イラスト入り
前巻のレビューでは「岩本先生の構成力は凄い」ということで終えましたので、この巻では主人公二人の魅力についてレビューしたいと思います。順番的には攻めが先でしょうが、今は受けのシンゴから。
平間シンゴ、いいですね。何がいいって「超絶美人トラブルメイカー」ですよー。私、受けは美形がやっぱり理想なんです。それで、性格は「男」がいいんですね。
シンゴは、紛れもなく日本人なんだけど、家族で唯一DNAが先祖返りしちゃって、銀髪に近い髪と、アッシュグレーの瞳をしてます。響曰く「行く末哀れなほど顔が整った」超絶美人!
それでいて、性格は普通男子。まっとうで優しくて、気取ったところのない男子なんです、しかも天然のトラブルメイカーなんて最高。
対する攻めの神蔵響は、身長186はあり頑強なカラダの「大男」。
初出時はムキッとマッチョなイメージがあったかもしれませんが今は、高橋ぼすこ先生のイラストイメージがステキですよね。
一巻の表紙の響は超!いい男だ。
また、今風に言ってちょっと執着系なのもポイント高いですよ。
執着の相手はもちろんシンゴということで。
さて、二巻もおもしろかったですね。
act3「ダブルトラブル」で登場の貴水のオネエキャラも良しです。
攻め・受けと書きましたが、この巻ではまだ至ってません。
エッチ無しでも、充分満足できた巻でした。
シリーズ2冊目。実は帯をよく見ずに買ったので2巻で終わると思っていました…。
が、読んでいくうちにどんどんハマっていってしまったのでまだまだタフの世界に毎月浸れるのが非常にうれしいです。
2巻はちょっと進展?したふたりの距離間に加え、高校時代の脇キャラが登場します。彼がメインCPを見守るようななんともいえないサポート役でいい味出してます。
このシリーズは脇キャラのひとりひとりが魅力的でメインに花を添えているところも良いですね。
2巻もまだまだ色っぽい描写は少なかったので次に期待!
テンポよく90年代~00年代のBL小説のテンション好きな私としては2巻もとても楽しく読ませていただきました。
シリーズ第2作目!あらすじは秀逸なレビュワーさまにお任せするとして、感想を。距離が近づいたり離れたり、今作も焦れ焦れの展開。響がちょっとまた暴走しちゃったり。その後のシンゴからの歩み寄り。1度無理やり抱かれた相手だもん、そりゃトラウマだよね。1番萌えた場面はやっぱりもう1度、◯◯から始めてもらえませんかってところ!真摯で必死な響に悶絶。次の三巻では急速に2人の仲が進展しますよ♪シリーズ完結まで頑張って盛り上げて、番外編も発行される事を願います!
同級生再会ラブ。
といっても、未だくっつかない二人なのですが。
ラブはいつ!笑
今回もシンゴくん、トラブル続きです。
そして相変わらず無自覚無頓着無鉄砲です。
響、不憫だわ…と思わず同情してしまいそう。
でも!受けに振り回される攻め設定大好き!なので、大いに振り回されればいいと思ってる。響ゴメンね。
2ではキスからちょっと進んで、ニマニマ。
そのことで、グイグイ来る響に戸惑いつつも、結局気になってしまうシンゴ。
グイグイ攻めすぎて、警戒心を増幅させてしまった響。
響は案外繊細でシンゴの一挙一動にへこたれるワケですが…シンゴだもん、仕方ないよと慰めてやりたい。
無神経、も追加したいところ。
でも、シンゴはシンゴで響に対する自分の心情がなんなのか戸惑い葛藤中で、響に冷たくされるのは嫌だと言わんばかりに響に突進。
付かず離れずな、響にとって肉体的にも精神的にも拷問に近い関係性。
もうね、焦れったい!んだけど、そこがおもしろいんです。
学生時代のもう一人の守護神、貴水が登場。いいキャラしてます。
なかなかまとまらない焦れったい二人の緩和材…いや、起爆剤?になってほしいところ。
同時収録してある、『上手なサルの餌付け方』がツボでした。
ジワジワと落とされているおサルさん(笑)
料理もだなんて、ハイスペックすぎるわ、響。
でもシンゴにはかなり有効な手段だと思います。
次巻、進展に期待して!
頑張れ、響!
横暴プラス傲慢、強引は大地雷にもかかわらず、読み終わってみればすっかり神蔵応援モード。
それもこれも、アメリカから帰ってきたかつての同級生、全寮制の学園生活で、神蔵と共にシンゴを護っていた永瀬貴水が登場したからかな。
貴水から聴かされた、シンゴが全く気付いていなかった神蔵達の苦労や、神蔵と絶縁することになった事件の背景。
響視点の短編や、再会エピソードの貴水Ver.の書き下ろしが入って、益々、神蔵応援モードに。
自分のことを被害者としてしか考えていなかったシンゴも、神蔵のことを本当はどうしたいのか真剣に考え出した第2巻。
続き、買いに行かなきゃ。