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表題作あちらこちらぼくら

あらすじ

地味ボウズ←→派手ヤンキー思春期交流日記

地味めボウズ・園木くんと、派手で悪目立ちぎみのヤンキー・真嶋くん。園木くんは天文部で個人プレーが得意、真嶋くんは人に話しかけてるだけでカツアゲかって言われちゃう。そんな同じクラスでも住む世界が違うふたり……のはずが、ひょんなことからメールのやりとりしたり、放課後一緒にケーキ食べたり、お腹まわりを比較してみたり、河原で並んでアイス食べたり、後夜祭フケておしゃれタウン行っちゃったり!?…なんだか仲良くなるのか……な?? 思春期男子、いったりきたり交流日記!男子ふたりの愛せるやるとり、ぎゅぎゅっと11編収録(以下続刊)!

作品情報

作品名
あちらこちらぼくら
著者
たなと 
媒体
漫画(コミック)
出版社
小学館
レーベル
ビッグコミックス【非BL】
シリーズ
あちらこちらぼくら
発売日
ISBN
9784091871909
4.7

(28)

(24)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
131
評価数
28
平均
4.7 / 5
神率
85.7%

レビュー投稿数4

こういうのを待っていた

たなとさんの単行本の中では1番好きです。
非BLだからもちろんエロはなしで、恋愛恋愛してない2人の男子高校生の日常マンガっていい‼︎
普段、商業BLを読んでいる合間の「良い休憩所」のようなマンガです。
初めて読んだ時、私が求めていたものはこれかー!と思いましたね。
紙書籍で買ったのにさらに読割50(本屋さんで買った紙書籍が電子書籍で半額で買えるサービス)で買う程には好きです。

1話15ページくらいでこの1巻には11話まで収録されています。
1話1話にクスリと笑える箇所があるし、恋愛的なウジウジした描写がなくさっぱりスパーッと読めます。
真嶋は見た目はヤンキーなものの話してみたらイイヤツー(園木いわく表裏のない陽気な人間)で、園木はオドオドした感じはあるもののそれも一線越えると「まあいっか」みたくなるこざっぱりした性格でこれまたイイヤツー。
この2人のやりとりがこれまたかわいいんですわ。ずっと愛でていられる。
基本的にこの2人が交流を深めていく日常マンガなのですが、非BLならではというのか、女の子がちょいちょい絡んでくる感じもいいですね。
女の子'sもかわいいです。

ほのぼのマンガかと思いきや真嶋にはなにやら訳ありな過去がありそうで...
ほのぼのの中にちょっとした刺激となっていい感じです。

なんか本当に「いい‼︎」って思ったのに、自分の文章力ではこれっぽっちも良さを伝えられないのがもどかしい...。
とりあえず絵柄が苦手ではなく、がっつりBLに食傷ぎみでほのぼのまったりなお話を求めている方には強くおすすめしたいです。


早く2巻出ないかな〜、待ち遠しや。
まだ始まったばかりですが、長く続くシリーズになるといいなー!

8

「男子高生友情萌え」という感覚

"NOT BL"。
まずは友情に挑戦、な一冊かと思います。
全体的にはひたすら楽しく読める一冊です。毎日互いを観察しつつ仲良くなっていく彼らを見るというだけで、どうしてこんなにも萌えるのだろう。こちらの作品、この巻では話は終わらず、むしろ始まったばかりだと思いたい、終わらないでほしいです。中は、思った以上にニカッとしたとびきり笑顔が多かった。

しかし表紙のこの子たち、ホント可愛いわ~。右の真嶋は毎朝眠そうにしながらも、お母さんから受け取ったご飯を仏壇に供えています。兄弟は他にお姉ちゃんがいて、けっこう距離が近そうな印象。一方、左の園木には弟がいて、洋楽や本が好き。学校帰りにひとりでCDショップに立ち寄って試聴するような子です。さて、すごろくを思わせるカバーもステキですが、カバー下がまた可愛い!表・裏それぞれ、片方がちっちゃくなってもう片方の肩に乗ってるんです。いずれも真嶋がグイグイ攻めてます。

園木は真嶋のように目立つ子を見るとすぐ外見で判断するのが癖で、そのたび天使くんと悪魔くんが両肩のところに出てくるのもお気に入りでした。真嶋の一見アグレッシブにみえる仲の深め方と、それに対応していくうちに・・・な園木を見ているだけでも十分楽しく満足度100%な今作ですが、真嶋の笑顔や彼から発せられる明るい空気の裏には、ちょっと怖い、ドキッとするシーンも用意してあって。その一瞬の表情、一コマで巨大なモンスターに襲われそうな恐怖感が表現されているように感じます。今後の展開が気になって続きが待ちきれない。

ところでこちらの作品、pixivコミックにて今作11話中、現時点では第8話までが公開されています。期間限定とのことですがいつまでなのかな(作者のHPによれば通常公開時は2話までとのこと)。全話サイコーに面白いのですが、私のおすすめは第4話。これがあまりにお気に入りでもう何度読んだかなぁ。まず頭の形がいいですよね!これ気持ちいいのわかるけど自分だったら身内にしかできないから。男子同士ならではだな、と思って微笑ましい...というより、うらやましいのです(笑)。

作者の作品は "This is たなと" を出しきっている感じがいいなと思っています。たとえば今作だったら...キャラクター愛はもちろん、細かい出来事描写、セリフ。音楽やファッションにもこだわっていらっしゃるのだなぁと感じるところや、ときどきアメリカンポップが入るイラストも。もっともっと、いくつでも見たいと思わせてくれますね。

7

読み終わったあとのニヤニヤが止まらない

「非BL」だという事で、割とハードなBLが好きな私は「どうかな〜?」と思いつつ1巻だけ購入したのですが、読み終わった瞬間光の速さで2巻も購入しました。新境地に至った気持ちです。

BLではないとの事ですが、終始「君たちどうなの?ねえ……本当はどうなの!?」と問いただしたい距離感。付かず離れず、でも時々ものすごく近い。園木と真嶋という正反対の二人が徐々に打ち解けていくさまにニヤニヤが止まりません。

絵柄が全体的に爽やか&ポップな印象でとても読みやすいです。でもそうしてフムフムと読んでいると、時々訪れる「ン゛ッッ(萌)」なシーンでやられます。

「あちらこちらぼくら」は、たなと先生の魅力が詰まった漫画だと思います。色んな人におすすめしまくりたい大好きな作品です。

4

これはよい

うーん、たなとさんすごいなー。
こういう漫画が読みたいんですよね。

天然で明るく人なつっこい(ちょっとヤンキー風味)な真嶋くんが、中学からの同級生に頼まれたことがきっかけて、クラスでも目立たない園木にちょっかいをかけるうち、仲良くなって、という男子高校生もの。

なぜか、素っ気なくされてもあきらめずに園木を追いかけたりして(何ならCDレンタル屋まで尾行したり)、頼まれたことは忘れて園木が気になる真嶋くん。
一方、そんな真嶋にとまどいながらも、少しずつうちとけていく園木。だんだん話題も広がって、素が出てきた園木と仲良くなる。

そんな中に、自分はちょっと太ったけど、園木は締まってるなあと、おなかをしょっちゅう気安く触ってきたり、それにどきどきしたりと、なんとなくあやういところもあったりして面白い。

全然Hとかないですけど、どうしても非BLだとは思えない。。そして別に今後BLにならなくてもいいと思える。

このもだもだした二人の感じがどこまでも続けば良いなと。

1

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