetagari no nekonanoni

甘えたがりなネコなのに。
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神16
  • 萌×225
  • 萌9
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

31

レビュー数
7
得点
208
評価数
52件
平均
4 / 5
神率
30.8%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784344837270

あらすじ

外見はチャラいけど本質はオトメンな亮平。年上のちょい悪カレシに乱暴されたい…と夢見ているのに寄ってくるのはネコばかりで!?

表題作甘えたがりなネコなのに。

古河正治,受けの友人の元セフレ,36歳
大杉亮平,ジムのインストラクター,23歳

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数7

いっぱい甘えて甘えさせてお幸せにね

 私は攻め様が受け様の事で嫉妬したり、動揺したりする姿に妄想をかきたてられて萌えるので、このお話もとても好きだなー、でした。

 受け様の亮平は、チャラい見た目に反して真面目でお人よしで中身は好青年。
攻め様の正治も、コワモテだけど面倒見のいい人で。
勘違いから亮平の処女を奪ったと知った時の正治か動揺してるところでは、妄想のし甲斐があり、にやにやが止まりませんでした。

 過去の失恋や家族の喪失の痛みの記憶で、大事なものを作ってそれを失うことが恐い正治は、亮平が大事になればなるほど好きだと告げるのがでなくて。
亮平も自分が正治のタイプではないと自覚してるから、好きだと告げて離れるよりは今のままがいい。
2人、あいまいな関係のまま同居生活を過ごす内、正治の元彼の出現で家を出ようと部屋探しを始める亮平。
それを知って不機嫌になる正治。この時の正治の焦燥を思うとまたしてもニヤニヤしてしまう。
元彼から正治に連絡があって、亮平が家を出ようとした本当の理由を知った正治は、元彼に会ってきっぱり過去のものとしてケジメをつけてきて、改めて亮平を口説いてハッピーエンド。
 遠慮遠慮続きしい亮平だけど、これからは正治からのしつこくて重くてあまーい愛をあびて、甘えさせてもらって幸せになるんだよー。

 猫の富蔵さんと子犬のクロがかわいくて、いい癒しでした。

1

富蔵さんが欲しい…!

タイトルに惹かれ、強気な受けを中心としたラブコメかな?と購入しました。
が、ラブコメ要素はほぼ皆無で、受けさんとなる亮平は良く言えば健気でお人好しで大人しく、悪く言えばハッキリしなくうじうじしてる自分に自信のない子で。
自分の予想とは全く検討外れな内容だったので、ある程度話の内容が分かってから読む…とは違った読み方になり、楽しませてもらいました(^^)

話の序盤は、亮平の損しすぎ感が半端なく何度同情したことか…。
大家さんしかり、隣人しかり、ヤブ医者しかり、亮平をダシに使う友人しかり、騙されたと知らずに亮平を殴ってしまう攻めさんしかり…
挙げたらキリないほどの可哀想すぎる話から始まるので、どうして亮平が見た目の綺麗さにそぐわない内気な性格になってしまったのか、嫌という程伝わりました笑。
これは幸せになってほしい…と思わされずには居られません(^^;
攻めさんの正治さんがどう引っ張ってくれるのか楽しみだったのですが。
なあなあで関係だけを持ってしまう仲になり、元彼を気にするのは仕方ないにしても亮平を抱いた翌朝の目覚めに名前を出してしまったり(不可抗力でも嫌だ!)、亮平続きの寛容さに甘えてる節が所々あったりで…。
ケジメをつけたのも、亮平が家を出ようとしたことが焦りのきっかけになるしで、私の中ではあまり好きになれない攻めさんでした。
かっこよかったのは、むしろ最初の登場シーンだけの印象です…(´・_・`)

あとは、翔一は結局反省してんのかな?とか。
フミさんも結局は浮気(不倫?)する最低男だったのか…とか。
2人の脇を固めるキャラクターが私の中では結構なクズ男部類に入る人ばっかりで、だから余計に正治さんと亮平の関係に後ろめたさとかも感じず、むしろ早くくっついてー!と願わずにはいられませんでした笑。

このお話は、富蔵さんのふてぶてしい可愛さとイラストのマッチ具合に癒されていたので、最後の最後までくっつかない2人にはヤキモキしますが、案外ほっこりする読後感です( *´︶`*)

