おうちのありか~イエスかノーか半分か 3~

ouchi no arika

おうちのありか~イエスかノーか半分か 3~
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神147
  • 萌×29
  • 萌9
  • 中立0
  • しゅみじゃない6

1

レビュー数
25
得点
798
評価数
171件
平均
4.7 / 5
神率
86%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
新書館
シリーズ
ディアプラス文庫(小説・新書館)
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784403524028

あらすじ

局アナとアニメーション作家。
仕事も順調、恋も順調な計と潮だったが、ある日、計に衆議院立候補の噂が立つ。
身動きがとれなくなった計は……?

表題作おうちのありか~イエスかノーか半分か 3~

都築潮、アニメーション作家
国江田計、旭テレビアナウンサー

評価・レビューする

レビュー投稿数25

計はスーパーヒーロー(★ゝω・)b

僭越ながら、2巻の方にもレビューを書かせて頂きました。その際2巻は試練の巻である旨、評しました。ですがこちらの巻の方こそ、人生のターニングポイントとも言うべき、もっとずっと過酷な試練の巻だったのだなあと、ただただ感慨を深く致しております。

ページの中頃までは特に事件らしい事件も起こらず、物語は淡々と進んで行きます。もちろん何一つ事件が起こらなかったというわけではありません。今まで順調だった潮のお仕事ですが、なぜか相次いでキャンセルに見舞われ続けることになります。また計の突然の衆議院立候補の噂です。この噂のお陰で、計は記者に後をつけられる危険性が出てしまい、以前のように変装をして潮に会いに行くことが困難になってしまいました。けれども計が出かけずとも、潮が会いに来てくれます。また、計はホントにその気がないのですから、いつかは解決する問題です。

それゆえうっかり油断をしておりました。そう!限りなくハードな試練、それは中盤をちょっと過ぎたころに起こりました。大した事件もない「前半」と思っておりましたが、何のことはない、伏線が山ほどちりばめられていたのですね。

なんと潮が今まで続きのマンションを引き払い、実家に帰ってしまうのです。ウソ……(l|゚Д゚l|l)……ッ!!! それは大物政治家(潮の父親)が二人の仲に気付き、それをネタに自分の後を継がせようと画策したことに端を発します。例の計の噂も、計のことを探ろうとその秘書が動いたために、周りが「すわ、政治家に転身か」とばかり騒ぎ立てたことによるものでした。決して潮の父親がわざと流したものではないと知り、そこはホッとしました。ここではあまり良い印象のない潮の父親。ですが決して悪い人ではなく、それどころか哀しい人だったのだと分かったため、いつかは和解できると良いなと思ったからです。

ところで二人の愛の大きさ、愛の力、愛の深さの前にあっては、どんな大きな権力も太刀打ち出来ません。皆様のレビューにもあるように、潮を取り戻すべく計は決死の覚悟で立ち向かいます。潮の父親に向かって、「自分たちの仲を裂くというなら、同じ選挙区から立ってやる」と長広舌をふるった計。ホント眩しくてカッコ良かったです。大物政治家を前にしても物おじしません。その気迫たるや鬼気迫っておりました。計だったらやる、もしも話し合いが決裂したならきっとやる。それくらいのド迫力でした。パァァァ━━o(*`Д´*)○━━ァァンチ☆たぶん潮の父親もドエライ「ライバル出現」と思ったのでしょう。この後すぐに二人は無事解放されたのです。

でも頑張ったのは計だけではなく、潮だって同じです。潮が何の反抗も示さず父親の元に赴いたのは、計を守る為だったのですから。一旦はサヨナラをするかに見えた二人の、こんなやり取りを思い出しました。
潮「俺、お前にだけは迷惑かけたくねーの。何百回も考えたけど、それはやっぱ無理だ」
計「俺はお前にだけはどんな迷惑もかけるつもりですけど?」
計は潮に、迷惑の質が違うと諭されますが、こんなやり取りがとても楽しく、そして感動したものです。潮は計に迷惑をかけたくない、その一心だったのですねぇ。アナウンサーとしての計を誰よりも理解し、愛している潮。実家に戻ることによって、ひとまず計の保身を図ったのでしょう。潮の愛の力も、計に負けず劣らず強いですよね。

二人は一対にすると円になるという勾玉の片割れ同士なのかもしれません。二人で一つ。これからも続くと良いですね、このシリーズ。取りあえず今はお腹いっぱいです。長々とお読み頂き有難うございました<(_ _)>

4

計も、潮も、二人の関係も、次のステージへ。

『イエスかノーか半分か』、シリーズ第3弾。

同人誌『なんにもいらない』(大好き!)で計の実家に行った二人を読みながら
頭の端っこの方で、この語りたがらない潮の背景って……?と思ったものだが、
今回はそれを巡って、またまたビックリするような展開が待っていました。
ハイブリッド計発進!って感じ?(ただし期間限定w)


実は潮は由緒正しい政界の大物の御曹司!
様々な事情で彼は実家と殆ど縁を切った状態だったのですが、
連れ戻そうという動きが起き、まずは計の周りに影が見え、
潮の仕事が妨害され……

ひょうひょうとして、いつも計をおおらかに支えていた潮が
計のことを想うが故に見せる弱気。
が、ここで、表でも裏でも、ブラックでもホワイトでもない計登場!
端正な表の顔で理路整然と、裏の毒を全開に牙をむく、
ブーストがかかった黒白MIX「国江田計」の格好良さときたら!
潮も読者も惚れ直さずにはいられない。

そして、潮奪還の後のノリに乗って、エロエロなH。
ああ、なんと二人とも可愛いんだ!


