特典

  • ラブ・プランツ   コミコミスタジオ特典書き下ろし小冊子

ラブ・プランツ コミコミスタジオ特典書き下ろし小冊子

love plants

商品説明

ノベルズ発売記念・コミコミスタジオ購入限定特典書き下ろし小冊子
本編後、五十川が親戚筋の法事で外出する事になった日のお話です。

作品情報

作品名
ラブ・プランツ コミコミスタジオ特典書き下ろし小冊子
著者
火崎勇 
イラスト
依田沙江美 
媒体
特典
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
ラブ・プランツ(但コミコミスタジオ購入者のみ)
2.5

(2)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

寂しいと思うのは…

本品は『ラブ・プランツ』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

本編後、早乙女視点で
五十川が久しぶりに外出した日のお話になります。

家政夫として仕事をして
色々な家庭に足を運んだ早乙女は
仕事と恋愛は別というポリシーを持っていました。

そのポリシーを覆して
仕事先の依頼者の五十川と恋人になります。

五十川は
色々な意味で普通の人ではありませんでしたが
早乙女にとって普通じゃないところは
良くも悪くも全て彼のオマケでしかなく
コレから彼と過ごせる事が幸福だと思っています。

五十川は植物人間という体質のせいで
外出を極力控えていましたが
親戚一同が集まる法事の席は無視できず
黒いスーツで外出する事になりました。

五十川は自分を心配する余市を連れて
法事に出かけると五十川邸には
早乙女だけが一人で残されます。

母子家庭で育った早乙女なので
家に1人でいる事に慣れているはずなのですが

彼らが家を空けたのは
早乙女が家政夫として来てから初めてて
家の中のひっそりとした気配に
寂しさを感じてしまいます。

五十川さんが、余市さんが、
同じ生活空間にいることが当たり前に
なっていてしまったから

五十川が外に出掛けられないと知った時には
どうにかして外に出してあげられないか
と考えましたが

それは「自分と一緒に」であり
早乙女は五十川が自分を置いて出ていく事は
考えてもいませんでした。

忙しく働いていると
「一人」だと感じなくて済むからと
いつもより多くの仕事を片付けて働いた早乙女は
いつしかリビングでうたた寝をしてしまい…

早乙女視点で
恋人になった五十川との後日談になります。

依頼主で男という五十川と恋をしたものの
家政夫の仕事だけで暮らしていた頃と
そう変わらないと思っていた早乙女ですが

五十川の不在によって
今の自分を支えているのは
五十川の存在そのモノなのだと
自覚するというお話でした。

火崎作品は本編のその先はあとがきでも
パラパラと断片が紹介されていて
読み終えた直後から
まだ読みたい気分にさせられるのですが

早乙女が一人でお留守番している間に
色々と思う事が中心なので
登場人物の絡みが少ないかったのが
ちょっと残念でした。

あとがきの余市の恋話が気になる~o(>_<)o

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