1

出会い方は本望ではなかったけど…

美容師の友人プロデュースによる髪型と服装で
内面と真逆で悪く受け取られてしまう亮平は
ジムのインストラクターをしています。
今まで経験があるのはタチだけ、でも本当は抱かれたい。
一度だけ身体を重ねたことはあるけど今は友人の翔一に
「遊びだった男がしつこいから恋人の振りをしてほしい」と頼まれ
断りきれず了承したものの、
その男が亮平のどストライクな見た目で…。

“人の見た目は8割”でしたっけ、あれ?9割だったかな??
やっぱりチャラい恰好してると中身もそう思われて当然ですが
亮平はきちんとゴミ出しの日等守ってるのに
アパートの大家さんに悪くとられたり可哀想でした…。
いっそバッサリ髪切って黒くしてスーツ着てればよかったんじゃ??って
極端すぎですけど思ってしまいました;
見た目が原因でトラブるなんて絶対損ですもん…。
ジムのインストラクターだから
もっとしっかりした体つきかな?と思ってたら
そうでもなさそうで、
これなら過去にもネコ全然イケそうな気が…。

野良だけど賢いブサ猫の富蔵さんは
某作品のブサ猫を思い出してしまいましたww
続き金ひかるさんのイラストだったので尚更…)
危険な状態にあった仔犬を放っておけない優しい亮平が
駄目な動物病院にぼったくられて、酷い事続きで不憫でした。
でもそれが無ければ正治との再会もなかったですからね☆

亮平が好みのタイプじゃなくても勃つのが凄いな正治さん!ww
後ろは初めてなのに気持ちよくなってしまった亮平は
そりゃあ好みのタイプに念願叶って抱かれたんだから納得ですが。

同居に至る経緯はあるあるでしたが
正治さんの心に昔の恋人の影があるのは
亮平と同様せつなくなりました。
しかも起き抜けで名前間違うだなんて…傷つくよー。
決してベタ甘ではないけど優しくしてくれるから
ますます亮平は好きになっちゃうのに!

翔一は結果的にはキューピッド的立ち位置だったのですが
私は好感を持てませんでした…。
いくら可愛い顔してるからって周りを振り回して
勝手すぎじゃないかな?ってモヤッとしてしまいました。

正治さんと亮平のすれ違いに胸を痛めつつも
子は鎹ならぬ、富蔵さんとクロは鎹でもあり、
おさまるべきところにおさまって良かったです。
どうか末永くお幸せに!

2

ギャップが物足りない

切ない風味のラブコメに定評のある小中大豆さん。
今回はちょっと切ない成分が多めのお話でした。

主人公は、ジムのインストラクターでゲイの亮平(受け)。
年上の逞しい男に抱かれたいネコなのに、派手な外見のせいで同じネコにしかモテず、いつもタチをやらさせる…という悩みを抱えています。

ある日、セフレと手を切りたいゲイ仲間の頼みで、彼の彼氏のふりをすることに。
現れた正治(攻め)という男は、亮平の好みドストライクの男前。
しかし正治は、恋敵の亮平を一発殴ってその場を後にしてしまいます。

後日、亮平は虐待された犬と猫を拾ったことでアパートを追い出され、彼らの貰い手を探しているところで正治とバッタリ再会。
なりゆきで彼の家に厄介になることに…
というような話。

この手の話でいつも思うことですが、外見で誤解されたくないなら何故それ相応の格好をしないのか?という点。
今回の亮平もあえて髪をチャラチャラ伸ばしており、派手な外見に悩んでいる設定に説得力を感じませんでした。

ともあれ、素の亮平は真面目で温厚なオトメン。
虐待された犬を自腹で病院に連れて行ったり、続き正治に忘れられない恋人がいると知って身を引こうとしたりと、優しくてちょっと臆病な人物です。

正治は、恋敵の亮平を家に泊めてくれるような懐の深い人物。
最初に亮平を抱く際も、痛めつけるようなことはせず、受け初体験の亮平を気遣うほどの優しさを見せます。
そんな彼にはフミという忘れられない元恋人がいて、彼と別れて以来誰とも真剣に付き合えずにいます。

