花灯

hanaakari

花灯
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌10
  • 中立4
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
6
得点
42
評価数
16件
平均
2.9 / 5
神率
0%
著者
 
媒体
コミック
出版社
竹書房
シリーズ
バンブーコミックス Qpaコレクション(コミック・竹書房)
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784801955585

あらすじ

大学入学を目指し、ある屋敷に下宿することになった進藤明文。自由に使っていいと離れに案内されたがただひとつ、「裏庭の奥の薔薇園に近づかないこと」を約束させられる。
しかし、風に混ざり聞こえる不審な音を追えば薔薇園に辿りつき、誰もいないはずのそこには見目麗しい青年が佇んでいた…。

表題作花灯

進藤明文 大学入学を控え、下宿に
岩崎有里 下宿先の屋敷に住む

同時収録作品番外編 君と見た海

萩原直也 高校生
倉橋祐介 編入生

評価・レビューする

レビュー投稿数6

きれいな余韻が残る物語。

戦前・一昔前の日本が舞台。明文が書生となったお屋敷には近づいてはいけない薔薇園があり、そこで薔薇の精のような美しい少年・ユウリと出会い、密会を重ねる。
はかなげなユウリが屋敷に囚われているとわかると、明文はユウリを助けたいと思うけれど、ユウリの隠された過去が明らかになり…
本編で、明文はユウリを現実の世界に引き戻すことには成功したけれど、ユウリを救えたのか、二人がどうなったのかは謎のままで、物悲しいまま話は閉じられます。

そして番外編。本編からだいぶ時間が経った現代、直也(明文の妹のひ孫)の高校に、ユウリに似ている祐介が転校してくる。直也は家にあるユウリの絵に似ている祐介が気になり…
ユウリが数か月その町で暮らしていたこと、戦争で明文とユウリの消息が不明になったことが語られ、本編の二人にもその後があったことがわかります。
ユウリと呼ばれる夢を見る祐介、その呼ぶ人間が知的な人(明文?)からだんだん直也に変わっていく、現代の二人には明るい未来が待ってそうです。
祐介とユウリの関わりは明かされてないないし、本編の二人の結末も書かれていない、読む人それぞれの想像にゆだねられてい続きますが、中途半端さへのいらだちはなく、薔薇園や海辺、きれいな景色を眺めた時のような心地いい余韻が残る物語でした。

1

切ないね

雰囲気のある絵を描く作家さんですね。
白薔薇の君が最初はモノノケみたいに描かれていたのでファンタジーかと思いきや、かなりシリアスな展開になりました。自分のしてしまったことから逃げるようにお母さんを魔女だと思い込み憎んでいく有里が可哀想でもあるし、たまに外から来る学生さんと遊ぶのが好きというのが物悲しくて、これ、ハッピーエンドになるんだろうか?とヤキモキしました。

番外編でその後の話が少し書かれていたけれど、はっきりとどうなったという描写はなかったので、もやっとされた方も多いようですが、私的には一年後は今までの不幸を塗り替えるような甘い毎日を妄想したのでこのくらいの伏線でよかったかなと思います。

0

耽美

初めて読む作家さんでした。
Twitterでこの作品を知り、最近にしては珍しい感じの作品だな!と思い購入。
私が大好きな設定・雰囲気の作品でした。
でもちょっと惜しい…微妙に盛り上がりに欠けて、少し残念でした。

美少年という設定なのに、絵が崩壊(とまではいかないかもしれませんが)してしまっている所が何カ所かあり、気になりました。

番外編をメインにした話も描いてほしい!あれだけではもったいない!

すこし昔のBLが好きな方にはぜひ一度読んでほしい作品です。

0

ドロドロ、しかし儚い恋

まず絵が美しいです…表紙の受けの美麗さ!
大正?昭和初期?というか、そのあたりの時代設定、硬派で詰襟、学帽を被った男の子が好みなので、まさにドンピシャでした。
しかし話としては、私自身ハッピーエンド主義なところがあるので、萌にさせていただきました。
いい感じになっていたと思ったのに、結局は最後まで呪縛に囚われたまま(に見えました)の受け、「あと一年…」といいつつ去ってしまい終わってしまったので、「えっ1年後どうするの!?」と煮え切らない感じに…もう少し先まで描いていただきたかった!
番外編には未来の攻めの子孫(?)の男の子と、受けの生まれ変わりのような男の子が出てきました。そこで、本編のあとどうやら攻めが受けを結局引き取って一緒に過ごしたらしいということがわかるのですが…描いていないからこその焦ったさ、儚さが味を出しているのかも…?
しかし幸せな二人も見てみたかったです!

0

ハッピーorバットエンド?

文学+耽美小説って印象かな、本編はハッピーエンドじゃないですよね?
番外編は本編の数年後の話?それとも有里の夢?私の頭が悪いのかな、理解不能で 折角、綺麗な感じのお話なのに残念になってしまった‥
番外編の萩原君以外 全員暗い‥明るい感じのお話ではないから 仕方がないのかな。

0

昼メロ調耽美

大学入学のため勉強中の明文(攻め)は、とあるお屋敷で下宿させてもらうことになる。破格の待遇で喜んでいたが、屋敷の女主人から「庭の薔薇園にだけは近づかないように」と言われる。不審に思っていたが、ある日薔薇園に続く門が開いていて、人影を見たような気がして入り込んでしまう。そこには薔薇の精のような美青年・有里(受け)がいて…。


大正とか昭和初期とか、それくらいの時代のお話です。
ちょっと耽美すぎて、逆にギャグっぽいものを感じてしまうほど耽美です。昼メロがどんなにシリアスでも、何となく笑ってしまうようなかんじ…?(ちゃんと見たことありませんが)

「ここに近付いてはいけませんよ」と言われて、その夜にソッコー薔薇園に行っちゃう攻め。そこに幽霊のように佇んでいた受け。少し言葉をかわし、家の人に見つからないよう早く部屋へ戻ろうとした攻めは、なぜか受けにキスされます。
そのキスが気になって、またすぐ会いに行っちゃう攻め。今度はキスどころか、受けに咥えられ、そのままエッチしちゃいます。
ちょっと展開早くてびっくりします。受けは「気持ちいいからいいだろ」って誘い受け、攻めも若いからかほ続きいほい乗っかっちゃいます。2人行為に耽っていたら、攻めが誰かに頭を殴られて暗転。

…そこから話が展開するのですが、いまいちよくわからなかったです。受けの家の事情はわかるんですが、なぜ攻めが殴られたのか、誰に殴られたのかがわからない。そこに首をひねっている間に話はどんどん進み、エンディング。
ちょっと置いてきぼり感がありました。でも絵はきれいだし、エロはなかなかリアルにエロいしで楽しめました。


別の現代物の話が一作入っていました。
転校生が、クラスメイトの1人にやたらとかまわれる…という話なのですが、全然違う話なのかと思っていたら、表題作の受け攻めの生まれ変わりの2人の話でした。
こちらはエロはなし。でも可愛い話でした。ワンコみたいな攻めが特に可愛かった。
作者のザイムさんは、以前『甘党な彼の無口なコイゴコロ』という画家×大学生ものを読んだことがあるのですが、そちらはコメディ調の中に突如現れるシリアス展開が印象的でした。前作がなかなか面白かったので今回も即買いしたのですが、今回は打って変わって時代物で、個人的にはコメディ系のほうが好みだったなと思います。

5

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