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切ない、、、キュン……!!
男子高校生×先生の好きになったらいけない存在、先生は過去に友達に裏切られて傷ついたトラウマ過去持ち。
生徒の澄人がめちゃくちゃまっすぐで振られても振られても何度もしょげないで気持ちを伝えてくれるのが見ていて気持ちが良いです。最後卒業する時まで先生への気持ちを変えなかった澄人の一途さに拍手をおくりたいです。
自分と同じ思いさせたくない先生の気持ちも痛いほど伝わりました。
澄人が友達にカミングアウトする瞬間、自分と重ねるのに澄人は違っていて友達にも支えられててほんと良かったし、そう言える澄人が強いと感じたんだろうな。
作中、澄人が先生に自分の気持ちを真っ直ぐに伝えるシーンはセリフにも描写にも感動します。
最初のページは桜が咲いてるのに雪が降る、途中大雪の中でのキスシーン、最後桜はないけど雪はとけてるこの流れとタイトル回収が最高に良かったです。
セリフにモヤかけたり、セリフの裏に気持ち隠したりの表現が今迄にない感じでみせるのが上手いな、と思いました。
性描写はほとんどありません。
絵に透明感があってきれいです。
表紙の美しさとタイトルが好みだったので購入!
本編も表紙同様、繊細なタッチで、「雪解けの恋」というタイトルに相応しい切なさと温かさを感じました。
エロほぼ無しのストーリー重視が好きなので個人的にそこも良かった!
すれ違いもあるけど最終的に超ハッピーエンドでめちゃくちゃ好みの作品でした!
一緒に掲載されている「ファイナルチャプター」という作品は、雪解けの恋のようなあたたかさはないけれど、なんとも言えない切なさで好きでした。
「感動BL」「泣ける」と言われる作品を読んでみても泣けないドライ野郎が、この作品では気づいたら泣いてました。
1巻完結の作品は登場人物の心情に寄り添う間もなく話が展開してしまうことがありがちですが、この作品はそういった不満が全くなく、物語に集中して読めました。
ストーリー重視で、2巻以上の作品でないと読まない、といった方(私がそうです...)にもぜひ読んで頂きたい作品です。
個人的にはあまり癖のない作品だと思いますし、少女漫画に近い感覚で読めると思います。
桜が咲いているのに季節はずれの雪が降っていて…
そこで涙を流している染谷の姿がとても印象的でした。
涙を流す染谷がとても綺麗に見えて、その姿を見てハッとなった澄人の気持ちがよくわかりました。
染谷に恋をした澄人はいろいろアピールするもなかなか響かず…
でもそんな日々すら楽しんでいるように見える澄人がすごく眩しかったです。
ふたりは早い段階で両想いだったと思いますが、染谷は教師と生徒だからという理由だけでなく
実らなかった恋をしていた時代の自分と澄人の姿を重ねていて
大切に想っているからこそ傷ついてほしくなくて好意を受け取らない、その選択が切なかったです。
でも最後にはしっかり幸せになってくれるので
そうなってから振り返るとそれまでの切なさもなんとなく温かみを感じられるところが素敵だなと思いました。
澄人に染谷のことを打ち明けられた時、おーちゃんとコバが受け入れ難い気持ちがあっても澄人自身を否定しないでいてくれたおかげで
きっとふたりは前に進むことが出来たんだろうな。3人の友情も素敵でした。
何度読み返しても新鮮に萌えることができて、本当に大好きな作品だなと改めて思いました。
そして同時収録の「ファイナルチャプター」が最高に好きです…!
感情のいち部分だけしか読み取れないですが、短編の限られているページのなかで朝哉と夕の複雑な気持ちが痛いほど伝わってくるのです。
ふたりはこの先、どうするのかな…。
きっと続きを知れることはないでしょうが、叶うならふたりのもっと長いお話を読んでみたいです。
単話で購入していたのですが
今更ながら紙で購入しました。
表題作だけかと思っていたのですが
表題作以外に2つお話が入っています。
表題作は生徒×教師のお話で
こちらが単話で読んでいてすごく好きだったので購入しました。
エッチなシーンはほぼほぼないのですが
絵が繊細で独特の空気感のあるお話です。
優しくて切なくて胸がぎゅっとなりました。
【ファイナルキャプター】というお話もこちらに入っているのですが
このお話がとても切なくてハピエンが好きな私には辛かったです。
メリバになるのかなー?
お互い彼女と奥さんがいる中で
当時に気持ちが引き戻されて、でもどうにもならないんです。
悲しい。
どうしようもなく悲しい気持ちになったあとに
表題作の描き下ろしは心が癒やされました。
先生が甘えてるのがたまらなかったです。