こんな二人の同居生活が話のメインで、雰囲気としてはほのぼの寄り。
ちょいワル男前×タチに見えるイケメンというゴージャスなカップルなのに、中身は良くも悪くも地味な印象。
挿絵も相まって、いまいち二人の男の色気が感じられなかったのは残念でした。

亮平が外見以外は100%受け受けしいキャラで、言動にギャップが全くないところも、物足りない要因の一つだったかもしれません。
こんな素直な性格なら、多少外見が派手でも亮平の可愛さに気づく人はもっといっぱいいるんじゃないかな〜と思ってしまいました。
個人的な好みとしては、
初対面で亮平にもう少し生意気な態度をとっていたり、
今までの彼氏にはタチっぽく振舞っていたりと、
もう少し外面と内面に差があった方が、正治と恋人になったときの甘い雰囲気が強調されて、もっと萌が感じられたかと思います。

4

これもギャップ萌えかな

新刊予約の絵師指定枠本。
多分この作者さんの本は初めて買った。
金ひかるさんがイラストの本は、作者名もあらすじもノーチェックで買っているけど、今回もなかなか当たりだった。
主人公の亮平は、根は真面目でネコ気質なのに、チャライ外見(これも自発的にチャラくしているわけじゃない)せいで、なかなか望むような恋愛ができない。
そればかりか、アパートの大家には偏見からいらぬ疑いをかけられ、切羽詰まってドアを開けた店は以前とはマスターが変わっていて、、、

嘘と誤解から始まった二人の関係。
二人の間を取り持つ子犬とブサ猫も効いてます。
攻めっぽい外見の受けを攻める、更に攻めらしい攻めってところがポイント高いです。

1

読後感の良い1作

タイトルとあらすじからコメディ色の強い作品かと思っていたら、リアルな恋愛物だった。
主人公はネコ希望なのにタチとしてしか恋愛したことがなくて、そのため恋愛も上手くいかない。自分にも自信がなくて上手に意思表示もできない。そんな主人公がある日、猫と子犬を保護したことにより生活が一変する。その猫と子犬がとてもカワイイ。
主人公の健気さにキュンキュンくるし、攻の傷ついた過去には同情して胸が苦しくなった。実際、終盤辺りは切なくて泣いてしまった。かなりおススメ。

2

痛みを抱えた2人(と2匹)のハートフルBL

中身はオトメンなのに外見がチャラく、ろくでなしに見えるせいで色々と誤解を受けがちな亮平(受け)。トラブルに巻き込まれることも多く、身に覚えのないことで大家に睨まれ、怪我をした犬猫を拾ったことが決定打となりアパートを追い出されるが、そこを助けてくれたのは以前誤解で殴られた相手・正治(攻め)だった。
友人に頼まれて彼氏のふりをした際、その友人に付きまとって捨てられた男が正治だった。騙したことで良心が咎めるのに、正治に惹かれてしまう亮平だったが…。


受けは外見が派手で、体格もがっしり筋肉質なため、ネコなのにネコにしか好かれないゲイです。今まで付き合ったことがあるのもネコとばかりなので、結果的に後ろは処女。
その受けは、しつこい男に付きまとわれてるから彼氏のふりをしてほしい、と言われて彼氏のふりをした挙句、その「しつこい男」に殴られます。
実はこれは友人が適当なことを言っていただけで、真面目に受けの友人と付き合おうとして真剣に迫っていた相手。友人はそんなに悪いやつではないのですが、殴られた受けも、振られた男(攻め)も気の毒。冒頭で受けが誤解を受けたり色々理不尽な目に遭うので、そ続きれと重なってかなりイライラさせられました。
そういう、優しいいい子なのに理不尽な目に遭っている受けを託せるほどには、攻めに包容力が足りなかったかなぁ、と思います。いや、すごくいい人なんですよ、行き場のない受けを犬猫とまとめて面倒見てくれるし、受けのヤカラな外見にもそれほど動じないし。でも言葉少ない人の気持ちを察する能力にはそれほど長けていない感じでした。もうちょっと受けを甘やかしてあげてほしかった。

まあ、受けも、乙女で控えめだけど、これから愛される自信がついてくるだろうし、2人と2匹(犬と猫)で仲良く暮らしていってくれると思います。
この先別れる心配のまったくない、割れ鍋にとじぶたなカップルで、ニコニコしながら読み終えることができました。

8

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