タフ1 Troublemaker

tough troublemaker

タフ1 Troublemaker
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神52
  • 萌×223
  • 萌4
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

7

レビュー数
15
得点
366
評価数
81件
平均
4.5 / 5
神率
64.2%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
リブレ
シリーズ
ビーボーイノベルズ(小説・リブレ)
発売日
価格
¥970(税抜)  ¥1,048(税込)
ISBN
9784799730034

あらすじ

グラフィックデザイナー・平間シンゴは、かつて親友でありながら自分を無理やり抱き、絶縁状態になった男・神蔵響と再会する。やつは渋谷中央署の刑事になっていた。ロシアの血が入っている超絶美人、無鉄砲に厄介ごとに首を突っ込んで、あっさりと窮地に陥る天然トラブルメイカー・シンゴ。凶暴かつ横暴、プラス傲慢。時々排他的で冷めたトーンを垣間見せるものの、8年間の絶縁と拒絶を無視して、強引に距離を詰めてくる響。シンゴが巻き込まれた事件を機に近づく、あやうい二人の距離の行方は!?

表題作タフ1 Troublemaker

神蔵響,受の昔の悪友で刑事,26歳
平間シンゴ,グラフィックデザイナー,26歳

その他の収録作品

  • オオカミとサル
  • トラブルメーカー 神蔵Version

評価・レビューする

レビュー投稿数15

これは良い作品

ほぼ初めて読んだBL小説ですが、もの凄い嵌りました。これは面白い。電子でもイラストが入っているのもとても良かったです。
あまりの面白さに一気にシリーズ買いしました。
小説初心者も楽しめる良作です。

0

シンゴくん、美人じゃなかったら死んでっぞ!!

私のBL比率は圧倒的に漫画で読むことが多いのですが、表紙のあまりの格好良さとちるちる評価の高さに押され、思わず新書で購入したこの作品。

評価に違わず面白かった!!!


不敵で強引な刑事・神蔵響×超絶美人なトラブルメイカー・平間シンゴ。

中学からの同級生である2人は、高校時代、神蔵が無理矢理シンゴを抱いてしまったことをきっかけに8年もの間絶縁状態でしたが、
ある日シンゴがひったくりに遭い、駆け込んだ警察署で偶然再会を果たします。

シンゴにとっては、絶対に再会したくなかった相手。それでも再び出会ってしまった2人は、過去の確執に葛藤を抱えながらもその距離を縮めていきます。

と、いうよりかは、シンゴがまさに超絶トラブル体質で、関わらなければ良いことに首を突っ込んでは激しく巻き込まれ、自分で解決出来ないところまではまり込み、神蔵が呆れ怒りながらも放っておけず助けてあげる中で距離が縮まっていくという感じで…。
神蔵が居なければ…というか、神蔵にシンゴへの気持ちがなければ、シンゴはとっくに死んでます。笑

でもそこで、放っておかせないのがシンゴなんですよね。
続き
自分で首を突っ込むのに加え、その突き抜けた美貌は更に厄介事を引きつけてしまうのですが、故に必ず手は差し伸べられ、
シンゴはその手を、意地を張らずに頼ることができるんです。

シンゴの無鉄砲さに呆れ果てた神蔵が、手は貸さないと怒りを顕にした時も、
「俺が1人で乗り込んで輪姦されちゃってもいいのかよ?」
なんてこと言っちゃうんです。
神蔵は、シンゴを危険に巻き込みたくないから手を貸さないと言っているのに、どれだけ威圧しても怒ってみても、シンゴはしっかりビビりつつも、絶対折れないんです。
それでこんな脅し文句で揺さぶりかけられちゃあ…
神蔵が折れるしかないですよね。笑
惚れた弱みってやつですかね。笑

私はシンゴのような、起こるトラブルを自分で解決する能力もないのに首を突っ込むだけ突っ込んで、最終的に他人に解決してもらう…というタイプは、
身の程を知れよ…(°_°)という感じであまり好きではないのですが、シンゴにはそういう気持ちも多少抱きつつも、それ以上に好感が持てました。

とにかく一生懸命で、何より損得考えず人の為に必死になれるって、無鉄砲でもなんでも、素敵じゃないですか。そして何よりイケメンだし!笑
それに、シンゴには神蔵がいる。
何だかんだ言ってもいざとなったら絶対に助けてくれる、最高に頼りになるタフな男。
無理矢理自分を抱いた過去はまだ苦い記憶として残っているけれど、決して神蔵を嫌いなわけじゃない。