最後の心に暖かな灯がともるような手形のエピソード。
続き役だった父にも、それなりの過去や思いがあることが
ちゃーんとさりげなく記されて、優しい眼差しで世界が包まれるところが
作者らしい。

かつて幸せな家族が暮らしたおうちで、
これから二人のしあわせな時間が始まります。

7

脱帽

一穂さんの作品に対しては思い入れと期待感が強すぎて、評価が辛めになる私ですが今回は文句なしの神評価をつけさせていただきました。
このシリーズに特別思い入れがあるというわけではなかったのですが・・・・・・。
今回は一穂さんの本領が如何なく発揮されたところだと思います。
政治の話とか全く詳しくないので、情報が正しいか正しくないかではなくて、そこに信ぴょう性とかリアル感があるかどうかなんですけど、もう『すごい』のひとことですね。
ちょうど選挙が重なった時期だったし、そういう『勢い』も手伝ったのかもしれませんけれど(^_^;)
潮と計の言葉の掛け合いはそのままに、今回巻き起こる事件ではいつもと立場が逆転。潮の生い立ちとか計の頭脳戦とか、次々と押し寄せてくる荒波に読む側も息が続かなかった感じです(・・;)

今回はいつものちょこっとデレる瞬間だけじゃなくて、計がどれだけ潮を必要としているかを計の起こす行動すべてをもって表していたな、と。
潮が自分の手の中にあるすべてのもののうち、一番大切なものを守ったことはBLとか関係なく小説ってヤツの中ではきっとそうするんだろうな~そうなるんだ続きろうな~とは想像できるところではあったけれども、救出してもらった時の嬉しさとかそういうところを見るとやっぱりBLだな~潮だな~とか感じられて。

最終的にタイトルの意味とか理解して、ようやく一息ついた感じでした。
なんだか一穂さんの作品に対して評価のハードルがまた一段上がってしまった感じ。次からそれも鑑みて、甘めにつけさせていただこうと心に決めました!

5

糖度上がってます。

イエスかノーか半分か、シリーズ三作目。
今回は計がとっても!格好良かったです。

潮を取り戻しにいった姿にキュンときました(*^^*)
たとえ出馬はハッタリだとしても潮の父親にタンカをきったシーンは凄く素敵でシビれました。

政治家の家に生まれ、性格まで変わらざるをえなかった父親が…切ないですね。手形のエピに泣きました。

祖母から譲りうけた新しいおうちで、ふたり仲良く暮らしてほしいな。

そしてまだまだこの作品が続きますように。

竹美家さんの挿絵、最高です♪

4

ある意味の化けの皮

品行方正な方が気紛れにリミッターを外したら
おっかないもんですねぇ、まったく。
いや、品行方正に積み上げてきた自信があるから
そろそろ頃合いとリミッターを外されたんでしょうか。
いずれにしましてもこの作者さんが苦手だと
おっしゃる方の膝先にこの一冊をそっと差し出して
顔色が変わるかどうかを確かめてみたい心地です。

そう言うお前さんはどうなんだ?
ええ、恐れ入谷の鬼子母神でございますよ。
ここまで見事に緩急織り交ぜられたらぐうの音も出ません。

ロマンスの部分もそれ以外の部分も実績と評価の
裏打ちが揃った今だからこそ出せたと言う感じですね。
ただそれだけに一つ難点があろうと察せられます。
この本の同人誌版番外編の落とし所は、かなり迷われる
だろうなと。

3

計が男前すぎる

シリーズ3作目。人気アナウンサーで二重人格の計とアニメーターの潮のカプ。
今回も相変わらず表の国江田計さんは、王子キャラで誰に対しても優しく、真面目で努力を惜しまないでも裏では毒舌です。しかし前2作はツンデレ王子アナ計を潮が大きな愛です包み込み計が人間的に成長して行くという感じでしたが、今回は計が物凄くカッコイイです。愛する潮を奪還すべく策を練り勝負する。奪い返された潮は本当に幸せそうで、今回は良いとこ無しの潮でしたが良かったね〜という感じです。早く続きが読みたいです。

1

自腹で国枝田記念館(*´艸`*)w

このシリーズは本当に面白いです。
私の中でBL小説の不動のナンバーワンです。
計と潮のかけあいが秀逸で笑いを誘います。
今回は2人の関係のピンチを向かえ、ちょっと泣きそう&手に汗握る展開でした。

