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ふられても、好きなひと。
藤崎都先生の作品は初読みです。
作品紹介で気になり買いました。
人気若手アナウンサー 能瀬隼人×本命は作らない 奔放な大学生 雪入蓮 幼なじみ再会ラブです。歳の差あり。
蓮は遊び相手であった坂本との関係を切ったがなかなか納得してくれずつきまとわれていた。
電話やメールを無視し、行動範囲も被らないよう避けていたが家まで押し掛けてしまう。揉めているところを助けてくれたのが 隣人でした。
しかし、その隣人は 昔 蓮の告白を無かったことにした幼なじみ 隼人だった。
蓮はその時の言葉に傷付き 不特定多数と関係を持っていました。 蓮は隼人を挑発し関係を持ってしまいます。 それからと言うもの 何かとかまってくる隼人。 いまだに好きだけど素直になれない蓮、ツンデレで想いを押し込めます。
それから少しあり（新たなストーカーとか） 最後はラブです。
さくさく読め楽しめました。若干物足りなさもありましたが これはこれで良いと思います。
話は最後まで聞け
面白かったんですけど、受けの蓮が好きになれるかなれないかで評価は変わると思いました。
小さな時に構ってくれて優しい隣のお兄さんの隼人に恋心を抱くのは良くある事だと思いました。
蓮が中学生の時に就職の為に実家を出る事になった隼人に、告白をして振られています。思いが叶うとは思わなかったものの、恋心を否定されてしまった事がショックだったのです。
それからは隼人が帰省しても顔を会わせないように行動して、電話番号もメルアドも削除します。
そして高校生の時に同性の先輩に誘われるままに関係を持ち、それからいろんな人と身体だけの関係を持つのです。
その中の1人が本気になり束縛して来たので別れを切り出したら、ストーカー化して家まで現れました。揉めていたところに助けに入ったのが、偶然隣に越して来た隼人でした。
昔のように厳しく注意して来た隼人に、だったら隼人が抱いてくれれば良いと反抗するのですが、隼人は情熱的に蓮を抱きます。それでも世話焼きだから隼人は自分を抱いたんだと思ってる蓮が有り得なかったです。義務感だけでノンケがフェラなんてしないだろうって。
そもそも隼人に振られた後も連絡を取っていれば、こんな遠回りにならなかったと思います。しかも相変わらず幼くて衝動的に行動しては、ピンチに陥っています。最後まで隼人の話しを聞いていたら良いのにと何度も思いました。部屋のインターホンに出たり。隼人の電話を無視したり。その前にしっかり疑問は聞いて話し合いしろって思いました。可愛げがないのです。
まあ、そうじゃなきゃ物語にならないんですけどね。私は蓮が好きになれなかったです。
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