スキンシップ過多な兄との2人暮らしは嬉しい…けど、切ない

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表題作兄貴と一緒じゃ眠れない

篠原春人,血の繋がりのない兄,リーマン
篠原智紀,血の繋がりのない弟,大学1年生

同時収録作品焦がれて甘い夢を見る

小日向,リーマン,受に純粋に憧れている部下
真木,リーマン,攻の上司

同時収録作品その扉をあけるのは / かわいひと

岡崎,受に懐いている明るい高校3年生
前原竜司,顔が怖い高校の社会科教師

その他の収録作品

  • 不器用な恋心(表題作)
  • やっぱり今夜も眠れない(描き下ろし)
  • カバー下:漫画「もう一方の眠れない2人。」

あらすじ

年前、親の再婚で兄弟ができた。
6歳年上の春人は、血の繋がりのない俺を本当の弟のように可愛がってくれる優しい兄。
そんな春人に兄弟以上の独占欲を抱くようになって…。
こんな邪な想いを知られたくない!
だから、大学進学を機に一人暮らしを始めたのに、そこへ春人が転がり込んできて…!?

作品情報

作品名
兄貴と一緒じゃ眠れない
著者
木下ネリ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人uno!
発売日
ISBN
9784801956063
3

(37)

(2)

萌々

(9)

(18)

中立

(6)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
8
得点
106
評価数
37
平均
3 / 5
神率
5.4%

レビュー投稿数8

大好きな兄弟(義兄弟)もの

《不器用な恋心》
智紀(受け)は親の再婚でできた優しい義兄の春人(攻め)が大好き!でも春人に邪な想いを抱いてしまって一人暮らしを始めたが、春人が転がり込んできて‥‥兄弟もの(義兄弟も含む)大好物です。兄が受けだと文句無し!内容は面白かった!絵柄は綺麗でストーリーもしっかりしてて読みやすかったです。智紀には優しい春人、でも、智紀に必要以上に近づこうとするの女子には、しっかり牽制するみたい、ひょっとして子供の頃から狙っていたのかな?
《焦がれて甘い夢を見る》読み切りです
上司の真木(受け)と部下の小日向(攻め)の話
不器用な〜の春人も少し出てきます。憧れの上司に襲われたらビックリしていたら、まさかの襲い受け‥ぎこちなくなって酷い言葉を真木に吐いたけど、忘れ物を会社に取りに帰った時、こっそり見た真木の自分への想いを知って‥
真木さんビッチかと思っていたが、一途で可愛いです。
《その扉をあけるのは》つぎの話とセット
目つきの悪い先生(受け)と生徒(攻め)の話
先生本当に目つきが怖い‥中身を知る前に外見で判断する人がほとんどだもんね、生徒の岡崎君はいい子やなぁ〜外見ではなくて、中身で決める。でも、人に好かれたことのない生徒は戸惑ってしまって素直になれないなんて‥
《かわいいひと》前の話とセット
岡崎君卒業後の2人です。岡崎君以外の生徒と楽しそうに話す先生を見て思わず嫉妬してしまう岡崎君‥余裕があるように見えて実はいっぱいいっぱいだったのかな?
《やっぱり今夜も眠れない》
不器用〜と焦がれて〜をミックスしたオマケ面白かったです。カバー下にもミックスしたオマケが載っていて、そちらも面白かったです。

7

メインは義理兄弟の同居もの、その他色々入った短編集です。

「兄貴と一緒じゃ眠れない」
1冊まるっと兄弟ものではなく、わりとバリエーションに富んだカップリングの短編集でした。
表題作は、兄に恋心を抱く弟が家を出るものの、何故か追いかけてきた兄と同居することに…というストーリー。ただ、互いの気持ちがすけすけなので、先が読めてしまいます。
兄弟ものが好きでイケメンなお兄ちゃんが好き!という方にオススメです。

「焦がれて甘い夢を見る」
後輩×襲い受け上司
もともと襲い受け、淫乱受けがあんまり好きでない…と思っていたら、これは良かったです。
上司がとても色っぽい。えろありきのお話なのでストーリーはないような感じなのですが、兄弟もの目当てで読んだのにこのお話が一番好みでした。

