妖鳥の甘き毒

youcho no amaki doku

妖鳥の甘き毒
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
10
評価数
5件
平均
2.6 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
リンクスロマンス(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥870(税抜)  ¥940(税込)
ISBN
9784344837454

あらすじ

明晰な頭脳と美貌を持つ周家の若き当主・西苑は、ある事情から敵対する檀家の季郎に自らの身体を差し出そうとするが…。

表題作妖鳥の甘き毒

季郎,義侠集団の頭目で檀家の季子
西苑,王家の傍系・周家の当主/男娼

その他の収録作品

  • 幽鬼の井戸
  • あとがき

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レビュー投稿数2

受けの身勝手さにモヤっと

あらすじ:
舞台は古代中国を思わせるような世界。
王に仕える周家の当主で、夜は男娼になりすまし色街を徘徊する西苑(受け)。
ある夜、義侠集団の頭・季郎(攻め)に出会い、後日、彼が敵対する檀家の季子(末っ子)だと判明。
西苑の弱みを握った季郎に関係を迫られ…

西苑は、恋人だった従兄の死のトラウマを、男娼として男に抱かれることで紛らわしている人物。
美人で一見女王様気質ですが、男に手酷く抱かれるのが趣味のマゾヒストな一面も。
両親を死においやった檀家を憎んでおり、いつか一族へ復讐することを胸に誓っています。

季郎は、檀家の末っ子ですが、一族では妓女の子として蔑まれる存在。
檀家に思い入れはなく、義侠集団の頭として気ままに生きてきましたが、西苑に惚れたことで状況は一変。
彼の役に立ちたいと願うも、檀家の人間ということで罵られ、影で涙を流すような健気な人物です。

敵対関係にある二人が、互いに相手を守るため自己を犠牲にする物語クライマックスのすれ違い展開はなかなかドラマティック。

ただ、西苑が嫉妬心から従兄を毒殺したことは紛れもない事実で、その罪に対し何の続きお咎めも受けず幸せになる結末にはややモヤっと。
罪の意識に苦しんではいますが、こんな狭量な人物が周家当主として周囲に尊敬されている設定には違和感を覚えました。
最後まで読めば分かるように、暗い情念をテーマとした作品なので、モラルについてあれこれ考えるべきではないのかもしれませんが、悲劇のヒロイン的な描写にはやはり釈然としないものが。
他にも感情に任せて季郎を罵倒したり、せっかく季郎がくれたチャンスを不意にしたり(これは西苑なりの誠意でもありますが)と、身勝手で独りよがりな面が目立ちました。

高貴な者同士、お互いなかなか本名を明かさなかったり、
毒が物語を動かす重要な要素となっていたり…等の設定は、古代中国的な世界観に合っていて良かったですが、
大仰すぎる台詞回し等、演出過多なところも気になり、ややゴチャゴチャした印象の一冊でした。

5

肌色率高め

この作者の中華風ファンタジーが大好きなので喜び勇んで購入。しかし内容が期待していた方向とちょっと違っていた。以前読んだ作品では舞台となる国のことが細かく書かれていて、異国情緒あふれたファンタジーとなっていた。
しかし今作は最初から受が男娼として男漁りをしており、セックスシーンが多い。国の興亡はあまり重きを置かれておらず、受と攻の関係が主題となっているように感じた。
面白くはあったのだけど国の興亡までを描いた作品の方が好みなので、いささか期待外れの感じはあった。でも、きっと次作も購入するけど。

2

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