ヘプタゴンは微笑む

heptagon wahohoemu

ヘプタゴンは微笑む
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
9
評価数
3件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
海王社
シリーズ
ガッシュ文庫(小説・海王社)
発売日
価格
¥620(税抜)  ¥670(税込)
ISBN
9784796408868

あらすじ

政財界のアドバイザーである特殊機関「ヘプタゴン」に所属する美貌の大学講師の七生。
その日、講義を終えた七生に接触を図ってきたのは眼光の鋭い公安警察官の鬼防だった。
捜査を依頼されて調査を進めるうちに、思いのほか情の厚い鬼防に惹かれていき――?

表題作ヘプタゴンは微笑む

鬼防孝治,公安調査官,38歳
室谷七生,政財界のアドバイザーで宗教学者

その他の収録作品

  • あとがき 水原とほる
  • あとがき 幸村佳苗

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レビュー投稿数2

お互いを少しでも完全に近づける存在

ヘプタゴンは微笑む

ヘプタゴンと呼ばれる組織に所属して政財界へのアドバイスをする宗教学者の七生(受)が、
公安から派遣された鬼防(攻)に頼まれて、ある新興宗教の調査を手伝うことになります。

新興宗教にわざとお家騒動を起こし、それに乗じる形で乗っ取りを図る外国の宗教団体の企みを阻止するというのが、話の流れです。

七生は10年位前から睡眠障害を患っていて薬を常用しているのですが、鬼防がそばにいると無意識に緊張が解けているようで、よく眠れます。初めてあった時からお互い本能的に何か感じるところがあったようです。
2人一緒にいることで今まで足りなかったものをお互い補完でき、成長することができました。

サスペンスドラマを読んでるような感じでした。
もう少し内容を膨らませたらBLじゃなくても、話を作れたかもと思います。
でも、そう思うくらい恋愛要素は物足りなかったです。
私が感じるだけかもしれませんが、最中の七生は女性のような雰囲気で(台詞が)、脳内イメージと違って違和感を感じました。
イラストも綺麗で素敵なんですが、あまり感情を出さないキャラだからか、鬼防の最中続きのイラストで、合意してやってるはずなのにどうして?というほど、無表情なのがあって余計に絡みの部分はあまり萌えられなかったです。

組織絡みの話は面白かったと思います。理不尽なセックス描写も無く、ストレスを感じなくてよかったです。
絡みがもっと濃かったら萌×2なんですが。

続編あるのかな?
この設定は今回だけだともったい無い気がします。続きがあったら読みたいです。


1

宗教団体が絡むサスペンス

あらすじ:
政財界のアドバイザーとして特殊機関「ヘプタゴン」に所属する七生(受け)。
ある日、公安警察の鬼防(攻め)に新興宗教団体の調査を依頼され…

宗教団体と政治との関わりをテーマとしたポリティカル・サスペンス寄りの作品。
『防人の男』等、水原さんの近年の作品はこうした政治的題材を取り上げたものが多いように思えます。

本書は新興宗教団体の内部紛争の話から始まり、その勢力拡大の様子や近隣諸国との繋がりなど、少しずつ問題の全貌を明らかにしていくような構成。
実在の宗教団体を連想させる向きもありますが、踏み込みすぎない描き方が上手いと感じました。

七生は、表向きは普通の大学講師ですが、裏では特殊機関「ヘプタゴン」所属のアドバイザーとして政財界をサポートしている人物。
頭が良くてユーモアのセンスもある美人ですが、恋愛に関しては淡白で、深刻な睡眠障害も抱えており、どこか地に足のついていない不安定な一面もあります。

鬼防は、ワイルドな男臭い外見ですが、意外と紳士的なところもある男前攻め。
七生の美貌と知性に惹かれ、さりげなく彼に好意を示そうとする姿がちょっと可続き愛いです。

こんな二人が自然と惹かれ合い、やがて身体の関係を持って恋人に…という展開は最近の水原作品で非常によくあるパターンで、やや面白味に欠けるかも。

ストーリーとしては、ラストのアクション等エンタメ要素もあり、手堅く楽しめる一冊かと思います。
欲を言えば、「ヘプタゴン」の全貌に迫る話や、宗教団体と(知的に)戦う展開等あれば更に面白くなったかも。

BLとしての読み応えは微妙ですが、題材はなかなか興味深い一冊でした。

3

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