まだ1巻の時点で2人の心情、関係性は深くは読み取れないですが、
神蔵はシンゴが、バカでうるさくて無鉄砲で呆れることばかりだけど、好き。過去の過ちを後悔しているからこそ、再び会えた今、なおさら。
シンゴは神蔵が、横暴で強引でトラウマ的な存在だけど、もしかしたら……好き…かも?
みたいな感じでしょう。笑


それにしても、神蔵から、「末哀れなほど整った顔」とまで言わしめる超絶美人シンゴ。
いや〜いるんですよね、実際…遺伝子レベルで次元が違う人って…。
同じ人間か、って…。神よ…
…はっ。いかんいかん!思わず現実に戻っちゃった!忘れろ!


何と言っても、文章が非常に読みやすくて、気付けばあっという間に1冊読み終わってしまいました。

基本的にシンゴ目線でストーリーは進んでいき、シンゴの脳内で一緒に物語の中を生きているかのような読み口。
ユーモアに富んでいて、どこかあっさりしていて、
すらすらと読めちゃうんです。

エロはないですが、私はキスシーンだけで満足できました(*´ㅂ`*)♥笑



注!!
ここから先は未読の人は決して読んではいけないネタバレがあるので、こんなうんこレビューをもし読んでくださってる未読の方いらっしゃったらここでストップしてくださいね!o(*`・ω・´*)ノ


* * * * * * * * ↓↓↓


全体を通してとても面白かったのですが、どうしても引っかかることがひとつ…。

エリと水沼とママの三角関係。
エリが水沼のことを好きだったと言うのはすんなり受け入れられましたが、その後ですよね…笑

母親からしたら、自分と関係を持っていた男が娘と恋人になるって…私の心情からしたらあり得ないですね…( ; ; )
恋人になったってことは母親には内緒にしているのかもですけど、何だか無理矢理ハッピーエンド感で、それは違うんじゃないか、みたいな。
母親から略奪するほど、そんなに水沼が好きなら、もういっそのこと何もかも捨てて駆け落ちでもしてしまえー!
何事もなかったかのように3人で過ごして芸能活動も順調なんて、綺麗ごとすぎませんか⁇
そしたらその方がスッキリします。笑


…まあそれはさておき!
最後に収録されている、神蔵目線で展開される”トラブルメイカー 神蔵version”では、シンゴと再会した時の神蔵の心情など諸々、本編では読み取りづらかった本音の神蔵さんが見れて、
うわぁ〜この時こんなこと思ってたんだね!
もうっ!素直じゃないんだからー!
って感じで、本編では隙のない、こいつ…何考えてるのかあんまわかんないな…的な、スーパーマンのような神蔵さんに愛着がわきました。

早く2巻が読みたいなぁ〜(∩*´x`*∩)
売り切れなのか、書店行っても3、4巻はあるのに2巻がないんですよね…( ; ; )



2

タフ布教活動推進派

読了した今、萌え尽きています…。(現時点発売の四巻まで)
純粋な一巻のみの感想にはならないかもしれないけど…
どうしても!皆様にこの腐った熱量を伝えたくてレビューを書いております。

20年近く前の作品ということで、人気シリーズといえど新たにほとんど書き直された今作。
腕のある作家さんの名作を、今の時代の作品として読めて、尚且つ書き下ろしまでついてくるなんて…新装版ってすごくない!?
こんなシステムあったら一生腐女子辞められないじゃん!!辞めませんけど!!!
という心の叫びが止まりません。

大まかなあらすじは皆様が書いて下さっているのでさておき、
この男前執着攻×強気美人受という王道CP!!
皆様おっしゃるように、如何せん受のシンゴが跳ねっ返りで見た目猫で中身サル。
この落ち着きのなさがダメかも…と一瞬弱気にもなりますが、大丈夫です。慣れます(笑)
というか癖になります。

彼のトラブルメーカーっぷりは、所構わずただ突っ走るというより、
「向こうっ気は強いけどその実小心者」という性格と「響(攻)に頼ってばかりいられるか」という男としての矜持と葛藤からく続きるもので、実に中身は普通の男っぽくてそれがいい。
そのくせ外見は超絶美人なもんだから、色々と無自覚で危機感が足りない。

