春を抱いていた ALIVE 3

haru wo daiteita

春を抱いていた ALIVE 3
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神14
  • 萌×28
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

283

レビュー数
4
得点
102
評価数
22件
平均
4.6 / 5
神率
63.6%
著者
 
媒体
コミック
出版社
リブレ
シリーズ
スーパービーボーイコミックス(コミック・リブレ)
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784799729472

あらすじ

岩城は机から「養子縁組届」を見つけてしまう!!思い余って香藤の実家に相談に行くが、そこで義母から告げられた真実とは!?
 
鬼の持宗が手掛ける映画「キャッチボール」の主役に抜擢された岩城。
しかし、送られてきたキャスト表をみて愕然となる。

表題作春を抱いていた ALIVE 3

香藤洋二 俳優
岩城京介 俳優

その他の収録作品

  • イワキメイキング
  • カトウメソッド
  • コンパニオンプランツ

評価・レビューする

レビュー投稿数4

そこは嫉妬するのね

春抱きの、現実時間に近づけたALIVEシリーズの3冊目、岩城さんの隠し子(岩城さんが隠していた訳じゃないから、隠し子とはいえないか、隠れ子?落とし子?)問題も、映画の親子役での競演が決まって、いろいろなことが切実に…。
親とは?
子とは?
香藤との養子縁組問題も絡め、戸籍と血縁、人と人とをつなぐ縁とは何かを描く!

って感じの展開でしたが、岩城さん、相変わらずっていうか、ますます色っぽくおなりで、コミックスになってからしか読まないから特に、こんなにサービスシーン(エチシーン)多い作品だったっけ?って感じた。
この春抱きにしろ、小説の富士見二丁目にしろ、家族になっちゃってからの話って、死が二人を分かったりしない限りは、明らかなゴールって設定しにくいので、どこまで着いていけばいいのか、、、、

2

見えない絆

毎回泣かされてしまいますが、今回もまた
香藤くんと岩城さんの愛情と絆が
目には見えないけど2人が共に生きてきた証として
しっかりとそこにあるというのが、確信できてしまいました。

自分の気持に真っすぐであんなに少年のようだった香藤くんが
いろんな苦労を岩城さんと一緒に乗り越えて
こんなに良い大人の男になっていて
良い大人の男だった岩城さんが、香藤くんの前では
少女のように可愛いくなってしまうそんな2人を見ていると
もう、なんだかにやけてしまいます。

このお話も後半、生と死というかなり重めなテーマが出てきて
BLの中でも、ただの恋愛やエロだけではない
同性愛者として生きる2人の人生をリアルに描いている
そんな作品なので、きれいごとばかりではないことも多く
岩城さんに実子がいたことがわかったことで
2人の関係がどんなふうに動くのか、期待と不安でドキドキでしたが
そんなことで崩れるほど軟な香藤くんではなく
そのことをバネにまた成長し、一段と良い男になってしまうんですね。
そんな香藤くんの愛を体中で感じる岩城さんはやっぱり色っぽいです。

まだまだ続き、二人の間には問題が山積みですが
今後も2人の愛のパワーで乗り切っちゃうんだろうな・・
そんなふうに思えてなりませんでした。

6

涙目でしたが

3つのお話が収録されています。前半2つのお話は、前巻で登場した翔のことが影響しつつも、落ち込んだり迷走したりした相手をしっかり支えながらイーブンな関係で向き合う岩城さんと香藤くんが描かれていて、恋人時代の二人にまた会えたようで嬉しかったです。

そして3話目は、前巻に続いて翔と彼をとりまく難題ががっつり描かれています。相変わらず翔を好きになれない私は涙目でした。でも…ううっ…父親らしくありたいと葛藤する岩城さんが健気で可愛かったのでプラマイゼロです。

それにしても香藤くんは素晴らしい旦那さんですね。本当にイイ男だなとしみじみ思いました。

3

舌を巻くストーリー展開

 初めてちるちるでレビューを書いたのが『春を抱いていた ALIVE2』、昨年の7月10日でした。それから10カ月後の今日5月10日に『春を抱いていた ALIVE3』のレビューを書きます。

 裏表紙に書かれたあらすじを読んで、とうとう紫衣(岩城さんの隠し子)が仕事上でも絡んでくるのか。あまり泥沼にならなければ良いけどなーと軽い気持ちで読み始めました。前半の2話が番外編だったのもあって油断していたんです。だから3話目『コンパニオンプランツ』を読み始めて、新田先生の練られたストーリーに本当に舌を巻いてしまいました。
 岩城と紫衣、親子役で共演の話が持ち上がります。その共演する作品がすごい。鬼の持宗監督が自ら脚本を書いて企画した作品で、一人の男の長い人生を描いたヒューマンドラマです。父親のいない持宗監督がその欠けたパーツを埋めるために自ら創り出した父親の物語。そして岩城に「私の父をやる役者は」もっとも自分の琴線にふれる「君なんです」と…。紫衣との共演が危険だとわかっていても、こんな風に口説かれたら役者として受けて立つしかありません。
 劇中劇のように沢山の役を演じてきた香藤と岩城です続きが、それらの作品がとても魅力的に描かれていて、いつもその芝居を見てみたいと思っていました。持宗監督との初タッグの「ロストハート」(春抱き12巻参照)なんて今でも見てみたいです。だって岩城さんが冷酷な殺人鬼ですよ?あの時の目、本当にゾクゾクしました。
 こんな読者の夢が実現した大作が『冬の蝉』で、OVA化されたDVDは今でも私の宝物です。だから今度の持宗作品「キャッチボール」にも期待が膨らんでワクワクしてしまいます。これからの撮影が本当に楽しみです!
 持宗監督の父を演じる岩城京介。そして息子を演じる紫衣翔。二人は本当の親子でその関係は公には出来ません。映画の中では役者として父を演じ、現場では他人を演じて我が子と向き合う。二人を似ているという人たちや、紫衣が枕営業した千葉の思惑、岩城を支える香藤と、この先2重3重に絡んだストーリー展開になりそうではないですか!やっぱり新田先生は稀代のストーリーテラーだと思います。
 これまでの春抱きもそうですが、沢山の伏線が見事に回収されます。前の話を描きながら、その先をすでに構想しているのでしょう。そう言えば昔のあとがきに「ストックが5つも6つもあるから、描いても描いても追いつかない」と書かれていたことがありました。
 持宗監督が自分が描いた父の生涯を撮るように、新田先生は春抱きで岩城の生涯を描き切るつもりなのだなと私は感じました。そして、その生涯を是非最後まで追いかけたいと思うのです。

11

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