花と純潔

hana to junketsu

花と純潔
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神34
  • 萌×213
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

107

レビュー数
8
得点
228
評価数
49件
平均
4.7 / 5
神率
69.4%
著者
 
媒体
コミック
出版社
プランタン出版
シリーズ
Cannaコミックス(カンナコミックス・プランタン出版)
発売日
価格
¥670(税抜)  ¥724(税込)
ISBN
9784829685839

あらすじ

捕食であり、性愛ではない。
なのに、その血は毒みたいに甘かった──。

吸血鬼と人間が共生する世界。
弥生はクラスメイトである純血の吸血鬼・千歳に淡い想いを抱いていた。
その想いを見透かされ迫られた「行為」。
丁寧に舐めて吸って、優しく抱くそれを彼は「食事」と呼ぶけれども──。

表題作花と純潔

日向千歳,純血の吸血鬼,高校3年生
赤城弥生,人間,クラスメイト

同時収録作品ノラ猫閣下の美しい人

名前表記なし,受の恋人,リーマン
名前表記なし,ノラ猫を拾った美しい人

その他の収録作品

  • 初恋の花(描き下ろし)
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数8

淡々とした美しさ

購入時、神率70%でした。
なんだこの高さは!と驚き購入。
淡々と進む話の中に、グサッとくる台詞が沢山あって 4話完結なのですが とても充実していました。

『人は家畜』と思っている吸血鬼の千歳
だから、妹が襲われかけて それから守る為に暴力をふるい停学になりますが、
言い訳もせずに、殴った分だけ罰はうけると。
妹の為と何故言わないかといわれたら、
『都合の良いときだけ人間の道徳観にすがってたまるか』と。格好いい。
そんな千歳が、『食べ物』として弥生と関係を持ち始めます。
エサの味を良くする為の食事前の交尾。
弥生は千歳が好きなので、拒めと理性が働きかけるけど拒めない。
捕食であり、性愛ではない行為と分かっているけれど。
この辺の弥生の気持ちが痛いほど伝わってきます。背景の黒の使い方がとても効果的で、でも絵がさっぱり綺麗なので暗くなりすぎずとても良いです。

こうして弥生と関わっていくうちに、
千歳の表情なんかもちょっとずつ出てきて、
何故か弥生の血はうまい。と言い出すまでに。
このままゴール一直線か?!と、思いきや
弥生からすると、どうしても千歳続きの『生き物』=『食べ物』の考えがショックで自分と重ねてしまう。
生きるために血を飲む。
それは人間も同じで、
『人間も生き物殺して食べている』というけれど、
弥生は千歳の『食べ物』ではなく、千歳の『特別』になりたいと願う。好きだからね。そりゃそうだよね。
千歳は過去のトラウマから素直になりきれなくて、冷たくあしらってしまい すれ違ってしまう。
そして最終話で、千歳目線で話が進み、本音も出てくるのですが、
告白シーンがまた素敵。
好きなやつの血の味は花の味
お前は熟れた ベラドンナの味
そりゃ涙流しますね。美しい涙でした。

欲を言えば、弥生が千歳に惹かれた理由が知りたかったな~
男の吸血鬼の千歳のどこに惚れたのか。
千歳からすると、食糧に男女もないから、元々男に手を出すのは抵抗なく、
男の弥生というより、弥生という人間に惚れたんだろうけど。
弥生の特別が千歳であった理由が描かれていたなら神だったかな。

1

吸血鬼ものは、やはり色っぽい

ファンタジーはあまり読まないのですが、吸血鬼ものは別腹ですね。そして、お決まり通り、吸血鬼の千歳がめちゃくちゃ格好いいし、色っぽい。

弥生に出会うまでは人間なんかと仲良くしない!単なる食べ物!と思おうとしている千歳が弥生の優しさに触れ、ちょっとずつ変わっていくところが吸血鬼ものとしては新しい展開かな。