また響のほうも普段は何事にも動じないくせに、ことシンゴに関してだけはめっぽう弱い。
シンゴが他人のトラブルを見て見ぬフリ出来ないと「関わるなほっとけ」と突っぱねるのに、それでも協力してほしいシンゴから「俺がボコられて輪姦されてもいいのかよ!」と脅される(笑)と、
「くそったれ!」と怒鳴りながらも根負けしちゃうシーンは秀逸です。
本当にシンゴには甘い…シンゴもシンゴで甘えてる…

でもそんな風になったのも、響の自業自得な訳で。
オオカミから守ってるという名目で、寮生活はずっと同部屋で俺の傍から離れるな、とシンゴを独占してきたから。これが無意識だったんだからビックリだよ!
割れ鍋に閉じ蓋。鶏が先か卵が先か…。

そんな響の視点がどの巻にも入ってる構成がとてもいい。
一巻では四編中の二編がそう。決別する前の二人の寮生活を書いた「オオカミとサル」と
響視点で二人の再会を書いた「トラブルメーカー神蔵version」
あのときあんな顔しといてそんなこと考えてたのね響…ともうニマニマが止まりません!
一巻はA、二巻はBと焦れったい二人の関係すら、長く楽しませてくれてありがとうございます!!!
という気分になってくる。
これぞシリーズものの醍醐味。

短い事件を挟みながら近付く二人の恋が中心になっているので、比較的ライトに読み進められます。
しかし、上記のCPがど真ん中という方は、積んでから読み始めないと後で後悔するのでご注意ください(笑)

番外編も絶対読みたい!!!
この情熱が出版社、岩本先生、そして未読の腐女子の皆様に届くと信じて。
一巻からの神評価です!

3

まだまだこれから!

タフシリーズ、第一弾です。

まだまだ導入って感じですね。主人公2人のキャラクターはとても良かったです。

事件を解決しながら、過去が明るみになっていったり、2人の距離が近づいたり離れたり。交渉人シリーズっぽいかな?芽吹から頭の良さを抜き取ったのがシンゴ(笑)
響視点での高校時代編は良かったですね〜!どきどきしました。

響のお兄さんの話、さくらさんの存在、これから登場するであろう貴水。気になるのはこの辺ですね。あと、春くん可愛いです(笑)

中のイラストのシンゴと、私のイメージするシンゴがちょっと違う…。もっと美人じゃないと!

恋愛に関してはほとんど進展していないので、萌で。とはいえ、とても評価の高いシリーズなので、続編も読みたいと思います!

1

響の苦悩が偲ばれる

横暴、傲慢、オレ様な攻めって言うのが大っ嫌いなので、読むのを迷っていた評判の作品。
とりあえず、恐る恐る読んでみたのだけれど、意外と大丈夫。
8年の絶縁を越えての偶然の再会に、横暴で傲慢に振る舞いながらも強引に距離を詰めてくる神蔵に、露悪的に振る舞うことでしかシンゴに近づけないが、切れていた糸を何とかして繋ぎ直したいという、切羽詰まった思いが垣間見えるからかな。
それより、シンゴがあまりにも幼稚で鈍感なトラブルメーカー過ぎて、この位神蔵が強引に踏み込まなければ、話は何も進まないと納得できるからかな。

元々、連載小説だったので、次々事件に巻き込まれるので、テンポ良くサクサク読める。
鈍感なシンゴが、いつ自分の気持ちの正体に気付くのか、次巻以降が楽しみ。

1

番外編も希望!

大好きな岩本先生、今回のこの作品タフも再会愛、警察官、ガマン攻めと私の好み満載であり、即購入決定しました!あらすじ、感想は秀逸なレビュワーさまにお任せするとして、私は早くも続編、番外編の希望を大いに叫びたいと思います!過去にこの作品は本編5冊、番外編二冊出版されてもいるらしく、今回はとりあえず5冊の発刊が決まっているようです。売り上げに貢献し、人気がもっともっとでれば番外編も出版していただけるのではないかと思います、あまり感想は得意でないのですがレビューもせっせと載せたいと思います!

3

安心して読める

ジャンルとしてはコメディかな?
1話ごとにゲストキャラが登場して、その人物の問題にシンゴが首を突っ込み、響が巻き込まれ・・・みたいな感じです。
響が頼もしくて面倒見もよくて、彼氏力が高いです。
文章が読みやすいし、挿絵もきれいです。
1巻を読んでおもしろかったら2巻も買おうかなと思っていたのですが、2冊とも買っちゃえばよかったです(2巻が売り切れで買えなくて・・・)
響の包容力がもはや父性のようで、なんだかとても微笑ましいです!

1

これが初投稿作!

