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表題作まるさんかくしかく

神崎・会社員・常盤の同僚
常盤・会社員・文具会社の跡取り

あらすじ

文具会社の跡取りとして日々努力していた常葉。だが、手がけた商品に不具合が起きてしまう。常葉は唯一の友達で同僚の神崎を相手にヤケ酒を飲むが、気づくとなぜか裸で神崎と一緒の布団に寝ていた。昨夜の記憶がなく混乱する中、神崎は「合意で寝た」と言う。真面目な男の笑えない冗談に常葉は呆れるが、神崎は更に「ずっと好きだった」と告白してきて……。

作品情報

作品名
まるさんかくしかく
著者
桃月はるか 
媒体
漫画(コミック)
出版社
心交社
レーベル
Chocolat comics
発売日
ISBN
9784778120436
3

(2)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

支える側と支えられる側

学生時代からの付き合いで、同じ会社に就職、という友人同士のお話です。
けれど片方の常盤はその会社の跡取り息子。
神崎は常盤を支えるというポジションを大事にしています。

同僚であり、ライバルであり、主従?っぽさもある関係なのですが、読んでいて対等さがあまりなかったので、そのへんの理不尽さからめちゃくち萌える!とまではいかなかったです。

常盤と神崎は酔った勢いで寝てしまうのですが、前から常盤に好意があった神崎はまんざらでもないけれど、常盤は酔いが覚めたら神崎を完全否定。
というか、女の子ならまだしも、しかもレイプでなく合意の上だったのに目覚めたら「自分が被害者だ」とか「何してるんだお前!」とか神崎を気持ち悪がり、それはあんまりじゃないかと思いました^^;

常盤はキャラクター的に顔がとても綺麗なのでモテるけど冷たく、馴れ合いを求めないタイプなのですね。
なので陰ながら支えてあげたい魅力がないでもないのですが、大人なんだし、仕事なのだから多少のチームワークというものを持つのも仕事のうちではないかと思ってしまう…。
常盤に尽くす神崎に対し、常盤は王子様・お姫様のようなイメージで、ちょっと神崎が気の毒に見えてしまいました。

もちろん神崎はそれで幸せなのですが…個人的には受けとしての好感はあまりなかったかも。
絵はとても綺麗なので読みやすかったです。

2

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