大人の彼に甘やかされて…♥

年上の男性

toshiue no dansei

年上の男性
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神2
  • 萌×214
  • 萌6
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

84

レビュー数
3
得点
85
評価数
24件
平均
3.6 / 5
神率
8.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA(アスキー・メディアワークス)
シリーズ
B-PRINCE文庫(小説・アスキー・メディアワークス)
発売日
価格
¥640(税抜)  ¥691(税込)
ISBN
9784048659062

あらすじ

兄の上司・畔上と偶然知り合い、友達のような関係になった大学生の知己。十歳年上の畔上は理知的で冷静で、何を相談しても的確な答えを返してくれる、まさに理想の「大人の男性」。すっかり畔上に甘えきってしまう知己に、畔上は時折、不思議な熱っぽい視線を送ってくる。涼しい顔をした畔上の奥には狂おしいほどの熱が秘められていて…。
甘やかされて、ときに熱く求められて淫らに乱される…大人の男性との甘い恋♥

表題作年上の男性

畔上史寿,事業開発支援会社勤務,受の兄の上司,29
佐倉知己,雑誌モデルをする大学生,18歳-19歳

その他の収録作品

  • 年下の恋人
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数3

王道年上攻め。

年上攻めは基本ですが、王道過ぎて相性の良い作家さまの作品でなければなかなか冒険しづらいところでもあります。で、年下攻めが捲ってきて、今や年下攻めが主流だっちゅうに、やっぱり初めて食べて感動したお菓子みたいに、また久々に食べたくなるわけですよ、定番の味が。通販で利用している某サイトが、購入履歴から最近やたらにオススメしてくるので、タイトルとイラストレーターさんで購入を決めました。

大学生の知己と、その兄の職場の上司・畔上のお話。読みやすいけど、王道過ぎて物足りなかったかなぁ。これ!といったシーンも実はあんまり印象に残ってません。。。それだけ、流れるように自然な物語構成なのだと思います。同時収録「年下の恋人」(畔上視点)のえっちシーンはよかったかも♡…くらいでさらりと読み終わってしまいました。ストーリーがスタンダードなだけに、もうちょっと紆余曲折があったり、キャラにインパクトがあったり、言葉の運びに特徴があったり、笑えたり…とか?強烈な何かが一つ引っかかるところがあったら個人的にもっとツボったかもしれません。

クセが全くないので、安心して読め、かつちゃんと萌える作品でした。王道続きな年上攻めが読みたくなったら、是非。

0

モラトリアム描写が秀逸

「大人の男性との甘い恋♥」との紹介文から溺愛モノかと思いきや、
実際は、大学生の受けの将来に対する漠然とした不安や、兄に対する反発、年上の男性と対等であろうとする必死さなど、この年代特有の悩みが丁寧に描かれていて、良い意味で期待を裏切られる作品でした。

主人公の知己(受け)は、雑誌モデルをやっている大学1年生。
美形ですが、モデルとしては背が低い方で、
人当たりは良いけど誰ともつるまない八方美人で、
仕事も勉強もそれなりにこなすけど、とりたてて夢中になれるものはない…
そんな、どこか半端で地に足のついていない印象のある学生です。

ある日、兄の上司で10歳年上の畔上(攻め)と出会い、彼と友達のような関係に。
畔上は10年前に友人を病気で亡くしており、知己といると彼との学生時代を思い出すとのこと。
畔上に惹かれる知己は、いつしかその友人に軽い嫉妬を覚えるようになり……
そんな展開です。

全体として、知己のキャラクターと心情描写が秀逸。
前半の彼は、明るくサバサバした印象。
大学の課題を手伝ってもらう代わりに畔上に食事を奢ったり、
畔上の家に泊まる際、続き
「何もしないから、安心して俺をベッドに誘いなさいよ」
と冗談を言ってみたり、
年上の男性に対して物怖じせず接する姿がカッコよく映ります。

しかし後半の展開では、青く繊細な一面も。
亡き友人を意識するあまり畔上とギクシャクしてしまい、
兄にも、畔上は社交辞令で知己と仲良くしているに過ぎないと指摘され、
どっぷり落ち込んでしまいます。

畔上に迷惑がられていたと思い込み傷つくと同時に、
年上でエリートの畔上と対等なつもりでいた今までの自身の言動に激しい羞恥を覚える……
このあたりの知己の心情はかなり共感できるものでした。

ただ、この後の展開はややアッサリめ。
知己はモデルをやめようとするも、偉い人に引き止められ現役続行。
大学でも、グループワークに真面目に参加したことですぐ同級生と打ち解け…
と、ずいぶんトントン拍子にうまくいく展開に若干の物足りなさを感じてしまいました。

畔上と再会しラブラブになるのは良かったですが、
畔上のキャラクターがややテンプレのスーパー攻様っぽく、知己のキャラクターに比べ迫真性に欠けるため、ちょっと萌え辛いかも。

絡みは未遂1回、本番1回、後日談で1回。
後日談「年下の恋人」は、19歳になった
知己が畔上と恋人として安定した関係を築いている姿に萌がありました。

上記後日談のおかげで読後感が非常に良かったので、そこを評価して萌×2で。

B-PRINCE文庫8周年記念全サ小冊子に本作の番外編が載るようで楽しみです♪

11

読後に満足感あり

タイトルとあらすじから、ただ年上の攻が可愛い受を甘やかす話かと思いきや、そうでもなかった。年下の受の成長物語でもあり、思ったよりずっと読み応えがあった。あらすじはもう少し違っていた方が良かったかも。
攻の影響で必死に自分も成長しようとする受の姿が読んでいて気持ちいい。途中の気持ちの擦れ違いの部分では思わず受が可哀想になって泣いてしまった。
あまあまだけど読書の充実感も味わえる1冊。なお攻はお約束のハイスペック。

9

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