そして、ますます計の面白さとかっこよさに惚れました。実際問題、計の最後の策が有効なのか、いまいち私には分からなかったのですけど。
本気を出した計が、人気と知名度、カリスマ性の上に、優秀な頭脳を駆使して政治の知識を深めてしまえば、もしかしたら強敵になり得たのかもしれないですね。
それに、大事なものを取り返すという気迫が心を打ったのかな。

最後のシーンは、潮の家族を想って切なくなりました。潮、花、誉、、、( ´•̥̥̥ω•̥̥̥` )

2人のこれからをもっと読みたいです。

3

まだまだ続きが読みたいです。

今回は潮の家族トラブルでしたが、一穂ミチ先生の作品はBLという枠を越えていつもストーリーがしっかりしていて面白いです。潮の家族にもいろいろ事情があって、あんなにしっかりした子に育ったのかしら。そして、計は話が進むたび頼もしくなっていきますね。二人とも魅力的な人物ですよね。潮は今回弱いところが出てきて、お互いに必要な存在だと再認識したのではないかと思います。まだまだ続きがありそうなので期待したいです!

3

今ならハムスターとケンカしても負ける

BL歴が長いですが、レビューをはじめて書きます。
こちらを読んだ後、ふたりの出会いやあれやこれやを読み返したくなり
①巻からまた読み直しました。
同人誌もオークション等に手を出し、散財してしまいました…。

①と②は全体的に潮の抱擁力がはんぱなくて
いつも腕広げて待っててくれるような安心感があったけど
今回の巻は、潮さん不安定です。
そして、あのツンデレで不器用な計が、
成長していて男らしく頼もしく感じました。
これは、もう惚れ直すなぁ、潮一生手離せないなぁと思いました。

あと、ときどき出るコメディタッチな言葉に笑わせてくれます。
「今ならハムスターとケンカしても負ける」←クスッと笑いました。
好きですこのフレーズ。

最後の方の、壁に潮と潮母と潮父の手形が並んで残っていて、
ぐぐっと喉にせり上がるものがきて胸が熱くなり泣きました。
家族3人だけの世界で仲睦まじく暮らしていた時があったんだね。
もし、潮の父が政治の世界に入らずに
画家として絵を描き続けていたら、
どんな家庭になっていたんだろう。
考えても仕方がないけど、
お父さんとの距離続きはもっと近かったんじゃないかな。

そして、設楽さんや麻生さんが素敵すぎる。
本当に困ったり行き詰った時に、
ちゃんと気付いてくれて放置するでも、
過保護に全面的に助けてくれるわけじゃなく
自分で考えて乗り越えられるようにうまく支えてくれる。
必要なら、矢面に立って上層部から守ってくれる。
かっこよすぎる!

続きがもっと読みたいです。

6

帰る場所

読み終えて、今すぐ前2作を読み返したくなりました。それほどに計が人間として、男として、アナウンサーとして逞しくなっていて感無量でした。

過去の2作では、BLの攻キャラに欠かせない器の大きさという魅力は潮の担当だったと思うのですが、今作ではその部分を計がしっかりとカバーしていて、逆に潮が色んなことで悩んで揺らいでいます。その様子がまた良かったです。私は、潮はこう…何があっても(計とは違う意味で)動じない強心臓の持ち主だと思っていたので、なんだかホッとしました。

個人的に、BL作品の攻/受というポジションはあくまでセックスにおける役割であってそれ以外の関係はできるだけイーブンなものであって欲しいので、第1作から今作まで時間をかけて築かれてきた二人の関係はまさに理想的だなと思いました。

帰る場所があるって、素敵ですね。

6

潮のあれそれがわかって良かった…!

今まではどちらかというと計サイドのお仕事話が多かったように思いますが、今回は潮のバックグランドが見えて面白かったです。
まさかいいとこの息子さんだとは…!
潮のピンチをキレながら愛しさで乗り切ってくところはシリーズ3作目の夫婦感ならでは!
苦難を乗り越えた後のラブラブエッチは格別でした…。
高級ホテルをさらっと予約しちゃう潮かっこよすぎる…。
いつまでも続いてほしいシリーズです。

