泥舟

dorobune

泥舟
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神10
  • 萌×25
  • 萌4
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

86

レビュー数
2
得点
84
評価数
23件
平均
3.8 / 5
神率
43.5%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
シリーズ
プラチナ文庫(小説・プランタン出版)
発売日
価格
¥620(税抜)  ¥670(税込)
ISBN
9784829626177

あらすじ

玄佳は、長年無視してきた正善に甘え、恋人として愛される。それはすべて、最高の復讐を遂げるための策略だった。なのに──。

表題作泥舟

藤堂正善,ウェブサービス事業会社代表取締役,25歳
天満玄佳,ウェブデザイナー,24歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

安定の腹黒執着攻です

宮緒さんの作品は相変わらず攻の執着っぷりがすさまじく読むと背筋がヒヤッとします。
基本的に常軌を逸した執着攻と攻を毛嫌いしている受というパターンが多いですが、今回もそのパターンです。

受はとにかく攻を毛嫌いしていて復讐に燃えてますが、他のレビュアーの方も書かれている通りどこか詰めが甘いというか、人間的に甘っちょろいというか…
ただそこが可愛らしくてお人好し感が出ています。
攻は腹黒執着なので全力でそこにつけ込んでいく感じでしょうか。

毎度のパターンで飽きそうなものですが腹黒執着攻が好きで新刊が出るたびに購入してしまいます。
今回も安定の腹黒執着攻めなので、お好きな方はぜひどうぞ(^^)

1

鬼畜受けvsドM攻めかと思いきや…?

宮緒さんの新刊は、受けが自分にベタ惚れなハイスペックイケメン攻めを虐めまくる復讐モノ。
攻めの受けへの執心ぶりがコミカルかつホラー的に描かれた、宮緒さんらしい一冊です。

ウェブデザイナーの玄佳(受け・24歳)と、ウェブサービス事業会社の代表取締役・正善(攻め・25歳)は幼馴染。
父親同士が親友で、幼い頃から仲の良かった二人ですが、ある日、正善の父親が玄佳の父親の大事にしていた家宝を売り払ってしまいます。
親友に裏切られた玄佳の父親は、家に火をつけ自殺。
正善に助け出された玄佳は、自分を死なせてくれなかった正善を憎み、彼と一切口をきかなくなります。
ある日、玄佳は正善を完膚なきまでに叩きのめすため、彼への態度を軟化。
彼を許したふりをし、恋人のように散々甘えた後で、手酷く振ってやろうと画策しますが……
と、いうような展開。

あらすじに「かつての裏切り」とありますが、玄佳が正善に「裏切られた」と感じる理由はいささか利己的なもの。
何でも言うことを聞く正善が、死を望む自分を生かしたことが玄佳にとって「裏切り」で、そのことで未だヘソを曲げているのでした。
本来なら続き父を死に追いやった正善の父親への復讐を考えるべきなのに、玄佳自身にそんな力はないため、正善に冷たくすることで鬱憤を晴らしているようにも見えます。

そんな玄佳なので、そのうち正善に絆されてしまうんだろうなぁ…というのが早い段階から予想されてしまい、いささか面白みに欠ける展開。
元が世間知らずの坊っちゃんなので、
正善と女性とのスクープに嫉妬したり、
正善のドM変態ぶりに若干引いたりと、
どうもタフさに欠けるキャラクターです。

しかしプレイとしては、
玄佳が正善の尿道に花を挿したり、映画館でしごいたり…と攻めを辱める系統ものが多く、なかなかのインパクト。
玄佳に何をされても悦ぶ正善の一貫した変態ぶりも見所の一つです。

ラストはいつもの宮緒さんだなぁという感じで、
正善の異常性もそれまでの展開でチラチラ出ていたので、意外性や目新しさには欠けるかも。

しかし攻めの常軌を逸した受け溺愛ぶりや裏の顔の怖さなど、要所要所でキタキタキター(・∀・)ーーーーー!!!!!と楽しませてくれる要素はあるため、既刊の宮緒さんの路線がお好きな方は楽しめる内容になっているかと思います。

時節柄、ヒヤッとしたい方にもオススメな一冊です。

11

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