ぼくたちの恋は可愛くて、えっちで、ちょっとヘン。

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作それはやわらかい

修二 昴の写真に興奮している
昴 SNSで知り合った友人

同時収録作品朝が来たら教えて

ナリタ 隣人
直 ウリセン

同時収録作品来訪者

猫の被り物の謎の男
原 高校生

同時収録作品さみしさの先

涼 街で出会った元恋人に似た謎の男
ひろ 恋人と別れたばかり

同時収録作品甘さひかえめ

千野 中学時代の同級生
引野(シュン) デリヘルボーイ

同時収録作品なめても治らない

橘 大学生,中学時代の同級生
ユタ 毛深いことを気にしている

その他の収録作品

  • もっと先の話をしよう(描き下ろし)

あらすじ

甘い 酸っぱい ほろ苦い…
6つの恋がケーキみたいに折り重なる。
たくさん味わいならほら、召し上がれ。

男子達の想いにエロティックなソースが掛けられた短編集。


心が満腹になるまで、恋がしたい。
クズを絵に描いたような兄と我慢を重ねながら暮す直(なお)。
それは全て、大好きなナリタさんにとって"お隣さん"で居たいから。

SNSで知り合った昴(すばる)に情欲を抱く修二(しゅうじ)。
目の前で昴にバニーガールのコスプレをさせて、それを見ながらオナホで抜く。

誰とでも寝るセックス好きの原(はら)。
着ぐるみ頭の謎の男とも気持ち良くえっちを楽しむけれど…これは誰なんだろう。

フラれた直後にナンパをしてきた涼(りょう)を拾ってしまった、ひろ。
恋人と使っていたローションを今度は涼と使いながら、ネコの快感に目覚める。

風俗のデリバリー先で中学時代の同級生と再会してしまう引野(ひきの)。
セックス中の思い出話にはげんなりするのに、身体の相性は抜群。

同窓会の帰りに両手の指にヒビが入ってしまったユタ。
看病に訪れた橘(たちばな)はユタの脇毛にご執心。

ひとくち食べると癖になる、よのだレク デビューコミックス。

作品情報

作品名
それはやわらかい
著者
よのだレク 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
発売日
ISBN
9784865892178
2.8

(15)

(3)

萌々

(1)

(4)

中立

(5)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
5
得点
36
評価数
15
平均
2.8 / 5
神率
20%

レビュー投稿数5

絵とお話があってます

表紙から、ふんわり甘めなお話なのかなぁと思って読んでみると、これがなかなか甘酸っぱいと言うか、切ない短編がたくさん入ってました。 

私が好きなのは、最初と最後に収録されていたお話。暴力的な兄に言われ、売り専をする直と隣人のナリタさんのお話です。直が見た目から中学生とかせいぜい高校生にしか見えなくて、ショタがNGな人には無理かもしれませんが、私的には気になりませんでした。

それと、『来訪者』というお話。詳しく話すと面白くないので書けませんが、最後にえっ?!って驚かされます。

絵のことはよくわかりませんが、鼻がはっきり描かれてなくて、全体的にうすーい絵で、好き嫌いがはっきり分かれそうですが、ゲイの人の悲哀みたいなものがうまく伝わってくるお話が多いので、絵の雰囲気とぴったりあってるなぁと思いました。次は最低でも一巻はある長いお話を読んでみたいです。

0

不思議な雰囲気の短編集

女装もの、脇毛フェチなど、いろいろな短編が6本収録された短編集です。
どの話もキャラの顔が同じで、主演級の役者が2人しかいない劇団の週替わり公演を見ているような気分になりました。

『それはやわらかい』
表題作。SNSで知り合った攻めと受けの話。
受けがSNSでバニーガールのコスプレをした画像を上げていて、攻めはそれを見てオナッてる、という関係性です。受けはノンケのようだし、自分の写真がズリネタに使われていることも知っているのですが、おごってもらうのを目的にリアルで会い、バニー女装をしてあげて、攻めが目の前でオナるのを見ます。
自分の女装をオカズに、目の前でオナホでオナッてる攻めを見て、ほだされたというかムラムラしたというか、「い、挿れていいよ」となります。
恋愛感情というより、食事おごってもらう援交ボランティアみたいな印象でした。


