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表題作恋の勝者に祝杯を

日南田冬樹 学生
羽山智明 NO.1ホスト 21歳

あらすじ

甘え上手なホスト智明は『硝子の月(クリスタルムーン)』のナンバーワン。
屈託無くふるまう彼には誰も勝てない。
しかし、純情無垢な冬樹に出会ってほだされて……。

作品情報

作品名
恋の勝者に祝杯を
著者
日向唯稀 
イラスト
桜城やや 
媒体
小説
出版社
リーフ出版
レーベル
リーフノベルズ
発売日
ISBN
9784434010880
2.5

(2)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

とりあえず、大団円?

はじまりは、このシリーズの第1弾である「今宵…」のラストシーンの続きです。
『新宿童話』とか『硝子の月の秘話』とは良く言ったもので。

智明くんがばっちり目撃して、いいムードぶち壊し。あうう。
無邪気すぎる智明くん、たまったもんじゃない。

ぶっちゃけ、誰に対しても一生懸命で、でも、本気じゃないんですよね。
本気になっちゃったらおしまいって割り切ってるから。
ホストのプロっちゃぁプロです。

しかしそんな智明が惚れたのは学生の冬樹。
一途で初心な冬樹にグラグラゆれますよ、智明は。
すごいよね、あっさり部屋の鍵を渡しちゃったり。
あっさりと環境を変えようとしたり。
なんてこった、パンナコッタです。

でもでも、その後2転3転しますよ~、このお話。

あまりにも展開がクルクル変わるんで、追いつくのが大変です。
どんでん返しが何回来るんだろうってハラハラしました。

ラストは~、『はいはい、もう勝手にやってくれ。お幸せに』
と言うしかない。

ウィスキーの『硝子の月』を飲んでみたいです。さぞや甘い味がするんでしょうね。ロックでグィッといきたいです。

桜城センセのイラスト、今回も美味しいのがたくさんありました。
しなだれ、ひざまくら、お着替えetc…。
一番好きなのは、とんでもない質問をケータイでしている智明のイラストです。絵を見ただけで笑っちゃいます。

このシリーズもこれでお仕舞い。
最後の最後はふっと肩の力が抜けて、ほんわかとあったかくなります。

トリアエズ、ミナサン、オシアワセニ
♪~~((*^o^*)(o^_^o))~~♪

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