社会が吸血鬼を受け入れているからか、弥生が千歳を吸血鬼だからと特別な目で見ずに、普通に好きになっているのも好感が持てます。

1

かわいい吸血鬼のお話

『男の子のことは何も知らない』を読んで以来の桂小町先生のファンです。
みなさんおっしゃるとおり、絵がとってもキレイで‥。
あの絵で描かれているなら、正直ストーリーはどうでもいいかな〜なんて思ってもいましたが、今回は違います。笑
ストーリーもよかった。
俺様な千歳(何せ希少な純血種の吸血鬼様ですから)、健気で綺麗な弥生、キャラが魅力的で。
キャラとストーリーと絵が、上手い具合にマッチしていたと思います。
最初から吸血鬼が受け入れられている世界でストーリーが作られているのも、重くなりすぎなくてよかった。吸血鬼ゆえの苦悩が物語の主になってしまうと、この作品の魅力は半減してしまうと思います。
ツンデレの千歳のツンが消えて、デレデレになったところがすごくかわいい。
表情とか、愛おしいです。
何度も読み返しています。

1

美しい!

桂小町先生の作品をはじめて読みました。表紙が美しかったのと桂小町先生が気になっていたのとで購入しました。素晴らしかったです。表紙だけでなく、中身の絵も非常に美しかったです。日向千歳くんのギザギザ歯が可愛く思えました。赤城弥生くんは、中性的な感じの見た目で美人さんで、情事の際、とても色気がありました。吸血鬼が人間と共存していて、同じクラスにいるという珍しい設定は、とても新鮮でおもしろかったです。ノラ猫閣下の美しい人も非常におもしろかったです。猫目線で描かれているのが、新鮮でした。

1

ライトでエロい吸血鬼もの

吸血鬼が普通に人間に混ざって生活している世界、という設定の話。純潔の吸血鬼×普通の人間の高校生のカップリングです。

吸血鬼は迫害されるどころかモテモテで、血を吸ってもらいたい女の子が列を成しているような状況です。でも傲慢な吸血鬼攻めは、人を人とも思っていません。単なる食糧です。
エッチした後のほうが血が美味しくなるらしく、女の子を食っては血を吸う毎日。
受けは、そんな攻めに憧れているのかな、密かに想いを寄せているというか、気になってチラチラ見ているような感じ。でも美女が列を成してるので、男の自分なんかお呼びじゃないと思っています。
そんなある日、ちょっとしたことで会話を交わして以来認識されるようになり、血を吸われる関係に。

血を吸われても吸血鬼にはならないらしいし、なのになぜみんなが血を吸ってもらいたがるのかとか、いまいち設定がわからないところがありましたが、吸血行為やその前のエッチなどは文句なしに色っぽかったです。
受けが、普通の男の子なのに妙に色気がある感じで、そんな子が傲慢で人を食糧としか考えていない攻めにいいようにされるのが何とも萌えます。
血を吸ったらそ続きの相手の感情が何となくわかる、というのも萌えポイントでした。

個別認識されるようになっても、そこに愛はないとわかっているので、だんだんつらくなる受け。攻めが非常食用に飼っているカナリアをもらいうけ、距離を置くように。そこでようやく攻めも、受けに対して抱く気持ちが変化していることに気づきます。
世界観が面白いし、高校生なのに妙に色気のある受けが萌えるし、楽しんで読める作品でした。

あと、BL要素ではないところで色々考えさせられました。食糧に対する考え方や、人の傲慢さや、そんなことを。
のりたま(攻めが非常食として飼っているカナリア)を、受けは可哀想だ、殺すなと言ったけれど、カナリアの前に飼われていたというニワトリだったら「非常食用」って言っても可哀想がらなかったと思うし、むしろ笑うくらいだと思うし、ましてや助け出して自分が飼ったりもしなかっただろうなと思いました。
受けが悪いわけではなく、大多数の人間がそう思うんだろうな。ニワトリもカナリアも同じ命なのにね。