岩本薫先生の初投稿作にしてデビュー作、初シリーズ作が装いも新たに蘇りました!
と、さも以前から知ってるような言い回しをしてますがすみません、違います。
こんなにおもしろい作品が約20年前にあったんですね。
凄い!
「新作書き下ろしと言っても差し支えのないレベルの書き直しをしました」とはあとがきでの岩本先生のお言葉ですが、それもすごいことだと思います。
「危険な刑事」神蔵響と「超絶美人トラブルメイカー」平間シンゴは引ったくり事件をきっかけに八年ぶりに再会し、ストーリーが幕を開けます。
構成として、act1、2と話数カウントされ、本編後に書き下ろしが挟まれる形になっていて、本編の視点はシンゴであり、「俺」の一人称で語られます。
この一人称スタイルもそうなんですが、響とシンゴの設定は何気に難しいと思ったんですよね。
響は刑事でシンゴはグラフィックデザイナー。仕事が違うとシリーズで物語を続けていくのは大変そうなんですが、彼らの物語には無理な違和感がないんですよ。
ページを捲るごとに引き込まれて、気がつけば一冊読み終わってしまっている。
いくら全面的に改稿が成されているとは言続きっても、根っこは同じなわけで、それを思うと卓越した構成力を感じます。
初投稿作の雰囲気を壊さずにシリーズを展開させたというのは、本当に凄いなぁー。
ちょっとした事件(大事件でないのがミソ)を巡り、響とシンゴの過去と現在が交錯し、二人の思いにキュンとなりました。

3

古き良きって感じなのかしら

みなさんの評価があまりに高いので、どんな作品なんだとワクワクして購入しました。
実は購入する前に、タフ公式で100ページ試読しました。今ならたっぷり、変なところで終わることなく100ページ試読できるので、購入を迷ってる方は是非そちらで読んでみてください。大体どんな作風なのか掴めると思います。

カップリングとしては古き良きといったところでしょうか。高身長ハイスペックで支配的な攻め様と、美人すぎる外見のおかげでトラブルを呼び寄せるやんちゃな受けちゃん。 私はBLを読み始めたのもつい最近のひよっこなので分からないですが、昔からBLを読まれているお姉様方には懐かしい感じがするのではないかと思います。

攻めの響が警官、受けのシンゴがトラブルメーカーなだけあって、物語は事件をベースに進んでいきます。事件を解決しながら、2人の仲も変わっていき....といった感じです。一巻ではエロいシーンはほぼ無いですが、これからに期待です。笑笑

響のシンゴへの執着が凄いです。シンゴが天然バカなのもおいしいです。

最近、シリアスなBLをたくさん読んでいたので少しイージーな作風はとても楽続きしいです。シンゴが馬鹿なので、作風が常に明るいです。笑 毎月1冊ずつ刊行とは、待ちきれません。

4

つかみはOK!!

護り+お守りが満を持してリスタート!!

岩本薫さんの初BLであるシリーズを現代バージョンにリニューアルして復刊とのこと。
美貌のグラフィックデザイナー:平間シンゴ(隙アリ)とその守護神:神蔵響のトラブルシューティングが高校時代から8年の空白を経てリスタート(再起動)!!
設定だけでワクワクします。

【トラブルメイカー】
とある出来事から響を意識して避けていたシンゴ。
疎遠になっていたふたりはシンゴが引ったくりにあったことから8年ぶりに再会。
超絶美人であっても隙だらけ、かつドジッ子アグレッシヴなシンゴというキャラクターを深読みせずに物語に身を委ねて楽しめるか「わぁ~ダメだ」って同調できないかに読み手は大別されるのかな。
序盤戦、響の口数が少ない部分が傲岸不遜ぶりを際立たせていますが、ピンチにはちゃんと助けに来てくれる王子様です。

【無敵のヴィーナス】
仕事に関わる女子高生モデルたちに振り回されるシンゴですが、彼のまともで素直な面に好感を持てます。

若者の街として強烈なイメージをもつ渋谷。
その裏路地的などこにでもありそうなスポットでシンゴが根拠の続きない自信で自分のやり方を押し通していく姿が湿っぽくなく描かれています。

そんなシンゴに真面目にボヤき、ときには牙を剥きながらもバックアップする損な役回りの響。
響がシンゴを手玉にとっている第一印象はもろくも崩れ去り、シンゴに翻弄される響をみることができます。
私は俺様な攻めの弱点が無邪気な受けという構成が大好物なのでニヤニヤしながら楽しめました。