4

自分の居場所を取り戻すお話

イエスかノーか半分か第三作。
正直くっついたカップルがここまで続くとは思いませんでした。
いままで読んで、計のお仕事の大変さばかりに目がいっていて。
それを支える潮のバックボーンなど考えもしませんでした。
政治家の家に生まれ、父は息子を顧みず、母は精いっぱい父を支えることのみに集中。
さびしい幼少時代を過ごして、母の死をきっかけに、15歳で家を出て懸命に生きて自立していたんですね。
なぜか15年後、父は自分の後を継がせようと、計のアナウンサー人生を盾に取り、引き戻します。西條の策略だったのかな?
あまり多くを語らず、「…大丈夫また会いに来る」と去る潮。
そしてとらわれてしまいました。住んでいた家も取り壊されて。
ここから、計はありとあらゆる手立てと知恵を絞って潮を奪還しようとします。計の居場所は潮の隣りなのでその居場所は何人たりとも侵してはならないのです。
そしてあざやかに計王子様は、潮お姫様を取り戻すのです。
個人的に泣いたつぼは、潮の祖母小夜子さんが計が訪ねてきたときに語った、娘花さん(潮の母)像。政治家の妻として無理して若くして亡くなってしまった。
「あの続き子はいつも、誉さん誉さんて、誉さんのことが大好きで、その一心だと思うと、ただ哀れでね…だから誉さんを恨んだり怒ったりは、ないのよ」お母さんは娘に先立たれたのにちっとも恨んでいない。
なんだか根底に暖かいものが流れているような気がします。
最後は、政治家になる前の父と母と潮が二歳まで幸福に暮らしていた家で潮と計が暮らすことになる。そこには父と母と二歳の潮の手形と今の潮と計の手形が壁に浮かんでいます。そうやって家族になるのかな?
最後にどうにもこうにもスピンオフを思い浮かべてしまうのです。
一作目は皆川君だとか二作目は麻生×木崎とか極めつけ三作目西條×若宮誉なんてね〰

2

男らしく頼もしい計

イエスかノーか半分か 3作目。
今回は潮の家族関係が明らかになります。
まさか潮がそんな家柄の息子だったとは。驚き以上に、やばそうな展開。。。

潮は自分のせいで計に被害は及ぶことを恐れて、計の元を離れる決意をします。
計には悟られないように平然を装いながら、最後の思いで作りでホテルで過ごした潮の覚悟が切なかったです。

潮を失った直後の放心状態の計は心配でしたが、前作までの我が儘でお子様な計とは違い今回は男らしく成長してました。(感動!)
お互いこんなに思いあっているんだから離れられるわけないですよね。

そして試練を乗り越えた後の二人は甘あまでした。
Hになると変態な潮と、照れ隠しで口が悪い計は健在です。

5

潮、奪還

アニメイト限定版にて。

計、潮を奪還するために頑張りました!かっこ良かった!!
正直、潮の背景がデカくて、一体どうやって奪還するんだろ…と不安になりましたが、まさか計が同地区で出馬する事で潮父に揺さぶりをかけるとは!!!
そうきたかー!と思わず笑みがこぼれました(* ̄ー ̄)
この時ばかりは計の口の悪さにスッキリ。いいぞもっと言え~!

潮の家は無くなってしまったけど、二人の手形を付けた新しい家で新たに思い出を作っていって欲しいてす。

アニメイト限定小冊子は、潮目線の引っ越しの日の話。
本編に入れても良かったんじゃないかと思うくらい素敵なお話でした。

4

タイトルからしてすばらしい

『イエスかノーか半分か』の3巻目。スピンオフではなく同一のCPで3巻目ってちょっとすごいなと思いつつ、それだけ一穂さんにも読者にも愛されている二人なんだとしみじみ思いつつ読みました。

内容はすでに書いてくださっているので感想を。

序盤、いつも通りの漫才のような軽快な掛け合いをする二人に爆笑しつつ読み始めました。二人の仲がより一層深まりもう何年も寄り添った夫婦のような安定感を醸し出す二人にほっこりしながら読んでいたのですが。

中盤で潮の複雑な家庭環境が明らかになります。普段鷹揚で物事に動じない彼に、こんな過去があったことにびっくりしました。前作『世界のまんなか』では記憶喪失ネタでしたし、『おうちのありか』ではこうくるか!というちょっと現実離れした話しながらも、さすが一穂さんというべきか、きちんと伏線が描かれているのですんなり話に入り込めます。

潮が自分の置かれた状況を計に説明することなく黙って計から離れたらどうしようとちょっとドキドキしながら読みましたが、きちんと説明したうえで、でも計との別れを決意した潮の健気さにウルっときました。それだけ計のことを愛しているんだ続きな、と。

けれど今巻は計の男らしさに胸を撃ち抜かれました。
潮の『計ならできる』の言葉を支えに、仕事も、潮を取り戻すことも、どちらも手放すことなく踏ん張る彼がめっちゃかっこよかった。潮を取り戻すために手札を余すことなく利用しようとする彼のはったりもかっこよかったし、彼の蓄積された知識の多さにもしびれました。
計の、心中で毒舌をはく「俺さま」な態度が賛否両論わかれるキャラかなと思うのですが、今巻はその雰囲気がうまく生きていてただひたすらかっこよかった。

脇を固める登場人物たちも非常に人間味あふれるキャラ達でとてもよかった。最後の「3人の手形」のところなんか思わず泣けた。所々で出てくる、こうした優しい雰囲気が一穂さん作品の魅力の一つなんだと思いつつ。

タイトルも良いよねえ…。読み終わった後でタイトルを見直すと、その深さがしみじみ伝わります。竹美家さんの描かれる優しい雰囲気の挿絵も作品になっていてとてもよかった。1巻目から見直すと表紙の二人の表情が徐々に変化しているのがなんともニクい。そして素敵。