全体的にあと少し物足りない感じもしましたが、絵が綺麗で読みやすかったです。

1

義兄弟とかサラリーマンとか

義理の兄×弟、会社の部下×上司、高校生×高校教師の3編が入っていました。
絵はちょっとみちのくアタミさんを彷彿とさせるような絵柄。綺麗でしたが、切ない表情などがちょっと大げさすぎて、全体的に演技っぽいような印象を受けました。

義兄×義弟。
親の再婚により兄弟になった2人。弟受けは、いつしか兄に兄弟以上の想いを抱き、このまま一緒に暮らせないと大学入学を機に1人暮らしを始めた。なのに兄が下宿先に転がり込んできて困り果てる受け。そんな折、大学の女友達を所用で家に入れたことに兄がブチ切れてしまい…。

義兄弟の両片想いものです。兄の内心がかなりわかりやすいし、弟も結構気持ちがダダ漏れなタイプなので、この2人が長年両片想いですれ違っていたというのがちょっと納得いかなかった。
まあでも、可愛らしい話ではありました。


部下×上司。
出張先のホテルで部屋がなく、ダブルの部屋に泊まった部下と上司。部下が深夜にふと目覚めると、今まさに上司が自分のtnkを咥えようとしていた。呆然と問いただした部下に、上司は「これは夢だ」と囁いて乗っかってきて…。

ノンケの部下攻めと、ゲイの上司受け。上司は部下の寝込みを襲い、バレると「棒くらい黙って使わせろ」とビッチ発言。
あっけらかんとしたビッチ発言にちょっと萌えました。攻めはまともな貞操観念を持ったノンケだったのですが、棒(笑)を使われ、「このことは忘れろ」と言われたのに忘れられるはずもなく、意識しちゃうし「俺の意義って棒だけ?」と思ってイライラ。
くっついたあとはとても可愛いカップルでした。義兄弟カプの話と世界がつながっていて、急に出張に行くことになったのは前作の兄が弟の看病をするためのピンチヒッターだった、という設定も無理がなくてよかったし、そのおかげで結ばれたという感謝で前作弟にチョコレートを貢いでるのとか微笑ましかった。


最後はワンコ高校生×目つきの悪い高校教師。
本当は優しいのに強面なため恐れられている受け、というありがちパターンです。目つきが悪いせいで誤解されがち、というBLは好きだけど、これはあまり萌えられなかったなぁ。攻めが受けを好きになった理由が薄いし、受けに至っては攻めが強面の自分に懐いてくれるからというだけで、もうちょっと違う惹かれ要素も欲しかったです。

3

読んだらすぐに忘れてしまいそう…

【不器用な恋心】
義理の兄×弟。義理とはいえ兄弟で8年越しにくっつくのだけど、何だか葛藤とかさほど感じられず結構早々にくっついた印象。

【焦がれて甘い夢を見る】
ノンケ部下×憧れの上司(ゲイ)
出張で同じ部屋になった二人。夜中に目がさめると上司が乗っかっていて、どういうつもりか聞いたら「目の前にちょうどいい立派な棒があったから」。
憧れの上司がまさかのビッチだったとは…とショックを受ける部下と上司のお話。


【その扉をあけるのは】
年下ワンコ(生徒)と強面で生徒から怖がられている高校の先生とのお話。

作家さんのあとがきによると「不器用で一途な大人たち」との事です。
全体としてあっさりさらっと。それはないだろう…というような難もないけど、記憶に残らないというか、読んだらすぐに忘れてしまいそう…。ポンコツ脳でごめんなさい。。。。
この作家さんならでは、みたいなのを感じられると良かったな。
中立寄りの萌で。


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1

お兄様の執着愛

表題作の「兄貴と一緒じゃ眠れない」は
義兄弟もの。

兄のことを大好きな弟くんは、
兄に気持ちを悟られないよう
離れて距離を置きたいのに
人の気も知らない兄は
なかなか離れてくれない。

弟として振る舞わなきゃいけないのに、
心臓もたないよ!!

という可愛らしいお話です。

弟の智紀くんは乙女チックな思考で
お兄さんの為にお弁当作りを頑張ったりと
頑張る姿が、愛らしい。

兄の春人くんは優しそうで
スペック高そうな兄さんって感じだけど
智紀くんのためなら悪魔にでも
魂を売りそうなブラコン。

当て馬女子、ご愁傷様です。

「焦がれて甘い夢を見る」
リーマン×リーマンの
オフィスえちえちが拝めます

「その扉をあけるのは」
生徒×教師の不器用な純愛ストーリー






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