【オオカミとサル】書きおろし
高校時代、寮の同室同士のふたり。
無邪気なおてんば姫君を護るコワモテ王子のヒトコマ。
自らの信奉者の策略から危うく貞操の危機に陥ったことにも気づかないシンゴをたしなめている最中、酔ったシンゴの思わぬ一面に戸惑う響。
鉄壁の理性が「衝動」に突き動かされていくグラグラ感が良いです。
あ~なるほど、ここが始まりかぁ~という一篇です。

【トラブルメイカー 神蔵version】書きおろし
響視線のお話。
視線のスイッチは伏線の回収とまではいかなくとも、登場人物たちの心情を頭の中で結びつけるエッセンスだと思っているので、ありがたいです。
特に響みたいになかなか本心を語らないタイプのキャラクター目線だと楽しみも増します。
階段の上のたった何秒か絡んだ視線…で、そんなにいっぱい考えちゃうってどれだけ大切にしてたんですか…貴方は…と言いたい(笑)

まだ始まったばかりなのでエッチな場面は少ない…というかほぼありませんが、そこはかとなくエロい部分が次の巻への期待度を引っ張ります!!


4

埋もれた宝にめぐり会えた幸せ

このたびの新装版刊行がなければ、こんなに面白い本を読み逃すところでした。

元は20年近くも前の作品だなんて信じられないくらい、読み味も新鮮で、改稿された岩本先生の、情熱とご尽力はいかばかりだったかと思います。

あとがきからは、復刊を希望する先生のファンの方々の声も、本作誕生の後押しになったことがうかがわれ、今まで一度も岩本先生の作品を読んだことがないくせに、棚ぼた式にこの本と出会った私は、先達ファンの皆様に足を向けて眠れません。

この出版不況の折、5冊連続刊行にこぎつけるため、出版社の方も、素人には計り知れない諸々のご苦労をなさったことでしょう。

私が最初に興味を持つきっかけになった、高崎ぼすこ先生の麗しい表紙イラスト、購読を迷っている背を押してくれた、こちらでの高評価や投稿、決定打になった、大量の試し読み公開にも、心から感謝しております。

今のところ、復刊が決まっているのは本編5冊で、そのうち、先生が改稿を終えられているのは4冊までとのことです。

どうか、番外編2冊も含め全7冊の、このBL界の宝が無事によみがえりますように。

6

面白かった!

カバーイラストの二人が印象的で好みだったので購入。
超有名作家の岩本先生ですが、お恥ずかしいことに初読みでした…。
シリーズものをこうしてリライトしていただけるのは非常にありがたいですね♪
新参者ですが、圧倒的な筆力とキャラクターの魅力、お話の面白さにぐいぐい引き込まれていきました。

ひとつひとつの事件の筋が面白いのはもちろん、カバーで惹かれた通りメインCPの二人がとっても好みでした!
保護者のような野獣のような、雄くさい魅力でシンゴのことを気に掛ける響と、超美人だけどちょっとぬけてる?でもかわいいシンゴのコンビがまだまだ色っぽい面は少ないですがどう発展していくのか気になります。
はやくこの二人のHシーンが読みたいですw

6

すんごい面白かった

超有名作家さまの岩本さんですが、今まで読んだことがなくて初読み。どんな作風の作家さまなのかなと思いつつ読み始めましたが、すっごい面白かった…!内容はすでに書いてくださっているので感想を。

あらすじに書かれている『天然トラブルメイカー・シンゴ』。
個人的に『トラブルメイカー』ってあんまり好きじゃないんですよ。無自覚に周囲をひっかきまわす人っていうのがどうにも好きになれない。
のですが、このシンゴという男は非常に素敵でした。

自分のビジュアルに無関心で、人からの欲情のこもった視線に気が付かない。そして、すごくいい人なんですね。だからトラブルに巻き込まれてしまう。

そしてそんなシンゴを放っておけずに助けにいってしまう響もナイスガイでした。不遜な態度の彼がシンゴだけには強く出れない。響のシンゴに対する気持ちはダダ漏れなのに、当のシンゴだけがそれに気づかないというのもお約束感はあれど面白かった。

本編はシンゴ視点で進んでいきますが、終盤響視点での過去の回想が入るので、二人の気持ちが理解しやすく読みやすかった。

高校時代の『事件』から響に対して複雑な想いを抱えるシ続きンゴ。ゆえにケンカもするのだけれど、様々な事件を通して少しづつ距離を縮めていく二人に萌えました。二人の軽快なやり取りも面白かったし、文章も読みやすかった。