このシリーズの中で一番好きな作品になりました。

7

好きな人の居る場所

二重人格毒舌王子、囚われのお姫さま(潮)を取り戻すべく頑張る、の巻です。

とにかく計がかっこよかった。
潮と引き離され、ショックで真っ白になっているのに仕事を投げ出さないところ、そこから着々と潮を取り戻すべく動き出すところ。
普段プライベートではだるだるなのに、いざとなったら人脈と知恵とハッタリを駆使して戦う姿には、潮ならずとも惚れてしまいます。

2巻もそうでしたが、この作品の、ほんの少し停滞したあとに怒涛のように物語が動き出すところが好きです。この3巻で言えば、計がこってりラーメンを食べたあたりから、潮を連れ帰るまでの部分。
ドキドキワクワクさせられるし、手に汗握ってページを追う感じが気持ちいいです。痛快かつ爽快。
すごい政治家と激戦を繰り広げた末に、ハムスターと戦っても負けるくらいにクタクタになっちゃった計にきゅんとしました。

エロも、もうくっついてしまっているのでややマンネリ感が…と思っていたら、計さんまさかの中イキ。ちょっと滾りました。
いやー、楽しかったです。個人的には2巻より3巻のほうが好き。

5

計の大活躍

今回は、初めて明かされる潮の出自と、国江田王子の大活躍。
そして同棲へ。
計は「何でもできちゃう」だったけど、潮といることで、潮を得たことで、潮と一緒にいるためなら、自分の力を「意識して使う」にステップアップさせて、自分の力で潮を取り戻す。
潮の存在がここまで計に力をつけさせてのかと思うと感慨深い。
潮が反発していた潮の両親達にも、最後にちゃんと救済が用意されていてほっとした。
計も竜起がいれば漫才の相手にもなれば、素をさらすこともできるけれど、潮は計の裏の顔ばかりではなく、もっと体の奥深くまで晒して、委ねて、つながる相手。
何があっても失いたくない、なんとしてでも取り戻す。
大活躍の計なのでした。

4

「王子様」計は、「囚われのお姫様」潮を救いに。

初めて見せる、あまりにカッコ良い計の顔にぶっ倒れそうになります。
マジ、惚れてまうやろ――――!!(男惚れという意味で)
潮の言葉を借りるなら、「国江田さん」でも「計」でもない
あまりに男前すぎる「国江田計」の姿が、今巻で見ることができます。
そのクライマックスに続く物語を楽しみにしながら、
いつものコミカルな計と潮を読んでもらいたいです。

≪あらすじ≫
表の顔は優等生な情報番組サブキャスター、
裏の顔はずぼらな潮(攻め)の恋人として、
いろいろ山も谷もありながら、充実した日々を送る計(受け)。
そんなとき、計が衆議院議員に立候補するかもしれないという
噂が、立ち始めます。
計にとっては寝耳に水の話。
だが、顔が割れている有名人である故に、潮の家になかなか
行けなくなり、逆に潮が計の家に訪れる形をとります。
そんな中、今まで計が知らなかった潮の家庭の事情を
知ることになり……?

----------

相変わらず、コミカルな調子は崩さないながらも、
シリアスな部分も多かった今巻。
今まで明かされなかった潮の実家・親類関係での立場が
続きのようなものだったのかが明らかにされます。
潮の父は衆議院議員。
しかも次期総務大臣として入閣が噂される権力の持ち主でした。
そんな潮父の思惑は、潮を跡取りとして政治家にすること。
しかし亡き母の関係で、父を快く思わない潮は、
実家に帰ることを拒絶します。
しかし、自分に被害が及ぶだけならまだしも、計にまで火の粉が
及ぼうとすることを潮は知ることになります。

計が潮に「ものをつくってなければおまえじゃない」と
言ったのと同じで、テレビの前に立っていなければ計は計でない…
と、潮は思ったと考えました。
だからこそ、ついに計の前を去り、潮は実家に帰ってしまいます。
ここから、計は完全にもぬけの殻となり、会社を
辞めてしまおうとしますが、そこは計!
潮が計に別れを告げた訳を知ると、腹の中で戦略を練り始めます。
潮に別れを告げられた際は、「このまま引き下がり、
健気な悲劇のヒロインになってしまうのかっ!?」と
心配しましたが、それは杞憂でした。
やはり、計は計だった!!
それに何より、潮の言葉が支えだったと思うのです。

潮が計の前を去っていくとき、
「他に好きな人ができた」「俺と別れてくれ」と言うわけでもなく、
最後に計へ「大好きだ」と言って、去って行ったのです。
だからこそ、計は頑張れたと思うのです。
自分が潮に愛されているままだと確信していたからこそ、
自信を持って、潮の実家に殴り込みに行けたと思うのです。

そしてラスボス・潮父と一対一で話をつけ、言ってしまえば
「勝利」をもぎ取った計。
無論、戦利品は奪い返しに行った姫こと、潮。
(「姫」と言うには、ガタイとか性格がアレ過ぎますが…)

更地になった潮の家の前で、全ての緊張が解け、
潮の腕の中でぐしゃぐしゃに泣き出した計。
いままで、あんなにカッコ良かった計とは思えないほど
可愛くて、いじらしくて、健気で……
たまらなく、計がいとおしく感じた場面でした。