『来訪者』
体育用具室で身体を売っている(金は受け取ってないのかな?)受け。ある日いつものように用具室で待機していると、頭に猫の被り物をかぶった男が来る。セフレのうちの誰かの悪ふざけだろう、と思ったけれど、寝てみたら違うようで…。

常時寝ている生徒が2人、「こんなことしてたらそのうち性病になるぞ」と叱ってくる真面目なクラスメート、前から受けと寝たかったというチャラいクラスメートなど、読み手も受けも正体は誰かな〜と予想しながら読み進めるパターン。
まあきっと真面目なクラスメートだよね、と思ったのだけど、オチは意外なものでした。
ちょっと、もやっとソワッとする感じが面白かったです。


『なめても治らない』
中学の同窓会で再会した、現在大学生の受け攻め。
受けは中学の頃から脇毛が濃く、それがコンプレックスだった子。攻めは昔は女の子みたいに可愛らしく、脇毛が生えていなかった子。受けの脇毛をうらやんだ発言をした挙句、デリカシーがないと受けに認定された過去があります。
攻めは、同窓会で両手を怪我した受けの自宅に、怪我した場に居合わせた責任を取る、と世話名目で押しかけます。実は受けの脇毛が忘れられず、ずっと想っていた脇毛フェチでした。受けの脇毛を堪能して幸せそうな攻めでした。


どの話も悪くはなく、ハッと印象に残る部分もあったりして、いい個性が感じられる短編集でした。
ただ、キャラの描きわけが…。あと背景が真っ白。
絵がもうちょっとどうにかなったら、長編なども読んでみたい作家さんではあります。

3

やらかい絵柄が好み

雰囲気ふわんとやわらかい印象。
絵柄もわりと好みで嫌いじゃないです。
ただ、一つ一つの作品は面白いとは思うんだけど
いかんせんお話が短すぎて「え?!終わり!?」
と思う部分が大きかった。
もう少し先まで見たかったなー(*´ω`)b

個人的にツボだったのは、ネコの頭被った攻のやつv
ビッチで誰とでもヤっちゃう受。
体育館倉庫、待ち合わせのアイツにドタキャンされて。
なんだよ~なんて言ってたところに現れたのは、キグルミの頭を被った無口な男。
他の奴とは違う抱き方が気になって仕方なくて。
あれ?こいつか?こいつだよね?と思って追掛けた答えが
以外でした。
以外っちゅーか・・・誰やねんっ!笑

さらっと読んでしまったのでもう少し再読します。
あとは攻と受の2パターンしかないキャラのかき分けが
もっと出来るようなるといいかなと思いました。
どこもおんなじ子に見えるのが惜しい

2

表紙や雰囲気はとても可愛い

コミティアなどで気になっていた作家さんなので買ってみましたが、やや抽象的なあらすじの通りすーんと読み終えてしまうお話が多く感じました。
ひとつひとつ、確かに可愛いところやオッと思う設定はあるのですが活かしきれていない感じが残念!
あとはみんな同じ顔に見えるので、色々惜しい。
雰囲気やお話の個性はとても好みだったので、伸びしろのありそうな作家さんだと思います。
表紙や煽りがとても可愛かったので、萌評価で。

3

短編が複数収録

正直この手の絵があまり得意ではないのですが、たまには読んでみようかなぁと、悩んだ末(定価を払うので)購入しました。短編が複数+1話目のその後かな、あらすじは こちらに詳細に載っていたので省きます。
1話目、攻めは受けの事が好きなのが同情で関係持ったのかよくわからない
2話目、受けはどうして挿入してもらう気になったのかわからない
3話目、これは面白かった、自分が思っていた落ちと違ったのがいい!
4話目、拾った男とHしてネコにされたってことかな
5話目、まあまあわかりやすい話でした
6話目、攻めはハッピーエンドだけど受けにとってはどうなんだろ?
全編通してCPが全部同じ顔に見えてしまったり、 短編なのでよくわからない落ちになったり、少々残念な感じかなぁ

3

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP