ジャガー宮殿の赤い薔薇

jaguarkyuden no akai bara

ジャガー宮殿の赤い薔薇
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
17
評価数
5件
平均
3.4 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
リブレ
シリーズ
ビーボーイノベルズ(小説・リブレ)
発売日
価格
¥870(税抜)  ¥940(税込)
ISBN
9784799730027

あらすじ

誰からも恐れられるジャガー王、リヤンノワールに見初められたのは、
愛人の子供と蔑まれてきた猫族のマルシーニュ。
王の寵愛を受け入れるなら、
反乱を起こした父達の命を助けてくれるというのだ。
美しい容姿を持ちながらも、父や兄からは侮蔑されてきたマルシーニュ。
王に容姿を褒められたマルシーニュは、存在を認めてもらえたのだと感激する。
誠心誠意、王に仕えようと思い、無垢な身体を捧げるが、
なぜか女性にしかないはずの淫らな衝動がマルシーニュを襲い!?
もふもふ世界の身分差ラブ♥

表題作ジャガー宮殿の赤い薔薇

リヤンノワール,黒ジャガーの新王
マルシーニュ,猫族の愛人の子ども

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数3

可愛い話だったんですが

父や兄が王に対して反乱を起こしたため、一族郎党処刑されるところを、美しいから寵姫にすると言われ助けられた猫族の受け。冷酷無比なジャガー王である攻めに怯えていたはずなのに、なぜか男に起こるはずのない発情期が来て、気持ちよく抱かれてしまい…。


猫族の受けと、ジャガー族の攻め、というカップリングです。
ファンタジーで、受け攻めは見た目は人型ですが、耳と尻尾があり、怪我などで人事不省に陥ったときなどは獣の姿になってしまうこともある、という設定です。

貴族の家に生まれたものの、妾腹の上、亡き母親が猫族だったためなよなよしいと疎まれ、冷遇されていた受け。その父や兄が王弟と組んで反乱を起こしたため処刑されることになりますが、受けの顔が美しかったので寵姫になれば命を助けてやる、と言われます。素直に従えば父や兄も命だけは助けてやる、と。
別に父や兄は処刑されても構わないのですが、優しく健気な受けはそれを受諾。その日から王の褥に侍ることになります。

攻めが受けを顔で愛人に決めたのは、面食いなわけではなく政治的な意図があってのことでした。でもそれまで家族に疎まれ、褒めてもらったこと続きのなかった受けは、顔でも褒められてすごくうれしかったらしく、怖がりながらも攻めに対して割と最初から心を開いています。
攻めも、思ってたのと違ってあまり大事にされていなかったらしい受けが不憫だし、素直で可愛いし、可愛がるように。

観劇につれていったり、お膝抱っこでいちゃついたり、微笑ましい描写が続いてほのぼのしました。
受けの兄が金の無心に忍び込んで来たのを浮気だと疑われたり、行き違いもありましたが、まあ最後は思いも通じ合ってハッピーエンド。

でも、肝心の想いを通じ合わせるところがあまりにもあっさりした描写で、超ガッカリしました。兄のその後も適当だし、なんでまとめがこんな数ページで終わるのか、激しく疑問でした。
起こらないはずの発情期の謎も、ポッと一瞬出てきた当て馬にバラさせるというご都合展開。あとあのネタばらしのシーンの当て馬のセリフの説明くささに笑っちゃった。
せめてあと50ページは必要だと思います。特に攻めの愛の言葉! 高校生か! と思いました。
あと、攻めが途中で怪我をして、獣の姿になっちゃうシーンはあったのですが、受けの猫化シーンもすごく見たかった。むしろなぜないのか疑問に思うレベルでした。

1

健気な美人猫に絆される王様ジャガーの話

受けが健気で攻めのために頑張る姿に好感を持てます。
冒頭から無駄な描写を省いて、サクサク読めるのですが、やや物足りなさも。
受けの発情のくだりとかあんなにあっさりネタバラシするなら、そもそも設定としては必要なかったのでは?と思いますし、あんなに受けのこと好きなことを否定していた攻めがあっさり好きだと認めたり、受けのお兄さんはどこへ?!といったところどころ気になる点が。。
嫉妬深い攻めが大好きなのですが、受けを商売道具のように扱っておきながら相手に嫉妬するなんて、まさに自業自得でした。
ただ、傲慢な攻めが受けに骨抜きになっていく様は小気味良いですし、もふもふ好きな方には良いのではないかと思います。

1

健気な仔猫ちゃん受けに萌

あらすじ:
猫族の血を引く白猫・マルシーニュ(受け)は、ジャガー族の新王・リヤンノワール(攻め)にその美しさを見初められ、彼に仕えることに。
彼の役に立ちたいと願うマルシーニュだが、リヤンノワールは亡き妻のことが忘れられないようで…

美人で純粋な仔猫・マルシーニュの頑張りが大変微笑ましく、彼の恋を応援したくなるような物語。
お相手のリヤンノワールが俺様で無愛想なタイプなのでちょっと可哀想になりますが、リヤンノワールも内心はマルシーニュのことを気に入っていて、最後の最後で少しだけデレ始めるところに萌がありました。

マルシーニュは、ジャガー族の父が猫族の愛人に生ませた子ども。
その生まれや白い毛並みを家族からバカにされてきたため、自身の美しさに全く気づいていない天然美人(猫)です。
王に反乱を企て処罰されそうになった父や兄のことを心配する等、どこまでも歪みなく純粋なキャラクター。

そんなマルシーニュを「俺に仕えろ」と側に置き、身体の関係も持つリヤンノワールですが、その目的は再婚を迫る周囲を牽制するため。
マルシーニュを観劇に連れて行く等、それなりに可愛がっては続きいますが、彼の心は未だ亡くなった妻にあります。
その一方で、マルシーニュが男と逢引していたと知るや(※実際は兄と会っていただけ)彼を手荒く抱くあたり、すこしずつマルシーニュに惹かれていっていることが見てとれます。

ラストは甘々に落ち着きますが、リヤンノワールの亡くなった妻の話など、少し説明不足な点は気になりました。
リヤンノワール本人はもう良いと言っていますが、彼が長い間想い続けた存在というからにはどんな女性だったのかもっと知りたかったし、その喪失をどんな風にマルシーニュに癒やされていったのかも、もう少し描写が欲しかったです。

ちょっと物足りなさはありますが、受けの可愛らしさやモフモフは堪能できる内容。
健気受けがお好きな方にオススメです。

6

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