そのあと、「ハムスターと戦っても負ける」ほど、
ボロボロになった計が、何故かその後、
潮とのエッチに合意したのかはかなり謎ですが(笑)、
全ての事件がかたずいた後のエッチと言うことで、
かなり安心して、ニヤニヤしながら読ませてもらいました。

潮の新しい家の話は良かった!
新しい発想で、ハッとさせられました。
というか、いろいろなBL作品で両想いになった2人が
「同棲するには、世間体が…」「住民票が同じというのは…」とか
悩んでいるのをポーンと解決してくれた気がします。
そう!
みんなこうやればいいんだよ!
隣に住んで、忍者屋敷にしてしまえば、万事解決!
同棲も同じじゃないかぁ~。

5階までのエレベーターがないということで、これから
国江田アナの太ももの前側の筋肉である大腿四頭筋が
ムキムキになってくることは間違いないでしょう(笑)

でも、頑張って汗かいて、筋肉痛くなっても5階まで登ってね、計。
そこが、「おうちのありか」だから…。

6

どこにも行かない

 「捕まえてて」二人してしたたか飲んで、笑って、いちゃいちゃして、いつもとなにも変わらない日常。冗談の合間にふと紛れ込ませるようにして潮は言った。もしかしてもうその時にはどこかで覚悟を決めてたのだろうか。遠からず、この手を離さなければならない日がくることを。
 
 「どこにも行くな」――前作で、一時「迷子」になった計を抱き締めてこう言ったのは潮でした。本作では立場が逆転します。今回の計の役どころは、悪漢に攫われた姫(=潮です。姫というには少々嵩高いけど)を奪い返しにゆく勇者、なのです。

 好きなことをなりわいにして、権威や権力にこびず屈せず、誰より自由に生きているように見えた潮。でも実は彼の首には、一般人には想像もつかないほどの重い枷がはまっていました。あまりに重すぎて、一番身近な計にすら、その存在をうち明けられなかったくらい。15で生家を飛び出して、どうにか今の居場所を確保するまで、独りで闘ってきた潮。決して才能と運を武器に、楽々と世を渡ってきただけの極楽とんぼじゃなかった。なのに15年たった今になって、振り切ったはずのしがらみに、再びからめとられてしまう。しかも今度は、彼続きにとって一番大切なものを人質に取られて。

 二言目には「好きでここにいるわけじゃない」「いますぐやめてやる」というくせに、ほんとは誰より仕事が好きで、向いてもいて、どんなに悩み弱っていても、眼の前にネタが転がってくれば考えるより先に体が動き、声が出てしまう。そんな「アナウンサー国江田計」を誰より理解し、愛しているからこそ、みすみす失わせてしまうことは潮にはできなかった。だから守ろうとした。もう一つの大切なものである、クリエイターとしての自分を諦めることで。「ものつくってなきゃおまえじゃねーよ」うれしいはずだった計の言葉がどんなに胸を刺しても。

 潮を奪った敵の全容が明らかになるにつれ、その強大さに戦慄する計。現職の与党国会議員で、いずれ国の最高ポストに上り詰める可能性だって十分ある実力者にして、潮の実父。まともに戦って勝てる相手ではない。でもそこは計、窮地に追い込まれるほどに妙な底力を発揮する。金と権力を振りかざす相手に対して、計の武器は「アナウンサー国江田計」としての看板と、圧倒的な喋りの力。ぐさりと人の急所をえぐりつつ、刺された当人があとで思わず吹き出さずにいられないような、おかしな磁力が計の繰り出す罵詈雑言には宿っている。そして一歩も引かない。なにせ相手は海千山千。一瞬でも弱気を見せれば呑まれてしまう。だから攻めて、攻め続ける。シリーズ三作中、計のオトコマエ度数が最高に跳ね上がった瞬間でした。

 潮の家を一夜にして更地にしちゃうくらいの力と執着を見せつけたラスボスにしては、少々その退場の仕方はあっさりしすぎたきらいもありますが、計の全開のおとこ気に免じてそこは眼をつぶりましょう。更地の前に立って、「悲しいよ」とやっと計に素直にさらけ出す潮がいとおしい。また少し、二人の関係は変わってゆくのかな。計だって最初からしたらずいぶん変わったよね。強敵と戦うには「まず脂だ」と言いつつ、アナウンサー国江田計の顔のまま、竜起を従えてラーメン屋に繰り出し、極濃豚骨大盛り、チャーシュー増し増し、替え玉付きを完食するなんて、以前なら考えられなかった。
 でもこのシリーズの一番の魅力は二人の絶妙な掛け合い漫才(当然潮がボケで計が容赦なく突っ込む)なので、そこはずっと変わらないでほしい。(個人的には嬌声だけになっちゃうエッチシーンを邪魔くさく思ってるくらい。支持者の方ごめんなさい)

