獅子王の激愛幼妻

shishiou no gekiai osanaduma

獅子王の激愛幼妻
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌5
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
1
得点
20
評価数
8件
平均
2.8 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
シリーズ
ルビー文庫(小説・角川書店)
発売日
価格
ISBN
9784041043936

あらすじ

アパートの倒壊ですべてを失った海琴。こぼれた涙がぬいぐるみに落ちたとき、超男前な異世界の王へと変化! しかも「運命の伴侶だ」と口説き落とされ、同居することになり…!?

表題作獅子王の激愛幼妻

リオン,200年前のサバンナの獅子王
甲村海琴,攻の妻ルイーザの生まれ変わり,18歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数1

♀→♂の転生モノ

獅子族の王×青年のファンタジー作品。
受けが、攻めの妻(雌ライオン)の生まれ変わりという設定です。

主人公の海琴(受け・18歳)は、唯一の家族である祖父を亡くし、高校卒業後の就職先も倒産し…と、若くして何かと苦労の多い青年。
ある日、謎の老人にライオンのぬいぐるみを貰い、そのぬいぐるみが見知らぬ外国人の男に変身。
獅子族の王だというリオン(攻め)と一緒に住むことに…というようなほのぼのファンタジーです。

200年前に密猟者にサバンナを襲撃され、仲間も妻も失ってしまったリオン。
妻の生まれ変わりに会うため、200年間待ち続けた孤独な人物です。
王様ですが、冒頭の過去編から見てとれるように、かなりの愛妻家。
ワンコ気質でもあり、生まれ変わった海琴の言うことに素直に従う姿が可愛いです。

海琴は、しっかり者で情に篤いなかなか男前な人物。
文句を言いつつもリオンを家に住まわせ、何かと世話を焼くところに人の良さが感じられました。
リオンの妻の生まれ変わりである自分が男で、美人でもないという点に引け目を感じる心優しい一面も。
クライマックス、リオンが獅子王の力を失続きい、普通の人間になるかもしれないというシーンで、
「顔とスタイルしか取り柄がなくなっても、おれが食わせるからいいんだよ」
と言ってのける姿は男前でした。

ただ、このクライマックス→ラストまでの展開はあまりにご都合主義で盛り上がりに欠ける印象。
呪術師が、海琴を殺せば妻の魂をもっと美しい女に転生させてやる、とリオンを唆すのですが、そんなメリットがあるんだかないんだかよく分からない条件をリオンが呑むとも思えないので、ハラハラドキドキ感が全くありませんでした。
悪役かと思われた呪術師が結局リオンに情けをかけ、獅子王の力はそのまま残しておいてやるという結末にもモヤっと。
話を盛り上げるため呪術師を登場させてみたものの、大して活用できずなぁなぁに終わらせてしまったような印象です。

中途半端に呪術師を登場させるよりは、終始ほのぼのファンタジー路線を貫いた方が面白かったんじゃないかと思いました。

「幼妻」とのタイトルと中身も合っていないし、何かとぼんやりした内容の一冊でした。
中立寄りです。

8

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