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表題作駄作レトリック

直哉,カフェ店員,漢字が読めない
支倉 椿,小説家

あらすじ

お前の「興味ある人」って、もしかして俺? それって恋愛的な意味で? ノンケがゲイに期待させるような事、言ってくれるな…!! 
図書館隣のカフェに足繁く通う、ゲイのベストセラー小説家・支倉椿(はぜくらつばき)。感情の起伏もほとんどなく、恋愛も割り切った関係しか結ばない。そんな彼のお目当ては、コーヒーでもケーキでもなく、ギャルソン服のウェイター・鈴木直哉(すずきなおや)。
イケメンだけどノンケで年下、領収書の「宛名」もまともに書けないくらい頭も悪い。そもそもリアル世界でゲイがノンケと真っ当な恋愛してハッピーエンドって、そんなご都合な展開…無理がある!!
マイナスポイントを探して、諦める理由を並べてみても、椿を慕う直哉のまっすぐな言葉に、心乱されて――。玉砕の確率100%、天然タラシ×ゲイ小説家の甘くて苦い恋愛プロット!

駄作レトリック(1) 73ページ
駄作レトリック(2) 56ページ
駄作レトリック(3) 62ページ 完結

作品情報

作品名
駄作レトリック
著者
古茶 
媒体
漫画(コミック)
出版社
シガリロ
電子発売日
4.2

(5)

(2)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
21
評価数
5
平均
4.2 / 5
神率
40%

レビュー投稿数2

恋に悩む小説家 ラブコメ

天然タラシ×ゲイ小説家
ツンデレ、ゲイ、ベストセラー小説家・支倉椿
漢字が苦手なイケメン、年下、図書館横のカフェ店員・鈴木直哉

楽しめる作品だと思ったけれど、どうしてレビューが少ないのかな?
地味な件を扱っている作品だけど、絵は丁寧、心理描写も丁寧。
二人が交わすやり取りの台詞が面白くて、挿絵付の小説のような作品。台詞がいい。
人気があったから、単行本三巻まで連載が続いたので、支持された魅力があるはず。

強いてマイナス点を探すなら、
ノンケのはずの直哉が、椿にぞっこんになる、という過程が唐突。
いきなりなので、取って付けたような変化、無理やりっぽい。
・・と、二人が接近する切っ掛けの設定に違和感を感じました。
そのほかは、特に浮いたところなく、二人は親密になっていく流れ。

台詞を楽しむ作品だと思う。面白かった。

--
レトリック rhetoric
:修辞学、美辞学 説得力、美辞麗句、巧言

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限りなく神に近い萌え二乗。

 古茶先生の作品は初めて読みました。
 ストーリーはあらすじを見てわかる通り、小説家と某店員のお話。展開としては、まあ、ありがちというか、その分すっと入ってきやすいのですが、もう少し落とすとこまで落としてもいいかなといった感じです。これが唯一の欠点。
 絵のタッチは最高です。人の好みもあるとは思いますが、歪みねえタッチです。なかなかタッチでその人物のイメージを吹き込むって難しいんですが、しっかりできています。にしても直哉が天然たらしすぎるぅ。こんな奴が身近にいたらだれだってヤられますわ。直哉のバカさも、恋の成長とともにマシになっていっていて、一途さが感じられてこれまたいい。攻めが一途ってのもいいですよねー。
 椿(支倉)のほうも、逐一のセリフがいかにも小説家っぽい感じで、よかったです。ただ、椿があまりにも積極的過ぎて、逆にそれで「小説家としての椿」が薄れているような気がします。もう少し計算で行動する風にしてもいいかなぁっと・・・直哉が告白した時も、少し展開の尺が短すぎるような気がします。やってる時の尺は十分だと思います。
 何度も言いますが、タッチは最高です。もはやそれだけでも読む価値はあるかと。まぁ、好みもありますけどね・・・君の名は的なタッチが好きな人にはおすすめできる作品です。

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