 竹美家ららさんのイラスト、シリアスバージョンだとやや二人のビジュアルが私の思ってるのと違うのですが、トビラのマイク抱えてビールケースに一人立つ計は文句なく可愛い!!毎度本文と同じくらいここを楽しみにしています。

7

のまけいこ

私も竹美家さんのイラストはギャグテイストの時こそ真価を発揮してると思います! 発売前日にTwitterで見た、方向音痴の潮の手を引いて連れ帰る計の絵も今回の二人の関係を現していて、見返してまた笑いました‼︎

国江田記念館が建つまで

二人の物語をずっと見守っていたい。
そう思いました。
1巻と2巻は計の弱さを、今回は計の強さを知りました。
失いたくないものを取り戻す力を手に入れた計は人として、アナウンサーとしても大きく成長したので、これは万の声を手に入れて国江田記念館が建つ日も遠くないでしょう。
全部読み終わったあとに本を閉じ、再び文庫の表紙のイラストと帯びを見たらもう一度読みたくなります。
この本を出版してくれてありがとうございますと心からお礼を言いたいです。
例え本を手にいれるために、特典が発表されてから毎日アニ○イトに電話して入荷予定から先行入荷情報、発売当日朝は遅延情報で昼から来店しても遅延で翌日行ったら売り切れで結局手に入れられなかった特典があっても、この作品は神です。

4

計が男前!

いつもだったら、計がぐるぐるしてるところを、潮が太平洋ばりの包容力でもって支える。キャンキャン騒ぐ計を潮がすっぽり抱っこする。
二人の関係はそうやって安定していると思っていましたが。が。
今回は、珍しく潮がグラグラしております。

突然、計に衆院選出馬の噂が流れる。
一方 潮は仕事を立て続けにキャンセルされる。
実は両方とも、潮を実家に戻し、後を継がせようと企む父親(国会議員)の仕業。
潮と計の関係、計のプライベートの姿を知られ、それをネタに脅される形で
潮は長年絶縁状態だった実家に戻り、父親の意向に従います。
しかし、計が!かっこよく!救出に来るのです!
計らしく頭と口で勝負しに行きます!
今の立場を捨てず、かつ潮を取り戻す方法でもって、見事潮を奪還します。

しかし潮の父親が、あれですんなり諦めたのがちょっとあっさりしすぎ
じゃないかなーと思ってしまったのですが。
計が出馬したら計に本気で負けると思ったの?
別にそこまで潮に継がせたいわけじゃなかったのかな?

これまで潮の飄々とした印象が強かったので
今回、潮に対する見方がちょっと変わりました続き
一人で背負い込んで解決しようとしちゃう人なんだね。
計は心を許した相手には、まるっと明け渡してしまえる。頼りきってしまえる。
反対に潮は、人に頼ることをしない。プライドとかそういうことではなく
性格の問題で。
計を大切に思うからこそ、計がいざとなったら今の立場を捨て
自分を選んでくれることを知っているからこそ、計に迷惑をかけたくない。と
計の元から離れてしまえる。
計は潮を大切に思っているからこそ
どんなことをしてでも一緒にいる方法を考える。
2人共の思いが理解出来るだけに、切ない気持ちになりました。

潮は幼少の頃、両親からの愛情を感じられない生活をしており
結果 家を出てしまいますが、その潮の両親も完全に“嫌な人”ってわけでは
なかったのが救いでした。
潮も物心つく前までは両親と3人で、政治云々とは関係ない穏やかな生活を
送っていて、特に父親は絵を描いていた。
それが国会議員である潮の祖父と後継であった潮の叔父の死によって
次男である潮の父親が跡を継ぐことになり、潮の母も愛する夫のために
よき“政治家の妻”であろうと無理をしてしまう。
周りの環境のせいで両親は変わらざるをえなかったけれど
潮はちゃんと愛されていた。その事実がわかって救われました。
何年後か何十年後か、誉と潮(西條も居てもいいよ)で酒を酌み交わすことも
ありそうな気がします。

今回、計が素直で可愛かったです。
素直に「行くな」とか「お前がいるから、何でもできる、何でも頑張れる…
ひとりじゃできないよ…」とか。
ツンデレのデレの部分が、今回特に可愛かったです。

あとは、やっぱり潮と計の漫才のような掛け合い。
毎度のことながら最高です。

おまけのSSペーパー「カントリー・ロード」と
アニメイト限定の書き下ろし小冊子「はつなつの星座」はもちろんですが
一穂先生のnoteで公開されている
「おうちのあかり」(『おうちのありか』こばなし)も是非読んで欲しいです。
涙出そうになりました。

7

タイトルに込めた想い。

実は普段タイトルってそんなに気にしてなくて。
読んだ後も、あーそういうお話だったわねー、ってくらいなんですが。
いや何これ。なんと重要な物語のキーワードなんだっ (゚Д゚)ナント!
もう、読了した今となっては、タイトル見ただけで涙でそう。•・゚・(ノД`)

計にとっての大切な場所。
そんな大切な場所を奪われた計が奪還するまでをいつものツンデレとあわせて描かれておりました。笑

今回は潮の家族やそれにまつわる過去のお話から発端となり、
二人に危機が訪れてしまうのですっっ。
いや、もう、ローマの休日かっ!と突っ込んでしまいたくなるような。笑