それとぼすこさんの表紙もとてもよかった。
とにかく美しい…!ぼすこさんの描かれる登場人物たちがイメージにぴったりでした。

とりあえず1巻だけ購入しましたが2巻をまとめて購入しなかったことを激しく後悔しました。もうすぐ3巻も発売になりますし、まとめて購入しようと思います。

7

オイシイ二人組

職業は刑事、適度に適当で適度に熱く、案外一途で結局のところ振り回されてしまう、雄くさい俺様気質硬派なイケメン、響。

先祖がえりなのか外国の血が色濃く出た絶世美人、性格は無自覚無頓着無鉄砲。お人好しで自らトラブルに突っ込み、人を振り回す困ったデザイナー、シンゴ。

そんなオイシイ(?)組み合わせ、しかもなにやら過去にワケありな同級生再会もの。これは読まなきゃ!と楽しみにしていました。

シンゴの、響に対して邪険にしきれない甘さ。
まるで大型獣に果敢に挑む仔猫のよう。
シンゴ視点で進むため、響の本音は推し量るしかないのですが…台詞や態度から、シンゴに対する執着は見てとれます。
響は本音に迫る言葉は後に必ずはぐらかし、シンゴをからかう道具にしてしまう。
それは、まだシンゴがとじ込もっているのを感じ、あえて曖昧にしているように見えました。
響は響で、シンゴに拒絶されるのが怖いからなのかも。

過去にあった出来事。
忘れたいのか、忘れたくないのか。
許したいのか、許したくないのか。
また逆もしかり、忘れてほしくないのか、許してほしくないのか。
二人の男心はなか続きなかに複雑なようで、一体いつおさまるのやら…。

今後も展開が楽しみです。

8

はじまり はじまり〜っといった感じ

・本編2つのお話(「Act.1 トラブルメイカー」「Act.2 無敵のヴィーナス」)
・神蔵とシンゴの高校時代の話(「オオカミとサル」)、
・Act.1を神蔵視点で見た「トラブルメイカー 神蔵Version」、
・あとがき
で構成されています。
あと、書き下ろしペーパー「彼らの事情」。

以下ネタバレなのでご注意ください。
高校の頃、男子校の寮で同室だった神蔵(攻)とシンゴ(受)。
シンゴは当時からその美貌で注目を集め、周りの生徒からあわよくば
モノに…と狙われていました。
そして周りをけん制しながらシンゴの貞操を守っていたのが神蔵。
シンゴは自身の容貌が周りに与える影響について無自覚、無頓着で神蔵は
手を焼いてきました。
神蔵のおかげでシンゴは誰に襲われるでもなく平和な(?)高校生活を送れていたわけですが、当の神蔵に犯されてしまいます。
それがきっかけでそれ以降神蔵とシンゴは絶縁状態。
そして、その後26歳になったシンゴ(デザイナー)がひったくりに遭ったことをきっかけに、神蔵(刑事)と再会します。

シンゴがもう無鉄砲で、やきもきしました。危険な続きことに自ら首を突っ込む。ちょいと落ち着きなさいよシンゴさん。26歳でしょうがよ。こりゃあ神蔵も手をやくわ。

本編はシンゴの一人称で語られるので、神蔵がぐいぐいシンゴに関わってくるものの、神蔵が何を考えているのか、どういった心境なのかははっきりとは語られず、表情や態度から推測するしかないのですが、本編を神蔵視点で見た巻末書き下ろしは神蔵のシンゴに対する執着、心情が神蔵の言葉で書かれていて悶えました。

本巻で恋人同士になるわけではありませんが、ちゅーはしてます。神蔵がシンゴに仕掛けてシンゴもまんざらでもない感じ。なにこれ、萌える。
シンゴは神蔵に対する気持ちをちゃんとは自覚していませんし、神蔵のシンゴに対する想いも「好き」「愛してる」といった言葉では本文中に記されていないのでじれったくってしょうがないです。続きが気になるし、くっつく所を早く読みたくてもどかしいので、5巻まで出てから買えばよかった…。

1巻目は、さぁこれから2人の関係再構築が始まりますよって感じなので、恋愛面はまだまだ物足りないですが、事件などそれ以外の部分のお話もしっかりと書かれているので甘々が大好きな私でも十分楽しめました。

神評価にしようか迷ったのですが、そうすると次巻以降 神評価にしか
できなくなりそうなので萌×2で。

10

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