4

ノラ猫閣下の話が良かった

『花と純潔』
純潔吸血鬼×童貞
弥生が、まぁ色っぽいのなんの。童貞なのに。なので、弥生は好きなのですが、千歳はこれまでも血を吸う前に毎回セックスしてたこと、普通の人間を完全に見下す様な態度、高校生にも関わらず可愛げがない言動なんかにちょっともやもやしました。弥生と出会ったことで、変わってはいるにしても、弥生に対する熱意があまり伝わってこなかったかなぁ。そういった彼が男前と見れればまた違ったんでしょうけど…。
でも、ストーリーは好みでした!のりたまも可愛かったです。

『ノラ猫閣下の美しい人』
猫目線のストーリーです。読み始めは、てっきり某作家さんのとある作品みたいに“恋人に捨てられた飼い主を慰める為人間になる”という展開かと思ってたら、違いました。受けの恋人はちゃんと受けのことを愛してました。
私は表題作よりこっちの方が好みでした。

2

絵柄◎桂先生の絵柄に吸血鬼がピッタリです

絵柄が好みの桂先生の新刊!
純血の孤高の吸血鬼×心優しい人間という鉄板な設定で、期待が膨らみます!
相変わらずスタイリッシュというかオシャレな雰囲気が漂ってます。
攻めの意地悪そうな冷たい目線とかめちゃ好みでした。
ただ、ところどころ駆け足な部分もあり、2人が接近するのが唐突だったり、あ、ここで告るんだ、といった性急に感じる場面もありました。
くっついてからのエピソードが微笑ましく、受けの喜ぶ顔が見たくて人間に優しくしてる攻めがいじらしくて可愛かったです。
ラブラブなところをもっと見たかったです!
後半のノラ猫陛下のお話もジーンと来ました。
次回作にも期待しています。

2

攻めがすっごく好きでした!

桂先生の絵が好きで毎回手に取りますが今回の設定の世界観が絵にピッタリでとても登場人物が魅力的でした。




攻めの千歳は特別な吸血鬼。みんな彼に惹かれるとのこと……確かに美形!!冷めた流し目が高校生には出せない色気!

受けの弥生もとってもキュート!最初から恋する顔です!


小さい頃に人間から言われた一言がトラウマになってしまい人間との間に壁を作り人間は食事だ、と割りきり冷たい態度で接する千歳の心を真っ直ぐな視線、態度で溶かしていく柔らかい雰囲気の弥生に癒されました~

柔らかいのに芯がある!可愛い~

そんな恋心を血を通して感じていた千歳が徐々に弥生へと心を傾けていく、でも傷つくのが怖い。そんな葛藤を乗り越えてのデレ!!これが凶器でした!!!


冷めた視線しかしてこなかったのに、恋してからの千歳の表情の可愛いこと可愛いこと!!素直な男子高校生って感じがとっても好きです!!


もっとクールな感じで愛を囁くのかと思いきや!笑
なんとストレートに表現するんだろう!そして相手の嫌なことはしない、喜ぶことがしたい、なんてとっても健気!!

続き
最後は健気×健気になって甘々エンドです!



同時収録のショートストーリーは、野良猫だった猫視点。



気高く野良猫をしていたのに拾われて飼われることになる閣下(そう名付けられる)から見た飼い主(受け)とお見合いを予定している交際相手の彼氏(攻め)の物語。


途中、あれ?もしかして悲しいお話??なんてモヤモヤしたのですが、ハッピーエンドで結果とってもいいお話でした!


お見合いを予定しているくせに受けを抱くなんて、なんてやつだ!と怒り心頭でしたがお見合いを断り受けとずっといる、と逃げ出した閣下を必死で探してきてくれた所に見直す&感動です。



だがしかし、見逃せないのが閣下の擬人化。いい男過ぎる……勿体ないです(>_<)笑


背景が白いところが多くやっぱり今回も気になるな~なんて思いましたが印象的なモノローグが魅力的で千歳のデレも最高だったので神!です!




4

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