父親の画策(正確には違うけど…)に合い、今まで築き上げてきた
場所を足元から崩されていく潮。
仕事を奪われ、計との関係をも掌握され、じりじりと追い詰められていく。
誰も信じない、信じているのは潮だけ。
でも、潮の影響で少しずつ他人を受け入れるように変わり始めた計。
そんな計を巻き込みたくなくて。
そんな計だから自分がいなくても大丈夫と無理やり信じて。

計を守るために関係を断つと決めてからのエチがもう切ないっ続き゚・(ノД`)
計に悟られないように普通を装って。
でも痕をつけようとする姿がね。忘れてほしくない、と叫んでいるようで。
その前にも「 捕まえてて 」と、冗談っぽく言っていたのだけれど、
それも自身にかかる不穏を感じとって本音が漏れていたとしか思えないのです。泣

また会いに来る、と言う別れのシーンってこんなに切ないのかっ!
抜け殻になって、仕事も辞めて・・・・と頭では思うのに
身体は、国江田さんはそうじゃない。
無意識に仕事に反応する。捨てられない。
仕事も、潮も。

「 お前が本気を出したら誰にも負けねえ 」

そんなセリフを残して去った潮。
我儘王子様のスイッチをちゃんと押して旅立ったんだな、と。笑
ずどーーーーんっと、落ち切った後の計はもう、男前すぎなのですよ!!!
前半は王道パターンで切なさMAXにしてくれますが、
後半はやっぱり計サマ俺サマなんですよ。(゚∀゚ )アハ
潮の奪還シーンはもう、読んで計のオットコマエな雄姿をご確認頂きたい。笑

奪還後に「 ごめん、ありがとう、好きだ 」しか言えないという潮に
大切な言葉を要求する計に対して
「 ただいま 」
と、強く抱きしめるくだりがね、
もう、ぎゅーーーーってなるのよぉぉぉっ(//∇//)キャー
互いの存在が"おうち"なんだね、そこが帰るべき場所なんだね、と。
タイトルへのリンクに胸がぎゅんぎゅんするのですっっ o(≧〜≦)oクゥ~
そして…、このあとのエチは…もう、えろえろしくって。(//∇//) ハァハァ…
いや、もう、見て、読んで、ってしか言えぬ。笑

まぁ、物理的に"おうち"も破壊されているわけですが。苦
ちょこっと、そこは残念に思いましたけど、
おかげで二人の新居生活が始まるので読者的には結果オーライデス。笑
外玄関は別。でも中扉で行き来自由って。ヾ(≧∇≦*)〃
やっと二人にとっての"おうち"が戻ってきたんだなぁと
きゅんきゅんとニヤニヤが止まらない。笑


本編で切ない&きゅん×2を充分に堪能できますが、
特典ペーパーでは潮が"おうち"をゲットする背景のお話、
小冊子では"おうち"にお引越しするお話と、物語の途中(?)とその後の
お話が読めます~。ヽ(゚∀゚)ノワーイ
これはもう、両方ゲットできるメイトで購入するしかないでしょ?
という策略も感じますが。苦笑
やはりこちらでの購入がお薦めです~♪

4

計がかっこよかった

これまでの文庫本、同人誌であまり触れられてこなかった潮の家族や育った環境にスポットが当たっています。何かあるんだろうなとは思ってましたが、思いのほかシリアスで途中どうなるんだろうとハラハラ。それだけに終盤の計の啖呵が痛快でした。1~2巻は仕事を頑張る計の姿に感じるものが多く親近感が湧く物語でしたが、3巻は話のスケールが大きくてこれまでとはちょっと違った印象。でも大事なものを守るために頑張る計がかっこよかったです。
仕事面ではアナウンサーとして欲が出てきて、周囲の人との関係の築き方にも変化が出てきた様子。もし次があるなら仕事面での更なる成長物語を読んでみたいかな。

7

読めて幸せ

楽しみに楽しみにしていた1冊。読み終わって驚いた。
計に衆院選出馬の噂が立ち不自由な生活が強いられ、潮の仕事のキャンセルが続くというあらすじから想像していたのとは全く違う展開だった。作者の頭の中でこの世界はどこまで創られているのかと衝撃を受けた。
ただのおとぎ話としてのBLで終わらず、現実をどこまで取り入れるのかの匙加減が最高に上手だと思う。この続きも期待したい終わり方。読めて幸せだと感じている。
出来たらアニメイト特典の小冊子付きをおススメしたい。こんな素敵な物が付いてくる事に感謝。

9

最高!!

何処か家族の縁が見えない潮さん、まさか まさか…!計を守る為に実家に戻るが、それで引っ込む計じゃない。流石というかやっぱり というか、計のスパッと淀まない考え方と行動力と気合いとが最後これでもか!という程に気持ちよく炸裂するのが物凄く心地いい!!惚れます本当に。かっこ良かった!胸のすくような物語に喝采!

5

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